やる夫を拾い読み
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やる夫が光武帝になるようです 第四十七章 病魔西暦三十二年（建武八年） 山を切り開き、 敵対勢力である隗囂の懐、天水郡へ侵入した來歙。 やる夫政権としては、その後押しをするのが 当然の流れなのだが…… ｲ .／/ / / ＿./ / ／ ./ /.、 ／ / /.ヽ＼ | / / ）.（●） . | / / （__人__） | ./／ ｀ ⌒ﾉ .=《美ｷ, . } .//,', ＼_ ノ ." 〉＼_ i" . . | | | | ←敦煌 ,--ｰ､,,- ..,,,,．.,,,,,,,,,,,,.,、 : 、 ,-´ _,／ ,! .l| ./張掖l° ヽ `酒泉 lﾞ .lﾞ ‘ｰ-､,,、 ､、 、 | ,! .,-''ｰ､、 ｀i､ : ｀''‐､. | ﾞ、 ｀"^'‐／ `､,、 .,-'､、 ￤ ｀ヽ ヽ `-‐′ ｀''、 .," ｀''-､、＼ ,ヽ`i､ ,! 北地郡 ｀`‐:ﾞl． 武威 ," ｀'│ ヽ ,! lﾞ ,‐ | 安定 ｀'i､ !ー--､..、 ､| ﾞi､ ヽ ｀':、 ,､-‐´.lﾞ'i､烏氏 ," ﾞi､金城 .'| 天水 ﾞi □ ◎陰槃 司隷部 ｀'‐､、 ,/'ｰ-:-､, ■ ●ケン ○長安 ｀'i､" 隴西 ｀ ■←隴 ` `'、山 ↓益州 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ツバサヲクダサイー！ ／ノ ヽ､_＼ ／（ ○）}liil{（○）＼ ワタシノコイハホッチキス！ ／ （__人__） ＼ | ヽ |!!il|!|!l| / | スキスキダイスキオネエチャーン！ ＼ |ｪｪｪｪ| ／ .. -=＝=- .. _ ﾚi_ ∠三三三三三三ﾊ : ﾑ三三ﾐ〈⌒7ｱ二ﾆＹ : {三三三ｼ r==ュ. ,={ ﾞy=ﾐv'´ ｚモｧ 〈ﾃ{ 陛下がテンパっているご様子ですが、 V６^ V} 了 、 u └─'{ 何かあったのですか？ xヘ. ヽ ー_┘ } ／､ ＼＞ . ＿ ノ . ／ ／＼ ＼ ｀Yh＼ . ／ ／ ＼ ＼ﾊ辷」= 馬援 ∩＿＿＿∩ | 丿 ヽ / ー ー | やる夫の出陣について | U ( _●_) ミ 臣下が反対してるんだクマー 彡､ ヽノ ,,/ / ┌─┐´ |´ 丶 ヽ{ .熊 }ヽ ｒ ヽ、__)ニ(_丿 ヽ、___ ヽ ヽ と＿＿_＿ノ＿ノ 朱祐 天水郡への侵入に成功した來歙を助けるため、 やる夫は自ら兵を率い、隗囂を攻めようとした。 これを軽率であると留めようとする臣下が現れたのである。 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ノ ＾ヽ＼ 何がなんでも出陣するお！ ／ （●） （●） ＼ | υ （__人__） l 新しい車も用意したんだお！ ＼ ｀ ⌒´ ／ やる夫親征専用・痛車（ツウシャ） ＿＿＿,,,,,,....................,,,,,,,,＿ __／-,.、 ＿＿＿＿＿＿,,,,,,,,,,,,...二= /// / .l l ＼ /// / l l ＼ . l=.＼/＿ .l l ＼￣ヽ . ll （..... l/l .l ＿＿,,,,,,,,,.＼~ l'l . l￣~~.ヽl └───''''''''''''''''-‐ ￣￣ ｀丶、 ｀ヽ、 ll::l . l / ／ ヽ .｀ヽ、 ll:;:l l l / / /〃/{ { ヽ ｀ヽ. ∧ .｀ヽ、 .ll.l.l..,l .l _ ｌ / /斗/ハ ｨｰ‐ヽ ∨ l _,ヽ ''＼＼ . l/-＼ iｰ ..,, { { ﾚﾃく ヽ＼{ヽ＼ ヾ│ ＿,,,,.. r''' ヽ ＼＼//￣,l '- _ ;乂l f r'ﾊ __ 7ﾊ＼ﾘ l￣ _/ l_,, -'~ .l ＼l l＼(⌒⌒) .八,}弋ｿ ''⌒ｿﾉ ） 八,. -'''''~ .l l l-' ,;;ヽ〃｀ひ､ ノイ }ゝ" ｎ "" { {´ 丶＼ ＿,,-┤ .l.l~/,, ,,l ／ rz-､_ ,＞‐r＜_∧!＞､ ＼丶┐- '''~_.||_,='| .ヽ' ' || l , -‐" とノハ/ ヽ{>ﾛ<ﾌ〈. ヽ ＼＿ニ‐'' l ヽヽ-l// ／ / ヽ､__,／∨{ j>＜__〉＼ 丶.ニ~l,, - ''~ ￣~ー ,,,_ ￣￣rニニニニ三三＝- '''~~￣ ~'''''ー───'￣￣￣￣ 皇帝自ら痛車とはｗｗｗｗｗｗ 南陽周辺？河北？ ふざけんな！ ＼ . ,, .ドーーーーーーーーン '／／ ., ／ ＼＼ . -‐- . :: . -‐- 、 // . , ／ _ ヽ ＼＼( ⌒ ⌒ ´ ' .. 'ヽ.. ／ ´ ) ;: （ ⌒ )=)´_ ⌒;: ⌒ .. ) ） ／／ ﾆ＝=- （ ( nヽー‐'＿＿;: ＿,､__ ／／ ｀ヽ ） 二｀ - i l / 。 i / ﾟ ヽ ; .) ） . .─- )（ ((.ゝ',: ヽ＿ﾉ ､__ワ ノ ） 二＝－ ) ξ ⌒, ; (, __,-､＿,,､ ￣ ) ） ） ） ゝ／／'.. .(> >＿＿,ノ ） )) ) ＝]3 二＝‐- lー-､. ; ゝ ., : Ｌヽ ノ, ; .: ., ) ） ノ ノ ￣, :. ,／／. , ;ー─ - - '. , ＼＼＼ -' ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ー ー ＼ て なっ何をするだァーーーーーーッ！ ／ （○） （○）ヽ、そ / （__人__） ヽ | ｀i i´ | ＼＿ `⌒ ／ ／ ⌒ `ヽ、 臣下の中には、やる夫の車の牽引部分を刃で断ち切ってまで 親征に反対するものまでいた。 _.//{ _ _ ／.ﾍヽl ／JJ､ ／／／`´ ./.-っ(_ﾊ / /.._/ / / /`′ .-､ / /.__/ ∠｀ヽノ /.-､ヽ. _.../ /.__/ ／:.:.:｀ｿ′ バゴゴーーーーーーッ！ . l l ⌒/ /..__ﾊ ／:.:.:.:.:.:/ l l ／∠.._// .-く:.:.:.:.:.:.:./ 陛下は皇帝なのに ＼=ﾐｰ､ _.-'7 lブ.∠__／/ _. -'へo＼:.:.:/ 軽率に動きすぎだと思います！ ヽ}ミヾ彡 `ｰ'.∠..._∠-'Z_. -‐'´ .ゝo Ｖ ﾉ ミ.:ﾟ･｡彡'´Ll.!ヽ(.:.:.:.:彡￣ / ./-‐' 東方も平定されたばかり。 / ミ.:.:..:.:ﾟ｡ /三{ ﾊ.:.:.:.:.:..ﾐ. ／ ./ ﾒ ミ.:.:.:.:.:..:ト､__j__r' },ﾟ.:.:..:..:..ゝ ‐' / 陛下の留守をついて メ ミ.:.:.:.:.:..:.ﾒ｡ ｀i´ ﾊ.:.:.:..:..:..:ゝ ／ いつ反乱が起こるやら知れません！ :彡.:.:.:.:.:.:.:.:ﾒ ﾟ｡ ､ﾚ ｡ﾟ .l.:.:.:..:..:..:.:ゝ''´ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾒ____ﾟ｡ﾊ｡ﾟ___.}.:.:.:..:..:..:..ゝ .:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾒー--ﾟＸ.ﾟ--ｰl.:.:.:..:..:..:.:.:〉 文官Ａ ∩＿＿＿∩ | ノ＼ ,＿ ヽ （うわーみんなが口に出せなかったことを） / ー゛ ー | . | ∪ ( _●_) ミ （これを言われちゃつらいクマー） 彡､ |∪| | .. -=＝=- .. _ ﾚi_ ∠三三三三三三ﾊ : ﾑ三三ﾐ〈⌒7ｱ二ﾆＹ : （しかし筋が通っている） {三三三ｼ r==ュ. ,={ ﾞy=ﾐv'´ ｚモｧ 〈ﾃ{ （だからこそ やる夫陛下も迷っておられるな……） V６^ V} 了 、 u └─'{ xヘ. ヽ ー_┘ } ／､ ＼＞ . ＿ ノ . ／ ／＼ ＼ ｀Yh＼ . ／ ／ ＼ ＼ﾊ辷」= ∠ィ⌒ヽ. ＼ /万]＞、 ′ ＼ ∨ゞﾐ｜,ﾊ} ﾄ､ ヽ ﾉ |/V. い | {. |/｛ ヽ. | ﾄ､ } |/ﾊ ＼ | 川 { |く〈 Y ﾉﾉ i | | ﾉY´ j | | ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ γ⌒) ノ三三三ゞ(⌒ヽ それでも やる夫は出陣を決意し、 ／ _ノ （＞）三（＜） ＼ `､ 西へ向かったが、あまりにも反対が多いので （ <:::∪:::::（__人__）:::::∪| ） 迷い始めた。 ＼ ヽ ::∪::::｀ ⌒´∪::／／ ∪| | | | ,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,. ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;三三ﾐ;;;;;;;;; /;;;;;;;;;ミ-三三三ミ／ミﾐ （しかし ここは 陛下ご自身の出陣が必要だ） 彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ,,,,ミﾐ;;;; ヾ:{"`/~_／"~ ");;;;;;; （來歙殿の撒いた「タネ」を芽吹かせるためにもな……） ヾ{,---､ _ __, -- ./;;;;;; }_____,,_ <-､,,,---､ `-;;; `l -ﾆｴ） < 'ﾆｴ> .| ' { ヽ .| { -､ .l | ､`ﾆ'＿ /| ヽ .ﾆニ ` /人 ヽ ／／ ヽ＿＿,..-=~"~／: ＿,.-ｰ//`,=､'~" ／: : : : :／; // 彡ヽ ／: : : : ,,､､- ──‐-､__ ,．'".:;:;:;;;;:三ﾐﾐｼ;:;:;;;;;;`ヽ ,．.:.:.::::::;:;:;;;ヾミﾐｼ三二ヽ.::;:;ヽ 陛下、これをご覧ください。 ,〃彡.:.:.:. :;:;:;:;;;ミV三三ミﾐ:;;;;;;;;;;;;| 彡彡rr‐ｧ'''""ﾞﾞ´ ￣｀`ヾミミﾐ;:;;;;;l 彡ｲ l! ﾘ iミﾐ.:.::;:;:;! ﾊl´￣｀` "´ ￣｀` `ヾ.:.:;;;⊥ 〈z=＝､ ヾﾆﾆﾆ=ｭ､ `ﾞﾞい1 ﾞ,r‐rﾃ 〈 ﾆrﾃｭ .::::.:.:. リ,! l ,′ ´￣ ､_ノ ', ,′ _ i | |. L __ ) / ﾊ l ､_ ＿__,, / /.:::::ﾄ､､､,,_ ＼ ー‐ ／ /.:::::::::|::::::::.:.:. ,.:个､ ／ /.:.::::::::::|::::::::::::: , ．-‐''"´:/.:.::::::1ー‐‐'ﾞ´ /.:.:.:::::::::::|::::::::::::: ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ んお？ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （●） ＼. | （__人__） U | ＼ ｀ ⌒´ ／ ／ ＼ 馬援は やる夫の前に米をばらまいて 地形図を造り、進軍先の状況、敵の配置などに 関して事細かに分析して見せた。 _, _ ,､ , - ´ ｀ ‐- 、 武威 ," ｀'│ ヽ ,! lﾞ , ´,‐ | 安定 ｀' 、 , ' !ー--､..、 ､| 丶 ﾉ ヽ ｀':、 ,､-‐´.lﾞ'i､烏氏 ヽ ＿,'＿＿＿ﾞi､金城 .'| 天水 ﾞi □ ＿＿＿_',＿ ヽ三三三三｀'‐､、 ,/'ｰ-:-､, ■ ●ケ三三三ﾉ ヽ ｀'i､" 隴西 ｀ ■←隴 / ヽ三三三三三` `'、山三三/ ＼ ／ ＼三三三三三三三三三三三／ ｀ ＜ ＞ ´ ｀丁三三三三丁´ ＿ ｀ ｰ----‐ ´ ／: :冫＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ （;_;_;ﾌ ｰ─‐ ---＝＝ === ニニニ 二二二 三三三｣ やる夫の命で隗囂の領土を行き来した際、 敵地の情報を収集し、 このとき、分析を終えていたのである。 ;;;;;;＼;;ﾐ;;;;-､,_ / :;;;;;二ミミミ､三| マ こ ;;;;;;二;;ミミミﾐ=| ジ の ;;;;;;;;l'~~~~フ;;;;ﾐ| メ 米 =;;;;| ／／ ヽ な ~~' ~ ~`-､.ヽ 味 /~二==,. ヽ ' .rj`ヽ ,=.＼ ,.'rjヽ>`-､__ ＿ ,- .} ./ ∨ ,..._ `-､__// ヽ_`_ ／ ,,, ~`.~ /＿＿ ,..､ 彡,--f^_,--'l･＿ヽ)===y==､ ヽy,/ ( ,---'-,'二l)￣|:|^l|.l|ヽ ::>/ ( ,---,-'./ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ノ ＾ヽ＼ いや、地図を食うなお…… ／ （ー） （ー） ＼ | υ （__人__） l ＼ ｀ ⌒´ ／ ,,､､- ──‐-､__ ,．'".:;:;:;;;;:三ﾐﾐｼ;:;:;;;;;;`ヽ ,．.:.:.::::::;:;:;;;ヾミﾐｼ三二ヽ.::;:;ヽ ,〃彡.:.:.:. :;:;:;:;;;ミV三三ミﾐ:;;;;;;;;;;;;| 私が申し上げたいのは、 彡彡rr‐ｧ'''""ﾞﾞ´ ￣｀`ヾミミﾐ;:;;;;;l もはや隗囂は丸裸。 彡ｲ l! ﾘ iミﾐ.:.::;:;:;! 陛下の舌の上も同然ということ…… ﾊl´￣｀` "´ ￣｀` `ヾ.:.:;;;⊥ それを飲み込むのに、 〈z=＝､ ヾﾆﾆﾆ=ｭ､ `ﾞﾞい1 何をためらう必要があるのでしょうか？ ﾞ,r‐rﾃ 〈 ﾆrﾃｭ .::::.:.:. リ,! l ,′ ´￣ ､_ノ ', ,′ _ i | |. L __ ) / ﾊ l ､_ ＿__,, / /.:::::ﾄ､､､,,_ ＼ ー‐ ／ /.:::::::::|::::::::.:.:. ,.:个､ ／ /.:.::::::::::|::::::::::::: , ．-‐''"´:/.:.::::::1ー‐‐'ﾞ´ /.:.:.:::::::::::|::::::::::::: ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ_ __ _ ／ｰ ー＼ ―― ― - わかったお！ . ／（●） （● ）.＼ / （__人__） ヽ 來歙へ救援を急ぎ、 . | ｀⌒´ | 隗囂に止めをさすお！ ＼._＿__ __ _＿＿_／＿_、 ／ ＿. / . ,ｒー―ｰ┬i. ／ 〈彳、. / ./| / | | ／ ＼.＼/ ./ .| | |_| ／／ ＼__/ | | ￡}／ | | | { ／／ | / ﾉ ／ . ／ |./ / . ／ ./ / ／ { 〈 ／ .卜、ヽ、 ／ . | |＼.ヽ ／／ . | | .＼ヽ ／／／ . | | Ц／／ . | | ／／ . | |／／ とノ／ 食い物だけに美味いことを！ ,,､､- ──‐-､__ ,．'".:;:;:;;;;:三ﾐﾐｼ;:;:;;;;;;`ヽ ,．.:.:.::::::;:;:;;;ヾミﾐｼ三二ヽ.::;:;ヽ ,〃彡.:.:.:. :;:;:;:;;;ミV三三ミﾐ:;;;;;;;;;;;;| （これでよし……） 彡彡rr‐ｧ'''""ﾞﾞ´ ￣｀`ヾミミﾐ;:;;;;;l 彡ｲ l! ﾘ iミﾐ.:.::;:;:;! ﾊl´￣｀` "´ ￣｀` `ヾ.:.:;;;⊥ 〈z=＝､ ヾﾆﾆﾆ=ｭ､ `ﾞﾞい1 ﾞ,r‐rﾃ 〈 ﾆrﾃｭ .::::.:.:. リ,! l ,′ ´￣ ､_ノ ', ,′ _ i | |. L __ ) / ﾊ l ､_ ＿__,, / /.:::::ﾄ､､､,,_ ＼ ー‐ ／ /.:::::::::|::::::::.:.:. ,.:个､ ／ /.:.::::::::::|::::::::::::: , ．-‐''"´:/.:.::::::1ー‐‐'ﾞ´ /.:.:.:::::::::::|::::::::::::: この遠征には、以前からやる夫に味方することを表明していた竇融も河西五郡より 数万の兵を発して参加。 、 ､＿/(,ヘ、ﾄ、 |`ー'`:: :: :: :: :: :: :: :: :: ヽ|＼,､ ゝ:: :: :: 川::,.-ｧ,-ァ:,.､:: :: :: :: :ヽ,、 ／:: :: ::イヽ|!/ ´ ,' :)ﾉ｀ヽ:: :: :(_,. イ:: :: :/ ' （ ,' : : : : :)ﾊ:: :: ::＼ ノ:: ::: :ト' ,' : : : : : : ﾉ:ィ:: :: ::| ７:: :: / ', : : : : : : : : |:: :: ::ﾄ, イ:: :: { ,.-=､ ; : : : : : : : :ﾉｨ:: :: :ヽ /:: :: ﾄ`_,.- _≧=､/! /`' ': :,.=＝=-: : :/:: :: ::(` イ:: ,./`|! (●) ﾐ|!_,_;≧,'"＝＝､ /:: :: ::ﾐ_, 人:: { `＝==彡/ /巛 (●) ヾ=､ｲ:: :: ::|｀ヾ | {,`|::ﾐ, ; : : : ＝===='"｀ヾ:: :: ::|! | Y|!` /、 r': : :i : : : : : : : : : : :|!:: ,.-、 ヽ |! ｀ ゝ: := : : : : : : : : : :::彡 ,-, | `ｰﾍ ,,,,,,,,,,,, `,: :,,,: : : : : : : : : : : :/} ヾ / ﾊ ,.-──-､, ''''''､: : : : : : : /,.-' ／ | | `ー､ 三三ミ､ |!: : : : : /＿／ ,. | | ､-' : : : : : : : : : : : ｲ ,.--､＿_／ / ! ' , : : : : : : : :／:::| ｀ヽ､/ 人 ｀ ,: : : : /:::::::::| ,.-'"´|! `ー ､＿＿＿＿ノ:::::::::::| 前年にやる夫の支配地に加わっていた安定郡・高平県で 両軍は合流し、天水郡へ進軍を開始した。 ←敦煌 ,--ｰ､,,- ..,,,,．.,,,,,,,,,,,,.,、 : 、 ,-´ _,／ ,! .l| ./張掖l° ヽ `酒泉 lﾞ .lﾞ ‘ｰ-､,,、 ､、 、 | ,! .,-''ｰ､、 ｀i､ : ｀''‐､. | ﾞ、 ｀"^'‐／ `､,、 .,-'､、 ￤ ｀ヽ ヽ `-‐′ ｀''、 .," ｀''-､、＼ ,ヽ`i､ ,! 北地郡 ｀`‐:ﾞl． 武威 ," ｀'│ ヽ ,! lﾞ ,‐ | 安定 ｀'i､ !ー--､..、 ､| ◎高平ﾞi､ ヽ ｀':、 ,､-‐´.lﾞ'i､烏氏 ," ﾞi､金城 .'| 天水 ﾞi □ ○陰槃 司隷部 ｀'‐､、 ,/'ｰ-:-､, ■ ●ケン ○長安 ｀'i､" 隴西 ｀ ■←隴 ` `'、山 ＜天水＞ ＿|: : : :＼, . : ´: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ- ―￢ : : : : : :／: ＼:./: : : ／:/＼: : : ヽ:＼: : ＼:.└-- ｧ : : : : /: : /:. ,:ｲ:､:／/ / ＼: : :ﾄ､: X: ヽ＼: : / : : :./:.:.:./:.〃/／＼':/ U ＼|／: :.}: : ヽ ＼> . ‐ 7: : :/:.// |/￣￣ヾ ／ ￣ヽハ: : :.',: | おのれー！ こっちには ちのりが！ ちのりがある！ |: : :.|:./ | ○ | { ○ |ヽ: :.|:.| | ￢|/ ヽ ノ U ヽ ノ ヽN まだまだ がんばれるぞ！ / .ｽ ￣￣ ￣￣ | { |｜ U / ￣￣￣￣￣ ﾄ. U ｜ 入 し / |:i / : : : ーi. , |:| ,ﾊ 7: : : : ヽ ' |:! ／|┘ ..厶 -‐''::¨:::ヽ { ﾘ ／ヽ┘ ::::::::::::::::::::::::::::::{. `＝ニ二二ニニ= '.::::::::::::::::＼ ::::::::::::::::::::／＼:＼ ／:／＼::::::::::::::::::＼ ／￣￣＼ ククク……それはどうかな？ ／ ⌒ ＼ | ﾐｨ赱､i .i_r赱 もうこっちの罠に、アンタは嵌りつつあるんだよ…… . | ::::::⌒ （__人__） . | ﾄｴｴｴｲ . ヽ ｀""´} ヽ ノ / く ／￣￣＼ . _ノ,､ ＼_ ＼ やる夫が本腰入れて来たことを ( ●）（ ●） | 隗囂配下の諸将は知ったッ！ （__人__） | (｀⌒ ´ | この動揺をついて、俺の計略が発動するッ！ { | { / ヾ / ,;: ｿｇﾍ二ﾆ=7⌒￣"⌒￣〆"⌒ﾆつ ∧ii/ oィ/" 〃 （乙ﾉ≠＾ｿﾉ:､, / .|/／＝ ゝー─～ﾞ─‐ﾞ～'´ l |｡ ｀~/ / |｡ / /ｿ |｡ （ / ﾘ∠＼＿＿__ﾆゝ |￣￣￣￣￣Г￣| 隗囂様ー | ● ● | | | ▲ | | 将軍の一人、牛邯（未登場）が裏切りやがりましたー |＿＿＿＿＿|＿_| /| ||Ｙ丶 隗囂の兵 ＿|: : : :＼, . : ´: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ- ―￢ : : : : : :／: ＼:./: : : ／:/＼: : : ヽ:＼: : ＼:.└-- ｧ : : : : /: : /:. ,:ｲ:､:／/ / ＼: : :ﾄ､: X: ヽ＼: : / : : :./:.:.:./:.〃/／＼':/ U ＼|／: :.}: : ヽ ＼> . ‐ 7: : :/:.// |/￣￣ヾ ／ ￣ヽハ: : :.',: | |: : :.|:./ソ-､`ー─‐ｧjj {ト---- ニﾆヽ|ヽ: :.|:.| ！ | ￢|/ ヽr`＝＝く:. u /`ヽ===' ､_, ノ ヽN / .ｽ ヽ(⌒)_ﾉ:: | 〈 (⌒) ﾉ | { |｜ ,,,,￣￣´ ｕ | i .::￣￣,,, ｜ 入 し :: { ｝〉 lj / : : : ーi. :: u ⌒ｰ '´ u ,ﾊ 7: : : : :＼ u r_-_-_-ｭ :／|┘ ..厶 -‐''::¨: : : :＼ -- ／: : : :ヽ┘ ::::::::::::::::::::::::::::::{. `＝ニ二二ニニ= '.::::::::::::::::＼ ::::::::::::::::::::／＼:＼ ／:／＼::::::::::::::::::＼ 牛邯を裏切らせたのは、以前、來歙が隗囂配下から引き抜いていた 王遵だった。王遵は牛邯に書簡を送り、やる夫に帰順する利を説いたのだ。 ,､;i彡ミi〃ヾi､ iﾍ〃,!i〃ヾ彡ミ;ヽ、 iヾﾐ ﾐ'｀ ヾi やる夫様につくと ホント、美味しいＹＯ－！ ﾐ 〃 ,,,, l ヾ 彡 ,,=== "｀｀l 冫 ∩ '" ｨｪｧ冫 ﾔ｀.ｌ {（ ｊ | ´｀ ´r- ､ l ｀ ｌ .l へ /ゝ-､ ハ l l／ ハ__ｰ=ェｪ=' / / - ﾆ二.lノ ｀ ‐' /､ l ,y 〉｀ ー l l ､ _ -‐ ´ l 1＜ l l ＼ｰ ､ r'´ ヽ ﾉ l l ,ﾍヽ /y/ ＼ ｀ -､ . l ヽ ハヽ、 ノ l l ヽ＼／イ ヾ 〃 l 王遵 その言葉を裏付けたのは、 王遵に対する、やる夫の厚遇ぶりだった。 この時期、王遵は大司馬の呉漢と共に 長安に待機していたのだが…… , ´￣｀Y´ ￣｀ヽ ／ ＼ / ヽ ,' / , / , i | i ヽ | i ! ／ / ｲ ! | / / | |/ i | //∠／| / /／_|∠| /i/ 〉-､ |`‐ﾞ='-`| //-ﾞ='‐1‐v' !f｀i i| ｨ '〈!' ,|f ﾘ .ヽﾆ／ .! iﾆﾆﾆ'7 /ｧ' ﾚ | v－y //-‐ 1 / o |＼ ｀￣ .ｲ/ | d ,. -‐┴i ヽ- ' ! _, ―┴ｧ ‐┴' o |￣￣￣｢ / ,､;i彡ミi〃ヾi､ iﾍ〃,!i〃ヾ彡ミ;ヽ、 iヾﾐ ﾐ'｀ ヾi ﾐ 〃 ,,,, l なーんと！ 新参者のボクＧＡ ヾ 彡 ,,=== "｀｀l 冫 ∩ '" ｨｪｧ冫 ﾔ｀.ｌ 節（天子の代理の証）を頂き、 {（ ｊ | ´｀ ´r- ､ l 呉漢殿を監督する役目を仰せつかっちゃった！ ｀ ｌ .l へ /ゝ-､ ハ l l／ ハ__ｰ=ェｪ=' / / - ﾆ二.lノ ｀ ‐' /､ l ,y 〉｀ ー l l ､ _ -‐ ´ l 1＜ l l ＼ｰ ､ r'´ ヽ ﾉ l l ,ﾍヽ /y/ ＼ ｀ -､ . l ヽ ハヽ、 ノ l l ヽ＼／イ ヾ 〃 l でも、逆に真面目に仕事しないと、呉漢に斬られかねない立場でもあるわけで。 このことも当然、牛邯の耳に入ったことだろう。 数日迷った後、牛邯は洛陽へ向かい、降伏を表明した。 ／￣￣￣￣￣￣＼ ／ ＼ ま、まさか來歙…… / Ｕ ヽ 外交から切り替えて、 ﾉl::::::::: | ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼ | 力押しで攻めて来たと思ったＬＡ！ ..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ ,.. -‐＼ ,´ ,／'' r､ '＼,,.,,-‐'''''' ムｫ _冫 _/_/⊥/:: ヽ⊥､__, '´ ` ､ あのやろうー！ j ／/ ,ｲ /.|/ l/:::::::::ヽ|.,,ヽ|ヽ ヽ ｬ''ﾞ ./ i /|/;l'"~`'li, :::: ,il'"~`''liヽ｀ヽ、 'r ヽ からめては からめてで ／|/ ! ii, ○ ,i! :::: il､.○ .,|i ij ＼! _`'!!. | `ﾞ=='" ＿＿ `''=='" | ,ﾉ つづけてやがったのかー！ ,ｒ''" '.i;:::, i" `i .／'´ヽ、 `Z_ ,.へ'ヽ;; i i _;;; へ ＼ |／ `>┴,---,-'''"､ ヽ ,､!￣ ／ヽ,,,,_ヽ_/ _,,／ヽ ∨ ／￣￣＼ ／ ヽ_ .＼ 色んな方法を同時に試していくのが （ ●）（ ●） ｜ 賢いやり方だろ？常識的に考えて…… （__人__） | ｌ｀ ⌒´ ｜ { ｜ { / ヽ ノ ▼／￣ ￣￣）＿＿__ 〃(⊥) ´/ /￣￣/ / 〃 ⌒i ＿＿＿i /⌒＼./ /∧ ∧し' ＿＿|;;;;;;;;;;i そして この牛邯の降伏が、隗囂政権に大きな風穴を穿つことになる。 ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ｀ ､ . /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ＼ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ゛､ /::::::::::::::::::::::::::::::: ＿＿, i . i::::::::::::::::::::::::::::::: __ ,,, ,, } }::::::::::::::::::::::::::: '｀`'(;;;;;)ヾ＼ ＿_＼ .| 、 . |::::::::::::::::::::::::: '￣´ ヾ(;;;) ゝi 三__|__ |::::::::::::::::::::::::: ｌ. 口 | |:::::::::::::::::::::::::::. ::{ } ‐┬‐ {:::::::::::::::::::::::::::､ ::} } │田│ |:::::::::::::::::::::::::::ヽ､, .:} , |. ￣￣ . {::::::::::.i::::::::::::::::::::::ゝ､ :ノ、 / ! ､ マ |:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::‘ｰ-‐==＝ニ=:､__,,ノ ﾉ 了 用 |:::::::i::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::ー､ `'''ﾞ´ / '"`ー一 . |:::::ｌ::::::::::::::::::::::: ::::::::::i￣´ / ﾚ | . {::::i:::::::::::::::::::::: ' / ノ }::i:::::::::::::::::::::: / !人:::::::::::::::::::. / /::::... ...::::::::::: ,/ . ／/:::::::::::::::＼:::::::: ,/ ／ /:::::::::::::::::::::::＼__::::.. .: ／ . ／ /:::::::::::::::::::::::::::::: `'ｰ-‐ーー----;:"´ . ／ ,/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::;;″ /'ヽ / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i' /'"´ ＼ きめぇww ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ /⌒ヽ) /⌒ヽ) /⌒ヽ) /⌒ヽ) /⌒ヽ) /⌒ヽ) i三 ∪ i三 ∪ i三 ∪ i三 ∪ i三 ∪ i三 ∪ 〇三 | 〇三 | 〇三 | 〇三 | 〇三 | 〇三 | (/~∪ (/~∪ (/~∪ (/~∪ (/~∪ (/~∪ 三三 三三 三三 三三 三三 三三 三三 三三 三三 三三 三三 三三 三三三 三三三 三三三 三三三 三三三 三三三 この後、隗囂の大将十三人が降伏。 十六の県と、十万人の兵も やる夫に帰順する。 く __ .... __ | / __ , '´: : : : : : : : ｀ ヽレ'´￣＜ ＼＼ ／: /:/{: / ＼lヽ､斗､ヽヽ: : : : : __, -─ｰ＼/ ‐--／|/_, v〃-‐-,_＼ﾄ}￣￣ ＞: : : : : :_/: //と_ ￣ ノ ｀ｰ‐とノ {ヽ もう だめぽーーーーー！ 7_: : ／ {: :{/ (__)￣ ＿_ い /／ /⌒ |￣￣￣ ﾑ }ノ { ﾍ | | !ヽ／ ヽ _ヽ ｜ ｜ ﾉ／{ __.. --ｧ ＼｜ __,j'´::::::::::'､ , .. ‐ /::::::::::ヽ-‐r=＝＝ｦ:::::::::::::::::::::::: / _, -‐─-／::::::::::::::::::::::ヽ､____ノ::人:::::::::::::::／ ゝr_ノ ＼::::::::::::::::::/￣` ‐-‐ '´ ＼::::::/ ｀ヽ:::::::/ `Y l"" ＼ | ＼ l ＼ | ｀ヽ __ __ ____ / ＼／ ''""""丶､ ノ ■ l ＼ ■､ 隴山 , | ＼ 天水郡 ■ヽ､ ,:r'" ｀丶､ ■ヽ f ヽ 略陽道○ ■ l ｀ヽ l | ヽ | l ｀ヽ l .| 隴西郡 ｀ ｰ‐冀県● / l 上邽●丶､ ／ ` ､ 西県● ヽ / `ｰ ､__ | ／ '‐─、 ,─‐──‐──‐‐‐'''""´ i l l l l j ''" もはや隗囂に天水郡を保つ力はなく、 隴西郡・西県へ妻子を連れて逃れ、 徹底抗戦の構えを取った。 これは鄧禹も誉めるべきだなー。 そして隗囂軍の囲みが崩れた 略陽へ、やる夫軍は やすやすと入城する。 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／_ノ ヽ_＼ グッジョブだお 來歙！ ／（ ＞） （＜）＼ ／::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ ∩ 隗囂の命運は もはや風前の灯火！ | |r┬-/ |/⌒l ＼ `￣'´ ／ | `| これは全部來歙の手柄だお！ ／￣￣￣＼ ／ ＼ /ﾉ ヽ､_ ヽ （ ●）（ ●） | 俺は与えられた任務をこなしただけ。 | { .! ) |. 褒められるようなことじゃないだろ |. ¨´ ｀¨´ l. 常識的に考えて…… . | /. | / ＼__ （ _）_ =＝＝＼ ／ ＼ / ヽ | , 得意 i | | l.| | l | | | |. |. l l | |.│ / ﾉ | | / / l / （ヽ､__,/＿＿__ _＿,У ヽ_ｨ __ __￣￣_￣_,| やる夫は 來歙を称える 盛大な宴会を開き、 恩賞を与えると同時に來歙を他の将から 離れた位置に座らせ、別格であることを示した。 バシャッ！ ／￣￣＼ ／ ヽ_ . ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ （＞）（＜）｡ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ （__人__） ﾟ | ／ ＼ ｌ｀ ⌒´ ｜ ／ ─ ─ ＼ . { | ／ ｡⌒ ⌒ o ＼ { / | （__人__） | ,-､ ヽ ノ、＼ ｀ ⌒´ .／＿ / ノ／￣／ ` ー ─ '/＞＜ ` ー─ ' ┌､ ヽ ...ヽ, / L_ ￣ ／ _l__( { r-､ .ﾄ _,,二) ／ 〔― ‐} Lｌ | l) ） >_,ﾌ / }二 ｺ＼ Li‐' ３２年 ？月？日 最高の友と共に ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ＼ ／ ＼ お疲れ様だお來歙。今後は長安に留まって、 ／ ⌒ ⌒ ＼ 征西する全ての武将の監督を命じるお！ | /// （__人__）/// | ＼ ,／ ノ ＼ ただでさえ、やる夫の近縁として 政権内での地位が約束されていたと言える來歙は、 武将・外交官としての功績を挙げ、 別格の存在となった。 ／￣￣＼ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ ＼ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ≡） | ／ノ' ヽ_ ＼| （__人__） | ／（＞） （＜) ＼ ｀⌒´ ﾉ / （__人__）:::::: ヽ } . | ｀i i´ | } ＼ `⌒ ／ ノ . /⌒ヽ /⌒ヽ/ ＼ / z / / ヽ / | / ( ヨ / / |＿＿/ / | / / ヽ / / E⌒＿＿＿/ | ./ / | ./ / | | 天下統一の暁には、政権のナンバー２もしくはナンバー３の 重鎮として後世に名を残すことも間違いないと思われたのだが…… ／￣￣＼ ／ _ノ ,ヽ＼ | （ ●）（●） ところで祭遵殿、大丈夫か？ . ＼ | （__人__） .＼ .| ｀ ⌒ﾉ まだ顔色が優れないだろ…… . ＼ ヽ } .＼_,ゝ ノ ／, r､ く ./ 〈 ＼ i . ヽ､ .ヽ ＼ i..｜ .て_） ＼ﾉ ＼ ＼ ＼ ,.-､ _ ,.．‐ァ | / 〈 ヽ ／ .:/ |. ! ヽヽ、 （ :.:! ｜| ＼ヽ、 ,.ゝ :;「￣| |‐- 、 r─..-..､ `>､ヾ | ! ｀ヽ､ l:.o:.:r‐､＼ .／ `'’ 'J ヽ. へ、平気ですよハハハ…… |.::.::.::ﾞｰ'::.:;:>' .:ﾊ .:| :. ヽ、 l:.0::.::.:.:f´/ .:/ _｣__/ ヽ :.:l＼ ::ヽ ;. ＼' ウンコ野郎の隗囂が . !:.::.::.:.:::Ｖ .:/ :.!V ｀ ＼ 弋_卞、::l :!::.. ..::: 小便漏らしながらくたばるのを V^!:.::.::l..;ｲ.:: .:.:|_,ノ :::.: ｀> ヽ､__、V .::|:.: . .:／ この眼で見届けないとね…… V:.:.::.:l/::|::ｉ :.:〈 l. l u 'l |: :!Ｖ :.:!::.: ヽo:.::.:.::Ｎ､ :::l 弋_ｿ ｢ |:/.: .:;ﾑｲ二) . l::.::.:.:::に＼ﾄ､u '＿__ `ｰ‐'/.:; ／! : : : : : V_)::.:::.::(二)i:＞ ､Y__.ﾉＵ"ムｲ／ ヽ| :(⌒) : V_)::.::.:.:.:.:{´ |{､' ,ｨ'´ ｀ヽ、: : : : : : : : 祭遵 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 祭遵きゅんー ／ ＼ 無理したらだめだおー ／ ⌒ ⌒ ＼ 特注のお布団を用意したから ／ （◯）, ､（◯）＼ ちゃんと休むんだおー（史実） | ""￣ 'ｰ=-'￣" | ＼ ／ だが、隗囂政権の終焉までには、 まだ一波乱が待ち構えていたのだった。 この顔で言われると、同衾したがっているようにしか見えんwww まあ、病人に無理強いはすまいがwww ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ＼ 本っ当に最後の最後通告として ／（ ー） （ー） ＼ | （__人__） | 隗囂に降伏の打診をしたけれど…… ＼ ／ /::::::|:!／::::::::::ヽ. /:::::::::::::::::::::::::::::::l ﾉ::::::::::::::::::::::::::::::::::::l j:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ｊ:::::{::::::::::::::l |;／:::::::::::l ノ;rｰヽﾆｆうｔ二Ｚ__::::::::::::::j /='ｨｰｒｊ_jﾒ丱くｆ/ｨ､_入:::::::｛ ／::::::::::::::::::::::::::::｀¨´:::::::ヾ～ゝ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈 !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／´ ,.. -‐＼ ,´ ,／'' r､ '＼,,.,,-‐'''''' ムｫ _冫 _/_/⊥/:: ヽ⊥､__, '´ ` ､ j ／/ ,ｲ /.|/ l/:::::::::ヽ|.,,ヽ|ヽ ヽ ｬ''ﾞ のー ふゅーちゃー！ ./ i /|/;l'"~`'li, :::: ,il'"~`''liヽ｀ヽ、 'r ヽ ／|/ ! ii, ○ ,i! :::: il､.○ .,|i ij ＼! _`'!!. | `ﾞ=='" ＿＿ `''=='" | ,ﾉ ,ｒ''" '.i;:::, i" `i .／'´ヽ、 `Z_ ,.へ'ヽ;; i i _;;; へ ＼ |／ `>┴,---,-'''"､ ヽ ,､!￣ ／ヽ,,,,_ヽ_/ _,,／ヽ ∨ のー されんだー のはずなのにwwww もうテンパリきってますなwww 、 ､＿/(,ヘ、ﾄ、 |`ー'`:: :: :: :: :: :: :: :: :: ヽ|＼,､ ゝ:: :: :: 川::,.-ｧ,-ァ:,.､:: :: :: :: :ヽ,、 ／:: :: ::イヽ|!/ ´ ,' :)ﾉ｀ヽ:: :: :(_,. イ:: :: :/ ' （ ,' : : : : :)ﾊ:: :: ::＼ ノ:: ::: :ト' ,' : : : : : : ﾉ:ィ:: :: ::| ７:: :: / ', : : : : : : : : |:: :: ::ﾄ, イ:: :: { ,.-=､ ; : : : : : : : :ﾉｨ:: :: :ヽ 断られましたね。 /:: :: ﾄ`_,.- _≧=､/! /`' ': :,.=＝=-: : :/:: :: ::(` イ:: ,./`|! (●) ﾐ|!_,_;≧,'"＝＝､ /:: :: ::ﾐ_, 人:: { `＝==彡/ /巛 (●) ヾ=､ｲ:: :: ::|｀ヾ | {,`|::ﾐ, ; : : : ＝===='"｀ヾ:: :: ::|! | Y|!` /、 r': : :i : : : : : : : : : : :|!:: ,.-、 ヽ |! ｀ ゝ: := : : : : : : : : : :::彡 ,-, | `ｰﾍ ,,,,,,,,,,,, `,: :,,,: : : : : : : : : : : :/} ヾ / ﾊ ,.-──-､, ''''''､: : : : : : : /,.-' ／ | | `ー､ 三三ミ､ |!: : : : : /＿／ ,. | | ､-' : : : : : : : : : : : ｲ ,.--､＿_／ / ! ' , : : : : : : : :／:::| ｀ヽ､/ 人 ｀ ,: : : : /:::::::::| ,.-'"´|! `ー ､＿＿＿＿ノ:::::::::::| ここに至って、やる夫は人質として手元にいた隗囂の息子を処刑。 ／） ／／／） ／ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ ／ i f イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ / / _,.-‐'／⌒ ⌒＼ もう誰から見ても隗囂はおしまいだお。 ／ ,i 二ﾆ⊃（●） （● ）＼ / ﾉ ilﾞフ::::::⌒（__人__）⌒:::::＼ 大軍をバカスカつぎ込まなくても終わりそうだお。 ,ｲ｢ﾄ､ ,!,!| |r┬-| | / iﾄヾヽ_/ｨ"＼ `ー'´ ／ 若いランスロットに妻寝取られたアーサー王が、 裏切り者に人質とられて、 「ネバー サレンダー！ ネバ－！」 と言い残してバッサリ切られてたなあ。 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二二二イ _／ ＼ / ＼ / ／ ヽ､_ | というわけで竇融！ 貴公たちの信義には感謝するお！ l （● ） （● ） / ヽ （__人__） ／ 竇融と河西五郡の太守たちを全員列侯に封じてあげるから、 _x＞ {_ﾉ ＿ イ7＼__ 今回は帰っていいお！ r'⌒:ｒ‐､:::::::|::::ヽ Y /::::://:::::::::::｀ー－､ /:::::::::|､,,ﾄ､:::ヽ::::＼/:::::::/ /::::/⌒ ､ L_＼:＼:/:::::::/ /:::/ ヽ メ- ):::::/:::::::/ /::::/ヽヽ、）ーｨ´:::/::::::::/ （::::::!＼￣ /:|::/:::::::::/ ＼＼ ＼ /|:::| ＼＼ .Y |::::| ＼＼ |::/ 、 ､＿/(,ヘ、ﾄ、 |`ー'`:: :: :: :: :: :: :: :: :: ヽ|＼,､ ゝ:: :: :: 川::,.-ｧ,-ァ:,.､:: :: :: :: :ヽ,、 ／:: :: ::イヽ|!/ ´ ,' :)ﾉ｀ヽ:: :: :(_,. イ:: :: :/ ' （ ,' : : : : :)ﾊ:: :: ::＼ ノ:: ::: :ト' ,' : : : : : : ﾉ:ィ:: :: ::| ７:: :: / ', : : : : : : : : |:: :: ::ﾄ, イ:: :: { ,.-=､ ; : : : : : : : :ﾉｨ:: :: :ヽ え、とくに戦ってないんですけど。いいんですか。 /:: :: ﾄ`_,.- _≧=､/! /`' ': :,.=＝=-: : :/:: :: ::(` イ:: ,./`|! (●) ﾐ|!_,_;≧,'"＝＝､ /:: :: ::ﾐ_, 人:: { `＝==彡/ /巛 (●) ヾ=､ｲ:: :: ::|｀ヾ | {,`|::ﾐ, ; : : : ＝===='"｀ヾ:: :: ::|! | Y|!` /、 r': : :i : : : : : : : : : : :|!:: ,.-、 中でも竇融は弟まで列侯の爵位をもらい、 自身は四県の領主になるなど、 大盤振る舞いを受けた。 、 ､＿/(,ヘ、ﾄ、 |`ー'`:: :: :: :: :: :: :: :: :: ヽ|＼,､ ゝ:: :: :: 川::,.-ｧ,-ァ:,.､:: :: :: :: :ヽ,、 ／:: :: ::イヽ|!/ ´ ,' :)ﾉ｀ヽ:: :: :(_,. イ:: :: :/ ' （ ,' : : : : :)ﾊ:: :: ::＼ （ものすごい厚遇だ。ありがたいことだが ノ:: ::: :ト' ,' : : : : : : ﾉ:ィ:: :: ::| 過ぎたるは不幸につながることも心しておかねばな……） ７:: :: / Ｕ ', : : : : : : : : |:: :: ::ﾄ, イ:: :: { ,.-=､ ; : : : : : : : :ﾉｨ:: :: :ヽ /:: :: ﾄ`_,.- _≧=､/! /`' ': :,.=＝=-: : :/:: :: ::(` イ:: ,./`|! (●) ﾐ|!_,_;≧,'"＝＝､ /:: :: ::ﾐ_, 人:: { `＝==彡/ /巛 (●) ヾ=､ｲ:: :: ::|｀ヾ | {,`|::ﾐ, ; : : : ＝===='"｀ヾ:: :: ::|! | Y|!` /、 r': : :i : : : : : : : : : : :|!:: ,.-、 しかし余裕コイていたやる夫に、ＯＨ！ＢＡＤ ＮＥＷＳが届く。 ∧＿∧ （； ﾟ∀ﾟ） （ 漢 ） 報告です！ 頴川郡で反乱が起こりましたー！ ｜ ｜ | （_＿）＿） ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二 ／ノ ヽ､_＼ エエエエエーー！ ／（ ○）}liil{（○）＼ ／ （__人__） ＼ | ヽ |!!il|!|!l| / | ＼ |ｪｪｪｪ| ／ 建武八年（西暦三十二年）八月。 やる夫、上邽より強行軍で東へ戻る。 この際、隗囂攻めをまかせた武将たちに書面で次のような指示を与えている。 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ＼ , , ／＼ 上邽と西県が落ちたら ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | そのまま南下して、蜀の公孫述を撃つんだお！ ＼ ` ⌒ ´ ,／ . /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ | ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃ | ｀l￣ . | | ＜解説＞ (（ えーと、やる夫が西へ向かうと 東で反乱が起きるかもしれないって '´ /ニﾞヽ 配下が進言してて…… li 从ハ)ｿ ゝ*,,・∀・) 結局馬援の意見を要れて、西征を強行したわけだけど…… ,. ―――- /:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ、. /i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ:.:.ヽ. . i:,ｲ.:.:.:..:l/-―- ､__,ヽ.:.:ヽ. lr:l:.:.l::.:.| '叨¨ヽ `ｰ-､ :ｊ:ｌ:.| 二者択一が通用しないのが ik:l::::i:.:.:.| ` ー /叨¨) :i:!| 現実の厳しいところ。 `ｰ-､｣:.:.| ヽ |.::::l 結局、出陣を諫めた配下の意見も正しかったわけだな。 ﾄ.Ｎ ｀ヽ.＿__´, ル_ﾉ そこでやる夫自身は洛陽へ戻ったと。 . |. ヽ `ﾆ´ / 」、 ヽ、＿／ イ´| ヽ、__」 ヽ 混乱期だよなあ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ＼ （ ;;;;( ／ ＿ノ ヽ__＼) ;;;;) しかし ／ （─） （─ /;;／ | （__人__） l;;,´| 隴を得てまた蜀を望むとは…… ./ ∩ ノ)━・'／ ( ＼ ／ ＿ノ´.| | .＼ " ／＿＿| | ＼ ／＿＿＿ ／ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二 ／ ＼ ／＼ ｷﾘｯ . ／ （ー） （ー）＼ ／ ⌒（__人__）⌒ ＼ まったく人の欲望は果てしないものだお…… | |r┬-| | ＼ `ー'´ ／ ノ ＼ ／´ ヽ | ｌ ＼ ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､. ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒)) ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二 ／_ノ ヽ､_＼ ﾐ ﾐ ﾐ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ﾐ ﾐ ﾐ /⌒)⌒)⌒. ::::::⌒（__人__）⌒:::＼ /⌒)⌒)⌒) なんておｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ | / / / |r┬-| | (⌒)/ / / /／ | :::::::::::(⌒) | | | ／ ゝ :::::::::::/ いいこと言ってる？言ってる？ | ノ | | | ＼ / ） / ヽ / `ー'´ ヽ / ／ バ | | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l バ ン ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､ ン ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒)) (（ '´ /ニﾞヽ 反乱起きたのに li 从ハ)ｿ 結構余裕あるよな…… ゝ*,,・∀・) 洛陽に帰還した やる夫は、 頴川郡の太守を務めた経験のある寇恂 （この時期は執金吾を務めていた）に 対策を問うた。 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二 ／ ヽ / ＼ r⌒ヽ ／ ;;（ ＞） （＜） / /＼ .| l|lii!:::::（__人__）:i たすけて 寇恂えもーん！ 〈__/ ｝| ::::::u; / / ;::::| / ＼ ｀⌒´_／ / ＼ / ／￣￣ヽ ） ＿ r ／⌒ヾ／ ／／ "ヽ | i, i (_ノ | ヽ/ ヽ､_/ / ヽ､_／ / ／ (／ | |! | | | | | | | | | |! rｔ.j_ | | | | | | | | | |! l ｀丶l、,,| | | | | |, -'=^'i l! ｀ ‐､!,,＿,j, -'‐ '^~´ l! 丶、 ,; ﾉ //＞､ 、 ﾄ; _,:ｨfiヽ ,!〃 //7｀>- 、 l;! _, ィ＜ヾヽl i ! l!ﾘ / /､/ ｀ﾞﾞ '''' "~´ヽﾐ丶ヽいぃ! l:Y / //｀ヽ、 ,rヾ~ﾞ`ヽヽ》! （ゴロ悪……） ｌﾘ/ //､ﾐ=roﾐミｧ rt=彡o:ﾃｱ､ヾヽｿl lﾚﾊﾘ/ 丶`"ﾆ` l l" 'ﾄ=ﾞ"‐'′ヽVﾊl Vﾘll l ~´ l | 〉ヽﾘ Yi1,ﾊ | Ｕ /）,V ヾjll:｀ヽ ' ,ﾉ: :l:/ ヾll: : :＼ 'ｰｧ' ／: : :ﾚ′ ヾ〉: : ,:>、 `'＝=＝'^ ,イく: : :/ ,ゝ'":::::l｀ヽ ｀ﾞﾞﾞ´ ／tl､:::ヽ./ r''"::::::〈i;! ` ｰ '" /l>）:::::＼ ,ｊ:::::::::::::ヽ＼ ,-'"／:::::::::::ヽ、 ,ノ^ヽ:::::::::::::::＼ﾞヽ,＿,/ ／:::::ノ:::::::::{~｀丶､ , ィ " ＼:｀ヽﾐ､::::〉"::::::｀Y::::／:::::ノ::::j ｀ 丶 ､ ,: - '" ／ヽ､:::::ミ/:::::::::::::::i!´::,,ィ":-'^ヽ、 ｀丶､ 寇恂 l-'┴ '' "´ | ｀` '┴-ll、 l | l l L,-r‐ｧｧ'-―┴―-r-i-､-､」 / ,/-‐/-､、 _,XT l ﾄ ようするに頴川の賊は陛下の留守に乗じて反乱を起こしたのです。 /⌒丶、l l //;ﾆ=ﾐｪ、 y''彡６iｱ!l ll 逆に言えば、陛下ご自身が討伐に向かわれれば （ ヽl l ,l/ "´ l′ `"´l, l l ﾘ 恐怖して四散するような連中ということ。 丶､＿,ｨ l l（{, ! Vlﾖ / 親征されれば簡単にカタはつくでしょう。 }/ ヽﾄヽ、 ､_, ,/H/l ∥ ヽミゝ､丶-==- ' ,ｨ'ﾘl/ ∥ ヾトﾐゝ ｀二´. '" トﾙ、 ∥ ,, ゞfﾞ'丶､ ,r'ｧ ) }-､、 ＿,rll-‐''",イ´丶､__}ァ―く彡ィｼ´ ｀` '"r/^）‐ぅ ゝ､ミ―l l fl´-‐'^ヽ、 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二 / ⌒ ⌒ ＼ ./( ―） （ ●） ＼ なるほど！ /::⌒（_人＿）⌒::::: | | ー .| ＼ ／ やる夫が寇恂と一緒に頴川へ軍を進めると、 盗賊たちは簡単に降伏した。 ∧＿∧ （； ﾟ∀ﾟ） 陛下！ 東郡でも反乱が起きました！ （ 漢 ） ｜ ｜ | （_＿）＿） ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ _ノ ヽ､_ ＼ もうイヤ…… ／ oﾟ⌒ ⌒ﾟo ＼ | （__人__） | ＼ ｀ ⌒´ ／ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ _ノ ヽ､_ ＼ とりあえず王常と李通を向かわせるとして…… ／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼ 後、東郡に詳しいのは…… | （__人__） | ＼ ｀ ⌒´ ／ /´〉,､ |￣|rﾍ l､￣￣了〈_ノ<_/（＾ｰヵ L__」L/ ∧ /~7 ／） 二ｺ ,| r三'_」 r--､ （/ /二~|/_/∠／ /＿＿」 _,,,ﾆｺ〈 〈〉 /￣ 」 ／^ヽ､ ／〉 '´ （__,,,-ｰ'' ~~￣ ャｰ-､フ /´く／／> `ｰ-､__,| '' : : : : : : : : : , r ,_m,､ ヽ: : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : : :／ _ , r ‐ ''' ´},,州,,{ ｀ ''' ‐ - , ｀ヽ: : : : : : : : :ﾘ : : : : ,r´ _ , r ' ´ ＿,,,ﾆ=ﾆ,,,＿ ｀ ' ､ ヽ: : : : : : / : : : :{ , r ´ _ r=＝三三三三三三 ￣ ｀＝=､ ｀へ ｀ }´: :ノ ｀ '‐-}´_, r＝三三三三三三三三 三三三三＝=､ ヽ{:／ rﾆ0三三三三三三三三三二二二三三三三三三三三0 { ≦三三三三＝￣ニﾆ､"､" ""＞´,r―-ﾆ_｀￣￣￣ﾄ;｀;{ _ r-､ |;;;| " r ' ´ ・ } ;::ヽ i;:/ { ・ ヽ ;;;;;;/´ ､ヽ /､ ﾍ |;;| ﾍ ﾘ ﾉ;:::） ' { ﾘ ;;;/ / } ヽ､ﾍ ヽ| ｀ー--‐´ r ' ' ｀ー― ´ y / } } i } | r|､ ,_ | { ／ / ﾍ ヽヽ | ≧ニ, ､ | ／／ / ヽ ＼! | ＜へi ヽ｀ | r r / ヽ | ｀ | ／ ヽ､_,ﾍ ,､r――――――――--ｬ ﾄ- ' ﾍ λ｀=-――'--------≧´/ ﾘ､ , r‐: :ﾍ ｀ヽ｀￣'‐--―-―''´フ' ﾉ ｀ ' ､ , r ': : : : : : : :ﾄ､ ｀ ー―---― ' ´ ／| L＿ ヽ : : : : : : : : : : | ＼ ー------―, ／ |､| | | |￣| | ヽ､: : : : : : : | ヽヽ ＼ ／ ノﾉ ヽ| | | | | ､ ヽ: : : : : :|三≧,ヽ ≧ー-- ＿ _≦_=＝三三三ヽ| | | ヽ ヽ /三三三三三｀＝===三三三￣=＝三三三三三| ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ . ／ （ー） （ー）＼ ／ （__人__） ＼. あ、強烈なのが一人いたお。 | ｕ ｀ ⌒´ | ＼ ／ ノ ＼ '' _,,ミ-‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x /''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'=､ ::::::::::::::::::::._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_::::::::::::::::::::| ::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i 荒っぽい手段は採りたくないんだ。 ﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ }''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{ 大人しく降参してくれるかな？ ヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__ .iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }:::: ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:; w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ , ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ :ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／ ､:ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ 耿純 久しぶりの登場となる耿純は、 東郡の太守を数年間務め、 民衆の人気を掴んでいた。 そのため耿純を大軍と共に派遣すると 盗賊たちは戦わずして降伏。 :ノlノﾚl,ノlヽlヽlヽ、: : (iii´(ii ´・( ・｀ ii)｀ii): ガクガク : ( う つと と ) .:`u^ｕ-ｕ'::ｕ-ｕ'ｕ' この頴川郡・東郡の反乱は、 下手をすれば やる夫の郡兵撤廃政策を 撤回せざるを得ない結果に繋がったかも知れず、 「こうじゅん」 コンビにより 兵を損なうことなく 鎮圧できたことは有意義だった。 .lll、 ,,,,,iiilllllii,,,,＿_,,,,,,,,,,,,iiiill!!! .,,illll .llli､ __ ._,,ill| ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,__ .__,,,,iiiiil!!!lﾞﾞﾞ゜ .ﾟﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ＾ .,,,iill!ﾞ’ ,,illl .,,iiillllll!!lllllll .,,,iiiil!!!ﾞﾞ’ lll!ﾞﾞﾞ”ﾟﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!!!!!!llllll! 幽州 ,iiiiil!!ﾞ° lllllﾟ,,iill!ﾞ° .,,ill!ﾞﾞ｀ llll, llll、 .,,,、 _,,,,,,iill!ﾞ｀ .ﾞllliill!ﾞ｀ lll!ﾞ 'ﾞ!!!lliillliiiiii,,,、 ﾞﾞ!lli,..,illllli,、 .,iiil!!!!ﾞﾞﾞ゛ l!!ﾞﾞ゜ llli,,、 ,,,ill!!!ll,、 ,,,,, .ﾞﾞ!lll ﾞ!lllll!ﾞ.ﾞ!!lii,,,iiiilll!!!!li,, .ﾞﾞ!llii,,. ,,,ill!ﾞﾞ .ﾞllli,、 ,,ill!!ll、 ,lll lll| .ﾞﾞﾞﾞﾞ’ .ﾞ!llii,,, .,,,iiii,,,,,,,,,＿ .ﾞﾞ!!l!!!ﾞ’ .ﾞ!llii,,,_,,ill!ﾞ゜llll、 .,ill! 并州 llll ,,,,iiillllli,,,_ ,,iill!ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!llll ﾟﾞﾞ!!!!!ﾞ° ﾞ!liii,,,, .lll!ﾞ lll" 冀州 iill!!ﾞﾞ゜ ﾞﾞﾞ!!!lliiiiiill!ﾞ゜ .,,,iiill!! ,,,,,,_ ﾞﾞﾞ!lli,iilll｀ ﾞ!lli, .lll、 青州 .,,,iill!ﾞﾞ° ﾞﾞﾞ!!lliii､ ﾞllllllii,,, ,,,,,,,,,,、 .ﾞlll ,,illliii,,, .,,,iiiiii,,,,,,illl!ﾞ° ,,,iiiiiill!ﾞ 涼州 .ﾞ!!ﾞﾞﾞ!lli, ,ill!ﾞﾞﾞ!!llii,, lll,,,,,,,、.,,,iiill!lﾞ ﾞﾞlll,,,,, .,ill!ﾞ~ﾞﾞﾞllllllﾞ゜ lll￣ ｀ '!ll、 _,,lll′ .ﾞ!llil, ,illlﾞﾞ!東郡☆ ll!ll, ′ .lll!ﾞ° ﾞ!!lliii、 lllliiil!!!!ﾞﾞ .'!llli,,iill!llii,,,,ﾞﾟﾞﾞエン州 ,,ill!.llll lll,、 ﾞ!llii,, _,,,,, ,,,,iiill!ﾞ゜ ﾞﾞﾞﾞﾞ°ﾞﾞﾞ!ll、 .,,,iill!!ﾞ゜llll′徐州ﾞ!lllii,, ﾞﾞ!!lliii,、 llll!llii,,,,iiill!!ﾞ”” 司隷 、 .,ii,,,,,,,llll, .,,,,iill!!ﾞ゜ .llli,, .ﾞl!lll、 ﾞ!lli,, 'lll,,.ﾟﾞﾞﾞﾞ” ｀ .,,ill!llllﾞ☆頴川郡!ﾞﾞ’ ﾞ!!liii,、 .ﾞ!!lii,, .ﾞﾞllli,,,,、 .ﾞﾞ!!!liil,,,,,,_,,,,,,,,,、 .,,,illl’.ﾞ!llii,, 予州 '!lll ﾞﾞ!lii,,,, .ﾞﾞﾞlll| .,,ill!ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!llii,,,,,,,,_ ,,iiil!!ﾞﾞ ﾞﾞ!lli,, ､ .,,,,,,,iiilllliiii,,,,,,,,,,,,,,,,,_,,llll! ,llliiii,,,,,＿,,,,ill!ﾞ｀ ﾞﾟﾞﾞﾞﾞﾞ!!!llll .ﾞﾞ!!liii,,,、 .,,,iiiil!!!ﾞﾞﾞﾞ’ .ﾞﾟﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!lllll,,,,,、 .,,iiiiiliil!!゜ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ゜ llll,,,,,、 .ﾞﾞﾞ!!llii,,lll!ﾞ″ ﾞﾞﾞﾞﾞ!!lli, lll!ﾞ｀ ﾟﾞﾞllllll! ﾞﾞ!llll 揚州 ﾞ!lli .lll″ 益州 ,iiii,,,,,iill!ﾞ° 荊州 ﾞlll,、 ,,,,,,illl,,__ .lll, ,illlﾞ”””｀ ﾞ!lliii, '!!ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!llll .ﾞﾞ° ｀｀ ﾞﾞﾞ′ 'ﾞﾞﾞﾞ 誠とともぞうの一族ぐらいだね、酷い目に遭わされているのは。 誠の一族はなんであそこまでやられたのか分からん。 >>637 基本的に降伏したなら赦してると思うが、内政能力がなけりゃ、当然配下の兵力とは可能な限り切り離すだろうな。 l"" ＼ | ＼ l ＼ | ｀ヽ __ __ ____ / ＼／ ''""""丶､ ノ ■ l ＼ ■､ 隴山 , | ＼ 天水郡 ■ヽ､ ,:r'" ｀丶､ ■ヽ f ヽ 略陽道○ ■ l ｀ヽ l | ヽ | l ｀ヽ l .| 隴西郡 ｀ ｰ‐冀県● / l 上邽●丶 ／ ` ､ 西県● ヽ / `ｰ ､__ | ／ '‐─、 ,─‐──‐──‐‐‐'''""´ i l l l l j もはや隗囂に天水郡を保つ力はなく、 隴西郡・西県へ妻子を連れて逃れ、 徹底抗戦の構えを取った。 見た感じ、劉秀を殺そうとか政権を奪おうとか、そういった反乱じゃないよねこれ。 地方官が世襲でないと、赴任してきた官僚と地元有力者が対立して、後者が反発した末に 盗賊（略奪目的というか非合法集団）になりやすかったのでは。 こうしたことは、平時でも起こったし。 確かに。どうしてこんなに簡単に反乱が起こるんだろう。 もう天下の大勢は決してるだろうに。 食料も改善傾向にあるはずだし。 改善しきってないし、やる夫のおかげで成り上がり損ねた奴らもいるからねー。 >>645 前回の奴隷解放とかのアレでかなり不満溜まってるのもあると思われ。 現代で言うと国が農業機械取り上げて自分で耕せと農家に言ったようなものだから。 やる夫の命により、上邽を攻めるのは、「こうえん」コンビ。 ゝ ソ----ヽ ／⌒＜ヾ ミ 丶- ⌒ヽ （ ─ヽ ∨∨∨＼ヾ| / ヽ │⌒ ⌒ ∥）|／ / _,,,...-=＝ﾆ＝=-､ ＼ | ＝［＝ ∥／ / 巛ミ=＝''''"i-―''''~~ヽ | (⊂⊃) / ／ ! へ､l く――===.| / 丶＿＿／ ／ ! l＿_ ヽﾆr ､―.| / ＜∨＞ / ━┓┃┃ 〈 .p_ノ / |ぅｌ―-| / </ │> │ ┃ ／ ＼ | !イ‐-､.ﾚﾍ / </ │> │ ━┛ `‐､ `|、 / ,,.-┴､ / / │ │ ┏━┓ 'っ ／ ／:::::::::::::＼ ──────＼ ＼ ┃ ┃ !､＿_,∠_ ／::::::::::::::::::::;;;::ヽ_ ／ ＼ │┗━┛ /＄,,..-―'''''~~::::::::::::＼ ／ ／───────＼ 丿 ツ 〉''~::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ／ ／ ＼ ＼ ・ ／ ￣￣ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::l ─＼ ／ ＼ ＼ ・ (＿＿丿 ── ・ 蓋延 （ 丿 耿弇 隗囂の立て篭もる西城を攻めているのは、岑彭・呉漢のコンビだった。 〃 i, r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈 ! :l ,ﾘ|} |. } 俺は本来、荊州周辺担当なんだがな。 . {. | ′ | } ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ< !∩|.}. '"旬ﾞ` ./''旬 ` f＾| ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣ |l.| . ヽ.ヽ {:. ｌﾘ . }.iｰi ^ r' ,' !| ヽ. ｰ=＝=- / . ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ __/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼ , -―-、,-―- 、 ／ / i ＼ ／ / // |l i ヽ、 ＼ 結局長安から // i i // |l | ヽ、ヽヽ、 呼び出されたぞワハハハハ！ /// l l{ｌ |ﾄ、ヽ、 i i ヽ /// / | /__ヾ、 ﾘヾ＿ヾ、! | | | 〉 ヽ{i| | ||/ r‐ｭヾ、_ヽｒ‐ｭヽ //-、l / ヾ ｒ-ﾊ!￣￣ く r ￣￣ ｲi〉i// ＼ ヽヽ i ｒ＝＝=┐ |_/i/ ／ ＼ゞ |, -‐‐-,,| ,ｲ|l | / ',ilヽ、ヽ、__／ / | i | | l ト、 ー ／ || | ヾ|- ゝ┬イ-‐‐‐|/ ＿|::::::::::||::::::::::::::::|＿ _,r'´::::::::::::::::::::::::::｀'､. 敵さん、城を枕に討ち死にの構えだな。 {::::::::rr-‐-‐'^i::::::::::::::i. ﾞl'´ﾞ《 __,,,ゝ:::r､:::::l ﾄ=r;､ ﾞ"rｨｧ‐ﾘﾒ }:::::} どうだい、ここは水攻めをかけてみては？ ﾞi`"l ￣ ｿ::::ヽ ﾞi. ゝ^ , /ヾヾヾ､ ヽ ﾞこ´ / ヽ､ ヽ､ ／__,∠､ ｀'- ｀ﾞｸ'ﾞ´ ｀ ﾞ'､ ヽ / 〉 ヽヽ ｨ ヽヽ _,,-'´::: ﾞi ／ ｀ } ／ ,-ｨ‐r'´´ / l __r'〈 ,ノ ／ ``｀l / l -‐ ´ ‐ '' ´ ／l::: l ｰ'´ l , ´￣｀Y´ ￣｀ヽ ／ ＼ / ヽ いいだろう。 ,' / , / , i | i ヽ | i ! ／ / ｲ ! | / / | |/ i | //∠／| / /／_|∠| /i/ 山猿どもが溺れ死ぬのもまた一興！ 〉-､ |`‐ﾞ='-`| //-ﾞ='‐1‐v' !f｀i i| ｨ '〈!' ,|f ﾘ .ヽﾆ／ .! iﾆﾆﾆ'7 /ｧ' ﾚ | v－y //-‐ 1 / o |＼ ｀￣ .ｲ/ | d ,. -‐┴i ヽ- ' ! _, ―┴ｧ ‐┴' o |￣￣￣｢ / 濡らすのが大好きなのと焼き尽くすのが大好きなコンビかよwwwww 昔の中国は水が豊富だったのかなあ。 水攻めって他の国じゃあんまり見ないよね。 聖水将と神火将だな！ それだと別の意味の聖水に聞こえるｗｗｗｗｗｗ ヽ､ ／: :／ヽ､}斗ヽ ヽ ／ ＼/ ‐/x' ´(___）`＼} Y＜_ ／:/{/(__,ノ V」: : :＼ やべー、今度こそ まじやべー！ ／: : : f } ___ Ｕ ﾍヽ: : r` 7__ /､! !￣ ヽ J ﾉヽr` ` '､ | } /‐' >､ `---─ ' _, へ /_ : .:|＞r-‐ 千 ヽ: : r` ﾚﾍ|／^ヽ ／ 〉､ ^ ／ ヽ／oヽ/ ＼ 配下の大半に離反され、 もはや隗囂の命運は尽きた…… 誰もがそう思っていた。 しかし、隗囂を支持し続ける将もいなかったわけではない。 西城の北、戎丘（じゅうきゅう）では、 主将が隗囂への忠誠を示すため、 城壁の上で自刎するというすさまじい抵抗を見せ付けている。 頴川・東郡の反乱が鎮圧され、 洛陽に戻った やる夫は、次第に危機感を抱き始めた。 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ヽ､_ ＼ 今は例外的に呉漢に諸郡の兵士も率いさせてるけど、 ／（一 ） （一 ） ＼ ただ居るだけで食糧を消費させてる状態みたいだお。 ／:: （__人__） :::::U ＼ 報告によると、この兵数では長く従軍させることは難しい…… | ｌ^l^lｎ ⌒´ | ＼ヽ L ／ ゝ ﾉ ／ / ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （ー） ＼ | （__人__） | 兵糧が減ってきたら、逃亡兵も出るに違いないお。 ＼ ｀ ⌒´ ,／ そうしたら士気はだだ下がりだお！ /⌒ヽ ー‐ ｨヽ 今の内に、郡から徴発した兵士は帰還させるべきだお！ / ,⊆ニ_ヽ、 | / ／ r─--⊃、 | | ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. | -‐''"´￣ ｀ ｀''ヽ=､ ,.‐''"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: r（:::::::::::::::::,、_ｨ:::::::::::::::::::::::::::::::::: ゞ, ｒｒ～ヅ ﾐ::::::::::::::::::::::::::::::::: ……と、いう仰せだが。 ﾌﾊ ﾐ:::::::::::::::::::::::::::::: . l __,,. -─￢,〈:::::::::::::::::::::::::::::: 〉ﾞﾞ`'''Tjフ￣ ヽ::::::,ｨ ,､ヽ::::::: . / ,.‐'" }:::/ /ヽ ﾊ::::::: /.. "´ ２ﾉ/ l::::: . ヽ.ﾆ,｀ __／ :l:::: . 'ｰr_‐;ｧ ｨ l::: 〈.. /:{ ヽ ｀} ／:: ! i 丶、,､. イ:::::: ! i i i i 「二二 | 「二二」 | | | | l | | ヽ | i | | 「二ﾆ」 ＼「二二二」ト、!＼ﾄﾊ | ﾊヽ、 i ﾉ| なるほど…… ヾ、＼ ＼ '"⌒゛` ヾヾ! '"⌒` |/| ヾ, f＾ヾトヽ i ﾚ/ ヽ、{| ヽ | / ＼ヽ、 `=＝' // ＼ヽ、 ,ｲ/ ヾ ﾄ、_ ／┌‐‐┐ 「￣| ￣ || | | || || /＼ 呉漢すげえいい笑顔だな 不安になるくらいに ,, -'" ｀V `‐､ ／ ＼ .／ ＼ / ヽ よしッ！ ./ ／ l ヽ / / / ／ ./ / l | .l .ｌヽ 全軍で隗囂を攻めまくるぞッ！ | l. l / ／ / ./ .l | | l / / l l.〉 l、 | | l / ／ ./ ./ |. l | ./ ./ ./ | |./ ｌ、| | l // /／／| l / / /／／/ / / ｌ、l | /l//／＿/ l / /／_|/_∠| / | / /⌒ヽ | ＼ `ｰ' ゝl // `ｰ' ／|/⌒v' | ｌ⌒l l| ￣￣"/／|〉￣￣￣ .|/＾_l.l ヽゝ(ｰ| ／| ´ ＼| ll ),l'ノ lヽ_ ／ | ┌───7 /._／ .l／ | l￣￣￣/ / / ,ノ! / |.. V´￣∨ ./ /,.-‐'" .| ./ （;;） |＼ `ｰ‐'´ ／ / | | ＿|＿＼ ／| ./ | (| ,.-‐'" | ＼＿_／ .|/ _,.-─; |／ .（;;） |─────┤ _,.-‐'":::::::::/ ￣ |::::::::::::::::::::::::::::::|＾l::::::::::::::::::/ _,.．-──- ､､ ,､-'"´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀`ヽ､ ,r'´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀､ /::::,r'ﾞｧｰ-ー'ｱ"ﾘijk´￣｀`""´｀`i::::::::i アンタ以前、朱祐殿の命令違反を糾弾したよな？ ,!::::::! ,!ﾄゝ､ Ｕ l:::::::| |::::::! ,!ヾ､,,_ ﾞi:::::! 自分はいいのか？ |::,::l ,ィﾆﾆﾆ二r'´ ゞ二ﾆﾆﾆゝ､ ,!:::j ,rゝ;l. ´ ,ｨ＝≡'´ﾚ '｀ヾ＝=-､ .! !^i .i r､i;i ' ´:; ｀ ` ﾘｲ^! | ソii j l!ヽ l i ,!( ,! ｀ゝt''´ | j!,! ｀､. `i _,,＿ __ ,!ﾚ'/ ＼! ィ-‐ーー-ゝ ,!,ｲ i､ ー一 / i/ |｀､ / 'i | ＼ ; ,ｲ | 不安的中ｗｗｗｗ この呉漢たちの動きを、慎重に探っていたのが 隗囂の武将・王元である。 益州から公孫述の援軍五千を得て戻ってきた王元は 高所から隗囂を救うチャンスを窺っていた。 （ヽ,,. ／￣￣￣￣￣￣＼ ＿＿,,,,,,,))))ヽ,i彡, ／ ＼ （・ │ ● 彡/ ヽ 逗留が長引いて ＞イ| ﾉl::::::::: :| ￣|￣ヽ_ 彡ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼ |: 漢兵の士気は下がってきた | ／ ..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ |: ようだＮＥ…… チャンス！ ヽ∠＿＿ ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ 彡彡彡彡彡＼ﾐ ＼ｿ ／ ） ￣￣￣ / 彡彡彡|___＿/ ／ .／ /彡彡彡彡彡彡{!!!＿＿＿＿／/ | ＿__y / ／ ＼ ヽ （ ＿ ノ ／／＼ ＼| ＼ ＼￣￣＼ 丶◆|￣￣￣ ノ と＿_ヽ ＼ | |￣￣￣""＼ .| | | ヽ |ﾉ⌒ﾐ 丶◆ ＼＿_| | )))ミ ヽ ／ (((( / ／ヽ ))) / ／＼ ＼ (( ＼ ＼ ＼ ＼ )), ＼ ＼ ／／ ／／／／ ／／ ■" ／ ヽ / | しかし、敵軍は数万といったところ。 | / ＼ | | ｜| | | | | | | | | | | | | |｜ | 戦力差は大きいですよ？ | | ⊂⊃ ⊂⊃ | | | | ﾊ | | | | ()() U | | | | ∥ | | ｌ ｌ |＼ ＜二＞ ／ | ｌ ｌ |＼＿＿＿_／| 行巡 / | i'リ ヽヾ_いﾉヾヽ /,（(i iﾉ ヽ!_!_い! )） 兵力の差がものを言う場合と (（(ﾉﾊ丿 |ﾙ )）人 )） そうでない場合がある。 ノ|i i（(. |!jy| )）j ﾉｉ ｉ ,）)) (|ﾙ )）ﾉ八 敵軍は城を包囲し、 ノ 从（ ／ ＼ )）从（(人)） 陣形を動かしづらい状態。 （( 八リ )） ＼＿＿_／ ´（( ﾊ(八)）|l八 この隙をつくことは可能ＤＡＹＯ！ ノ从 i（(!::::. ＼／ / )）从（(人)）人 从（(ﾘ 从（( /（( ﾊ(八)）八从)） そのことは、他でもない、 丿!(（ノ(（从( ／| /从 八リy| )） )）从 あのやる夫が昆陽で証明している！ 人从(（ノ）) |＼ ／ |（( ﾊ(八)）八从)）人 ,（( 乂(リ )）从) ｀ー‐´ |）八从)）人| )）（( )） ／￣￣￣￣￣￣＼ ／ ＼ 一気に攻めかかれ！ / ヽ ﾉl::::::::: | 兵数を大げさに宣伝！ ﾉﾉ|:::::::::: ／ ○ | ..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | 城門を破り、隗囂様をお助けすＬＵ！ ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ ／￣＼ ,┤ ト, ﾋﾞｼｯ / .＼＿／ | .| ￣）_＿ | ＼ （＿＿＿／ ＼＼＼＼ ＼＼＼ ／￣￣￣￣￣￣＼ ＼＼ 百万だ！ 百万の軍勢がきたＺＯー！ ／ ＼ ＼＼ / へ ／ヽ ヽ |::::::: ／ ＼ | ＼＼ ＼＼ |:::::::::: | |::::::::::::: / ￣￣￣ ＼ | ヽ::::::::::::.＼ ＿ (⌒ヽﾉ ノ 王元は太鼓を兵士に打ち鳴らさせ、大軍が救援に来たと騒ぎ立てることもさせながら 呉漢・岑彭の軍を急襲した。 .|::::::/ ::////⌒⌒ i.:::::ﾉ .|:::::/ |::::|. |::/. .＼ ／ |::| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ .⊥|.-（＝・).-.(・＝)- |⊥ | 公孫述の援軍は百万だそうです！ l .!:; ⌒´.し.｀⌒ ;:|. l | 制服を着た兵士が語ってくれました！ ゝ.ﾍ /ィ _ノ __,. -‐ﾍ <ﾆ二ﾆ> /─- __￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ _ -‐ ''" / !＼ ￣ ／!＼ ￣ﾞー- ､ ハ / |ヽ￣￣／/ ヽ ﾊ , ---v-- ､ ／ ＼ / ヽ フン！ そんな大軍、蜀にいるわけがなかろうッ！ | l i ／ / i | / / | 〉 ! ｌ //∠ｲ/ /厶ｨ!/ﾚ' 我が軍の兵士はその程度のヨタで動揺するほど ｆニi ゞ"｀l ,/ `"'!Fﾘ バカではないわッ！ ヽﾆ／l lﾆﾆ7 /ｙ′ |/o |、 vソ //￣| / __.|_ヽ--ｲ/__ ⊥, ┴'´ o|￣￣| / ドドドドドドドドドドドドドドド…… 漢 漢 ‐=≡ ∧ ∧ 百万て！ やべえ！ ‐=≡ ∧ ∧ あわてるな！ おおおおちつけ ‐=≡ （；´Д｀） ‐=≡ （；´Д｀） あわてるなななななんああ ‐=≡＿＿＿__/ /＿ ‐=≡＿＿＿__/ /＿ ‐=≡ / .＿＿ ゛ ＼ .∩ ‐=≡ / .＿＿ ゛ ＼ .∩ ‐=≡ / / / 将 /＼ ＼／／ ‐=≡ / / / 兵 /＼ ＼／／ ‐=≡ ⊂_/ / / .＼_／ ‐=≡ ⊂_/ / / .＼_／ ‐=≡ / / ‐=≡ / / ‐=≡ | ＿|__ ‐=≡ | ＿|__ ‐=≡ ＼＿＿ ＼ ‐=≡ ＼＿＿ ＼ ‐=≡ / ／ ／ ‐=≡ / ／ ／ ｀｀) ‐=≡ /／ ／ ｀) ‐=≡ /／ ／ ｀)⌒｀) ‐=≡ ／ | / ｀)⌒｀) ‐=≡ ／ | / ;;;⌒｀) ‐=≡ ／ ／レ ;;;⌒｀) ‐=≡ ／ ／レ ;;⌒｀)⌒｀)‐=≡ （ ￣） ⌒｀)⌒｀)‐=≡ （ ￣） , ´￣｀Y´ ￣｀ヽ ／ ＼ / ヽ ,' / , / , i | i ヽ （バカだったーーーーー！） | i ! ／ / ｲ ! | / / | |/ i | //∠／| / /／_|∠| /i/ 〉-､ |`‐ﾞ='-`| //-ﾞ='‐1‐v' !f｀i i| ｨ '〈!' U ,|f ﾘ .ヽﾆ／ .! iﾆﾆﾆ'7 /ｧ' ﾚ | v－y //-‐ 1 / o |＼ ｀￣ .ｲ/ | d ,. -‐┴i ヽ- ' ! _, ―┴ｧ ‐┴' o |￣￣￣｢ / ''';;';'';';''';;'';;;,., ;;''';;';'';';';;;'';;'';;; ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;; どーすんだ おい vymyvwymyvymyvy、 ヽ(ﾟдﾟ)vヽ(ﾟдﾟ)yヽ(ﾟдﾟ)v(ﾟдﾟ)っ 陣組め陣！ ⊂( ﾟдﾟ ) と( ﾟдﾟ ) 〃ﾐ ( ﾟдﾟ )っ ( ﾟдﾟ )つ 陣形ってラピッドストリームでよかったか？ ゝηﾐ ( ﾟдﾟ )っ ﾐ） ⊂( ﾟдﾟ ) .(彡η ｒ しu(彡η ｒ⊂( ﾟдﾟ ) .ゝ.η.ミ） i_ﾉ┘ . i_ﾉ┘ ヽ ηミ）しu （⌒） .| 三`Ｊ やる夫軍の兵士たちが動揺し、 陣形を組みなおすヒマがないうちに…… 彡¶ ＿＿＿__∩_＿＿＿ ／;;;／;;;;/;;;;/丶;;;;;ヽ;;;;;; ヽ ／;;;;;/;;;;;;;/;;;;/;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ Ｉ・ＭＡ・ＤＡ！ ＿/;;;;;;;/;;;;;;;;/;;;;;|;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ;;;;;;;ヽ＿ ヽ ￣￣￣￣￣（隗）￣￣￣￣￣ ﾉ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿/ §l::||:::: |l§ ／￣＼ ／ ＼ |§ r┤ ﾄ::::: ＼＿＿_／ || § / ＼＿／ ヽ::: . ＼／ ,ノ 《》 | ＿(￣ ｌ―---oo-――'"ヽ＿＿ | ＿)＿ノ ＼＼ハ／／ / ヽ ヽ＿＿__)ノ ＼ソ／ / ヽ､ げえっ、某スレのモンゴルＡＡっ。 滅九族の方のこうぶていさん何やってはるんですか！？ , ∴, '´ ＿-＿-_ ､` ､, ,:. ,';: + -＝ニ-_三＿-`ヽ、、丶 ` ､ ∴ ､`, - -_ヾヾ丶ヽ,ヾ,､ ,､-'"／,､-'； ; ,_,． --一ー-- ,．, 'i, 'i, i! i i!i 〃/',/'! ,､-'",,． -一ー-,､,ミ､, ! ,l l ,l',l!',l',./ /,〃,l'l, i ,r' 〃/＼ ＼ﾉ〃,ﾉ /〃,/,／,ノ l' ,l'i!i! i|i! ,ゝ, ,ゝゞ-ヽ＼、 ＾＼ ／,／＝-´ i! i l| li !, `' ＼ .＼＼ヽ、 ＾＼、 ドンッ！ 'l, l' '､,ヾ丶､ -＿＼ .＼＼ヽ ＼ |＼ ヾ丶､`､`ゞ三_-三 ＼. ＼ ＼ ＼ λ＼、 この髪の毛！ 禿げ上がっても `'ー-三-￣--￣-＼ ＼ ＼ ＼ ＼、 ＼. ＼ ＼ ＼ ＾ー)＼ 悔いはないィィィィィィィィィィィィ！ ＼ ＼. ´⌒ヽ,⌒ヽ,_ ＾)＼、 ＼ ＼. 人 λ／￣￣￣￣￣￣＼λ ＼. 「＼ 、／ ＼ ＼ ＼ ＼ / ヽ ＼ ＼ .＼ﾉl::::::::: | ＼ ＼ﾉﾉ|:::::::::: ／ ○ | Z_ ...ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | Z ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ Z＿ ｒ'" Z、、 （ ⌒ゝ人/＾ゝ人/＾ゝ人／＾ 決死の覚悟で突入した王元は包囲を破り 城内に入ることに成功。 ─────── | 隗 | 隗囂サマー！ 助けに来ましたー！ | ● ● | | ▲ | |＿＿＿＿＿＿ | 二三￣＼ . /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ ＝二三 | | ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃ 二三＿／ | ｀l￣ . | | ヽ､ ／: :／ヽ､}斗ヽ ヽ ／ ＼/ ‐/x' ´(___）`＼} Y＜_ うおおお！ しんじらんねー！ ／:/{/(__,ノ V」: : :＼ ／: : : f } ___ Ｕ ﾍヽ: : r` いのち ひろった！ 7__ /､! !￣ ヽ J ﾉヽr` ` '､ | } /‐' >､ `---─ ' _, へ /_ : .:|＞r-‐ 千 ヽ: : r` ﾚﾍ|／^ヽ ／ 〉､ ^ ／ ヽ／oヽ/ ＼ 隗囂を救出し、 天水郡と隴西郡の間にある 冀県に戻ることに成功した。 l"" ＼ | ＼ l ＼ | ｀ヽ __ __ ____ / ＼／ ''""""丶､ ノ ■ l ＼ ■､ 隴山 , | ＼ 天水郡 ■ヽ､ ,:r'" ｀丶､ ■ヽ f ヽ 略陽道○ ■ l ｀ヽ l | ヽ | l ｀ヽ l .| 隴西郡 ｀ ｰ‐冀県◎ / l 上邽●丶 ／ ` ､ 西県● ヽ / `ｰ ､__ | ／ '‐─、 ,─‐──‐──‐‐‐'''""´ i l l l l j ＜長安＞ ／￣￣＼ エ？ ごめん ／ ノ ＼ ＼ | （●）（●） | よく聴こえなかった . | u.（__人__） .| r､ | ｀ ⌒´ .| もっかい言ってくれる？ ,.く＼＼r､ ヽ ﾉ ＼＼＼ヽ} ヽ / rヽ ` ヽ / ｧ'´ヽ └'｀{ . ＼.| / i ヽ､._ ヽ､_,r' .| ｀ヽ､ ／' | ∧＿∧ （； ﾟ∀ﾟ） えー、ですから 兵糧が底をついた呉漢・岑彭軍が撤退。 （ 漢 ） 単独では作戦続行不可とみた、耿弇・蓋延部隊も撤退…… ｜ ｜ | （_＿）＿） .／￣￣＼ / ヽ､_ .＼ . （ （● ） . | . （人__） | r‐-､ .Ｕ | ふんふん…… （三）） . | > ﾉ / / / ヽ、 . / / / ⌒ヾ .〈 （＿__ゝ､ ＼／. ） . |＼ ,.1 . | ＼_／...| ∧＿∧ （； ﾟ∀ﾟ） そしたら やる夫軍大したことねーじゃんと判断した （ 漢 ） 隴西・天水・安定・北地郡の豪族たちが、 ｜ ｜ | 再び隗囂側に付きやがりました。 （_＿）＿） . ＿＿ .／::::::. ＼ /::::::ヽ;;: ＼ . （:::::（::::冫 | . （:人;;;） . | r‐-;::::::. . | （三））:::::.. . | >::::ﾉ:::::::::. / /::: / ヽ;::::::::: / /::::/ ⌒ヾ:::::::::::.〈 （;;;;__ゝ:;;:::::＼／:::::） . |＼::::::::::::;;:1 . |:::::＼;;／:::| ちなみにこの時期、隗囂攻めには参加していない馮異は どうしていたかというと、 安定・北地の太守を兼任していたため、 任地から動けない状態にあったと思われる。 :.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./| '. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.ヽ:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧＼:.:.:.', |:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: , ′ ｌ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ∨.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ＼:.'. |:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ／ / |:.:.:.:.:.:.:./:.:.| y'.:.:|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.∧ ﾍ. |:.:.:.:./.:.:.:.／/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ＼,′ !:.:.:.:.:.:/|:.:./,／ '.:.:| :.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.| |:.:.:/.:.:.／.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.／ /｀ ‐-‐'｜:.:.:./ |ｧ'´ |:.:| :.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.| |:.:.i.:.:./.:.:.: '.:.:.:.:.:.:.:／ ,/ |:.:.:/ ′ }.:.| :.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:| |:.:.|:./.: ｒﾍ|:.:.:.:.:.:/:.| 三三三三三 |:./ 三三三 ハ|:.:.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:| |:.:.l〃.:{ |:.:.:.:./.:.:.| l.' ．i.:.:.i.:.:.:∧ :.:|ヽ :.:| |:.:./.:.:.:.＼|:.:.:/.:.:.:.:| ' |:.:.||:.:/ :.:.| '.:.:l |:./.:.:.:.:.:.:. !:./.:.:.:.:.:.'、 ,.ｰ--､ }.:.:|ﾚ′ ∨ Ｖ |/.:.:.:.:.:.:.:.:V '´ ￣｀ヽ.､ ´｀¨¨{. |_. '.:.:.:.| /.:.:.:.:.:.:.:.／ ﾍ ｀ . ＿＿. -r１ |:.:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.:.:.:.:, ' '. ＼ | _. -┴ー──┴┐ :.:.:.:.:./ | ＼ ｒ' | -──────i' ／￣￣＼ _ノ ヽ、 u＼ （おおおお落ち着け （◎）（◎ ） | 不人気キャラを数えるんだ） . （__人__） u .| . ヽ｀⌒ ´ u | （真紅・トモカネ……） ｛ u / lヽ、 ,ｨ'.) ./ （ファンの少ない不人気キャラは j .}ﾝ／／ ヽ 俺の心を落ち着かせてくれる） ﾉ '"´ ￣〉 | . { 勹.. ｜ ヽ ､＿_,,ﾉ . | ／￣￣＼ ま、まあ負けたモンはしょうがねーだろ。 ／ ⌒ ＼ | ﾐｨ赱､i .i_r赱 降伏した敵軍の大将・兵士は戻ったわけじゃねーんだし、 . | ::::::⌒ （__人__） . | ﾄｴｴｴｲ 戦果は充分にあっただろ！ . ヽ ｀""´} ヽ ノ / く そこにペリ犬を入れてたら朕自ら鉄騎5万を率いて >>1の家に突撃敢行していたところだ ＞真紅 貴様、朱元璋もスターリンも毛沢東も「神がいるなら真紅」と言った存在に対してなんということを！！ てめぇ、如月＞ナミコ＞トモカネ＞キョージュ＞ノダ なオレに喧嘩売りやがったな！ ／￣| + ／￣￣＼ できれば 今回でカタを付けたかったけど！ ｜ ::｜ ／ ⌒ ＼ ｜ ::｜x （ へ）（ へ） ｜ まあいいさ！ ,― ＼ .（__人__） | | ＿＿_） ::｜ . ｌ｀ ⌒´ .｜ 呉漢たちには気をつけて戻ってくるよう | ＿＿_） ::｜＋{ .｜ 言っておくだろ！ | ＿＿_） ::｜ { ＿ | ヽ＿＿）＿／ ヽ、ヽ / ）| ｀`ー―‐'| ..ヽ| ヽ ノ ∧＿∧ （； ﾟ∀ﾟ） （おお、冷静……） （ 漢 ） ｜ ｜ | （_＿）＿） .／￣￣＼ .／ ＼ | ー ‐ i | （ ○） （ ○） | （__人__） | `⌒´i ヽ. ﾉ ヽ ノ ／ ＼ ＼ | ＼, -‐- 、-‐- 、 |＼ ＼. （"￣ .入 | ＼ " ￣￣￣ ） | ／ ＼,,＿＿＿＿＿__人 | ／＼ ＼ ＼ ヽ,_＿＿_／;__＿＼ ＼,,_ ＼,,__ （＿＿＿＿__）＿__） フラグ建てんなｗｗ やっぱ上で言われていたように、奴隷解放とかの光武帝の政策自体への反発が、地方豪族に燻っていたとういことかね。 調子コイた隗囂軍が追撃をかけてくる始末だった。 殿を引き受けていたのは岑彭。 巧みな指揮で、退却時に大した損害を出さなかったという。 ＿＿ _ _ . ヾ彡:.:.:.::::::::::｀`ヽ ／^^`ヾ,,;:::::::::::::::::::.＼ /jﾄ､ ｀ゞ;;;;;;;;;:::::::::::::＼ すこぶるしんどいが、 . _,ゝ ﾄ､＼ ｀`ｦ;;;;;;;:::::::::::::ヽ r '"´ ｀ヾﾐゞ､ ,イ;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::ﾞ, ケツを守るのは俺の役目だぜ。 ﾄ､ i ｀ヽ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;;:::::::::i. ,} ′ ,' j;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:::::| j二ヽ. ,' /,r'⌒ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:,' . /ー-' ,ｲｦ/i!;;;;;;;:::.::.:.:::/ ） ゞイソ´ ￣￣ ｀`ヽ､ .（ ＿ ＿＿__, イｰ-,イ´ ＼ . ／ ／ ←敦煌 ,--ｰ､,,- ..,,,,．.,,,,,,,,,,,,.,、 : 、 ,-´ _,／ ,! .l| ./張掖l° ヽ `酒泉 lﾞ .lﾞ ‘ｰ-､,,、 ､、 、 | ,! .,-''ｰ､、 ｀i､ : ｀''‐､. | ﾞ、 ｀"^'‐／ `､,、 .,-'､、 ￤ ｀ヽ ヽ `-‐′ ｀''、 .," ｀''-､、＼ ,ヽ`i､ ,! 北地郡 ｀`‐:ﾞl． 武威 ," ｀'│ ヽ ,! lﾞ ,‐ | 安定 ｀'i､ !ー--､..、 ､| ◎高平ﾞi､ ヽ ｀':、 ,､-‐´.lﾞ'i､烏氏 ," ﾞi､金城 .'| 天水 ﾞi □ ○陰槃 司隷部 ｀'‐､、 ,/'ｰ-:-､, ■ ●ケン ○長安 ｀'i､" 隴西 ｀ ■←隴 ` `'、山 ,.-､ _ ,.．‐ァ | / 〈 ヽ ／ .:/ |. ! ヽヽ、 （ :.:! ｜| ＼ヽ、 ,.ゝ :;「￣| |‐- 、 r─..-..､ `>､ヾ | ! ｀ヽ､ 岑彭殿。 l:.o:.:r‐､＼ .／ `'’ 'J ヽ. 僕はここに留まって隗囂に備えます。 |.::.::.::ﾞｰ'::.:;:>' .:ﾊ .:| :. ヽ、 皆さんは長安へ帰還して下さい。 l:.0::.::.:.:f´/ .:/ _｣__/ ヽ :.:l＼ ::ヽ ;. ＼' . !:.::.::.:.:::Ｖ .:/ :.!V ｀ ＼ 弋_卞、::l :!::.. ..::: V^!:.::.::l..;ｲ.:: .:.:|_,ノ :::.: ｀> ヽ､__、V .::|:.: . .:／ V:.:.::.:l/::|::ｉ :.:〈 l. l u 'l |: :!Ｖ :.:!::.: ヽo:.::.:.::Ｎ､ :::l 弋_ｿ ｢ |:/.: .:;ﾑｲ二) . l::.::.:.:::に＼ﾄ､u '＿__ `ｰ‐'/.:; ／! : : : : : V_)::.:::.::(二)i:＞ ､Y__.ﾉＵ"ムｲ／ ヽ| :(⌒) : V_)::.::.:.:.:.:{´ |{､' ,ｨ'´ ｀ヽ、: : : : : : : : ヽ::｡:.::.:.:.::ト､,.-､ヽ_,ｨ'＿ ___ 〉 : : :(´￣): ｀ヽ､o::.:', !:.:.::Y:Y:.:.:.:/^´ /: : : : : : : : :_ ＿__ ＿ __ -‐''"´￣ ｀ ｀' ,ノ"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::: おいおい何言ってんだ。 f ,-､ｨ'^w'!::::::::::::::::::::::( └!{ {:::::::::::::::::::::::: あんたまだ病気が完治してないだろ？ ! _,.-ー､ヽ::::::::::::::_::::, lzﾆヘ´i￣ ＼:::/´,.ヽ それどころか悪化してる様子だぜ？ . / ｢ﾚ l{ i l:::ﾔl(_｣ l: / ,´'" __ ｊ l.ﾐ' ﾋ,､ .! L_,､ ,.ィ´ !｀ヽ り /: ｀Lく ! ! l し': ! ! ! l l / ! !. Ｖ / ｀ｰ l_,ﾚ'´ ／ .‐''´￣`ヽ} ,／| _ '" , _＞-'┴'''''＜、 ,. ' ／ ,.-､ ,-, ,r-‐ァl i´ ヽヽ ／ Ｙ ! i ,z---- 、 ヽ.ヽ ゞ､ .l‐-! !- ､ ／;:;:rっ;:;:oi 悪化しているから…… r- ...､ ヽ｀く l l ヽ ／;:;:;:;:;:;;:::;.::::::l !o:ｒっ:ヽ.／ ｀'",. ｕ ヽ ／;r-y:;:;:とつ::o:l 言ってるんです。 !:n::.:.ｒﾁ :/ _｣_/ ヽ. .:ﾄ､ .:､ , ヽ／:;:く_,.ｲ::r‐ｧ::;､;:::/ l;:u::::,ﾝ :/ :V｀ ＼:弋~ゝ :l :l::. .:｀Ｚヽ:.:::.::.:.:::::::'J:/ 僕はもう動けません。 VY:::l ;ｲ . ,:; U u ｀ uV .:l:.: . .／:｛:r- ､:::.::::::/ V::o::'::l::l .:l.: ＞.:::.::: ＜ / .::l:.;∠: : : :}::一'::.:::.0:l だからせめてここで…… ｀i;､::.:.Nヽ.:ﾄ u △ U '/ ,.イ:こ) : : r':.:仁) . .:::.ｌ 隗囂にニラミをきかせます。 V::.::.:.こ) i＞､ _ ,.,ムイヽl⊂⊃: :,!: :.: . .::::::.:ol ヽ｡::.::.:.::ﾄ､,..､ Ｔ´,r'´ ｀ヽ: : : : : :｛:.:r'⌒) . .::.: ﾅ ri ,.ィ'´.:::rｭ:::〉 ,.ｨl.! ／ く_,):::::(_)::} これが最後のご奉公だと思っています。 ﾄ､ ゝﾚヽ￢ヽ､__ ／、:::::::<_)::::::::/ ＿ ｀ y'i ﾄ､ ､_ ､ヽ./| ／i_.ノ⌒):::::::::(_):| どうか、陛下によろしく…… |i::::＼ ﾊヽL..｀>ｧｪ､ Vﾚ':::::::::ゝ'⌒):::::::::(_):l、 {ｌ:〈_):::＞| } lｨﾃｉ , ヾ彳/j:::(_)‐､::::￣(⌒)::::(_):| ＼(」::{_)lへ{ゞ'ﾞ <.ﾌ,.j/-ｨｽ｀ｰ';. -､:::（⌒)::::::::| ＼(_):::(_)::ｨ｀二I_/; iハ:::::｀- '_:::::￣::(_):/ ,, - ―- 、 ,. '" _,,. -…; ヽ （いい男だな……） (i'"（(´ __ 〈 } |__ r=_ﾆﾆ`ヽｆﾊ } わかった。祭遵殿。アンタにまかせるぜ。 ヾ|! ┴’ }|ﾄi } |! ,,_ ｛' } 「´ｒ__ｧ ./ 彡ﾊ､ ヽ ‐' ／ "'ヽ ヽ__,.. ' ／ ヽ ／⌒` ￣ ` ヽ＼_ / i ヽ ＼ ,' } i ヽ { ｊ l } i ヽ ｊ ノ | } l ＜洛陽＞ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二 ／ ＼ ／＼ . ／ （ー） （ー）＼ キリ☆ 「隴を得てなお蜀を望む…… ／ ⌒（__人__）⌒ ＼ | |r┬-| | まったく人の欲望は果てしないものだお……」 ＼ `ー'´ ／ ノ ＼ ／´ ヽ | ｌ ＼ ヽ -一''''''"~~｀`'ー--､ -一'''''''ー-､. ヽ ＿＿＿＿(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒＿(⌒)⌒)⌒)) ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ なんてお！ ／ノ ヽ､_＼ ／（ ○）}liil{（○）＼ 恥ずかしいわ！ ／ （__人__） ＼ | ヽ |!!il|!|!l| / | まさか二度も攻略に失敗するなんて初めての経験だお！ | |!!il|!|!l| | | |!!il|!|!l| | ＼ |ｪｪｪｪ| ／ 失意のやる夫に、追い討ちの知らせが届いたのは建武９年（西暦三十三年） のことだった。 > 二度も攻略に失敗するなんて初めての経験 地味に凄いな、やる夫。 ,.-､ ,-, ,r-‐ァl i´ ヽヽ ／ Ｙ ! i ,z---- 、 ヽ.ヽ ゞ､ .l‐-! !- ､ ／;:;:rっ;:;:oi r- ...､ ヽ｀く l l ヽ ／;:;:;:;:;:;;:::;.::::::l やる夫陛下…… !o:ｒっ:ヽ.／ ｀'",. ｕ ヽ ／;r-y:;:;:とつ::o:l !:n::.:.ｒﾁ :/ _｣_/ ヽ. .:ﾄ､ .:､ , ヽ／:;:く_,.ｲ::r‐ｧ::;､;:::/ ごめんね…… l;:u::::,ﾝ :/ :V｀ ＼:弋~ゝ :l :l::. .:｀Ｚヽ:.:::.::.:.:::::::'J:/ VY:::l ;ｲ . ,:; U u ｀ uV .:l:.: . .／:｛:r- ､:::.::::::/ もうここまで みたい…… V::o::'::l::l .:l.: ＞.:::.::: ＜ / .::l:.;∠: : : :}::一'::.:::.0:l ｀i;､::.:.Nヽ.:ﾄ u △ U '/ ,.イ:こ) : : r':.:仁) . .:::.ｌ V::.::.:.こ) i＞､ _ ,.,ムイヽl⊂⊃: :,!: :.: . .::::::.:ol ヽ｡::.::.:.::ﾄ､,..､ Ｔ´,r'´ ｀ヽ: : : : : :｛:.:r'⌒) . .::.: ﾅ _ ,.．‐ァ | / 〈 ヽ ／ .:/ |. ! ヽヽ、 （ :.:! ｜| ＼ヽ、 ,.ゝ :;「￣| |‐- 、 r─..-..､ `>､ヾ | ! ｀ヽ､ l:.o:.:r‐､＼ .／ `'’ 'J ヽ. 天下統一。 |.::.::.::ﾞｰ'::.:;:>' .:ﾊ .:| :. ヽ、 l:.0::.::.:.:f´/ .:/ _｣__/ ヽ :.:l＼ ::ヽ ;. きっと果たして下さいね…… . !:.::.::.:.:::Ｖ .:/ :.!V ｀ ＼ 弋_卞、::l :!::.. .. V^!:.::.::l..;ｲ.:: .:.:|_,ノ :::.: ｀> ヽ､__、V .::|:.: . .: V:.:.::.:l/::|::ｉ :.:〈 l. l u 'l |: :!Ｖ :.:!: ヽo:.::.:.::Ｎ､ :::l 弋_ｿ ｢ |:/.: .:;ﾑｲ二 . l::.::.:.:::に＼ﾄ､u '＿__ `ｰ‐'/.:; ／! : : : : V_)::.:::.::(二)i:＞ ､Y__.ﾉＵ"ムｲ／ ヽ| :(⌒) V_)::.::.:.:.:.:{´ |{､' ,ｨ'´ ｀ヽ、: : : : : : : 正月。征虜将軍・祭遵、軍中で死亡。 その軍勢は馮異に引き継がれた。 諡名は成侯。 r､ ,.、 _ i | ィ'7// /::ヽ、 y ┴'-!ﾄ､ |:{_}::::Ｖ /／ !|、＼ |:(_):イ/ﾚ-､ﾍ|-､| i ｀> _,.. -───-､ -.( ｰ-'､): {/j‐､ ｨﾃiy j l/_,. -,.ﾆ､´::::::::(__）:::::(_):::} ﾆ'´丶 l:(j:ﾚl、'､__ﾞ'彳ﾚiｨ'´::__::::ゝｰ<::::::::::::(_)::(_):／ ｀ Y |::(ィ｀ ﾆァ ,「'^ニ_::(＿)::ヽ__ﾉ :::::::::::(_):／ | j／ﾚﾍ_j_／ /<:: (＿)::::::(⌒)::::::(_):/ | {__,.「i ￣! / ヽ:::::::::::::(￣) :::::::::/ ヽ_,.∠L∠.ゝｲ 7:::＼_,. ＼｀)::::￣::::(_):/ ／.:ijo.j{´.:〈.. - '´ ）::::::::::(_):／ r'.:.:,jf oj{.:.:/ _,. -＜＼::(_);／ ィミ､:fj.o_{L.:ゝ､.__ﾝ<::::::::::..ヽ ￣ ｀ヽ‐三三彡==r彡'´:::::(＼::::〉 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ :::::＼:::／＼ 祭遵きゅん！ 祭遵きゅん！ わああああああ！ ／ ｡<ー>:::::<ー>。 | .:::｡ﾟ~（__人__）~ﾟj ＼、 ゜ ｀ ⌒´,;／゜ ／ ⌒ヽﾟ '"'"´(;ﾟ ｡ / ,＿ ＼ ＼／＼ ＼ と_＿＿）_ヽ＿つ_;_ヾ_つ.;._ 祭遵はその無私の精神と質素な暮らしぶり、 賞与を部下に全て分け与えるなどの思いやりから、 死亡した配下の中でもとくに やる夫に惜しまれた一人だった。 後年、いわゆる「雲台の二十八将」の９位に列せられている。 （； ﾟ∀ﾟ） 陛下、お嘆きに水をさすようですが、 （ 漢 ） 隴西の隗囂が…… ｜ ｜ | （_＿）＿） ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ノ ヽ､_＼ なんだお！ もう隗囂が何をやってもおどろかねーお！ ／（ ○）}liil{（○）＼ ／ （__人__） ＼ | ヽ |!!il|!|!l| / | ＼ |ｪｪｪｪ| ／ ∧＿∧ （； ﾟ∀ﾟ） 死にました。 （ 漢 ） ｜ ｜ | （_＿）＿） ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／::ｰﾆ三ﾆ‐:u＼ エエエエエエエエー！ /i:((○))三((○ )):;ヽ | ::i ::(（__人__）)):u::i| ヽ:::u ::::{r┬-} :::lii:/ ＼ `ー"’u;;／ ,.. -‐＼ ,´ ,／'' r､ '＼,,.,,-‐'''''' ムｫ _冫 _/_/⊥/:: ヽ⊥､__, '´ ` ､ j ／/ ,ｲ /.|/ l/:::::::::ヽ|.,,ヽ|ヽ ヽ ｬ''ﾞ しんどい…… ./ i /|/;l'"~`'li, :::: ,il'"~`''liヽ｀ヽ、 'r ヽ ／|/ ! ii, ◎ ,i! Ｕ: il､.◎ .,|i ij ＼! ぽんぽんいたい！ _`'!!. | `ﾞ=='" ＿＿ `''=='" | ,ﾉ ,ｒ''" '.i;:::, U " `i U .／'´ヽ、 `Z_ ,.へ'ヽ;u i i _;;; へ ＼ |／ `>┴,---,-'''"､ ヽ ,､!￣ ／ヽ,,,,_ヽ_/ _,,／ヽ ∨ ／￣￣￣￣￣￣＼ ／ ＼ 隗囂ＳＡＭＡ！ / U ヽ ﾉl::::::::: | しっかりして！ ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼U | ..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ こんな展開、小説にしたら編集が許可しても専門板で袋叩きにされると思う。 隗 囂 ヲ 迎 エ ニ _ //＾7＼ 来 /|| /／＼.､ //||//:::::::::＼.､ マ 〈/ ||/:::::::::::::::::＼.､ / ||:::::::::::::::::::::::::ヽ.､ シ ,/ /＼ :::::::::::::::::::::ヽ:､ / / ＼ :::::::::::::::::::|:| タ / / ＼ ::::::::::::::|:| / / ヽ :::::::::::|:| ／⌒＼ / / | :::::::::::|:| ／ ＼ / / | ::::::::::|:| /＿＿ ＼ / / | :::::::::|:| /ﾉ v ＼ ） ./ / | :::::::::|:| |ζ) (_ヽヽ ム / / | ::::::::// λﾍ´｀,イ|:） ／／⌒,/ / | ::::::// ／λ.|三-'//／／ / /＼ | ::::// | | ＼─／ / / / ＼ ./ ::// / | У / | 彡ミ、 λ / .／ / / / 彡ミ､| | /／ / ／ / / /:::λ＼ ﾄ、 / / / /|::::::::| λ | ＼ / ／ / / .|::::::::| | ＼ / | ＼＿／ / / |::::::::| | ＼_＞ / 〉 ＿ / / |::::::::ｖ | ＼ | （三7 ￣7≦彡ミ λ::::V ,ﾉ ＼＿ | ム:::/ |:ミ彡ミ / 从V / / | |:::::ハ |/ / / | ,/ ／ | V / / | ＼＿,ノ ／ λ ,/ / | / / ＼ / / / ,| / ＿|: : : :＼, . : ´: : : : : : : : : : : : : ｀ヽ- ―￢ : : : : : :／: ＼:./: : : ／:/＼: : : ヽ:＼: : ＼:.└-- ｧ : : : : /: : /:. ,:ｲ:､:／/ / ＼: : :ﾄ､: X: ヽ＼: : / : : :./:.:.:./:.〃/／＼':/ u ＼|／: :.}: : ヽ ＼>| なんだ おまえ！ . ‐ 7: : :/:.// |/￣￣ヾ ／ ￣ヽハ: : :.',: | |: : :.|:./ | | { |ヽ: :.|:.| こっちくんな！ | ￢|/ ヽ ノ u ヽ ノ ヽN / .ｽ ￣￣ ￣￣ u | こっちくんなー！ { |｜ U / ￣￣￣￣￣ ﾄ. u ｜ 入 し u / |:i / : : : ーi. , |:| U ,ﾊ 7: : : : ヽ ' |:! ／|┘ ..厶 -‐''::¨:::ヽ { ﾘ ／ヽ┘ ::::::::::::::::::::::::::::::{. `＝ニ二二ニニ= '.::::::::::::::::＼ ::::::::::::::::::::／＼:＼ ／:／＼::::::::::::::::::＼ ┌─────────────────── │スンマセン、仕事つかえてるもんで……早く死ね └───v─────────────── ／⌒＼ っ ／＼ /'⌒'ヽ ＼ っ／＼ | （●．●） ）／ |: | >冊/ .／ |: / /⌒ ミﾐ ＼ 〆 / ／ |::|λ| |√7ミ |::| ﾄ、 |:／ V＿ハ ／| i | и .i Ｎ λﾍ、| i .ＮV Ｖ＼Ｗ 不吉なこと言うんじゃない！ い、いやだー！ , -─- ､ ヽ､ ／: :／ヽ､}斗ヽ ヽ ／ わたしは やるおと たたかって…… ＼/ ‐/x' ´(___）`＼} Y＜_ ／:/{/(__,ノ U V」: : :＼ だめかとおもっても ／: : : f } ___ U ﾍヽ: : r` 7__ /､! U !￣ ヽ J ﾉヽr` にども いきのびた！ ` '､ | } U /‐' >､ `---─ ' _, へ わたしは きょううんの もちぬしなんだ！ /_ : .:|＞r-‐ 千 ヽ: : r` ﾚﾍ|／^ヽ ／ 〉､ ^ なのに、 なのに！ __ .... __ | / , '´: : : : : : : : ｀ ヽレ'´￣ いやだ！ こんなことで！ ＼＼ ／: /:/{: / ＼lヽ､斗､ヽヽ: : : : __, -─ｰ＼/ ‐--／|/_, v〃-‐-,_＼ﾄ}￣￣ しにたくない！ うわああああー！ ＞: : : : : :_/: //と_ ￣ ノ ｀ｰ‐とノ {ヽ 7_: : ／ {: :{/ (__)￣ ＿_ い /／ /⌒ |￣￣￣ ﾑ }ノ { ﾍ | | !ヽ／ ヽ _ヽ ｜ ｜ ﾉ／{ __.. --ｧ ＼｜ __,j'´::::::::::'､ , .. ‐ /::::::::::ヽ-‐r=＝＝ｦ:::::::::::::::::::::::: / _, -‐─-／::::::::::::::::::::::ヽ､____ノ::人:::::::::::::::／ ゝr_ノ ＼::::::::::::::::::/￣` ‐-‐ '´ ＼::::::/ ｀ヽ:::::::/ `Y ／￣￣￣￣￣￣＼ ／ ＼ 隗囂ＳＡＭＡ！ / U ヽ ﾉl::::::::: | ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼U | ..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ _,;￢＿＿_ __ ／├ｌ||||||||||||､ ｌ┤＼ / ├ｌ|||||||||||||||||､ ｌ┤ ＼ (|| |） ├ｌ||||||||||||||||||||､ ｌ┤ ＼ / | | ├ｌ|||||||||||||||||||||､ ｌ┤（| | |） | 『後漢書』隗囂伝には | | | |├ｌ||||||||||||||||||||||ｌ┤| | | | |￣￣├|||||||||||||||||||||ｌ┤￣ | | | 隗囂は「病み且つ餓え」たと記されている。 | |､`ー-┼ｌ|||||||||||||||||ｌ┼-ヽ| | | | |＜Ｏ冫├ｌ|||||||||||ｌ┤|Ｏ＞| | | | 大将が単純に食糧難で死亡したとは考えにくいので、 | | | ├ｌ|||||||ｌ┤ | | | | / 「餓え」というのは「病み」による栄養失調…… / | | ├ｌ|||ｌ┤ | | | | / おそらく食中毒の類から来たものだろう。 / / / | く├ｌ|ｌ┤ | | | / / / / | |д┤ | | / / / / / | ー/ |┤ | ／ ヽ-～-､＿ ＼ ◎ｌ┤ ／|／ ＼├ｌ┤__／ |＿| 最後に隗囂は城を飛び出し、 大豆飯を食いまくって死んだ。 なんでそういう行動をしたのかは意味不明。 ｡ヽ , - … - ､ /／ ｡ O__斗'´: : : /ヽ:}､ : : ヽ‐- ﾟ ｡／: : :i:‐/-x'､ 斗‐ヽ}: :}: : ﾟ - 7_: :/{/U￣ ￣Uヾﾚ､:r @ ｡ , ﾟ 0 ─ ` {j !￣￣￣ } j ﾉ ／ ｡ ,'´￣￣｀', ﾟ ,,､,ｒ-'⌒l u', ｜ | 人´ ,! ハ ハ ! ｡ ﾟ ｒ-'⌒`ー-'／: ヽL -─-<ﾍ: : r` ･ﾟ ｌ フ ム ｌ ヾヽ､＿,,,､-､/7-/ / ヽ_// |ヽ`´ ∠ ハ ッ ｊ ー = ＾～､￣r'´￣｀''ｊヽ､ 〃ヾ ﾟ ｡ ヽ フ / ｊヽｊｖｉ､人ノｌ__ / / ヽ´｛ミ,_ ￣｀'''-ヽヾ ｀￣￣ ） ハ ７ / / ｀'＝'´ｌ ￣ｉ'-､＿,,ﾝ ﾉ ｡ ） フ て / / !。 ｌ ｌ - ニ ７ ッ （ _＿ヽ､__ｌ ___ .!。 ｌ＿_ｌ__,-=-,＿＿_ ） !! （ ,-＝-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,ｌ ｌ-=二=-, ＾⌒~＾⌒＾~⌒＾└==┘ ￣￣￣ ヽ==ﾉヽ=ﾉ＼＿_／ 死神を鬼は外したかったのかなー… ヽ , - … - ､ /／ __斗'´: : : /ヽ:}､ : : ヽ‐- _ ／: : :i:‐/-x'､ 斗‐ヽ}: :}: : 7_: :/{/U◎ ◎Uヾﾚ､:r ` {j !￣￣￣ } j ﾉ ,､,ｒ-'⌒ ', ｜ | 人´ ,-'⌒`ー-／: ヽL -─-<ﾍ: : r` ヽ､＿,,,､-､7-/ / ヽ_// |ヽ`´ ＾～､￣r'´￣｀''ｊヽ､ 〃ヾ / ヽ´｛ミ,_ ￣｀'''-ヽ / / ｀'＝'´ｌ ￣ｉ'-､＿,,ﾝ / / !。 ｌ ｌ _ ＿ _ ＿＿＿＿ヽ､__ｌ ___ .!。 ｌ＿_ｌ__,-=-,＿＿_ ,-＝-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,ｌ ｌ-=二=-, └==┘ ￣￣￣ ヽ==ﾉヽ=ﾉ＼＿_／ ヽ , - … - ､ /／ __斗'´: : : /ヽ:}､ : : ヽ‐- _ ／: : :i:‐/-x'､ 斗‐ヽ}: :}: : ' 7_: :/{/U￣ ￣Uヾﾚ､:r; ` {j ノｒ-､ (. ｡ j ﾉ ,､,ｒ-'⌒', | 人´ , ,-'⌒`ー-／: ヽL -─-<ﾍ: : r` ヽ､＿,,,､-､7-/ / ヽ_// |ヽ`´ ＾～､￣r'´￣｀''ｊヽ､ 〃ヾ / ヽ´｛ミ,_ ￣｀'''-ヽ / / ｀'＝'´ｌ ￣ｉ'-､＿,,ﾝ / / !。 ｌ ｌ _ ＿ _ ＿＿＿＿ヽ､__ｌ ___ .!。 ｌ＿_ｌ__,-=-,＿＿_ ,-＝-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,ｌ ｌ-=二=-, └==┘ ￣￣￣ ヽ==ﾉヽ=ﾉ＼＿_／ ;' ｀, ; .:,';' .,:'; :,' ヽ , - … - ､ /／ ,: ´ ´ ,; __斗'´: : : /ヽ:}､ : : ヽ‐- __ ;: ｀' ; ' ／: : :i:‐/-x'､ 斗‐ヽ}: :}: : ' ;,',',' ,;' 7_: :/{/U○ ○Uヾﾚ､:r; ´´ , :' ` {j ノｒ-､ (. ｡ j ﾉ , ' ' ,､,ｒ-'⌒', | 人´ , ' ,-'⌒`ー-／: ヽL -─-<ﾍ: : r` ヽ､＿,,,､-､7-/ / ヽ_// |ヽ`´ ＾～､￣r'´￣｀''ｊヽ､ 〃ヾ / ヽ´｛ミ,_ ￣｀'''-ヽ / / ｀'＝'´ｌ ￣ｉ'-､＿,,ﾝ / / !。 ｌ ｌ _ ＿ _ ＿＿＿＿ヽ､__ｌ ___ .!。 ｌ＿_ｌ__,-=-,＿＿_ ,-＝-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,ｌ ｌ-=二=-, └==┘ ￣￣￣ ヽ==ﾉヽ=ﾉ＼＿_／ ／￣￣￣￣￣￣＼ ／ ＼ か、隗囂ＳＡＭＡ……？ / U ヽ ﾉl::::::::: | ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼U | ..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ -! ／,＼ ｨ ﾊ ヽ ＼ ＼ Z_ / / / Xl / ＼|.／､ヽ ＼/ -７ / /l/─V､ ／─V､ Y.| . | |/| | { |ヽ.N /ス ｀ー─ ｀ー─ | { し /￣￣￣l; ハ ´ ｀ﾊ , |! /|┘ 7__,rム. {＿＿＿__ﾘ ／'┘ ＞､ ￣￣￣＜ ／￣￣￣￣￣￣＼ ／ ＼ 隗囂さま！ / U ヽ ﾉl::::::::: | 隗囂さまＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡＡ！ ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼U | ..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ 祭遵の死と同じ、西暦三十三年のことだった。 こんな展開読めないわ。 王元まじいい臣下 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／, -‐ ､ ‐- ､＼ ありゃー 隗囂 ／ { じ じ ＼ | ｰ ｰ | とうとう死んじゃったのかお…… ＼ u （__人__） j ／ ﾄ . ^TTIﾄ .ｲ _.． ﾍ ヽ 川||/ ハｰ- ._ , ｨ''´ } ﾝrtく { /ヽ / ｌ 、＼ ｛_／ |ｏ| ＼_} / , {、 l ＼ |o| ､ ,′ 、 ﾊ_｝ ／ _二ヽ ＼ Ll V/ ヽ { / -- ､ﾝ‐ヘ {i ＿＿} に７ ‐ｧ-一'’_¨二＼二二¨ `Y⌒ヾ_-―‐ﾉ /／ /ヽ､＜´ ﾐ=三ゝ=ミ ｀＞ﾉ ノ ｀ヽ | / ／下7 ../／／.:.::/ .:.:ﾄ､ ヽ / └ｲ_j/ .://;へ、／!.:.::/:.}ヽ ', 何余裕コイてんのよ。 ,' ///!l .::j.:lｲ仔くヽ/,.イ,.ム:.', l , '〈/f`| l ::l｀' ゞゾ '´ ｒャjﾉ::.ｌ:. | 一報きいたときには | l:l :!:{､| l ::| ﾏｿハ: |:: | 仰天してたじゃないの。 | l:ｌ::i个| l ::l! U ＿ ′} .:}:.ｌ:: l | lﾊ:l::{::', ::::{､ /.:/::.l:: l l !:|:::',::',::ヽ:::ヽ＼._ ／.:/::::/l::;! . ',::{:{､:::ヽ＼:＼;ゝ ｀「:ﾌ´!::::/;:::/ 〃 . ヾﾊj＞''´ ヽ ﾄ､_..上くｲ::::{ {::{／ ／⌒ヽ､＼ ｀ ＼-ｰ￣＼ヾ 鄧禹 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ＼ なーんか スッキリしないんだお。 / ─ ─ ヽ | （●） （●） | やる夫は 今まで多くの敵を打ち破って来たけれど…… ＼ ∩（__人/777／ ／ （丶＿//// ＼ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ これじゃ、隗囂に「勝った」って気がしないお。 ／ _ノ '' 'ー ＼ ／ （●） （●） ＼ 勝ち逃げされたとまでは言わないけど、 | （__人__） | ドローのまま終わったような……気持ち悪いんだお。 ＼ ｀ ⌒´ ／ ＼＼＼＼ ＼＼＼ ／￣￣Ｕ￣￣￣＼ ＼＼ まだ！まだ！ まだだああああ！ ／ ＼ ＼＼ / へ ／ヽ Ｕ ヽ 隗囂ＳＡＭＡのために最後まで戦うＺＯ！ |::::::: ／ ＼ | ＼＼ ＼＼ |:::::::::: | |::::::::::::: / ￣￣￣ ＼ | ヽ::::::::::::.＼ ＿ (⌒ヽﾉ ノ 王元たちは隗囂の息子・隗純を王に立て、 抵抗を続ける。 だがよくも悪くも強烈な個性を持っていた隗囂の死後、 その勢力は次第に弱まって行くのである。 _. -=ﾆ::_Ｚ￣ﾆ=- .._ ／ (:_: ;r'": :/::￣:７''ヽ:,r':￣｀ヽ､ /: : : : : :ヽ､:_（_: : : （:: : : :＼,r=‐':"⌒ヽ._ / : : : : : ; ': : : : : :￣::ヽ､__／: : : : : l: : :/ﾐﾉ ' : : : : : / : : : : : : :__:ヽ_: /:: :l: :l: : : : l : ﾞ‐'ヽ ｌ: : : : : :;' : : : : : : （（（//ﾞﾊ､ : l: :l : : : l: : : l : ', . l: : : : : :l: : : : : : : : : : : :｀Ｖノ : l: :l: : : ,' : : ;': l:ｌl やる夫の統一事業も佳境。 ｌ: : : : : :l: : : : : : : : : : : l: :/:l :l: :ｌ: :ｌ:: :/ /::/: :;ﾘ| l: : : : : :ｌ : : : : : : : : : : l: :ｌ::ﾉ: }: :｝ ｌ / /::/ﾚｊ:/::| 敵・味方を問わず、 . ｌ: : : : : l: : : : : : : : : : :l: :|/_;ｲ_;ｲ_;ﾘ､/／ .ノ／:| '; : : : : l: : : : : : : : : ::l: :|ニﾆ ‐--ミ`' } ,ｨﾁｊﾞ :| 歴史に名を残す大物たちが /´ヽ: : : :l; : : : : : : : : :l: :|ｚ'ｔ'ツ"_>｀` '" {^~ |: :| 堰をきったように退場し始めた。 / ¶′＼: :ｌl : : : : : : : : l: :| ｀~¨´ (::"′ ',ノｌ: :j ,r‐｛ , ＼ｌｌ : : : : : : : :ｌ: :| :. ∨ノ:| ! ¶′', ｒ､＼: : : : :::::ｌ: :| :. .._ ／´）: :l ¶′ ＼ ヾ>､＼: : : ll: :| :. __-了:/::;' ｴｴｴュ┬ｒ 、＼ ｀ヾ>､＼:ｌｌ: :| : ‐.._'´¨´ﾉ:/::/ ―‐ - ､￣`<〉、 ヽ､._｀^‐-＼ト ､ : ￣｢Ｖ／ ¶′ ＼ `<〉､ ＼` ｰ==┬''^ヽ､ ...__ ノ ¶′ ＼ `〈>､ ヽ`:ｒ'"|| ,ﾀ ¶ ｝ ¶′ ¶′ヽ `〈>、ヽ i || ,ﾀ / 第四十八章「病魔」終わり 第四十九章「名将帰天」へ続く |＿＿＿__ | ┌┐ ┌┐ r‐--------, /,ゝ ＿┌┐ _,,,..-､ |￣￣| __ / / ｜｜ ｜｜ ＿＿＿＿ ＿ _,- .|＿＿＿__＿_!l'_ゝ | | | | .lﾞ￣: : : : │ ｜ ﾉ ｜ ﾚ' / ｜｜ ｜｜ |＿＿＿__ | ＿_| |_|_|- /￣￣￣ / r‐-----------┐ | | | | . ゝ-│: ｒ'" ｜ ｜ ｜ ／ ｜｜ ｜｜ | ,---, | ￣/ /￣ |,,,,,,,,,,,,,,､ .,,,,,,,,,,,,,,| | | | | . /'''''''": .`'''''''i ｜ ﾉ / / └┘ ｜｜ '-' .／ / __/ / │ │ | | | | .ハ .!,,,,,,,,,,: ,,,,,,,,/ .└┘ / / ／／ .,-ｰ' ／ ./＿_＿＿/ ,, / / | | | レ' / / : ,! ┌┐ ／ ／ ／／ `-ｰ' ｒ'" ,,/ | | |＿__／ ,i'": / └┘ ＞第四十九章「名将帰天」 諸葛亮とか亡宋の三傑みたいに思えてきた王元もとうとう退場なのかー… 二十四孝ならぬ二十四忠があれば（結果的に逆賊だが）王元は入ってもいい。 敵もだけど、味方もやっぱり多く退場していくよねえ、ここまで来ると でも、他の戦乱の時代よりも、年数少ないんだよな、光武帝の乱世って そう考えると、駆け足で生きていった英雄多いよなあ ＜予断＞ /:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ 実は１はだな、他所の企画をパクろうと思ってたことがあったんだ。 lr:l:.:.l::｢ -ｰ -､l::i:! ik:l::::i:.| | .l:::l `ｰ-､｣ ' i_ﾉ | `ｰ ￣ , ' ,,rへ､_ ｀ 〔´ ／l :ヽ､==ﾞ7'r'Yヽｰ､_ :‘,:|‘，＜'^__i__,〉，ヽ‘＼ ‘，＞'`7┷┿┷＜‘，;.ヽ (（ '´ /ニﾞヽ ほほう？ li 从ハ)ｿ ゝ*,,・∀・) /:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ 某「駆け抜けるようです」スレの某企画。 lr:l:.:.l::｢ -ｰ -､l::i:! ik:l::::i:.| | .l:::l その回で退場した人物をパラメータ付きで解説するやつな。 `ｰ-､｣ ' i_ﾉ | `ｰ ￣ , ' でも、結局止めにした。なぜかと言えば…… ,,rへ､_ ｀ 〔´ ／l :ヽ､==ﾞ7'r'Yヽｰ､_ :‘,:|‘，＜'^__i__,〉，ヽ‘＼ ‘，＞'`7┷┿┷＜‘，;.ヽ (（ '´ /ニﾞヽ 言えば？ li 从ハ)ｿ ゝ*,,・∀・) ,´ ,／'' r､ '＼,,.,,-‐'''''' ムｫ _冫 _/_/⊥/:: ヽ⊥､__, '´ ` ､ j ／/ ,ｲ /.|/ l/:::::::::ヽ|.,,ヽ|ヽ ヽ ｬ''ﾞ ./ i /|/;l'"~`'li, :::: ,il'"~`''liヽ｀ヽ、 'r ヽ ／|/ ! ii, ○ ,i! :::: il､.○ .,|i ij ＼! _`'!!. | `ﾞ=='" ＿＿ `''=='" | ,ﾉ ,ｒ''" '.i;:::, i" `i .／'´ヽ、 `Z_ ,.へ'ヽ;; i i _;;; へ ＼ |／ `>┴,---,-'''"､ ヽ ,､!￣ ／ヽ,,,,_ヽ_/ _,,／ヽ ∨ ↑ /:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ こいつのパラメータが lr:l:.:.l::｢ -ｰ -､l::i:! どうしても考えられない…… ik:l::::i:.| Ｕ | .l:::l 魅力が高いのか低いのか `ｰ-､｣ ' i_ﾉ 他の数値はどうなるのか。光栄ゲーム的な | `ｰ ￣ , ' 数値が付けられなかったのよ。 ,,rへ､_ ｀ 〔´ ／l :ヽ､==ﾞ7'r'Yヽｰ､_ :‘,:|‘，＜'^__i__,〉，ヽ‘＼ ‘，＞'`7┷┿┷＜‘，;.ヽ その代わり、統率と武力は９０ぐらいまで上げる。 あと、１は結構いいかげんで、 全ての登場人物を調べ尽くしてから スレを立てているわけでは全然なかったりする。 今回のような活躍をすること知ってたら、 王元は別のＡＡになってたかも…… ／￣￣￣￣￣￣＼ ／ ＼ まだ出番はあるＹＯ！ / U ヽ ﾉl::::::::: | ﾉﾉ|:::::::::: ／ ＼U | ..ﾉﾉ|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | ﾉﾉﾉヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ﾉ ,. ―――- /:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ、. /i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ:.:.ヽ. マイナーアニメの代表格みたいに思ってた『ＧＡ』だけど、 . i:,ｲ.:.:.:..:l/-―- ､__,ヽ.:.:ヽ. lr:l:.:.l::.:.| '叨¨ヽ `ｰ-､ :ｊ:ｌ:.| 知ってる人もいるみたいで嬉しい。ＤＶＤも案外売れてるみたいだしな。 ik:l::::i:.:.:.| ` ー /叨¨) :i:!| １も買ったけど。 `ｰ-､｣:.:.| ヽ |.::::l ﾄ.Ｎ ｀ヽ.＿__´, ル_ﾉ 最後の超重要登場人物のＡＡを、ＧＡから持ってこようかな。 . |. ヽ `ﾆ´ / 」、 ヽ、＿／ イ´| ヽ、__」 ヽ ＧＡは、単体のデキは悪くないんだけど、 いきなりレンジャー話入ったり、 どうもキャラをたてる時間とはじける時間の配分がよくない感じ。 全体に「くすっ」って感じのほのぼの話なんだから、そー作ればよいものを、 あの「しるぶぷれー（棒）」の中途半端なはじけ具合といい、 どうもターゲットの絞り方ができてないというか。 「ぽんぽんいたい」ってのがなんか哀愁を誘うな…ｗｗ 次はあの人か… 不満を申す男ってことで、マンモスマンなのか？ｗｗ 「ヴァニラさんの出番ですね」 病いと餓えという表現は割と典型的な食糧難の表現です。 昔は栄養失調から来る脚気などの症状を「病」と表現します。 現代人と違ってそれが飢餓と因果関係の有るものとは中々とらえることが出来ませんから。 他の時代の籠城側の飢餓によるものも、多くは病と表現されています。 あと、隗囂が食ったのは乾燥したままの食料です。 当時は涼州では略陽に水源を頼っていた（或いは水利のハブ的な中継地であったと思われる）ようで、 『三国志』注の『魏書』に引く魏文帝曹丕の発言にも、やる夫が略陽に濯ぐ水を利用して疲弊させ、兵を進めて勝利を得たという話が紹介されてます。 ですから勝因は全くもって偶然の病死ではなく、やらない夫が略陽を落として抑えきったことのようです。 略陽に隗囂からやる夫自身から総出で群がった理由はそこでしょう。 おお、正直私はそこまで理解してませんでしたよ。補足感謝。 やる夫がこれで勝ったな、楽観してしまった理由も、この辺りも絡んでたのかもな。 ☆＝新しく登場した人物 ★＝今回で退場した人物 ●＝既に退場した勢力、人物 【やる夫の一族】 劉秀（りゅうしゅう）やる夫＝やる夫 光武帝、漢王朝の一族 郭聖通（かくせいつう）＝姫（怪物王女） やる夫の妻、皇后 劉彊（りゅうきょう）＝やる夫幼少時AA やる夫の第一子（母郭聖通）、皇太子 陰麗華（いんれいか）＝長門有希（涼宮ハルヒの憂鬱） やる夫の妻、陰氏の娘 劉黄（りゅうこう）＝草笛みつ（ローゼンメイデン） やる夫の一番上の姉 來歙（らいきゅう）＝やらない夫 やる夫の親戚、南陽の豪族 劉嘉（りゅうか）＝セイバー（Fate） 漢王朝の一族、來歙の義弟 邪神セイバー（出来損ないの中国製フィギュア） 鄧晨（とうしん）＝桜田ジュン（ローゼンメイデン） やる夫の姉（劉元）の夫、南陽の大豪族 劉伯姫（りゅうはくき）＝柿崎めぐ（ローゼンメイデン） やる夫の妹、李通の妻 李通（りつう）＝キバヤシ（ＭＭＲ） 南陽の大豪族、劉伯姫の夫 陰識（いんしょく）＝キョン（涼宮ハルヒの憂鬱） 陰麗華の兄 許夫人＝松本梢江（グラップラー刃牙） やる夫の三男・劉英を産んだ女性 劉良（りゅうりょう）＝やる夫派生キャラ（名前不明） やる夫や伯升の叔父 劉終（りゅうしゅう）＝橋本崇載（将棋棋士） 春陵郷の一族 ● 劉伯升（りゅうはくしょう）＝ディオ・ブランドー（ジョジョの奇妙な冒険）やる夫の兄、反乱軍のリーダー ● 劉元（りゅうげん）＝水銀橙（ローゼンメイデン） やる夫の姉 ● 樊嫺都（はんかんと）＝ヒカルの母（ヒカルの碁） やる夫の母 ● 劉仲（りゅうちゅう）＝荒巻スカルチノフ やる夫の兄 ● 鄧真紅（仮名）＝真紅（ローゼンメイデン） 劉元と鄧晨の娘 ● 鄧雀（仮名）＝金糸雀（ローゼンメイデン） 劉元と鄧晨の娘 ● 鄧翠（仮名）＝翠星石（ローゼンメイデン） 劉元と鄧晨の娘 ● 來やらない子（仮名）＝やらない子 來歙の妹、劉嘉の妻 ● 劉稷（りゅうしょく）＝ヴァニラ・アイス（クリーム）（ジョジョの奇妙な冒険） 春陵郷の一族 鄧禹（とうう）＝涼宮ハルヒ（涼宮ハルヒの憂鬱） 哈爾濱（北京五輪紹介パンフレット） 呉漢（ごかん）＝海馬瀬人（遊☆戯☆王） 賈復（かふく）＝烈海王（グラップラー刃牙） 耿弇（こうえん）＝赤木しげる（アカギ 闇に降り立った天才） 寇恂（こうじゅん）＝至郎田正影（魔人探偵脳噛ネウロ） 岑彭（しんほう）＝阿部高和（くそみそテクニック） 馮異（ふうい）＝泉こなた（らきすた） 朱祐（しゅゆう）＝クマー やる夫・伯升とは、幼なじみ ★ 祭遵（さいじゅん）＝シモンちゃん (下妻市公式Webサイトより) 雲台二十八将 九位 蝶野攻爵、パピヨン（武装錬金） ● 景丹（けいたん）＝星野仙一（野球解説者） 雲台二十八将 十位 蓋延（こうえん）＝虹村億泰（ジョジョの奇妙な冒険） 銚期（ちょうき）＝松尾鯛雄（魁!!男塾） 耿純（こうじゅん）＝新城直衛 （皇国の守護者） 臧宮 ぞうきゅう）＝道下正樹（くそみそテクニック） 馬武（ばぶ）＝のまネコ 劉隆（りゅうりゅう）＝糸色望（さよなら絶望先生） 馬成（ばせい)＝高原美奈子（Theガッツ!） 王梁（おうりょう）＝朝比奈みくる（涼宮ハルヒの憂鬱） 陳俊（ちんしゅん）＝ツベ（ねじ式） 杜茂（とも）＝吉川（GA 芸術科アートデザインクラス） 傅俊（ふしゅん）＝広瀬康一（ジョジョの奇妙な冒険） 堅鐔（けんたん）＝海原雄山（美味しんぼ） 王覇（おうは）＝坂田銀時(銀魂） 任光（じんこう）＝保坂（みなみけ） 李忠（りちゅう）＝伊頭鬼作（鬼作） ● 萬脩（ばんしゅう）＝宮藤芳佳（ストライクウィッチーズ）雲台二十八将 二十六位 邳彤（ひとう）＝ジャムおじさん（アンパンマン） ● 劉植（りゅうしょく）＝高田社長（ジャパネ○トたか○の社長）雲台二十八将 二十八位 【やる夫の配下(2)】 馬援（ばえん）＝井之頭五郎（孤独のグルメ） 耿舒（こうじょ）＝東横桃子（咲-Saki-） 耿弇の弟 王常（おうじょう）＝ラスカル（あらいぐまラスカル） 耿況（こうきょう）＝黒沢（最強伝説 黒沢） 北方の辺境、幽州上谷郡の太守 卓茂（たくも）＝ガーゴイル（吉永さん家のガーゴイル） 宋弘（そうこう）＝松下由樹（女優） 桓譚（かんたん）＝平沢唯（けいおん！） 王遵（おうじゅん）＝マーク・パンサー（globeのラップの人） ● 朱浮（しゅふ）＝藤木茂(ちびまる子ちゃん) ● 伏隆（ふくりゅう）＝トンファーパーマン 伏湛（未登場）の息子 ● 孫咸（そんかん）＝キュアパインの後姿（フレッシュプリキュア！） 【公孫述】 公孫述（こうそんじゅつ）＝できる夫 益州、蜀郡地方の実力者 公孫述の妻＝銀（DARKER THAN BLACK 黒の契約者） 延岑（えんしん）＝でっていう 各地を転戦する不屈の武将 田戎（でんじゅう）＝池田華菜（咲-Saki-） 【隗囂→隗純】 ★ 隗囂（かいごう）＝小岩井よつば（よつばと！） 西方（涼州）の大豪族 王元（おうげん）＝山下達郎（歌手） 行巡（こうじゅん）＝aiko（歌手） 【竇融】 竇融（とうゆう）＝編集長（バクマン） 班彪（はんぴょう）＝槐（ローゼンメイデン） 【盧芳】 盧芳（ろほう）＝雪華綺晶（ローゼンメイデン） 漢の皇族＆匈奴王の血族を自称する并州北部の群雄 賈覧（からん）＝ヴィネガー・ドッピオ（ジョジョの奇妙な冒険） ● ［反乱軍、更始帝］ ● 劉玄（りゅうげん）＝野比のび太（ドラえもん） 更始帝、漢王朝の一族 ● 朱鮪（しゅい）＝ちゅるやさん（にょろーん ちゅるやさん） ● 李軼（りいつ）＝いくお 李通の従兄弟 ● 王匡（おうきょう）＝流石兄弟 ● 王鳳（おうほう）＝流石兄弟 ● 陳牧（ちんぼく）＝やるえもん ● 張卬（ちょうごう）＝アナゴさん（サザエさん） ● 李松（りしょう）＝名前不明のやる夫派生キャラ 李軼、李通の従弟 ● 申屠建（しんとけん）＝バックベアード （アメリカの妖怪の一種。水木しげるの創作） ● 謝躬（しゃきゅう）＝ロールパンナ（それいけ!アンパンマン）更始帝が河北に派遣した将軍 ● 趙萌（ちょうぼう）＝坪内地丹（かってに改蔵） 更始帝（劉玄）の義父 ● 鄧奉（とうほう）＝オプーナ 鄧晨の甥 ● ［新］ ● 王莽（おうもう）＝一条三位（水戸黄門） 『新』王朝の皇帝 ● 王邑（おうゆう）＝坂ノ上おじゃる丸（おじゃる丸） 『新』王朝の№2 王莽の従弟 ● 荘尤（そうゆう）＝藤原左為 （ヒカルの碁） 『新』王朝の将軍 ● 王匡（おうきょう）＝塔矢アキラ（ヒカルの碁） 王莽の親族 ● 王尋（おうじん）＝岩倉具視 卿（歴史上の人物AA） 『新』王朝の大司徒 ● 廉丹（れんたん）＝菊亭左大臣（水戸黄門） 『新』王朝の将軍 ● 甄阜（しんふ）＝ハートマン軍曹(フルメタル･ジャケット）『新』王朝南陽の前隊大夫（太守） ● 梁丘賜（りょうきゅうし）＝サウザーの手下（北斗の拳） 『新』王朝南陽の屬正（都尉） ● 樊崇（はんすう）＝日下部みさお（らきすた） 「赤眉の乱」の指導者 ● 逢安（ほうあん）＝峰岸あやの（らきすた） ● 徐宣（じょせん）＝黒井ななこ（らきすた） ● 劉盆子（りゅうぼんし）＝天子（コードギアス 反逆のルルーシュ） ● 劉恭（りゅうきょう）＝蒼星石（ローゼンメイデン） 更始帝の侍中、劉盆子の兄 ● 謝禄（しゃろく）＝小神あきら（らきすた） 赤眉軍の幹部 ● 董憲（とうけん）＝柊つかさ（らきすた） 元赤眉軍の幹部 ● 廖湛（りょうたん）＝do夫 ● ［劉子輿］ ● 劉子輿（りゅうしよ）＝白ボン（ボンバーマンシリーズ） 自称皇族の血縁者 ● 劉林（りゅうりん）＝高橋名人（ファミコン名人、ハドソン社員） 趙王の末裔 ● 李育（りいく）＝ロードランナー（ロードランナー） 劉子輿政権の大司馬（軍事のトップ） ● 倪宏（げいこう）＝松永久秀（信長の野望シリーズ） 劉子輿政権の将軍 ● ［彭寵］ ● 彭寵（ほうちょう）＝伊藤誠（School Days） 北方の辺境、幽州漁陽の太守 ● 彭寵の兵＝桂言葉（School Days） ● 子密（しみつ）＝秋山澪(けいおん！) 彭寵の奴隷 ● ［劉永］ ● 劉永（りゅうえい）＝BUTCHさん（iphone行列で話題になった人）元・梁王の子 ● 劉紆（りゅうう）＝あいぼん（加護亜依） 劉永の息子 ● ［張歩、蘇茂］ ● 張歩（ちょうほ）＝鷹野三四（ひぐらしのなく頃に） ● 張藍（ちょうらん）＝芙蓉楓（SHUFFLE!） 張歩の弟 ● 費邑（ひゆう）＝宮崎都（BAMBOO BLADE） 張歩の大将軍 ● 重異（じゅうい）＝我妻由乃（未来日記） 張歩が帰属させた盗賊集団の元・首領 ● 蘇茂（そも）＝富竹ジロウ（ひぐらしのなく頃に） ● ［秦豊］ ● 秦豊（しんぽう）＝さくら友蔵（ちびまる子ちゃん） 荊州南部の群雄、楚の黎王を自称 ● 秦豊の娘＝さくらももこ（ちびまる子ちゃん） 延岑に嫁ぐ ● 張成（ちょうせい）＝レオパルドン（キン肉マン） 邳彤の妻早苗（仮）＝古河 早苗（CLANNAD） 『凌遅刑』店員＝竜宮レナ（ひぐらしのなく頃に） ● 龐萌（ほうぼう）＝ナギ（かんなぎ） ● 劉嬰（りゅうえい）＝AAなし（墓の中） 前漢最後の実質的皇帝 ● 劉楊（りゅうよう）＝ドラキュラ（怪物くん） 冀州の元真定王 ● 劉崇（りゅうすう）＝骨川スネ夫（ドラえもん） ● 李宝（りほう）＝ガラハド（ロマンシング サ・ガ） 劉嘉の配下 ● 呂母（りょぼ）＝エンヤ婆（ジョジョの奇妙な冒険） ● 朱浮の妻＝田井中律（けいおん！） ● 烏珠留若提単于（うしゅりゅうじゃくていぜんう）＝高町なのは（魔法少女リリカルなのは） ● 監査役の役人＝ハート（北斗の拳） ● 南陽の官憲＝ピーポ君（警視庁のマスコットキャラクター） ● 劉平＝ジャン・ピエール・ポルナレフ（ジョジョの奇妙な冒険） ● 更始帝の使者＝中村紀洋（プロ野球選手） ● 盗賊Ａ＝[切腹]興毅（プロボクサー） ● 盗賊Ｂ＝二岡智宏（プロ野球選手） ● 李季＝ナワヤ（ＭＭＲ） ● 巨無覇（きょむは）＝和田アキ子（芸能人） 身長2.3メートルにも及ぶ巨人 ● 紳々（しんしん）＝島田伸助（芸能人） 新王朝の雑兵A ● 竜々（ろんろん）＝シャオロン（中日ドラゴンズキャラクター）新王朝の雑兵B ● 捕虜Ａ＝永沢君男（ちびまる子ちゃん） 文官Ａ＝マンモスマン（キン肉マン） 【解説・進行役】 ブローノ・ブチャラティ（ジョジョの奇妙な冒険） ナランチャ・ギルガ（ジョジョの奇妙な冒険） 【ミニ幕間、特別編】 始皇帝＝大ちゃんの改造AA 中国を統一した始めての皇帝 高祖＝ちよちゃんのパパ（あずまんが大王） やる夫の先祖、漢の初代皇帝 劉元（りゅうげん）＝水銀橙（ローゼンメイデン） やる夫の姉、本編退場後ミニ幕間に登場 司馬遷（しばせん）＝夜神月（デスノート） 『史記』の作者 班昭（はんしょう）＝薔薇水晶（ローゼンメイデン） 中国史上初の女性歴史家 曹操（そうそう）＝ルルーシュ・ランペルージ（コードギアス 反逆のルルーシュ） 国淵（こくえん）＝ジェレミア・ゴットバルト（コードギアス 反逆のルルーシュ） 彭越（ほうえつ）＝タンノくん（南国少年パプワくん） 武帝（ぶてい）＝シャルル・ジ・ブリタニア（コードギアス 反逆のルルーシュ） 湖南文山＝パトリシア＝マーティン（らきすた） 「通俗三国志」の訳者 称好軒徽庵(ショウコウケンキアン）＝田村ひより（らきすた） 「通俗東漢紀事」の作者 蘇献（そけん）＝ジャギ（北斗の拳） 中国の小説「全漢志伝」の登場人物（架空の人物） 厳光（げんこう）＝柊かがみ（らきすた） 「全漢志伝」の登場人物。史実では、隠者として名を馳せた
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