やる夫を拾い読み
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やる夫が光武帝になるようです 第二十五章 義士報恩,. -─‐/::::/､__ , ' ＞''"¨ブﾌ::::::i _三＞.､ ／.／::::::;: '",ィ´:::／ lヽ 言いたい事も言えないこんな世の中じゃ ポイズン！ / /::::::／／:::::／ __＿..ノ‐--､ / /::::／／:::／ ＞!¨:::::::::li:::::::::::::::::＼ 解説・進行役の ナランチャ・ギルガだよ！ ,' /／ /:::／ ＞'"´ i:::::::::::l.l::::::ヽ::::::::::::ヽ i / '¨´イ´..,,_ ,'::::::::;' /ﾊ:::::::';:::::::::i::::', .l .／! ､_､..___¨ヽノ::::::/;'//- ';::::::i::::::::i::::::i l ／l::::l . ヽ,ｨﾌﾊ.>'::::::::;:':://_ﾆ._ ＼;'::::::;'::::::ﾊ 〈i´/::::l::::ｌ. ￣／::::／ <,iノｪ},ﾌ,':ヽ:;':::::/::::', lﾚ::::::::ｌ::::! ／;／/ lヽ. ｀¨´ /:::／丶ﾊ:::::::i /¨ヽ:::::i::::i. ヽ ｊ/'" /／:::/::/ ﾘ:::ﾉ l 'ヽ Ｖ::ﾄ､::ヽ、 ,. _｀ｰ -、 ／ ／/;:ｲ_ /;/ . i |ﾉﾊiV!ヽ｀ ¨ ‐く ｀¨ヽ i / /'´ ! ', ヽ-､ヾ. ', ,.､ ｀¨￣ ｀ /./／! l ＼__入 '., ￣｀ ｰ' / ノ/ / ';:::::ｌ＼ ,.ｲ..,,__／ ';::::l ＼ ,.イ /:l .. ';:::i ｀＞.‐ - ''" / /::::l Ｖ＼ ヽ /.／::::::::＼ ／ヽ::::丶、 l ／:::::::::::::::/ ＼ /::::/:::::／:::::｀ｰﾗ:::::::::::,.ｨ:､＼ヽ. ,'::::;':::::/:::::::/:::::::{:_;.ィ:´ヽ._::::):::';:ﾊ ;:::::;::::::;':::::::/:::::／:i::::i::l::ヽ::::l::::::::ｉ:::', 東京生まれ ヒップホップ育ち。 . ｉ:::::i::::::i::::::::l:::/l::::::l::::l:::l::::::i::::l:::::::l::::i .. l::::::l::::::l:::::::::i':::l::::::l::::ｌ:::i::::::l::::l::::::i::::;i 同じく ブローノ・ブチャラティだ。 . !:::::ｌ::::::ｌ:::::::::l::::l::::::i::::l:::ｌ:::::l:::ﾘ:::::i:ノｉl . l:::::!l::::::!:::::::::ト=‐_-_⊥⊥ --‐ ｽｨi::! l::::ｌ:ｌ:::::ｌ:::::::::::ﾋｫ::ｧ‐ミヽﾉ ,ｨｔﾁ_ﾉl::l l::::l::i:::::ｌ:::::::::::lヽー'´／ l｀¨ ｉ::l ｀ヽ＼:::l::::::::::::', ,. ､! /::ﾘ |.＼::::';:::､:::::ﾊ ｿ /::/l ／.i. h丶、:::ヽ::::', ヽイ ,':::/ ／ ', ヽh ｀ ＜:::::ﾞ､ ‐ "¨ ﾉ/-V ／ ＼ ＼ト.､ ｀ﾏ^、 ｀¨´./ヽ ／. 丶、ヽ- ニ/｀ﾞ ｰ ' ./i ｒ‐ ¨￣ ￣￣/／ヽ | / l . i i'⌒¨ ‐一'､ l ｉ l l ＼ ＼ ＼ ', .// ｌ l /:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ さて、やる夫が皇帝として即位した西暦二十五年の話だが、 i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ lr:l:.:.l::｢ -ｰ -､l::i:! この年は色々な出来事が起こりすぎて、 ik:l::::i:.| | .l:::l `ｰ-､｣ ' i_ﾉ 一つの時間軸で説明するのが １の手には余る。 | `ｰ ￣ , ' ,,rへ､_ ｀ 〔´ ／l :ヽ､==ﾞ7'r'Yヽｰ､_ :‘,:|‘，＜'^__i__,〉，ヽ‘＼ ‘，＞'`7┷┿┷＜‘，;.ヽ (（ だから、何人か 視点の軸になる人物を用意して、 '´ /ニﾞヽ その人たちを中心に、話を進めることにするよ！ li 从ハ)ｿ ゝ*,,・∀・) 少なくとも、この二十五章と次の二十六章はそういう感じで お送りするからね！ _ ＿_ ＿ , .:.´:.:.:..:.::::::::::::::::｀`ヽ､ ／ ,r'´.: .:.:.::::::::::::::::ー -､r」⌒Y⌒Y^ヽ//",,ﾞ """ ／ ヽ ／ .:.: .:.:.:::::::::::::::::::.:.:.,r'´ ソ^ヽこ ｲ ヽ、 ／ノ / / .:. /ミヽ::::::::::::::::::::.:.:.:.＞ > ,ィ二ヽ/＼ ／彡 "" |/ フ ,'.:.:::/.:::`ヾ､::::::::::::::::::::.:.:｀フ } ,ｲｲ薔薇| i、ﾞｰ''"彡 /| ｜ i:.::/:::／｀`ヽ､`.:､::::::::｀:.:､.:ﾌ L入ﾊ ,,／ ヽ､,,_ ＼ ,ｲ / | ム |/.::,ｲ} ｀`丶､.:.:.:.:.:ヽゝ ,,,.-'" ｰ､＝=-ヽ'"/ / ヽ ： .ﾚｲ/ﾘ `ヽ ､.:.:>く ﾞ｀ ヽﾟﾉ`ｰ=､_ /// ∠ ： i彡 ｀`ー' '' ｰ-‐｀ヾ＼ヽ ￣￣ // ノ ： <ミﾌh ‐- ､ ､ _＿ ﾐ(ヽ // ￣ﾉ , イ三ミゝ､弋弍｡ﾃ ヾ圭｡ﾃﾅ V ＞､ ／／ / ￣ , イ,ィ´￣￣｀ヽ //// , //// ／'"´ 'i ／／ ／ ,rソ^Y^Y ヽ ヽ＼つ ,,_ ＿ ,i| ,"__} ／／ ／ ／ Y^X^X(＿ ﾉ ﾉ _ ﾉ｀ゝ､ ＿ __＿ , イ !ヽ_人`'′ ／／ ／ ／ _ノ__人＿ノヽ _／ ヽ二二ﾌ不＜ ＿ ＿ i'ﾞ' ／-─‐‐''／＿／＿ ／ /´￣ ￣ヽ、＿＿＿,,,, -‐‐ それでは、はじまり はじまり～ ※ このスレは、「やる夫観察日記」様でまとめていただいてます。 i､ i､ （寇恂・馮異） / ,‐ | ﾞi､ 河内郡 丿<冀州>,i´ | │ ,lﾞ .,/ | 河東郡 lﾞ ●孟 _,,,,,|,,,yｗ-rrt″ | |._,,,,,,,,---―ｰ''''''"⌒.√ ,,,--￢''''''''''''lﾞ ｒ'" 成皋 ﾞ'-、 <エン州> ,r'ﾞ │ ,lﾞ 河南郡 !、 ,／ﾞ゛ lﾞ ,i´ く ,,,／゛ ,! | 洛陽 | ￢'''''''''''''''''''''''''"＾ ｛ | ●（朱鮪） , lﾞ ,! | _,,､､_ "'''ﾞ'''"!ヽ､、 <司隷> / lﾞ .,i´ ﾞ`""""" ＼ (更始政権） ,ﾉ ＿,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,-l,, .|､ "、 ●長安 │ _,,-'''"｀ _,"'＾｀""lﾞ ,lﾞ ﾞ_ _,,,し--―''''" / ﾞ,-!､、 ‘‐ 、 _,,,,,―‐''"ﾞﾞ＾ _lﾞ _" `ヾ ._,,,,--ｰ'''"｀ lﾞ、 "、 <予州> ,-''"＾ 弘農郡 ■陸渾関 ﾞ'-、 .,,こ.,,,.,,,,,,,.,-----,,， （赤眉軍） |′ |、、 ﾟﾟﾟﾟﾟﾟﾟ~",,、 ｀'ヽ │ ｀… 、 ｀"ι、 "-､,,、 武関 ,,／ ‐、 " 、 ｀ﾞ、:､､ ■ _,,,,,､--------'"｀ ､,lﾞ `--i､,,,._、 `ﾞ^￣｀｀ ｰ,、 西暦二十五年三月、 弘農郡に進入していた赤眉軍に対し、 更始帝は討伐軍を派遣した。 ＿＿＿＿ ／ ＼ 朱鮪どの！我らと一緒に ／＿＿＿＿＿＿＼ ／ | ⊂⊃ ⊂⊃ | ＼ 赤眉を駆逐してくれ！ | | （__人__） U.| | ＼ | ｀ ⌒´ | ／ ／ ＼ 李松 更始帝から遣わされたのは、 このとき、更始政権の丞相を務めていた李松だった。 何度か説明したが、李松は李通・李軼の従兄弟にあたる。 半ば独立の姿勢をとっていた洛陽の朱鮪に対し、 李松は軍を合わせて赤眉と戦うよう要求した。 -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ （どうした ものかにょろ…… //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| （わたしとしては、赤眉に更始帝を ﾚ!小ｌ＼ ー 从 |、i| 片付けてほしかった） ヽ|l ー ○ | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | -‐ '´￣￣｀ヽ､ （ただ、赤眉は予想以上に強大になった） ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ （今ここで、李松たちと連合して力を削いでおく 〃 {_{ U ﾘ| ｌ.│ i| べきか……？） ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| ………… ヽ|l ー ● | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | 朱鮪に助力を求める前、 李松は蘇茂（そも）という武将と共に 赤眉を攻めている。 この時点で更始帝に従っている武将の中で、 李松と蘇茂は一・二を争う実力者だったが、 赤眉の前に大敗を喫していた。 ,, - ,,= 、 , " / ヽ、 ./ ! ヽ ./__ ,, ,,,!, _ | 面目ない。ははは！ ./i.!/ _ ﾉ !| ゛ '' ,、 ! ,! w''"_''、 .!-＝ァ.、! ッ 、! ' !.l!." ゛!"'l '"㍉, i.|/. !|ヽ、 '|゛''''' ﾂ `‐ メ./ !"l/- '' i __ __ _ ,_／ﾉ .ヽ, .ゝ_ .ノ ./ .|" l 、 .イ .| , .ｯi! " ゛ '' " / iヽ. ＿__,, - "//.! ' /,.!| ヽ、 ,, " ./ !.!i .!- 、 _ ,,, ./,/ !.! ヽ- ,, / / !.! ''i 、 '" ,,／" .!.! ! ヽ、 ./ / !.! ゝ ゛'' '' .ｼ !.! .| ヽ | ヽ / .!.! ゝ,,／ !.! ! .Y | ! / .!.! i'0 l .!.! ! / .| ./! .Y !.! ゛" .!.! ゝ / | 蘇茂 ＿＿＿＿ ／ ＼ 朱鮪殿が陛下に含むところがあるのは ／＿＿＿＿＿＿＼ 承知の上だ。 ／ | ⊂⊃ ⊂⊃ | ＼ | | （__人__） U.| | だが今や赤眉は、バラバラにあたってどうにかできる ＼ | ｀ ⌒´ | ／ 存在ではなくなっている……！ ／ ＼ _.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ／.:/.:／ ヽ:.:.:i:.:.:.:.:.:.ヽ ……よし、決めたにょろ！ {:.:/:./ l:.:.j:.:.:.:.:.:.:. ∨!/ ⌒ |:./:.:|:.:.:.:.: 連合して、赤眉を討つっさ！ |′ ● jｲ:.:.:.|__:.:.: |! r‐‐v (_) |:.:.:.| }:.:. ﾊヽ ノ |:.:.:.|ノ:.:.: (｀ ＝ -r-rム:.:.:|:.:.:.:.: ト､ | / | |:.:.∧:.:.:.: |:.:.:T7_/_,j .|:./ ヽ:.:. こうして、更始政権では エース級と言える朱鮪・李松の連合軍が 赤眉軍と激突したのだが…… ／ / ｀ﾄ 、', ヽ～ / / -ト y i ｌ＼ 赤眉つよーい…… l ﾊ l / ○ l }-、 ! ＼ l/i yi ○ ∪l ,!/ ,'"~'', ～ ボロ負けたにょろ～ ﾚvlﾉ∪ r´｀´ヽ l }´/ ヽ/ , i 、 ヽ、_,ﾉ j ト ~、/ / . ｒ- ,_ 」 ヽ , _＿__,. イll lヽ＝、 / . l、 ~'''TTﾄ、 ﾊ,ヽ l===l l l ヽヽ= ～ ヽ、 .l l l ', ', ＼ヽ l￣l l l / ｀ｰ.l_l_l__', ',__ ＼yV/ﾚ / 朱鮪・李松は大敗。 三万近い死傷者を出してしまった。 時期ははっきりしないが、 前章で李軼の手紙が朱鮪にもたらされ、 朱鮪が李軼を殺すことになったのは この後のことと思われる。 （従兄弟を殺した朱鮪と何事も無く李松が連合するのは少し不自然なため） -‐ '´￣￣｀ヽ､ 赤眉との高いで ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ 三万、 //, '/ U ヽﾊ ､ ヽ さらに李軼を殺したことで 〃 {_ ＿, ,＿ﾘ| ｌ │ i| その配下が離散しちまったにょろ…… ﾚ!小ｌー ー 从 |、i| ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│ 洛陽に三十万を集めたと称していた朱鮪の手勢は、 このころ潮が引くように減少しつつあった。 間もなく南下してくるであろう やる夫の手勢は数十万単位に膨れ上がっており、 これではとても対抗できない。 待てよ、 -‐ '´￣￣｀ヽ､ やる夫は今、盗賊退治に 河北へ向かっている。 ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ その間、手薄になってる河内を奪い取れば…… 〃 {_{'´ ヽﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌ● ー 从 |、i| 河内の生産力・備蓄力で増員が望めるにょろ？ ヽ|l⊃ ____ ⊂⊃| .|ﾉ│ |ﾍ. t____} j | , | | /⌒l __ , イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, ∠二_ヽ l´＞,へ｀lト ,／ /:::.::|ﾗ ＼ -‐ '´￣￣｀ヽ､ よし、今のうちに河内を攻めるっさ！ ／ ./:.::.::.| | |／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ ／; /.::.:::.::| | //, '/ ヽﾊ ､ ヽ ./::::::':;.. i'::.:...::.::| |〃 {_{／三三 ＼ﾘ| ｌ │ i| /'::;:::::::::::'::,l!.:::.:::.:..:l! ﾚ!小ｌ○ ○ 从 |、i| ;! '::;::::::::::::l:.:.:....:...:.l!.ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│ l. ''::;;／＼:.::.:..:.:.i!. ﾍ j ﾉiﾉ i |:.:.. ／ ＼:::.:.:.:!. ＞,､ __, イァ i i :!::::.／ . ＼::.::ﾞ:、 ／ | i i ﾞく ＼:.:.ﾞ:、 ('-') / i i . ` 、 ＼::ﾞ:.、ﾉ ~.ﾚ-r┐ ｀ﾞ ‐- .,,__ _,,.＞__ | .| ﾄ､ ￣〈￣ ｀-Lλ_ﾚ ￣｀ー‐---‐ （寇恂・馮異） 河内郡 i､ i､ 河内郡 / ,‐ | ﾞi､ ④野王 丿<冀州>,i´ | │ ,lﾞ .,/ | 河東郡 lﾞ ①孟 ②温 _,,,,,|,,,yｗ-rrt″ | |._,,,,,,,,---―ｰ''''''"⌒.√ ,,,--￢''''''''''''lﾞ ｒ'"平陰③ ⑤成皋'-、 <エン州> ,r'ﾞ │ ,lﾞ 河南郡 !、 ,／ﾞ゛ lﾞ ,i´ く ,,,／゛ ,! | 洛陽 | ￢'''''''''''''''''''''''''"＾ ｛ | ●（朱鮪） , lﾞ ,! | _,,､､_ "'''ﾞ'''"!ヽ､、 <司隷> / lﾞ .,i´ ﾞ`""""" ＼ (更始政権） ,ﾉ ＿,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,-l,, .|､ "、 ●長安 │ _,,-'''"｀ _,"'＾｀""lﾞ ,lﾞ ﾞ_ _,,,し--―''''" / ﾞ,-!､、 ‘‐ 、 _,,,,,―‐''"ﾞﾞ＾ _lﾞ _" `ヾ ._,,,,--ｰ'''"｀ lﾞ、 "、 <予州> ,-''"＾ 弘農郡 ■陸渾関 ﾞ'-、 洛陽から見て喉元に等しい河内の支配権を得ることは、 以前から朱鮪の念頭にはあった。 しかし、このとき、地図④の野王（やおう）県令だった王梁が、 幽州の精兵を率い、 郡境に睨みをきかせていたため…… /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.l:.:､:.:|:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ヽ //:.:.:.:./:.:./:/ |:.:.|:.､:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.ｌ|:.:.:.:ﾄ! |:|!:.:.:.:.:!:.:.|:/ !:.:|:.:l:.:.:.＿l:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.||:.:.:ﾉ| こう見えても |ﾊ:.:.:.:.:|:.:.|'|￣ !:.:ト､＼:.:.:.|l｀ヽ|:.:.:|:.:/l:／ハ l! ヽ:.:.:.l:.:.l:| ヽl ヽ=≠-､:.l|:.:.:|//彡/:|＼ ガードは堅いんですよ？ ＼:|:.:.|＝-‐ トしrﾊ|:.:ノ|/! |´|:.:|:.:.:ヽ i｀:.l , ー‐' ,':.:.:.:トノ:!:.:l:.:|:.|:.l!| |:ﾉ:.＼iヽ ー‐ /:.:.:.:/:|:.:.:.|:.:|:.:lソﾚ' ／/:.:.:.ｌ｢| ト､＿_,.. ィ/:.:.:.:斗-!:.:.:|:.:.:.:.ヽ ／:.:/:.:.:./ｌ/ ﾉ,へ ! ／:.:.／ ＼l:.:.:.:.:.:.', ／:.:.:/:.:.:./|/ 'ｰ-ri /:.:.:.:/ , |ヽ:.:.:.:.:.:', ／:.:.:.:.ﾉ!:.:./ ! 二j´ /:.:.:.:/ ／ l:.:.＼:.:.:.:.', /:.:.:.:.:.:/ ∨ノ/ ,rﾉｰ|:.:/ノ´＿,,. -‐ /!:.:.:.:.:ヽ:.:.:l !:.:.:.:／_, -‐' .〉 ,ィ´￣l:/ '´ /:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:| 王梁。 呉漢とともに幽州から やる夫軍に参加した一人。 十八章に登場。 -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| ヽ|l ● ● | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | 朱鮪はこれまで、 あえて兵を出さなかった。 ところがその間に 李軼が馮異に懐柔され、 その隙を突いた馮異に⑤の成皋以東を切り取られてしまった。 -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ やってくれたな馮異…… //, '/::::::::::::::: ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{::::::::::::::::::::::::ﾘ| ｌ.│ i| やはり静観は性に合わないにょろ。 ﾚ!小ｌ ヽ､:::::::ノ 从 |、i| ヽ|l ●;;;;;;;;;;;● | .|ﾉ│ 今度はこちらが抉り取ってやるっさ！ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | ,. -───- ､ ／'´ ｀ヽ、 蘇茂は三万の兵で温県（地図②）を攻めるにょろ！ ｼ~ ／" ｀ヽ ヽ `'、 ﾄ、 //, '/ ヽﾊ ､_Ｖヽ 同時に私は、平陰（地図③）に数万の軍を進め、 〃 {_{｀ヽ ノ ﾘ| ｌ |、,i| ﾚ!小ｌ● ● 从 | } i| 孟（地図①）にいる馮異を牽制する！ ヽ|l⊃ r─ｫ ⊂⊃jﾉ}j| r‐‐-､＿_|ﾍ '､_ノ ／| ! | ｛ (｀ /:::::| l＞,､ __, イァ_i |｜ "ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ｧ|｜ ヽ< | | ヾ∨_:/ // ﾊ|｜ 赤眉に敗北した後、李松は長安へ戻ったが、 蘇茂だけは洛陽に留まっていた。 更始帝と朱鮪が微妙な関係にある中で、 以降の蘇茂は朱鮪に従うようになる。 ,, - ,,= 、 , " / ヽ、 ./ ! ヽ ははは。鞍替え！ ./__ ,, ,,,!, _ | ./i.!/ _ ﾉ !| ゛ '' ,、 ! ,! w''"_''、 .!-＝ァ.、! ッ 、! ' !.l!." ゛!"'l '"㍉, i.|/. !|ヽ、 '|゛''''' ﾂ `‐ メ./ !"l/- '' i __ __ _ ,_／ﾉ .ヽ, .ゝ_ .ノ ./ .|" l 、 .イ .| , .ｯi! " ゛ '' " / iヽ. こうして、河内郡をめぐる攻防戦が開始された。 朱鮪軍 ザッ ザッ ザッ n n ｎ: ｎ.ｎ,.ｎ;:.ｎ.ｎ ザッザッザッザッ ザッザッザッザッ ,--､ ,--､ ,--､ ,--､ ,--､ ザッザッザッザッザッ r―､ --- r―､ r―､ r―､ ザッザッザッザッ ＿＿ ;――､ ＿＿ ;――､ ＿＿ ,--------､ ,------- ､ ,-------､` r-―――､ ,:―――――､ ,:――――､ ＿＿＿＿ ＿＿＿＿ ＿＿＿＿ ＿＿＿＿ / ＼ ､ ＼ / ＼ ､ ＼ / ＼ ､ ＼ / ＼ ､ ＼ / ＼） .＼ / ＼） .＼/ ＼） .＼ / ＼） .＼ / ＼ / ＼ / ＼ ＼/ ＼ ＼ ./. ＼./. ./. ＼ ./. ＼ ＼ / / / / ＼ ＼ / / / / ＼ ＼ ） ⊂⊃ ⊂⊃ ） ⊂⊃ ⊂⊃） ⊂⊃ ⊂⊃ ） ⊂⊃ ⊂⊃ ﾉ ノ / ＿＿__ / ＿＿__ / ＿＿__ / ＿＿__ ./ ／ ヽ ヽ＿／ ヽ ヽ＿／ヽ ヽ＿／ ヽ ヽ＿／ （ .／ ヽ＿ ＿ ヽ＿ ヽ＿ ＿＿ ヽ＿ ＿＿/／ ／ ￣￣￣￣ ／ ￣￣￣￣ ／ ￣￣￣￣ ＼／ ￣￣￣￣ ＼ ⊂二￣ヽ、 /＼ ⊂二￣ヽ、 /＼⊂二￣ヽ、 /＼ ⊂二￣ヽ、 /＼ ／ ＼ | ゝ、_） ⊂二￣ヽ、ゝ、_） ⊂二￣ ゝ、_） ⊂二￣ヽ、 ゝ、_） ⊂二￣ヽ、 | | ゝ、_） ゝ、_） ゝ、_） ゝ、_） スモチチチチ…… スモチチチチ…… 大敗したんで長安に帰れなかったのかな・・・ <孟> :.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./| '. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.ヽ:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧＼:.:.:.', |:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: , ′ ｌ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ∨.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ ＼:.'. むう。 |:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ／ / |:.:.:.:.:.:.:./:.:.| y'.:.:|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.∧ ﾍ. さすがは更始政権で |:.:.:.:./.:.:.:.／/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ＼,′ !:.:.:.:.:.:/|:.:./,／ '.:.:| :.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.| 一・二を争う人材。 |:.:.:/.:.:.／.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.／ /｀ ‐-‐'｜:.:.:./ |ｧ'´ |:.:| :.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.| |:.:.i.:.:./.:.:.: '.:.:.:.:.:.:.:／ ,/ |:.:.:/ ′ }.:.| :.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:| やらしいトコ ついてくるなー |:.:.|:./.: ｒﾍ|:.:.:.:.:.:/:.| 三三三三三 |:./ 三三三 ハ|:.:.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:| |:.:.l〃.:{ |:.:.:.:./.:.:.| l.' ．i.:.:.i.:.:.:∧ :.:|ヽ :.:| |:.:./.:.:.:.＼|:.:.:/.:.:.:.:| ' |:.:.||:.:/ :.:.| '.:.:l |:./.:.:.:.:.:.:. !:./.:.:.:.:.:.'、 ,.ｰ--､ }.:.:|ﾚ′ ∨ Ｖ |/.:.:.:.:.:.:.:.:V '´ ￣｀ヽ.､ ´｀¨¨{. |_. '.:.:.:.| /.:.:.:.:.:.:.:.／ ﾍ ｀ . ＿＿. -r１ |:.:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.:.:.:.:, ' '. ＼ | _. -┴ー──┴┐ :.:.:.:.:./ | ＼ ｒ' | -──────i' 平陰から郡境の黄河を渡って孟を攻めてくるか、 それとも東へ向かい、成皋を奪還にくるか、 あるいは蘇茂と合流して温に向かうのか…… 平陰に朱鮪が留まっている限り、 馮異はうかつに動けない。 その間に蘇茂が温を落とし、河内郡への足がかりを築く…… これが朱鮪の戦略だった。 信じられん -‐ '´￣￣｀ヽ､ 何にも考えてないから ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ こっちも正攻法で戦うしかない赤眉より…… //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| 道理のわかってる相手の方が ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| まだ やりやすいっさ…… ヽ|l ＞ ＜ | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | x＜￣￣￣＞――― 7 ／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/_ 温を放置はできない…… /..:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::／..:.:.:.:.:.:.:.::/..:.:.:ヽ / ;.／.:.:／..:.:.´￣.X.ィ..:.:.:.:.:.:.:.:./..:.:.:.:.:. 援軍を派遣して、 |／.:.:／ ;.:.:.:.:.:.:.ィ.:/ !..:.:.:.:.:.:.:ﾊ.:.:.:.:.:.:.: . ／ ;.:.:/.:.:.:.:.:.:.:／ l/ !.::.:.:.:.:/｀|ヽ.:.:.:.:.:.: あとは寇恂どのに /.:.:／/..:.:.:.:.:圷 乍气. /..:.:.:.::/ /ｲ..:＼.:.:. . |.イ..::/.:.:.:.／| { {て:::V '..:.:.:／ !.:.::|.:.:.: まかせる他ないねー |.:/..:／ ;.:.:|弋辷 / /..::／ 込≧!.:.::|.:.:.: ﾚ.:∧」.:.:.:.:| ￣ / '´ ん::Ｖ }.:.:/.:.:.:. |/..:.:.:|.:.:.:.:| ゞ少 ｲ.:/|.:.:.:/ |.:.:.:.:.:!..:.:.:l｀> , ･/.:!' l..::,' |.:.:.:.:.:!..:.:.:|' _」 ＞ ┬‐..┬―< ;.:! .l:/ |.:.:.:.:.:!..:.:.:|::|＿ /｀ヽ/..:.:/.:.:.:.:| ' |..:.:.:∧:.:.: !::! ｀/:::::::/..:.:/.:.:.:.:.:| <温> 蘇茂が黄河を渡り、 温へ向かっているらしいと知った寇恂は、 河内郡全土に布告を発し、 自身も軍を率いて温に到着した。 | | | | | | | | | | | | |_ ! ― T ―、|_ |l| 温は河内郡の守りの要。 |＿ レ‐ .| ￣ ヽ 「 |i .l| ここを落とすわけにはいきません。 |L ＿ |l ＿」 ７///７ﾗ- ＿＿ |l＿＿ -ﾃへヽ {//////:::::::::::::::::::::::::::::::＼ヾヽヽ} ｌ////::ｒ=＝=、ヽ;;}{;:::ｒ=＝ﾆヾヽﾉ ヾ/ﾉ::::［ 〇 ﾖ:::;;;/;;:{ 〇 ］Tﾉ)} Yﾊｸﾉヾ┬ｲ:::;;;|;;;:::.ゞｪ┬ｲ l;;;;| ＿}ヽ刀入:::::::::::;;!;;;;;::::ｺ ヒﾉ/;;;;ｌ ／:.:.:|:::::ヾ::/:::::::::::::：;:::::::ハ::/;;;;;;{＿ /:.:.:.:.:.:l::::::::::＼::::::::＿＿:::::::::/ｌト;;;;;;;}:.:.} ／::::）:.:.:.:.:|:::::::::::::::＼ヾ＝＝'::／;;ｌ|;;;ヾ;;ｌ.:.:.:ト、 /::::::::{:.:.:.:.:.:.:ヽ::::::::::::::::ヽ::二:／;;;::},ﾊｌ／:.／:.:.|:::::::丶、 :::::::::::＼:.:.:.:.:.:.:.:＼::::::::::::::::l;;;;;／:::ll;／.:／.:.:.:./::::::::::::::::ヽ /,.i i.l.i i ﾍ l i i ｉ.l.i i i l 郡内の兵をかき集めるよう布告を l i i i l i i i l 発したが、敵より前に集まってくれるかは l i i i⊥i i i l ├' | ｀┤ 判らない。 「iｊ.､_┴_,＜| {N,(･)Ｙ:(･)N} だが ここは、なんとしても死守しなくては！ _rｲﾍ}::::;::^ｒ/[､ ｒ 、 ／l::::{ﾌベ三'ｲｒﾉ::ト､_ ＿l ├‐'_ ..:.ヽ::＞､ｒｒ＜:::ノ:.:.:...｀ーｒ―‐く ／ l :.l::..::...:＞:.:､￣!Yi￣_ｒ‐､/:.:... .:.:` __:.._ヽ 蘇茂軍と寇恂軍の合戦は、朝から始まった。 ,, - ,,= 、 , " / ヽ、 ./ ! ヽ ははは。ファック！ ./__ ,, ,,,!, _ | ./i.!/ _ ﾉ !| ゛ '' ,、 ! ,! w''"_''、 .!-＝ァ.、! ッ 、! ' !.l!." ゛!"'l '"㍉, i.|/. !|ヽ、 '|゛''''' ﾂ `‐ メ./ !"l/- '' i __ __ _ ,_／ﾉ .ヽ, .ゝ_ .ノ ./ .|" l 、 .イ .| , .ｯi! " ゛ '' " / iヽ. ﾄｫﾘｬｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ ｳｫﾘｬｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ ∧＿∧ .∧＿∧ ∧＿∧ ∧＿∧ ∧＿∧ .∧＿∧ (`･ω･´) (`･ω･´) (`･ω･´) (`･ω･´) (`･ω･´) (`･ω･´) （つ＝＝＝＞＝＝＝＞＝＝＝＞ ＜＝＝＝⊆＜＝＝⊆＜＝＝⊆ ） / ノ / / ノ / / ノ / ヽ ノ 丿 ヽ ノ 丿 .ヽ ノ 丿 （__/（＿） （__/（＿） （__/（＿） （＿） （＿） （＿） ￣ ￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ￣ ￣￣ ￣￣￣￣￣ （⌒ （⌒ ⌒）⌒ ） ⌒ ⌒ ⌒） （ （ ⌒） ）⌒ ） （⌒） ） ） （ （ （⌒⌒ヽ ( `･ω･´) ）⌒） ） ） ⌒ ） （⌒ （⌒ ⌒⌒ ） ） ） ） ） （⌒ （⌒ ⌒ :::: (`･ω･´ ):::::: : ） ） ⌒） ） （;;; :::::::ｶｷｰﾝ :::::::::::::::::: ｻﾞｼｭ） ） ） ） ） （ （⌒ ::::::::: :: ⌒）:::::::::::::::::: ⌒）） ⌒） （ （⌒ ） ( `･ω･´) ⌒）:::::: :: (`･ω･´ ) ） ⌒） （ ::: ::: ⌒） ::::::::: ） ） ） ） ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ |i | | | | | ｜ i! i ,>ﾍ |! | | | | | !, :'‐'" ﾞi, 増援は間に合わなかったか。 fｰ--'‐┴‐'' '''"´ 〉 l ,ィ'"´ヽ だが間もなく到着するはず。 l! ,r＜ﾞ´ヽミ､ ﾐヽ 〉TT7―一''"´ ,r'ゝ､ﾐ ヾﾐt ﾐ ! それまで持ちこたえるのだ！ t川f,ﾆヽ､ ,ノｨ",9ﾉ＼ﾐ ミﾐ l ヾtﾘ丶９ﾝi, ヾﾞﾞ´ ヽ､川ﾘ ヾ:ゝ、 l ﾊ)ソ ｀ヾ〉 | ,ﾉ Ｙ｀ヽ､ ヽ.└-;... ィ^ ／ﾘ /::::::i! ｀ﾞヽ､、 丶'｀ﾆﾞ´ ／,-y/:::::::::l! ｀ﾞ'ｰ- ､ , ｲ｀ﾞf' ‐ ' / :lﾉ::::::::::::l 一'" /:ヽ::ゝr::''7 ,ｨ::::::::::::::ﾘ ヽ:::丶i::::/ /::iｼ::::::::ノ 入::::｀i/ 7::::lﾛ-‐''" r ''" r‐′(::, タヽ l! ○r‐' ､ ヾ:fr'^)/ l! ノ ､. ＼ ヽ'" そして昼前になって、ようやく馮異の派遣した援軍と、 郡全体から呼び寄せた兵が到着した。 援 援 援 援 援 /´＿ヽ /´＿ヽ /´＿ヽ /´＿ヽ /´＿ヽ ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ ／ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ｀ | | ｀ | | ｀ | | ｀ | | ｀ | | ,Ｕ ,Ｕ ,Ｕ ,Ｕ ,Ｕ ドドドドドドドドド…… ドドドドドドドド…… ドドドドドドドドドドド…… | | | | | | | | | | | | |_ ! ― T ―、|_ |l| よし。 増援が集まったことは、敵も気付いているはず。 |＿ レ‐ .| ￣ ヽ 「 |i .l| だが それが郡内からのみの援軍なのか、 |L ＿ |l ＿」 そうでないかは判断できまい。 ７///７ﾗ- ＿＿ |l＿＿ -ﾃへヽ {//////:::::::::::::::::::::::::::::::＼ヾヽヽ} ならば……！ ｌ////::ｒ=＝=、ヽ;;}{;:::ｒ=＝ﾆヾヽﾉ ヾ/ﾉ::::［ 〇 ﾖ:::;;;/;;:{ 〇 ］Tﾉ)} Yﾊｸﾉヾ┬ｲ:::;;;|;;;:::.ゞｪ┬ｲ l;;;;| ＿}ヽ刀入:::::::::::;;!;;;;;::::ｺ ヒﾉ/;;;;ｌ ／:.:.:|:::::ヾ::/:::::::::::::：;:::::::ハ::/;;;;;;{＿ /:.:.:.:.:.:l::::::::::＼::::::::＿＿:::::::::/ｌト;;;;;;;}:.:.} ／::::）:.:.:.:.:|:::::::::::::::＼ヾ＝＝'::／;;ｌ|;;;ヾ;;ｌ.:.:.:ト、 /::::::::{:.:.:.:.:.:.:ヽ::::::::::::::::ヽ::二:／;;;::},ﾊｌ／:.／:.:.|:::::::丶、 :::::::::::＼:.:.:.:.:.:.:.:＼::::::::::::::::l;;;;;／:::ll;／.:／.:.:.:./::::::::::::::::ヽ | | :| | | |::|:| |＿,,..+-―┴‐┴-+､,j::|:| '"´ ｀::ヽ 声の大きい兵士に叫ばせる……！ .:::::::| -ｧｧテァ‐rﾁ''''''''''""`ヾミ-､,ﾉ 「やる夫様が戻ってこられた」と！ // / ,/､ﾂ .:ヾ__ゝ! ,jﾂ ／,∠≧､_ _,ノｴ,ヽl ｼ,ノ ,癶 ◎`ヾﾞ ､f!f◎,ﾊ,iﾘ ノ ／ ｀ﾞﾞ´''" l l:ﾞ`~´:;jｿ ／ l !:::::::::/ l::::::::/ ﾄ、 ,_ 」:::::/ . ヽ、 r､＿,,ヾ,ｨ:/ ﾞ::ヽ､ ､,,｀ﾞ´/ ､、: ｀ヽ､ . . .::::~´/ :::::｀:ヽ;､、:Y＞-‐ '′ :::::::::::::::::｀ヾ′ やる夫様が 戻ってこられたァアアァゲボオオオオ！ , , ´´: :: :,､- '｀´'- ､、: : : : : : .ヾ､、、 ・， ＿＿ , ,;':"＿. :―'｀ﾞ ､､＿｀'二ニニﾆヾ､、 ・, r-‐'~廴 三ﾆヽ , '". : : : : : : : : : : :.: : : : : : : : : : ｀`＼ ﾉ ｀} 辷-三ミ､ , ' ,;: : : : : : : _r-‐ ￣ 二ニニﾆ=-｀｀＼r‐′/｢ｯ k =三ﾆヾ_ ,'.:::.:'｀i'.: :,'ﾞ ,､'´.:::￣: : ,、- ‐ ‐- ,､、: :└ｒi’´¨ _} =三三 〈 , '.:::,'ﾞ,:: ::.:'ﾞ . :: : : : ,､-'｀: :: :: : .: :: : :: :: :'｀ヾ,} └､￣三 Z ＿._._._,_ : :: :, ' : : : : : : : : : : : : ／: : : : 人､ _ｿ三三/´ ´´.: : : : : : : : :, ' ,':: : : : : :_:_: :.: : : , -´´／`Lj}＿＿ノ} Ⅵミ=＿＿ . :. :: : ; '´￣ ,': :,､-'｀' ：・´´ 〃 ┃’`ヽ、′／:／: :.:.:::｀ヽ ,､r='｀'｀ ／／ ,､'｀.:,､' ,r. : ／ ；・/ ｀Y´: :/ : :.::.::: ＼ , '´: : : : : /.:,､'｀.: : // ; ‘; ＼/ : :.:.::: ＼ , '´: : : : : /.: ;' ,'.:::/ ：“ ; ; f : :.:.::: やる夫様が 戻ってこられたァアアァゲボオオオオ！ , , ＿＿ ，・ ,. ,.､ッ. : : : : : : ,.､ -'｀´' -､,: :: :｀｀ ,r'ﾆ三 廴~'‐-r ,・ ,.､ッﾆニニ二'´＿､､ ﾞ´'―: .＿゛:';, , ､ミ三-辷 {´ (, ／`´ : : : : : : : : : :.: : : : : : : : : : : .゛' , _ッﾆ三= k ｯ｢ﾞｉ′‐r／´´-=ﾆニニ二 ￣ ‐-r_ : : : : : : :;,丶 〉 三三= {_ ¨｀‘iｒ┘: : ,.､, -‐ ‐ - ,., : :￣:::.｀'､, ﾞ',: :.'i´':.:::.', Z 三￣､┘ {,ッ´': :: :: : :: :. : :: :: :´'-､, : : : :: . ﾞ':.:: ::,ﾞ',:::.' , ｀ﾞｉ三三ｿ_ ､人 : : : :＼ : : : : : : : : : : : : ' ,: :: : _,_._._.＿ ＿＿=ミⅣ {!､＿＿{j_l`＼｀｀- , : : :.: :_:_: : : : : ::', ' ,: : : : : : : : :.｀｀ ,r'´:::.:.: :＼:＼′ ,.,r'`‘┃ ﾞッ ｀｀・： '´'-､,: :', ￣｀' ; : :: .: . ／ :::.::.: : ﾞｉ: :｀Y´ ﾞｉ・； ＼ : .r, '､,:.´'､, ＼＼ ´'´'=r､, ／ :::.:.: : ﾞｉ／ ;’ ; ﾞｉﾞｉ : :.´'､,:.ﾞｉ : : : : :｀' , :::.:.: : f ; ; ”： ﾞｉ:::.', '; :.ﾞｉ : : : : :｀' , γ蘇茂て /_」ﾟДﾟ) そ ええっ！ やる夫の本隊が来たのかッ！ 軍 (y) つ ∪／ ゝ し"し" ＿＿ γ蘇茂 やべえじゃん……勝てるわけねーよ！ /_」ﾟДﾟ) 軍 (y) 『昆陽のやる夫』の勇名は、 元々味方だった更始政権の兵士たちなら 充分すぎるほど知っている。 その不在を狙って攻め込んだはずが 帰って来てしまった…… 蘇茂軍の兵士たちの動揺は激しかった。 ヾ////////////// ,イ、 ＼ ,,, u `ー--､＿＿_／ ヽ､///／~~ヽ//／ ,r---､ ヾ ﾞi, ,i",-一´.|ｌｌｌ ｌｌｌｌ（ ・ ・ i/// .i, .__ ﾞi' ヾ "ヽ, `ｰ一´;;::__ uヽｌ ｌｌｌ ｌｌ）. ・ ・ か 総 今 Ｖ ク .・ l u ⊇（ i';:~':;;;:' /／ ' ヽ .|ｌｌ ｌｌｌ（ ・ ・ け 攻 で .| .ワ ・ | .__ :;ヾ ;:◎／:;冫 i;;（'` '~）';|ｌｌｌｌ /） フ フ な 撃 す | ッ ・ | ' /〃 :;i~`"",⌒;i ,);;ヽ､ ◎,ﾉ:;;|ｌ ｌ.＜ ゥ ゥ さ を | .・ l ' '~"~~:;`i ,i' ;;:).(,.~~i.l~:;;|ｌｌｌ/ | ( ( い ・ i､ ＞ u .__ '`l i '^ ´^!i/／ | ) ) ・ .・ |ヽ ,! ,＿ ' /〃 i' u ./".__ i. ( ( ・ .・ |´`ー一´ i'`iヽ ' ＿i u ,/ ' /〃 'i ・ ) ・ | i;: ｀ヽ .l ヽ､＿__ヾ＿_,i .／ ' l ・ ( l !;: ヽ ヽ､" `ｰ'ｰ'ｰ'ﾋﾉ ／ l. ・ ) ｲ ヽ `ヾﾆy-r-y ~ .／ ヽ ,, - ,,= 、 , " / ヽ、 ./ ! ヽ くそっ。 ファック！ ./__ ,, ,,,!, _ | ./i.!/ _ ﾉ !| ゛ '' ,、 ! ,! w''"_''、 .!-＝ァ.、! ッ 、! ' !.l!." ゛!"'l '"㍉, i.|/. !|ヽ、 '|゛''''' ﾂ `‐ メ./ !"l/- '' i __ __ _U ,_／ﾉ .ヽ, .ゝ_ .ノ ./ .|" l 、 .イ .| , .ｯi! " ゛ '' " / iヽ. 蘇茂の軍は敗走。 数千人が黄河に身を投げ溺死し。 一万人余りが捕虜となった。 | |! | | | | | | | | | |! rｔ.j_ | | | | | | | | | |! l ｀丶l、,,| | | | | |, -'=^'i 自分では内政型と思ってましたが、 l! ｀ ‐､!,,＿,j, -'‐ '^~´ l! 丶、 ,; ﾉ そうでもなかったみたいです。 //＞､ 、 ﾄ; _,:ｨfiヽ ,!〃 //7｀>- 、 l;! _, ィ＜ヾヽl i ! l!ﾘ / /､/ ｀ﾞﾞ '''' "~´ヽﾐ丶ヽいぃ! l:Y / //｀ヽ、 ,rヾ~ﾞ`ヽヽ》! ｌﾘ/ //､ﾐ=roﾐミｧ rt=彡o:ﾃｱ､ヾヽｿl lﾚﾊﾘ/ 丶`"ﾆ` l l" 'ﾄ=ﾞ"‐'′ヽVﾊl Vﾘll l ~´ l | 〉ヽﾘ Yi1,ﾊ | /）,V ヾjll:｀ヽ ' ,ﾉ: :l:/ ヾll: : :＼ 'ｰｧ' ／: : :ﾚ′ ヾ〉: : ,:>、 `'＝=＝'^ ,イく: : :/ ,ゝ'":::::l｀ヽ ｀ﾞﾞﾞ´ ／tl､:::ヽ./ r''"::::::〈i;! ` ｰ '" /l>）:::::＼ ,ｊ:::::::::::::ヽ＼ ,-'"／:::::::::::ヽ、 河内郡 i､ i､ 河内郡 / ,‐ | ﾞi､ ④野王 丿<冀州>,i´ | │ ,lﾞ .,/ | 河東郡 lﾞ ①孟 ②温 _,,,,,|,,,yｗ-rrt″ | |._,,,,,,,,---―ｰ''''''"⌒.√ ,,,--￢''''''''''''lﾞ ｒ'"平陰③ 成皋 ﾞ'-、 <エン州> ,r'ﾞ │ ,lﾞ 河南郡 !、 ,／ﾞ゛ lﾞ ,i´ く ,,,／゛ ,! | 洛陽 | ￢'''''''''''''''''''''''''"＾ ｛ | ● , lﾞ ,! | _,,､､_ "'''ﾞ'''"!ヽ､、 <司隷> / lﾞ .,i´ ﾞ`""""" ＼ (更始政権） ,ﾉ ＿,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,-l,, .|､ "、 ●長安 │ _,,-'''"｀ _,"'＾｀""lﾞ ,lﾞ ﾞ_ _,,,し--―''''" / ﾞ,-!､、 ‘‐ 、 _,,,,,―‐''"ﾞﾞ＾ _lﾞ _" `ヾ ._,,,,--ｰ'''"｀ lﾞ、 "、 <予州> <孟> -´‐´´ ／: : : : : : : /: : /: /: : : : : :, : : : : : : : :ヽ おみごと、寇恂殿ー ／: : ／: : : : :/: :/l : :l : : : : :/l: : : : : : : : : : :ヽ /: : :／: : : : /: /-´┤､/: : : :// l: :l: : : : : : ､: : : :ヽ それじゃあ、 / ／/ : : : : /: :/:/ l: /l : : : / ┤A: : : : : : :l: : : : :l '´ l : : : : /: /l/､＿_|/ l : : :/ l l l`:､: : : : :V: : : :l この勝利に乗じて…… l: : : : :l: :/l |T::::::::ト l: : l l:l ヽ: : : : : : ヽ: : :l l: : : ／:/: :l l lo::::::l V:/ テ'ミ=､」､: : : l: : l: : l l: : :/ l/.: :l 辷り V b:::::::::://〉: : :ﾄ: : l: / l: / l l: :l ､ ｀ 辷:::り/ /ﾍ: ::ハ: l/ (￣＼ V l:/: ､ ,､,､__ ． l:ハ: :ﾉ: ヽl ＼_ ｀‐､,‐ l/: : :｀>､_ `─ ' ,/:/: : l/: : :l` (￣￣` ‐' ,/ , ＼ l: : : : //: :｀＞,‐-─,＜:´: :/: : : ﾊ: : : l ￣ ⊃ , ‐,｀ l＿ /: : : : :/- '´,-' l, ヽ: /: : : :ハ: : : :l /::.::.::／:／／ ;::.::.::.::.::.:. ! ;::.::.::.::.::.::.::.::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::. このまま 黄河を渡り！ ＼ ゝ‐＜::./::./ ;::.::.::.::＼／⌒| ;::.::.::.::.::.:: /::.::.:|::.::.::.::.::.::.::.::: ＼ 〃 ／ ＿ ヽ:/::.::.::.::.::.:／＼ |::.::.::.::.::.:: /::.::.:: |::.::.: ::.ヽ::.:: 平陰の朱鮪を破り {{ / ／ __ ヽ ',.::／::.／ `ｰ |::.::.::.::.:: / |::.::.:/|＿: :.::.:l::.:: . ── | ! /r ） } |ｲ斤テ左≡ｫz /::.::.::.::／ 斗七 !::.::.::.::.::.::.|::.:: 洛陽を攻める！ . ∧ ヽヽ _／ /::! ﾚﾍ :::::::::/ /::.::. ／ j / | ;::.::.::.::.:: |::.:: . , -―ﾍ `ー /.::.| rｰ'ﾟ:::::::/ /::.:／ テ左≠=ヵ::.::.::.::.::. |::.:: ＿＿__／ { /.::.::.| ゞ辷ｚﾝ /／ う｡::::::7 /ｲ ;::. |::.::.::.|::.:: 彡_／ ヽ ｲ ::.::. | /ﾍ:::::::/ |.::.::.:|::.::.:∧::. 〃 V ヽ ヽ.::.: | ヾ辷:ﾝ ／:l::.::./!::.:/ l { ∨ }__.::.|＼ ＜! ･ /::.ｌ::|::./│/ ヽ ヽ { ￣￣￣｀ヽ _ ｲ::.: ｌ::|:/ j/ 、 ＼ ＼ } ） ／￣￣￣l7::.:|::.::.j::l′ / 温での勝利を知るや否や、 馮異の軍は郡境を越え、 河南郡へと入った。 <平陰> -‐ '´￣￣｀ヽ､ チィ……！ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/::::ノ（:::: ヽﾊ ､ ヽ 今度はこちらが守らねーとにょろ……！ 〃 {_{｀ヽ⌒::::: ノﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ○::::::::::: ○ 从 |、i| ヽ|l⊃ r‐‐v ⊂⊃ |ﾉ│ /⌒ヽ__|ﾍ ヽ ノ j /⌒i ! ＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│ /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ ｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | ,,,,iiiilllllllllllllllllllllliiii,,,,、 って、にょろ……？ ,,illlllllllllllllllllllllllllllllllllllllliii,, ,illllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll| llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll .,,,,,,,,,,ﾟﾞlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll! .llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll .l!llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 'ﾞllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll″ ﾟﾞ!!lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll!! ￣””””””””゛ ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii,,,,,,,,_ ''ﾞﾞﾞﾞ!!!lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllliiiiiiii,,、 ,,iilllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli, おや……？ ,illllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ ,l!!!!!ﾞllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll ′ ,lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll! 丶 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll !lll,lllll!!!!lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll| lﾞlllllll!ﾞ.lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll ,,,,,,,,,,、 !'llllll 'llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll lﾞlllllllllllli, 'ｲ”゜ .lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll!!!! ,,,,iiiillllllllllllllli,,,l,,,,,,、 ﾞ!llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll| lllliillllllllllllllllllllllllllllllii,,,,,、 !ﾞlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll ﾞﾞ!!lllllllllllllllllllllllllllllllllllllii,,,,,,,,,_ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll.lllll "ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ!!!!lﾟ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ﾞﾞ この時、両軍が対峙する辺りで濃霧が起こり、 見通しが利かなくなった。 この人に隙見せたら恐すぎる・・・ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll こう見晴らしが悪くては llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 戦えねーにょろ…… llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll ズタ袋をかぶったまま llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll ボクシングを挑むような llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll-‐ '´￣￣｀ヽ､ llllllllllllllllllllllllllllll llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ lllllllllllllllllllllllll バクチを打つつもりはないっさ…… lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll//, '/ U ヽﾊ ､ ヽ lllllllllllllllllllll lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll〃 {_ ＿, ,＿ﾘ| ｌ │ i| llllllllllllllllllllllll lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllﾚ!小ｌ● ● 从 |、i| lllllllllllllllllllll lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│ lllllllllllllllllllll llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli 馮異もまともな武将。 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll_.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼lllllllllllllllllllllllllli lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll／.:/.:／ ヽ:.:.:i:.:.:.:.:.:.ヽllllllllllllllllllllli､ だから同じ判断をするはずにょろ。 lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll{:.:/:./ l:.:.j:.:.:.:.:.:.:.lllllllllllllllllllllllli lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll∨!/ ⌒ |:./:.:|:.:.:.:.:lllllllllllllllllllllli､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|′ ● jｲ:.:.:.|__:.:.:lllllllllllllllllllllllli､､ ここは進撃を控えて、 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|! r‐‐v (_) |:.:.:.| }:.:. llllllllllllllli､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllﾊヽ ノ |:.:.:.|ノ:.:.: llllllllllllli 霧が晴れるのを待つにょろ…… llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll(｀ ＝ -r-rム:.:.:|:.:.:.:.:lllllllllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllト､ | / | |:.:.∧:.:.:.:lllllllllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|:.:.:T7_/_,j .|:./ ヽ:.:.lllllllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､､ うーーん、いいトコなのに…… llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli まあ仕方ないか。 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ 霧が薄まるのを待つしかないね。 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll＿＿＿＿ ハ } llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli あっちも闇雲に攻めてくるような lllllllllllllllllllllllllllllllllllll￣｀＞: : : : : ∨: : ー‐ --yz 、 lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ lllllllllllllllllllllllllllllllllllllll／: : : : : : : :/: : : : : : : : : : 、: :＼ llllllllllllllllllllllllllllllllllli､､ 脳筋じゃないだろうしね…… llllllllllllllllllllllllllllllllll／:_: : : : :/: : /: |: : : : : : : : : : :＼: : ヽ llllllllllllllllllllllllllllllli､ llllllllllllllllllllllllllllll/ ／// : :/: : :/:/:!: : :.:.|、: : : : : : : ＼: :.', llllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllll/ // : :/: : :/_/:小:. :.:.|_ヽ＿＿: : : : ヽ: l llllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllll/l : : !: : 7ﾞ/ノ l| Ｖ:.| ＼: : : :、 : : ｌ: | lllllllllllllllli lllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|: :/|: :/:/ j| ヽ| ＼: : ＼: :!: ＼＿ lllllllllllllllli lllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|/ |;/l/x≡≡ |≡≡z．ハ: :.ヽl＼: : : :＼ llllllllllli lllllllllllllllllllllllllllllllllllllr┬z/:.:| ∠─-ﾍトr-く￣ヽ :＼ lllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllr「「l {: : :＼ △ ／///「 { ＼ヽ:.:＼ ＼ :＼lli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､､ 待ってくれ馮異殿。 lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll_,r'´::::::::::::::::::::::::::｀'､. llllllllllllllllllllllllli､ lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll{::::::::rr-‐-‐'^i::::::::::::::i. llllllllllllllllllllllllli 何もしないってのは lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllﾞl'´ﾞ《 __,,,ゝ:::r､:::::l llllllllllllllllllllllllli､ lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllﾄ=r;､ ﾞ"rｨｧ‐ﾘﾒ }:::::} llllllllllllllllllllllli､､ 消極的過ぎないか？ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllﾞi`"l ￣ ｿ::::ヽ llllllllllllllllllllllllli､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllﾞi. ゝ^ , /ヾヾヾ､ lllllllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllヽ ﾞこ´ / ヽ､ llllllllllllllllllli､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllヽ､ ／__,∠､ ｀'-､ lllllllllli､､ lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll｀ﾞｸ'ﾞ´ ｀ ﾞ'､ ヽ llllllllllllli､ lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll/ 〉 ヽヽ llllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllｨ ヽヽ lllli lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll_,,-'´::: ﾞi llli lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll／ ｀ } lli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll／ ,-ｨ‐r'´´ / l lli lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll__r'〈 ,ノ ／ ``｀l / l li llllllllllllllllllllllllllllll-‐ ´ ‐ '' ´ ／l::: l ｰ'´ llli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli このとき、馮異の配下に加わっていた岑彭が、異を唱えた。 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ ん？そうかなー？ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､､ llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli､ そういえば岑彭殿は、 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllli lllllllllllllllllllllllllllll,ィ´ . . ..:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.ﾍ、llllli､ こういう状況で llllllllllllllllllllllll／.:／. . . . . . . . :.:./:.:.:.:.|:.:.:.::::.:.:.::.:|:.:.:.:.:.:.:ｉ. . . . . . .ﾍ:.:.::ﾊllllli､､ llllllllllllllllll／´,ｲ´: . . . . /. . . .:/:.:.:.:/ |.:.:.ｉ::::..:.:.::|.::.:.:.:.:.:.ｉ : : : : : : : ﾍ:.:.:}lllli､ 戦ったことがあるとか…… llllllllllllllllllll/ . . . . .: :/:.:.:.:.:.::/:.:.:.:/ |:.:.ｉ:::.:.:.:.::|ヽ:.:.:.:.:.:|:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨lllllli llllllllllllllllllllll|: .:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:-‐‐/‐､ |:.λ:::.:.:.:| ヽ-‐-ﾄ::::.:.:.:.:.:.:.::.:.λlllli､ llllllllllllllllllllll|:.:.:.:ｉ:.:..:.:|.:.:.:.:.:.:.::|:.:./ |:.| |:::.:.:.:| V:.:|::::.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:|.lli､､ llllllllllllllllllll|:.:.:.:.|.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:/|:/_＿__, |:| .|:::.::.:| _＿_|:/_ヽ､::::.:.:.:.:ﾄ､:.:.:|llli､ llllllllllllllllll|:.:.:./|:.:.:::|.:.:.:.:.:ﾊ 「ﾔﾃ:ﾆ;ｵ ﾘ ヽ:.:.:.|〒ﾃﾁｵ7 ハ::::.:.:.:| ｀ヽlllllli llllllllllllllllll|:.:/ |:.:.:::|:.:.:.:/:.:.ｉ 込::ｧ:;ｊ ｀ヽ| 込:z:;:;7 ﾊ::ｉヽ､:.:|lllllllllllllli llllllllllllllllll|/ |:.:.:::|:.:./{|:.:::} ｀-‐~' ｀‐-~´・λ:.:|ﾉ.:∨lllllllllllllli lllllllllllllllllllllllllllllllll|:.:.:::|:/:::ｉ:.:.:j､ ' {:::::::|:.:.:.:ｉ| lllli lllllllllllllllllllllllllllllllll|:.:::/ｉ:::::|.:..:.ｉ::ヽ、 △ ,.ィ::ｉ:::::::|:::::..:ｉ| lli llllllllllllllllllllllllllllllllll|::/ |.::::|:.:..:|:ｉ:::ｉ::｀＞‐-ｫ--┬‐＜´::l:::::|::::::|:::::::.:l| li （めんどくさ……ゲフン、画面がチカチカするので霧は省略） 〃 i, そのときの俺は王莽側だったけどな。 r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈 ! :l ,ﾘ|} |. } 現・更始政権の軍に霧の中で突撃をかけ、 . {. | ′ | } ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ< 彼らを破ったことがある。 !∩|.}. '"旬ﾞ` ./''旬 ` f＾| （第五章） ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣ |l.| . ヽ.ヽ {:. ｌﾘ . }.iｰi ^ r' ,' !| ヽ. ｰ=＝=- / . ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ __/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼ ／: : : ,./: : : : : : : :/: : : :/: : , '/!: : : : : : |: : :|: : : : : : : : : 経験者かー。なら、普通は攻めあぐねるような , ': : : :／/: : : : : : : :/: : : :/＿/ / l: : : : : : :|: : :|: : : :l: : : : : : 濃度の霧でも何とかなるかもねー。 /: : :／ / : : : : : : :/: : : :/´: :/ l｀ |: : : : : : |: : :|､: : : !: : : : : : . /: :／ /,ｲ: : : : : /: : : : /: : / ! l: : : : : ∧: : ! ＼: :!: : : : : : /／ // |: : : : : :!: : : : ,! : / ! !: : : :/ ヽ: :| ヽ｀ヽ､ : : : : !' l: : : : : l: : : :/.|: ,' ! !: : : ! l: | ヽ: ヽ: : : : : よし、少し霧が晴れたら、 | : : : : |: : :/ !|/'ｰ- |､ l: : l ', l ヽ: ヽ: : : : | : : : : |: :/l |__ | !: | __'| ヽ;!､: : : : 先鋒をお願いしようかな？ |: : : : :,!: !: l r ' i ! | | /｀''―- ､ヾヽ: : : !: : : ｲ|/: :,! !ヽ-'/ l:! !_ /l: :∧: : ',: : l l |': / ｀ ｰ' | r‐' i ./ ! :/: :! : :! ヽ:| | |: :{ l､ ヽ.ノ,. ' /:/ : : | : l '.| | |: : ＼ ､__ ` '´ /:/ : : : ,!: | | |: : : : |ヽ､ __,.、 `ｰ' ･ /:/: : : : :/!/ | |: : : : |: :／／ ヽ ,.. /:/: : : : :/´|: : | |: : : : |/ / / ,'‐;!ー――,.i' ´-.//: : : : :/ : :|: : | |: : :/7 / / / l｣ ,.. ''´:::::::::::::/': : : : : / : : |: : | |: : ! |／::::::::::::::::: , ': : : : : , ': : : : |: : -‐ '´￣￣｀ヽ､ なかなか霧が晴れないにょろ…… ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 無為に時間を過ごすのは 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| 性に合わないにょろ…… ヽ|l ● ● | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | , -‐ '´￣￣｀ヽ､ ん？ ／ :／" ｀ヽ ヽ ＼ / / ヽ ヽ.. ヽ この辺りは黍（きび）畑かにょろ…… l { l , ｰ-j从:ヽ.. ヽ そういや そろそろ収穫期にょろ…… | i ﾙ{ﾚ' ●｀ ｌi! ﾄ､ ', ／⌒)i"● ⊂ｌ| ||ノ ｌ / ｙi ﾍ⊃ ,__, l| | ｌ （ ／ｽ､,ゝ､_ ｀´ ィ<| | ｌ , '´￣￣｀ ｰ-､ ／ 〃" ｀ヽ､ ＼ もうすぐこの辺は戦場になるっさ。 / / ﾊ/ ＼ﾊﾍ |i │ ｌ |ﾘ }_}ハ そしたら畑はボロボロに…… |i | 从 ＼ ' ゛'`ｌ小N |i （| i ● ● lｉ|ノ 兵糧を無駄にするのは | i ⊂⊃ ､_,､_, ⊂ﾉi| | l x＞､ __, イｌ | よくないにょろ…… | ｌくﾐヽ::::ﾍ三l:::::ﾉl lヽ | l( ⌒ )..::::V::／ ( ⌒ ) ／ / ｀ﾄ 、', ヽ ＼ / / -ト y i ｌ＼ 皆の者！ l ﾊ l / ● l }-、 ! ＼ l/i yi ● , ⊂⊃ l ,!/ ,'"~'', 敵が攻めてこない内に、 ― ﾚvl⊃ r´｀´ヽ l }´/ ヽ/ , i 、 ヽ、_,ﾉ j ト ~、/ / 黍を収穫するっさーーー！ . ｒ- ,_ 」 ヽ , _＿__,. イll lヽ＝、 / . l、 ~'''TTﾄ、 ﾊ,ヽ l===l l l ヽヽ= ヽ、 .l l l ', ', ＼ヽ l￣l l l / ｀ｰ.l_l_l__', ',__ ＼yV/ﾚ / 兵糧や補給に眼が届く有能さが、 この場合、朱鮪の敗因となった。 霧が少し晴れ、 先鋒として岑彭が攻めかかったとき、 朱鮪の手勢はまだ 収穫を続けていた。 ,,..-‐";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` ､ ああ……カモだ…… ／;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;､ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| |;;;;i "'`~ "`~ `i||i" '' ﾞ` " |;;;;;;| |;;;;| ヽ` u |;;;;;| .|;;| ,-;;;;;;;;;;"ﾌﾉ ヾ`;;;;;;;;;;;;;;;ヽ |;;;;| ,,ト;| ',,_＝＝-､く >ﾞ-＝＝､ |/ i |i ､| '￣"彡| || | |'. (| 彡| |)) | ! ､| i,"(_ ,, ､, |" i ､ ヽ_| ` .|_/ .|ﾞ ､,.－-‐ ､,, | .i ﾞ､ ' ￣ニ￣ /| | ､ ￣￣ , ' | | i ` ､ ( , " | | ` ー---― "| | | | i | ＿＿＿＿ / ＼ ､ ＼ 朱鮪様 やばいっす！ / ＼） .＼ / ＼ ＼ 敵兵がもう攻めてきました！ ./. ＼ ＼ / U ＼ ＼ / ＼ ＼ ） ⊂⊃ ⊂⊃ ﾉ ノ / ＿＿__ ./ ／ ヽ ヽ＿／ （ .／ ヽ＿ ＿＿/／ ／ ￣￣￣￣ ＼ ⊂二￣ヽ、 /＼ ／ ＼ | ゝ、_） ⊂二￣ヽ、 | | ゝ、_） 配下A つ _,,───- 、 つ r '´｀::::::::::::::::::::::::::｀ヽ なにぃ？ /::::/:::::〃"´ ~｀ヽ､::::::::＼ /::::/:::::ﾊ/ u ＼:::::::｝ こんな早くににょろっ？ |::::|::ｌ::|ﾘ | ノ u ヽ l|::::| |::::|::|/从 ○ ○j|::::| |::::|::|/ | ⊂⊃ ､_,､_, ⊂ |::::|-- |::::|_|__/>､ （_.ノ ノ{::::{ :::::〈 ｀ﾞ'''ｰ--‐''" 〉:::〉 ＼::＼ /:::/ -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ ！ あの旗は……！ //, '/ U ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{'´ ｀ヽﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ● ◎ 从 |、i| ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│ |ﾍ U j. | , | | /⌒l,､ __, .イァト|/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | バッサ バッサ…… ◯ ＿＿_＿＿ // ＿＿＿＿／ ＼_____＿＿__ // |＼＿＿＿＿＿／ /! ,. -‐--, ／ // │ r'^! 」_i _ ／ ノi / // │ ／::;::;Ｙ::;｀´::｀ヽ、/ ／ | （ // │ ,. -'-_‐-- ､＿::;::;::;::｀ヽ / ! ） // │ ／:;:;::/::;::r-_‐-､:｀ヽ::;::;::;::ヽ/ i / // │ /::;::;::;::!::;:/i:/rﾐ､:;:i､::;:〉::;::;::;::;:i:｀ー､ノ / // / _」::;::;::;::;::!:::{i;!i､ン:;ノi;;!:;!::;::;::;::;:/::;::;::;| ／ // /,r'´ （::;::;::;:!::;:i::;::ﾄ-＝-‐イﾉ:i､::;::;ノ::;::;::;::;! / // /〈 !::;::;::ｌ::;::ヽ:;:Yt､:;_／::;/,. ='､::;::;::;::;〈 │ // / ヽ､.__ヽ::;::;::!::;::;:ヽ､!ｨ'_ノ,r'´::;::;::;::;〉::;::;:_ノ / // ／ `!::;::ヽ､:;__ノ-ｲ::;::;::;::;::;::;ノ::;::;::;} / // ／ /｀ー‐ｧ､__ノ ｀ヽ.,_,. -':;r-､,.ノ （ //＜ ﾉ ,.r'´ ﾉ｀ヽ、｀＞' ＿＿＿＿＿＼ // ＼＿＿ ノr_´__ _,.r'´ ｀´＿___／ ￣ // ＼＿＿___＿＿＿／ // （（ i'⌒i (･(･! , '´￣￣｀ ｰ-､ ∋ ∈ ／ 〃" ｀ヽ､ ＼ i | ）） 薔薇の旗……！ 岑彭かっ！ / / ﾊ/ u ＼ﾊﾍ ﾉ ﾉ |i │ ｌ |ﾘ＼ ／}_}ハ / / |i | 从 ● u ●ｌ小N. | | |i （| ⊂⊃ ､_,､_, ⊂lｉ|ノ | | | i⌒ヽ j （_.ノ ﾉi|__／⌒) | ヽ ヽx＞､ __, イｌ |::::ヽ／ | ∧__,ﾍ}::ﾍ三|:::::/ｌ| |',:::::ﾊ | ヾ_:::ッﾘ :::∨:／ | | >'''´ _ -───- _ , '´ ｀ヽ ／ ＼ 朱鮪…… / ヽ / __, ィ_,-ｧ__,, ,,､ , ､,,__ -ｧ-=彡ﾍ ヽ あんたには太守にまで取り立ててもらった ' 「 ´ {ハi′ } l | | | | 恩がある…… | ! | | | │ 〈 ! | |/ノ二__‐──ｧ ヽﾆニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ /⌒!| =彳ｏ｡ﾄ￣ヽ '´ !o_ｼ｀ヾ | i/ ヽ ! ! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | | | /ヽ! | |ヽ i ! ヽ { | ! |ﾉ / ヽ | _ ,､ ! , ′ ＼ ! '-ﾞ ‐ ﾞ レ' ｀! / ヽ ﾞ ￣ ￣ ｀ / | |＼ ー ─‐ , ′ ! | ＼ ／ | _ -‐┤ ﾞ､ ＼ ／ ! l |`ｰr─- _ _ -‐ '" / | ﾞ､ ヽ ＿___ '´ '│ ! | ﾞ''‐- ､,_ ,, - ―- 、 ,. '" _,,. -…; ヽ だが劉伯升様の 命の恩。 (i'"（(´ __ 〈 } これに勝るものはねえ……！ |__ r=_ﾆﾆ`ヽｆﾊ } ヾ|! ┴’ }|ﾄi } ここは、勝たせてもらうぜ……！ |! ,,_ ｛' } 「´ｒ__ｧ ./ 彡ﾊ､ ヽ ‐' ／ "'ヽ ヽ__,.. ' ／ ヽ ／⌒` ￣ ` ヽ＼_ / i ヽ ＼ ,' } i ヽ { ｊ l } i ヽ ｊ ノ | } l ﾄ､ } / / l | .| ! ヽ | ノ j ' | { | } | l | ヽ | i | ＼ l /| { | l | | / | l ! | l / | まあ性癖以外はまともなのかもしれないがｗｗ ┏┓┏━━┓ ┏━━┓ ┏┓┏┓ ┃┃┗━━┛ ┏┓ ┗━┓┛ ┃┃┃┃ ┃┃ ┃┗┓ ┏┛┻┓┏━━ ━━━━━┓┃┃┃┃ ┃┃ ┃┏┛┏┛━┓┃┃ ┃┃┃┃┃ ┃┃┏┓ ┏━┛┗┓┗┛ ┃┃┗━━━━━━━┛┗┛┗┛ ┃┃┃┗━┓┃ ━ ┏┛ ┏━┛┃ ┏┓┏┓ ┗┛┗━━┛┗━━┛ ┗━━┛ ┗┛┗┛ ―＝＝＝━ ＿＿＿_─＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ―――― ＿――￣-‐ '´￣￣｀ヽ､ ＿＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣― ＝＝ ￣￣￣ ―_━／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ ＿＿＿―＝＝＝―＿＿＿ ―――― ――//, '/ U U ヽﾊ ､ ヽ ￣￣―‐―― ＿＿＿￣￣――― ＿＿＿ ＝ ＿ 〃 {_{'´ ヽﾘ| ｌ.│ i| ┼―――― ＝＝ ￣￣￣￣￣ ―― ＿ ﾚ!小ｌ◎ ◎ 从 |、i| ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣＿＿＿￣― ─ ヽ|l⊃ ____ ⊂⊃| .|ﾉ│ ――＿――＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐― ＿ |ﾍ. t____} U j | , | ヽ＝＝ ￣￣￣ ――＿――￣￣―‐―― ＿＿ 大敗を喫した朱鮪は、洛陽まで退却を強いられた。 敗走する朱鮪軍の後を、 馮異・岑彭、そして合流した寇恂が執拗に追撃し…… 朱鮪が洛陽城に間一髪で入場した後、 城の周りを一回りした上で 河内に帰還し、 戦果をやる夫に報告した。 ,ィ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..::/.:.:.:.::::::::;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ／::／.:.:.:.:.::.:.:.:::/:.:/|::.:.::::ｉ:::/7:.:.:;/:.:..:.:.:.:.:.:. /,ｲ:.:.:..:.:.:.:.::/::.:;ｨ'.::/ |:.:.::::ｉ;/ |:.:.:|ｉ.:.:..:.:.:.:.:.:: '"/:.:.:.:.:./:..:/.:.::7::_/__,ノ|.:.:.::ｉ:| |:.:| |:.:.:.:.:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.:/:.:/.:.:/ |:/ |:.:.::|' ｀ｰ|-|-|:.:.:.:.:.:.:.:: |:.:.::／|:./7|::ﾊ 三ﾆｭ､ |:.:::{ ヽ| ＼.:.:.:.:.:: j::／ |//:.:ﾘ::j ヽ:| ヾﾆ三. /:ヽ､::.: '" |:.:.::::ﾉ ゝ-､__, ・/.:.:.:.::∨ |:.:.::∧ V.__丿 /.:.:.:.::/ }.: |:.:..:.:::::ヽ、 ,/.:.:.:.::./ノ.:. |:.:.:.:.:ｉ:| ｀ ｰ‐ｧ-‐τﾆ´/:.:.:.::ノ:.:.::ｉ:.: |:.:.:.:.ｉ:| ｊ ,ィ´／:.:.:,ｨ´::.ｉ:.:.:.|:.: | :.:.:::ｉ| /｀`／ ／:.:.:／ |:.:.:.|:.:.:.|.: この戦果を知った、 やる夫軍諸将により、 やる夫即位の道筋が固められることになる。 （前章を参照） , ´￣｀Y´ ￣｀ヽ '' _,,ミ-‐''''.´￣ ￣'''ｰ=x ／ ＼ /''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀'=､ / ヽ ::::::::::::::::::::._;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_::::::::::::::::::::| ,' / , / , i | i ヽ ::::,, -''ﾞ￣_ ,,. __ _x_ __ ｀'''::､::::::::i | i ! ／ / ｲ ! | / / | |/ ﾞ ィ '´_,,,;;::==--竺:-=::ﾐ､-.`ｭﾉ i | //∠／| / /／_|∠| /i/ }''ｯ〔c_ﾞ::::::::::: ..:::::::::::::::::::..`‐ﾐ{ 〉-､ |`‐ﾞ='-`| //-ﾞ='‐1‐v' ヽ;:;;/｀'ｧ‐｡x;;;,＿＿＿,,,;;;;ィTi､__ !f｀i i| ｨ '〈!' ,|f ﾘ .iヽY （_ _ﾉ〉 K(´ﾟ ）｀l:/ }:::: .ヽﾆ／ .! iﾆﾆﾆ'7 /ｧ' ヾ,｀| | ﾞー ,lｲ /;;:; ﾚ | v－y //-‐ 1 w'ﾞYl rV'〉 .,!ソ'' "ﾐ / o |＼ ｀￣ .ｲ/ | .}ミi､ ` ' /ﾐﾘ ﾐ ﾐ d ,. -‐┴i ヽ- ' ! _, ―┴ｧ , ヾiﾐヽ, -=ﾆニニ= ,,ムｼﾞ ,,ﾐ'ﾞ ‐┴' o |￣￣￣｢ / :ﾐi, l:;:;ゞiﾐｘ､_ _,,,ｲﾐシﾞ 彡ﾞ:／ ､:ﾐ､ヾ､:;ﾞヾi}ｴｹZﾞｴﾂﾞ:/ ミ:;ｨﾞ ,,ｲ ∩＿＿＿∩ | 丿 ヽ / ● ● | | ( _●_) ミ 彡､ ヽノ ,,/ / ┌─┐´ |´ 丶 ヽ{ .熊 }ヽ ｒ ヽ、__)ニ(_丿 ヽ、___ ヽ ヽ と＿＿_＿ノ＿ノ /:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ ところで、『後漢書』には朱鮪を撃破したのは i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ 馮異とあるが、 lr:l:.:.l::｢ -ｰ -､l::i:! 『後漢書』の註に引用されている『続漢書』では ik:l::::i:.| | .l:::l 岑彭ということになっている。 `ｰ-､｣ ' i_ﾉ | `ｰ ￣ , ' 朱鮪が黍を収穫している内に岑彭に攻め込まれたという部分は ,,rへ､_ ｀ 〔´ 『続漢書』を参考にした。 ／l :ヽ､==ﾞ7'r'Yヽｰ､_ :‘,:|‘，＜'^__i__,〉，ヽ‘＼ ‘，＞'`7┷┿┷＜‘，;.ヽ /::::/:::::／:::::｀ｰﾗ:::::::::::,.ｨ:､＼ヽ. 岑彭はやる夫に従って、 ,'::::;':::::/:::::::/:::::::{:_;.ィ:´ヽ._::::):::';:ﾊ ;:::::;::::::;':::::::/:::::／:i::::i::l::ヽ::::l::::::::ｉ:::', 河北の盗賊征伐に加わっていたと言う記述も . ｉ:::::i::::::i::::::::l:::/l::::::l::::l:::l::::::i::::l:::::::l::::i .. l::::::l::::::l:::::::::i':::l::::::l::::ｌ:::i::::::l::::l::::::i::::;i 『後漢書』には見られるので . !:::::ｌ::::::ｌ:::::::::l::::l::::::i::::l:::ｌ:::::l:::ﾘ:::::i:ノｉl . l:::::!l::::::!:::::::::ト=‐_-_⊥⊥ --‐ ｽｨi::! いつ河内に来たのかと言う疑問もあるが…… l::::ｌ:ｌ:::::ｌ:::::::::::ﾋｫ::ｧ‐ミヽﾉ ,ｨｔﾁ_ﾉl::l l::::l::i:::::ｌ:::::::::::lヽー'´／ l｀¨ ｉ::l ｀ヽ＼:::l::::::::::::', ,. ､! /::ﾘ ここでは 折衷案と言うことで、 |.＼::::';:::､:::::ﾊ ｿ /::/l ／.i. h丶、:::ヽ::::', ヽイ ,':::/ 「馮異の指揮下に加わっていた岑彭が朱鮪を ／ ', ヽh ｀ ＜:::::ﾞ､ ‐ "¨ ﾉ/-V 撃破した」という解釈にしておいた。 ／ ＼ ＼ト.､ ｀ﾏ^、 ｀¨´./ヽ ／. 丶、ヽ- ニ/｀ﾞ ｰ ' ./i ｒ‐ ¨￣ ￣￣/／ヽ | / l . i i'⌒¨ ‐一'､ l ｉ l l ＼ ＼ ＼ ', .// ｌ l そして七月。 洛陽に戻った後、城門を堅く閉じ、 出撃を控えていた朱鮪の元に…… ／ 〃 ヽ. l::::. ヽ えへ……えへへへ / ／ ヽ:: l::::::. ヽ / ::/ ヽ|＼::::.. ' , /::: ::/ ／ ..:::::::.ヽ::::: ...:::::i 負けっぱなしで /:::: :::::/ ／ __ ´/::::::::::::::::::i.}:::::::: ...:::::::::::l ./ ::: ::::::l .:::ヽ 弋:::::::::::::::ノ }::::::: :: .:::::::::::::l. やってらんないにょろお…… i :::/|:: ::::::::}.´/::::::::::::} ｀ー ´ ﾉ::::::: :i::. ..:::::::::::::::l l::/ l:: ::::::/ 弋;;;;;;;;ノ ＿＿|::::: : : :|ヽ ::::::::::::::::l. |' l:::::::/＿__ （＿＿ ）::: : : :|⌒ヽ::::::::::::| l:::::::{＿＿）. |::::::: : : :| }::::::::::::l l::::::ﾊ ､_＿人＿＿ノ .|:::::: : : ::| ソ:::::::::::::| l ::::::丶 ヽ. i .|::::::: : ::::|ｰ ::::::::::::::::l l :::::::::: ＞:､ ｀ ｰ-‐､ .| | ::::::::::::::| :::::::::::::::::::l l :::::::::: | ::::::＞ ､ ＿_ | | ｧ<´ | ::::::::::::::| :::::::::::::::::::l l ::::;;:::: | :::: :::::::::::::|:::: ム} {／ > | ::::::::::::::| :::::::::::::::::::l | :::::::::::: |.:::| :::::::::::::| ::/／ !_!.＼／ /| ::::::::::::::| :::::::::::::::::::l ヽ:::::::::::::|::::| :::::::::::::| / ＼A:::／ / |::::::::::::::| :::::::::::::::::::l 最悪の情報がもたらされた。 ＿＿＿＿ / ＼ ､ ＼ 朱鮪様……！ / ＼） .＼ / ＼ ＼ やる夫が、やる夫が ./. ＼ ＼ / U ＼ ＼ 河北から戻ってきたようです……！ / ＼ ＼ ） ⊂⊃ ⊂⊃ ﾉ ノ / ＿＿__ ./ ／ ヽ ヽ＿／ （ .／ ヽ＿ ＿＿/／ ／ ￣￣￣￣ ＼ ⊂二￣ヽ、 /＼ ／ ＼ | ゝ、_） ⊂二￣ヽ、 | | ゝ、_） -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{⌒ ⌒ﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ○ ○ 从 |、i| ヽ|l⊃ ＿＿ ⊂⊃ |ﾉ│ /⌒ヽ__|ﾍ j /⌒i ! ＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│ . /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ | ｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ ク……そうか…… //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| もう……戻ってきてしまったか…… ﾚ!小ｌ―- `ｰ-､ 从 |、i| ヽ|l ○ ○ | .|ﾉ│ |ﾍ⊃|||_,､_,|||⊃j | , | /⌒l,､ __, イァト |/ | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | ''';;';';;'';;;,., ザッザッザ・・・ ''';;';'';';''';;'';;;,., ザッザッザ・・・ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;; ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;; ;;''';;''';;';'';';';;;'';;'';;;; ;;'';';';;';;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;;; ザッザッザ・・ ,.- ; ,.- ;,.- ;,.- ;,.- ; ,.- ;- ;,.- ;.-;- ; ,. ｰ- 、 ,. ｰ- 、,. ｰ- 、,. ｰ- 、.ｰ- 、 ,. ｰ- 、 ／￣ ヽ, ／￣ ヽ, ／￣ ヽ,￣ ヽ, ／￣ ヽ, ／￣ ヽ, ／￣ ヽ, ／￣ ヽ,￣ ヽ, ／￣ ヽ, ／￣ ヽﾘ. ` ／￣￣ ヽ, ／￣￣ ヽ, ／￣￣ ヽ,￣￣ ヽ, ／￣￣ ヽ, _,,,,.. _,.ｨ _,,,,.. _,.ｨ _,,,,.. _,.ｨ _,,,,.. _,.ｨ _,,,,.. _,.ｨ ／￣￣￣,o'ﾆ--､二 ／￣￣￣,o'ﾆ--､二／￣￣￣,o'ﾆ--､二／￣￣￣,o'ﾆ--､／￣￣￣,o'ﾆ--､二-‐'ﾞ! ／ ─ ,.ｒ',.-─-､,,／ ─ ,.ｒ',.-─-､／ ─ ,.ｒ',.-─-､,,／ ─ ,.ｒ',.-─／ ─ ,.ｒ',.-─-､,,__,,／ / （●）,ﾉﾚ､(Ω) 'ﾉ/ （●）,ﾉﾚ､(Ω) '/ （●）,ﾉﾚ､(Ω) 'ﾉ/ （●）,ﾉﾚ､(Ω/ （●）,ﾉﾚ､(Ω) 'ﾉヾﾉ | （__人 ＼_,ノ､| （__人 ＼_,ノ､| （__人 ＼_,ノ､| （__人 ＼_| （__人 ＼_,ノ､o'ﾞ ＼ ｀ ⌒´ __,／＼ ｀ ⌒´ __,／＼ ｀ ⌒´ __,／＼ ｀ ⌒´ ＼ ｀ ⌒´ __,／ ／ ＼ ／ ＼／ ＼／ ／ ＼ 河北の盗賊掃討に一段落つけた やる夫軍は、 河内郡に入り、懐（かい）県に陣を敷いていた。 i､ i､ 河内郡 / ,‐ | ﾞi､ 丿<冀州>,i´ | │ ◎懐 ,lﾞ .,/ | 河東郡 lﾞ _,,,,,|,,,yｗ-rrt″ | |._,,,,,,,,---―ｰ''''''"⌒.√ ,,,--￢''''''''''''lﾞ ｒ'" ﾞ'-、 <エン州> ,r'ﾞ │ ,lﾞ 河南郡 !、 ,／ﾞ゛ lﾞ ,i´ く ,,,／゛ ,! | 洛陽 | ￢'''''''''''''''''''''''''"＾ ｛ | ◎（朱鮪） , lﾞ ,! | _,,､､_ "'''ﾞ'''"!ヽ､、 <司隷> / lﾞ .,i´ ﾞ`""""" ＼ (更始政権） ,ﾉ ＿,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,-l,, .|､ "、 ●長安 │ _,,-'''"｀ _,"'＾｀""lﾞ ,lﾞ ﾞ_ _,,,し--―''''" / ﾞ,-!､、 ‘‐ 、 _,,,,,―‐''"ﾞﾞ＾ _lﾞ _" `ヾ ._,,,,--ｰ'''"｀ lﾞ、 "、 <予州> ,-''"＾ 弘農郡 ■陸渾関 ﾞ'-、 | 三＿二 / ﾄ⊥-（(｀⌒)､_i | | 〉─_,. -‐='＼ '‐＜'´＼/´､ｦ _/､ | |,.ノ_, '´,.-ﾆ三-_＼ヽ 川 〉ﾚ'＞/ ﾉ 〈´／／´| ｀'t-t_ｩ=､i |:: :::,.-‐'''ﾉﾍ| . r´｀ヽ / ｀"""｀j/ | |くゞ'ﾌ/i/ . |〈:ヽ, Y ::::: ,. ┴:〉: |/ . ＼ヾ( l ヾ::::ﾉ |、 j .>,、l _,-ニ-ﾆ､, |)） ! >ﾆ<:| ､;;;;;;;;;;;;;,. /| ＿__,. -､ | | !､ .| | （ ヽ-ゝ _i,.＞-t--､ ヽ| | ヽ＼ _,..:::::::. / .| ｀''''フく ＿,. -ゝ┴-r-､ ..|.| | :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |＿ ＿,.-''"´ ／￣,.／´ ゝ＿'ヲ ..| | | ＿;;;;;;;_￣￣ | ￣￣ / _,. く ／ ゝ_／￣| :.ヽ‐'''!-‐''"´:::::::::::::::::￣￣｀~''‐-､_ / にﾆ'／,.､-t‐┴―'''''ヽ ＼＿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ / / .（_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_ ＼ ￣＼―-- ､ _::::::::::::::::::::＿＿::/ / ／ ￣ ） ﾉ__'-ﾉ ＼ ＼::::::::::::::｀''‐--‐''´::::::::::/ / ／ ／￣ rt‐ﾗ'￣￣ヽヽ ヽ ヽ＼ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / ゝﾆ--‐､‐ | l ヽヽ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::/ /‐＜_ ヽ |ヽ 朱鮪たちが更始帝をけしかけて、劉伯升を謀殺したのが 西暦二十三年六月のこと。 それから二年と一ヶ月。 情勢はめまぐるしく変化していた。 西暦二十三年十月、 河北へわずかな手勢と共に旅立ったやる夫。 だが今や、その配下には…… 冀州の豪族たちの連合軍…… 冀 冀 （ ω･ ） （ ω･ ） ,ｲ;;ｲ;、'ﾔ' )i:::,,ﾉヽ ,ｲ;;ｲ;、'ﾔ' )i:::,,ﾉヽ /ゝ::::i:';'＼)""ノﾍ ﾉ /ゝ::::i:';'＼)""ノﾍ ﾉ '、:::,ﾉﾉ:::::::￣ー＼`ヽ '、:::,ﾉﾉ:::::::￣ー＼`ヽ /,._ﾉ´ヽ::::: .. :::丶V 、__--～ 、 /,._ﾉ´ヽ::::: .. :::丶V 、__--～ 、 ＼ﾉ ）::::. ::: :: :iゝﾉ ヽ::: :::::ヽ";"＼ﾉ ）::::. ::: :: :iゝﾉ ヽ::: :::::ヽ";": /:::::: :::: ::::::: !,,--￣::: :::::::::/"";;;;;;;:::: /:::::: :::: ::::::: !,,--￣::: :::::::::/""; (、:::::::::::::::://::,,:::::::::: :::／ "" (、:::::::::::::::://::,,:::::::::: :::／ | :` :::ｿ::::,/ﾉ;;" ＼:: ::/ | :` :::ｿ::::,/ﾉ;;" ＼:: ::/ /::／ヽ:.'" ）:八 /::／ヽ:.'" ）:八 ／／ ／ ／／ ヽヽ ／／ ／ ／／ ヽヽ /_i |:| /_ｿ |:| /_i |:| /_ｿ |:| ｀_( || ｀_( || 冀 冀 '-` （ ω･ ） （ ω･ ） ,ｲ;;ｲ;、'ﾔ' )i:::,,ﾉヽ ,ｲ;;ｲ;、'ﾔ' )i:::,,ﾉヽ /ゝ::::i:';'＼)""ノﾍ ﾉ /ゝ::::i:';'＼)""ノﾍ ﾉ '、:::,ﾉﾉ:::::::￣ー＼`ヽ '、:::,ﾉﾉ:::::::￣ー＼`ヽ /,._ﾉ´ヽ::::: .. :::丶V 、__--～ 、 /,._ﾉ´ヽ::::: .. :::丶V 、__--～ 、 ＼ﾉ ）::::. ::: :: :iゝﾉ ヽ::: :::::ヽ";"＼ﾉ ）::::. ::: :: :iゝﾉ ヽ::: :::::ヽ /:::::: :::: ::::::: !,,--￣::: :::::::::/"";;;;;;;:::: /:::::: :::: ::::::: !,,--￣::: ::::::::: (、:::::::::::::::://::,,:::::::::: :::／ "" (、:::::::::::::::://::,,:::::::::: :::／ | :` :::ｿ::::,/ﾉ;;" ＼:: ::/ | :` :::ｿ::::,/ﾉ;;" ＼:: ::/ /::／ヽ:.'" ）:八 /::／ヽ:.'" ）:八 ／／ ／ ／／ ヽヽ ／／ ／ ／／ ヽヽ /_i |:| /_ｿ |:| /_i |:| /_ｿ |:| ｀_( || ｀_( || '-` '-` 幽州の突騎兵…… ｀ ､'';;;;;,,,,,｀'''――― ､ ＿＿＿＿ ｀ ､'''';;;;;;;;;;;;;;;:::,,,,,,,,...｀ ､ ‐-､;;;;;;;;;;;;;;｀,,,､ ｌ ;;;;;;;;;;::''''''―-｀､、 ヽ ｀''‐､;;;;;;;;;;;;;｀ ､ .ｌ .;;;;;;; ヽ ヽ :::::ヽ , -‐,, '''',=-,＝‐―- ､ .ヽ ;;;;;;;.. ヽ;; ヽ ;;ヽ'':::ヽ ｌィ‐ｖｖｖ､｀ ´‐=‐-､ ／ ｌ..;;;; ;;i: .ヽ;;; ヽ; ;;;;;ヽ ;ヽ ヽii､;;;;;;´Ｗｖ､ ヽ｀‐'"´‐=､ ,、 〉 ;;i:: );;;;,, ヽ;;;;;;;;;ヽ .;ヽ ｀'ii､,;;;;;;;;;;;´v>‐,￣ﾆﾌフ l ヽ /; ;;;;;;;;i:: l''"ヽ;;i;;;; ト;;;;;;;;;ヽ ;l ,,‐ﾅ､;;;,‐ﾅ｀''‐-､‐=ﾄﾆ=-ト''ヽヽ＿, ､ ﾉ' ;;;;;/l;i::/ ヽ; ;. |ヽ;;;;;;;;;;;i ;l ｀''‐Til! / ﾄ' ;;lヽ､ヽl |‐‐, / / Yヽ;;;;/ レ ヽ'' | ヽ ;;;;;;i ;l Hi i:ﾀ /‐､| ﾄ-'l｀ヽﾆﾌ ! l ｲ /l ﾉ/ ヽl ヽ;;;;i ;l ﾄli ﾀ ∧;;;;lヽ;;ヽｸ､ﾆ=llll/.|./{ ./ | /l´ ヽ;i l ヽ_／ l;;;;| ヽ;ヽ‐ｸTl/ V .V ﾚ ﾄヽ ヽ l ヽ;l ｀ lｳ｀''Y ノ´ lヽﾉ ﾄｙ' ヽ | |};;l｀ヽl／ / ｀ｖ' l | /-l ﾄ､ | ／ ／ ﾉY ヽ !./ ノ｀)ﾉヽ ｀l .／ .／ | i;;;ﾄ ' ／┐j´/ ヽヽ' ／ .／|´｀l | ／ｿ/l |' .( ／ヽヽ' .／／lヽノ/ ノ/'Y Yノ ヽl／ | ヽ‐''" /ヽノ） .|/l /.| /´ |,､ｒ､| lミl／l |､,､,l ,､ l{|/ｔ-l.ﾄ .lﾄ |i |／lヽl,ノ l .l l | ／,-‐'''''‐- ､｀''‐､ ヽlヽl ヽノ ｖｖｖ レ" ヽ／￣フ´l,,ノ‐''" ｀'''－‐'' さらに 銅馬を始めとする、盗賊集団出身の兵士たち。 その勢力は、数十万にも膨れ上がっていた。 銅 銅 銅 銅 銅 _ /´＿ヽ /´＿ヽ /´＿ヽ /´＿ヽ /´＿ヽ ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ｀ | | ｀ | | ｀ | | ｀ | | ｀ | | ,Ｕ ,Ｕ ,Ｕ ,Ｕ ,Ｕ ∩＿＿＿∩ | 丿 ヽ ……やる夫、 感慨深いクマー？ / ー ー | | ( _●_) ミ 彡､ ヽノ ,,/ / ┌─┐´ |´ 丶 ヽ{ .熊 }ヽ ｒ ヽ、__)ニ(_丿 ヽ、___ ヽ ヽ と＿＿_＿ノ＿ノ （ああ……） ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ いよいよ ここまで、戻って来たんだお…… イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ 〃 {_{ノ ｀ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ li':./ﾉ<●> <●>ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ 川|lミ三彡ミ;:ﾞ彡l{lﾘﾊﾄl|l|､} l|i /⌒l, ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ /::| ￣|ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ |;:::| l ヽリア/ l::::::::::::| ∩＿＿＿∩ | ノ ヽて ……て！ お前ダレクマー！ / ◎ ◎ |そ | ( _●_) ミ 彡､ |∪| ､｀＼ / ＿＿ ヽノ /´> ) (＿＿＿） / (_／ | / | ／＼ ＼ | / ) ) ∪ （ ＼ ＼＿) ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ んお？ やる夫だお？ fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ 即位を機に、イメチェンしたんだお。 〃 {_{ノ ｀ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ li':./ﾉ<●> <●>ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ 川|lミ三彡ミ;:ﾞ彡l{lﾘﾊﾄl|l|､} l|i /⌒l, ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ /::| ￣|ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ |;:::| l ヽリア/ l::::::::::::| ∩＿＿＿∩ | ノ＼ ,＿ ヽ イメチェンにもほどがあるクマー！ / ◎゛ ◎ | . | ∪ ( _●_) ミ 彡､ |∪| | / ∩ノ ⊃ ヽ ( ＼ ／ ＿ノ | | ＼ " ／ ｜ | ＼ ／￣￣￣ ／ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ この威厳に満ちたフォルム…… fr'ﾉｨ//r''^`ミﾐﾐﾐﾐヽﾐﾐヽ ｿﾉ八l ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ 今回からはこのAAで通すんだお…… 〃 {_{ノ ｀ヽ!l|l|lﾄﾄゝﾐ li':./ﾉ<ー> <ー>ﾄ'ﾘl|l|l|l|lﾄ 川|lミ三彡ミ;:ﾞ彡l{lﾘﾊﾄl|l|､} l|i /⌒l, ﾘ}}iliﾘﾄ､',ﾐ /::| ￣|ｿ/ﾊﾂﾉﾉWl::::::::ヽ |;:::| l ヽリア/ l::::::::::::| パッ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ って、アレ？ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ─ ─ ＼ ／ （●） （●） ＼. | （__人__） U | ＼ ｀ ⌒´ ／ ／ ＼ (（ そんなことしたら やる夫スレじゃ なくなっちゃうでしょ！ '´ /ニﾞヽ li 从ハ)ｿ その格好は禁止！ ゝ*,,・∀・) ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ そんなァ！ ／ノ ヽ､_＼ ／（ ○）}liil{（○）＼ せっかく時間かけてメイクしたのにィ！ ／ （__人__） ＼ | ヽ |!!il|!|!l| / | ＼ |ｪｪｪｪ| ／ |"￣￣ﾞﾞ`∩ メイクとかいう レベルじゃなかったクマ…… |,ノ ヽ, ヽ |ー ー i | (_●_) ﾐ | ヽノ ノ ｛ヽ,__ ）´ | ヽ / ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ＼ ま、まあ 気を取り直して…… ／ ＿ノ ヽ__＼ ／ （─） （─） ＼ | （__人__） | ＼ ,／ ノ ＼ >693 鋭い。 ちゅるや化シックスを改造したAAです ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ＼ （ ;;;;( 朱鮪…… ／ ＿ノ ヽ__＼) ;;;;） ／ （●） （─ /;;／ 二年前、やる夫はお前たちとの | （__人__） l;;,´| 権力争いに負けた。 / ∩ ノ)━・'／ ( ＼ ／ ＿ノ´.| | 兄上を殺され、 .＼ " ／＿＿| | ＼ ／＿＿＿ ／ 活路を求めて北へ向かったんだお…… ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ それから たくさんの苦難を味わったお。 イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 薄氷を渡り、 ／ ＼ 豆粥で空腹をしのぎ…… ／ _ノ ヽ､_ ＼ 何度も命の危険にさらされたお…… ／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼ | （__人__） | ＼ ｀ ⌒´ ／ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ でも！ そんな やる夫に付いて来てくれる人たちがいた！ ／ ＼ ／＼ ／ （●） (●）＼ やる夫の未来を信じ、力を貸してくれる ／ （__人__） ＼ 仲間が集まってくれたんだお！ | ｀ ⌒´ | ＼ ／ /⌒ヽ ー‐ ｨヽ / rｰ'ゝ 〆ヽ /,ﾉヾ ,> ヾ_ノ,| | ヽ〆 |´ | ∩＿＿＿∩ | 丿 ヽ / ー ー | …… | ( _●_) ミ 彡､ ヽノ ,,/ / ┌─┐´ |´ 丶 ヽ{ .熊 }ヽ ｒ ヽ、__)ニ(_丿 ヽ、___ ヽ ヽ と＿＿_＿ノ＿ノ むしろひっくりかえした皿から垂れ下がる餅と言うかｗｗ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ その力で今！ ／ ＼ , , ／＼ ／ （●） （●） ＼ 朱鮪、お前を倒す！ | （__人__） | ＼ ` ⌒ ´ ,／ . /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ | ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃ | ｀l￣ . | | 賈復！ 先鋒を命じるお！ ＿,＿＿＿_ ノ( ／￣lllllllllllllllllllllllll`ヽ､ lll（ ノ´llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll`ヽ､ lllllll) ノ'lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll`l 丗ヲ /lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll`l 承ったッ！ llllﾉ ﾉllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll,、ll| llﾉ ノlllllllllllllllllllllllllllll/´￣`ヽllllllllllllllllllllllllllノ `､ll| / , |llllllllllllllllll_,-'´￣ ヽ､ `ヽ､lllllllllllllノ . Y |l ,'´l`､lllllllllllノ _,-‐､ ヽヽ `l.`―‐'ﾌ ,、| llll`ヽ|llllllllll`､llノ´ ‐―､ヽ､ ヽ､ | | / ﾉ,→ lllllllllllllllllllllllll`l -､＿ヽヽ､_`l ､ l /ン＿/ ‐ ､lllllllllllllllllllll`l `､`三ﾝ､､ﾆ､´ノヽノ/フノ/ フlllllllll`l ＿,-'´ `ヽ//-´ | /llllllllllll|`ヽ､ ,'´´ _ : ） l `|llllllllノ､ ヽ､,´ i´ ` `, ノ´ 人 ＼ i´ヽ､ `,ヽ､_ノ ,´/ /::`､ `ﾝ ﾝ ,,-←三､-´ﾉ､'ノ _,-／:::::::ヽ､ ヽ､ `､ `,ﾆ,‐--‐ｦ //ｌ ''´:::`､:::::::::::::::ヽ､ `i ､_ヽヽ二二二ﾉ/ / :::::::::::`､:::::::::::::::::::`ヽ､ `l `､ / ﾉl :::::::::::::::::`､:::::::::::::::::::::`ヽ､ヽ `ヽ､＿,／ノノ`､＿＿ :::::::::::::::::::::::ヽ､::::::::::::::::::::::::`ヽ､――´ノ:::::::::ﾉ::::::::::::`‐ヽ､_ 呉漢！ 他の将軍たちを率い、 洛陽を包囲するんだお！ ,. -‐ ､. ／ ￣｀~`''‐ ､ ／ `' `'‐､ ／ `‐､ ／ ＼ , ' ＼ ワハハハハハハ…… / ! ＼ / l ! | i まかせておけ！ . / ,' │ l l ! | │ / /./ | │ l 、 | | | ,' | .l ! . / / /l ! :l | | | ＼ !|l | / | | ! / / ./ ! | l l | | ヽ. ヽ＼ ＼ ヽ. ヽ. |│／ヽ| ! l ! `'''‐'、| l ヽ. ヽ.ヽ. ! l＼＼`‐､ヽ、＼ヽ.| ﾚ'／ヽヽl ! ! . `‐､| ､ﾄ､__＼:､ ヽ. l トｰz､-‐ﾗ''フヽ!|!/_,ゝヽ }. |│ ＼ヽl＼`ｰ'ヽ､＼ヽ ∨ー`‐←' ||!-､-､ /! |│ ヽﾄ. ´￣ジヽＮ` -ゝ |! ﾘ ／|.| | | ! ＼ ＿iー< | |.| | | |＼. ＼ r‐=＝''''ｦ | ￣｀~` ''''‐'- ､ | `'' ｰ-ヽ､ V r'-‐:/ .| | | :::::`‐､ `ｰ- ' .／| , -.､ | | :::::`‐､ ／ .| { {lll}} f{! ＿ _,,. ､-‐''| :::::::::｀エ´-─ー| `'ｰ' ゞ'´ ヽ`''ｰ- :::::::::: |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ／ 岑彭！ , '´ ￣￣ ` ､ i r-ｰ-┬-‐､i あいよっ！ | |,,＿ ＿,{| Ｎ| "ﾟ'` {"ﾟ｀lﾘ ﾄ.i ,__''_ ! ／i/ l＼ ー .ｲ|､ ,.､- ￣/ | ｌ ￣ / | |` ┬-､ / ヽ. / ト-` ､ノ- | l l ヽ. / ∨ l |! | ｀> | i / |｀二^> ｌ. | | ＜＿_,| | ＿| |.|-< ＼ i / ,イ_＿__!／ ＼ .| {.| ` - ､ ,.---ｧ^! | |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l ＿_{ ＿__|└―ｰ／ ￣´ |ヽ |＿__ﾉ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_| ｝／ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'ﾞ l | ＿_fﾞ/／￣￣ ＿ -' |＿＿＿＿＿ ,. - ￣ ＼＿＿__| | | - ￣ ／ | _ |￣￣￣￣ ／ ＼ ￣| ＿__`＼ ＿＿ ／ ＿l -￣ l＿＿_ ／ , / ヽi＿__.| ￣￣￣ | _ 二 =〒 ￣ ｝￣ ／ l | !￣￣| ＿＿＿＿＿__l -ヾ￣ l／ l| |＿＿_| 馮異！ ＿＿＿＿ ハ ￣｀＞: : : : : ∨: : ー‐ --yz 、 ／: : : : : : : :/: : : : : : : : : : 、: :＼ ／:_: : : : :/: : /: |: : : : : : : : : : :＼: : ヽ あいよー / ／// : :/: : :/:/:!: : :.:.|、: : : : : : : ＼: :.', . {/ // : :/: : :/_/:小:. :.:.|_ヽ＿＿: : : : ヽ: l l/l : : !: : 7ﾞ/ノ l| Ｖ:.| ＼: : : :、 : : ｌ: | |: :/|: :/:/ j| ヽ| ＼: : ＼: :!: ＼＿ |/ |;/l/x≡≡ |≡≡z．ハ: :.ヽl＼: : : :＼ r┬z/:.:| ∠─-ﾍトr-く￣ヽ :＼ r「「l {: : :＼ △ ／///「 { ＼ヽ:.:＼ ＼ :＼ 朱祐！ （ ヽ∩＿＿＿∩ ￣￣＼ | ノ ヽ / ● ● | まかせろクマー！ | ( _●_) ミ / ト.._,, ヽノ .） / ヽ ／／ / / Ｖ／ / / ＿／ | ∠／／:::/::::::|:::l:i |/;;;;／;;;;;;;/;;;|,,| /／|/::::／|／/ .／ /／ ／ ／ 王覇！ i､ - ､ヾ,､ l!ヽ、 ',ヽ､__ヽ,ヽl ', ,.-,,‐=‐ ﾉl ',＼ヽ-ゝ ´ '-‐'"´/l _,.-ﾆニ' -'- ､ ／_,.イ ヾヾ､ はいよっと。 /'´/ ヽ-ｨ ＿〈ノ i ､､ ,.ﾆﾌ ゞゝ_,.ノ // l i i ', ', ＼ヽ＼ヽ､ ヽ, ｀ヽ､_,. / j ' , ヽ l', ヽ', ｀ヽ ｀ヽヽ ヾヽ ／ｨ' ! l , ,ｲ ﾄ',',ヽ , ﾄ､ﾄ､ ヽ. i ､〉 _!'ノ ノ i l /l i,'__',l_', ', i,ﾄ､ヽヾ､_',ﾄ､ i l 込=- -=ﾆ ',ll W＿',!｀ヽ lヾ,zx二｀__ l}ﾉ/ 辷ﾆ=- ｀¨･1r､.N ´ー¨‐｀ ヾ､ ´ｰ¨‐'' ﾚj jﾍぇ ﾚiﾞ',,l /ｲ,ﾉ ヽ_,l ､ ,. /ノ ﾉｲヽ _ﾞ__ /j､', 'ﾉｨ l＼ ´ﾆﾆ｀ ,ｲ ﾄヾ_ ,,.-‐'ﾚil 丶、 ／ l∧!-､ ヽ､_ _,,.-'"-'"´: :jl ｀ ｰ''" .ll: : : : : ¨> ﾞ> ヽヽ: : : : : : ::l l: : : : :／／ 祭遵！ ri ,.ィ'´.:::rｭ:::〉 ,.ｨl.! ／ く_,):::::(_)::} ﾄ､ ゝﾚヽ￢ヽ､__ ／、:::::::<_)::::::::/ はいっ☆ ＿ ｀ y'i ﾄ､ ､_ ､ヽ./| ／i_.ノ⌒):::::::::(_):| |i::::＼ ﾊヽL..｀>ｧｪ､ Vﾚ':::::::::ゝ'⌒):::::::::(_):l、 {ｌ:〈_):::＞| } lｨﾃｉ , ヾ彳/j:::(_)‐､::::￣(⌒)::::(_):| ＼(」::{_)lへ{ゞ'ﾞ <.ﾌ,.j/-ｨｽ｀ｰ';. -､:::（⌒)::::::::| ＼(_):::(_)::ｨ｀二I_/; iハ:::::｀- '_:::::￣::(_):/ lY_)::(〈{_,r､j,>'´}_,<. ＼:::（ __）:::::(_)::/ ヽ:<ハ:Vl_ﾝ<￢<.:.l＼ 丶─_---‐'′ ヽY_):l.｀Ｌlゝイ、;.:.:ヽ ＼::::>､._,.、 ＼{| ﾄ:.li o {i､.::.:.:.:>、 ヽ! ﾚ'ノｭ ]ィ´.:i}_o_j}ｼ',.三彡ヽ ,. -r'′ ｨﾆ.ｰΞ三彡r"￣「ﾉ_,ｨ'´:／ _,.〉7⌒´￢T´ l､::O:;／ ｰ-7｀ｰ-､./ l──_!､￣ / ／ | 「_,ﾄﾉ / / | │ / ,/ j. │ ／ / l | / ／ | ,' / / l ! /- ､./ ! j /「｀ﾝ / ∠...__j ヽﾆ／ ﾄ 二>l ヽ__／ 劉植！ ／￣￣'' -､ （ ／ ) ヽ ジャパネット！ i r-,,,, ／,,,, ） （ >| ● ●// `‐| Ｕ /ﾉ ＼ ━ / ((Οっ V> ＼ 'oヽ |,,,,,,∧| / ∧ ＼ ／ ／ ヽ ヽ ト-< |_／'.'. 萬脩！ |ﾄ､ .-ｙ=====┐.. ｲ! || >:':.:/ ヽ.:`く || |ﾚ'.:.:ノ ￣￣￣ ＼:.:ヽ!! /_／ ∞ ＼ ', パン……ズボン！ [＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_] l.:/ .:.:.,'.:.:..:ｌ/‐-/ l.:/ -',.:.:.:.:, Ｖ.:.>‐l .:.:>ちﾎ:::::::::::/ちﾎV.:.:.', ,.:'.:.:.{ |.:./{ ﾄ-j:::::::::::::::ﾄ‐j l∧.:.'､ . ∠イ',八__|/_ `´ `´ ﾊ.∧.:.＼ ）ハ::＼ 'ｰ=-' ノ ￣ Vl:::〕 r≦ ,x<:::::::< ヽ:::｀x / ＼ヽ:::＼_＿_}::://ヽ 王梁！ ／ ／ / ＼ ヽ＼ ／ , | ＼ ヽ , ′ .:.:./ ／ .,| .:l ... ヽ. ',ハ ふえ……？ / / .:.:.:.:/ .:.:.:/ .:.:／ { :.:.l :.:.:.: ＼:.:.:.:.. :.:. ', :.:.:. l l / / .:.:.:.:.,':. .:.:.:l .:.:/ '. :.:',:.:.:.:.:.. ヽ:.:.:.:. :.:. l :ヽ:.: ｌ l ははは はいっ！ ,' / .:.:.:.:. l:. .:.:.:.|.:./ ヽ :.:ヽ:.:､:.:..:. ヽ:.:.:.:. :.:. | :.:.ｌ:.:.| | l :/i .:.:.:／:i:. .:.:.:.|::{ _メ :.:.:＼`:ｰ-､l ＼:.:.. :. ﾘ :.:.|:.:.| | l ,' i .:. / :.:ｌ :.:.:._ﾑ:|-‐七'´ ＼{ ＼:.,:._}｀トヽ-:.､/ :. :.:.|:.:.| | ﾘ | :.:./ ! :.:∧:.:.:.:.| ﾙﾁ示ミヾ Ｘﾁ示ﾐヾ､/|｀ヽ.:.ﾘ:.:.ｌ | l :./ |i :.:l:.ヽ :.:.|.〃{:.=え::::} {:=え:::} ﾏi.|:.:.:.:/:.:./:. ! V !ﾍ.:{ :/l＼iヾハう:::::ｲj う::::::ｲj ﾙj:.:.;ｲ7ｲ :.:. l | :.:ヽ｛i|:.:.:ヽ と'=‐ ' , ゝ-='つ 厶': |/ }:.:i:.:.. | | :.:.':.:.:1:.:.:.:ﾊ /.:.:.:.:レ':.:.:i:.:.: l ! :/ .:.:,':.:. :.:小, (⌒¨¨⌒ヽ /.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.i:.:.: i ﾚ' .:.:./:.: :.:.:|.:.ヽ、 ｀ ￣ ´ ｲ:.: :.:.:.:l:.:.:.:.:.:i:.:.: ', /" .:.:/ :.:.:|.:.:.:/＞ ､ ,.ｨ＜:.i:.|:.: :.:.:.ﾊ:.:.:.:. i:.:.ハ / . .:.:/ :.:.l::.:/／ f| ` ｰ‐ '´ |＼:.i:.|:.: :.:.:.',:.:.:.:.i:.:.:.:.ヽ 〃..:.:./ .: :.:.:ﾘ''´ / j {j ヽ!:. .:.:.:.V{:. i:.:.:.:. ヽ ／:.:.:.;ｨ/..:.:/:.:. .::.:/ i|'´ | !:. .:.:.:.:.ﾚｰ-､:.:.:.:. ヽ / :.:.:./ 〃.:/:.:.: :.:./ |＿ , -―- ､ ___,| |:.: :.:.:.:.:} /｀ヽ:.:.:.:.. どうなるのか楽しみ。 新生 やる夫軍の力……見せ付けてやるんだお！ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ (.｀ヽ(｀＞ 、 ／ ⌒ ⌒ ＼ `'＜｀ゝr'ﾌ＼ ／ （●） （●） ＼ ⊂ｺ二Lﾌ^´ ノ, ／⌒) | ::::::⌒（__人__）⌒::::: | ⊂l二L7_ / -ゝ-')´ ＼ |r┬-| ／ ＼_ ､__,.ｲ＼ ＼ `ー'´ ／ (T＿_ノ Tヽ , -r'⌒!￣ `":::7ヽ.｀- ､ ./| ヽ￢. / ﾉ`ｰ-､ﾍ<ｰ1´| ヽ | :::::::::::::ﾄ、 ＼ ( ./ヽ ＼l__,.／ i l.ヽ! | .| ::::::::::::::l ヽ ｀７ｰ.､‐'´ |＼-､ 西暦二十五年７月、呉漢率いる十一将軍（本編未登場含）が、 洛陽を包囲した。 ＿＿＿＿ / ＼ ､ ＼ 迎撃に出た白虎公の陳僑殿、（未登場） / ＼） .＼ / ＼ ＼ 賈復に破られ、降伏された模様です！ ./. ＼ ＼ / U ＼ ＼ / ＼ ＼ ） ⊂⊃ ⊂⊃ ﾉ ノ / ＿＿__ ./ ／ ヽ ヽ＿／ （ .／ ヽ＿ ＿＿/／ ／ ￣￣￣￣ ＼ ⊂二￣ヽ、 /＼ ／ ＼ | ゝ、_） ⊂二￣ヽ、 | | ゝ、_） -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ U ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ U ﾘ| ｌ.│ i| う、う…… ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| ヽ|l ● ◎ | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | ＿＿＿＿ / ＼ ､ ＼ すでに城の周囲はすっぽりと包囲されてしまいました！ / ＼） .＼ / ＼ ＼ ./. ＼ ＼ / U ＼ ＼ / ＼ ＼ ） ⊂⊃ ⊂⊃ ﾉ ノ / ＿＿__ ./ ／ ヽ ヽ＿／ （ .／ ヽ＿ ＿＿/／ ／ ￣￣￣￣ ＼ ⊂二￣ヽ、 /＼ ／ ＼ | ゝ、_） ⊂二￣ヽ、 | | ゝ、_） -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ U ヽﾊ ､ ヽ ク…… 〃 {_ U, ,＿ﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ◎ ◎ 从 |、i| ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│ ,, - ,,= 、 , " / ヽ、 ./ ! ヽ どうする朱鮪殿！ ./__ ,, ,,,!, _ | ./i.!/ _ ﾉ !| ゛ '' ,、 ! はっきり言って ,! w''"_''、 .!-＝ァ.、! ッ 、! ' !.l!." ゛!"'l '"㍉, i.|/. !|ヽ、 もう勝ち目はゼロだよ？ '|゛''''' ﾂ `‐ メ./ !"l/- '' i __ __ _ U ,_／ﾉ .ヽ, .ゝ_ .ノ ./ .|" l 、 .イ .| , .ｯi! " ゛ '' " / iヽ. -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／"::｀ヽ ヽ ＼ //, '/::::::::・:::::ヽﾊ ､ ヽ ク、ク…… 〃 {_{―::::;;;:::::―ﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ:::::::::;;;;;:::::::::::从 |、i| ヽ|l⊃::::､_,､_,::::⊂⊃ |ﾉ│ /⌒ヽ__|ﾍ::::::::::;;;;;;;;::::::::::j /⌒i ! ＼ /:::::| l＞,､:::;;;;:::イァ/ /│ . /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ | ｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | , ´￣｀Y´ ￣｀ヽ ／ ＼ 朱鮪とやら！ 一時はやる夫様と権力を / ヽ 競ったらしいが…… ,' / , / , i | i ヽ | i ! ／ / ｲ ! | / / | |/ 所詮はここまで！ i | //∠／| / /／_|∠| /i/ 〉-､ |`‐ﾞ='-`| //-ﾞ='‐1‐v' 総攻撃で引導を渡してくれる！ !f｀i i| ｨ '〈!' ,|f ﾘ .ヽﾆ／ .! iﾆﾆﾆ'7 /ｧ' ﾚ | v－y //-‐ 1 / o |＼ ｀￣ .ｲ/ | d ,. -‐┴i ヽ- ' ! _, ―┴ｧ ‐┴' o |￣￣￣｢ / ∫ι＿＿＿＿＿＿＿＿/丁了 丿;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.ヾ.ヽ. ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,,.,.,.,.,.;;.ヾヽ ＼ .ﾍ. ..ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;::;::::::::::::::::::::::::::::::::,.,.,.,.,.,..,.,.ヾ.ゝ.., ﾍ ジャーン、ジャーーン！ ゝ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.,＿＿＿., λ ／ ﾍ ,,__ノヾ~~~~~~~~~~~ ~ 洛陽~~~~~~~~~~~~~~ ~ ゞ,ノﾍ ゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,ノゞゞ ＼ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒ヽ /⌒.. ﾐﾐ::l ジャーン、ジャーーン！ 三三, ,,三三 三三, ,三三 ,三三 三三 ﾐﾐﾐl ／ ┌┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┼┐＿＿＿┌┼┼┼┼┤＿ヽ ＼ │ ／,,;;;;;;;; ／]ミ;;,, ／,,;;;;;;;;;／]ミ;;,, ..│ﾐﾐ∥ ウワアアアアアオ！ ┌士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿士士士士士士士士士士＿＿＿＿＿＿＿＿ ／ . . 彳／三三三三三三彳／.|ﾐ 彳／三三三三三三彳／ |ﾐ . 彳／三三三三三三彳／.. |ﾐﾐﾐ |彳／三三三三三三彳／ . |ﾐﾐﾐ . 彳／三三三三三三彳／ .. |ﾐﾐﾐﾐﾐ .. 彳／三三三三三三彳／ .|ﾐﾐﾐﾐﾐ おりゃー！潰したれー！ 袋の鼠なんざ、一ひねりじゃーーー！ や や や や や _ /´＿ヽ /´＿ヽ /´＿ヽ /´＿ヽ /´＿ヽ ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ∧ﾐ∧ω･,)> ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) ./・ ・,ミ:と{::) (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ (｡｡ノ ヽﾋゝ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ ／/ヽ / しﾉ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ／ （ へ /:/|.| ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ヾ i | |‐"U ｀ | | ｀ | | ｀ | | ｀ | | ｀ | | ,Ｕ ,Ｕ ,Ｕ ,Ｕ ,Ｕ ドドドドドドドドドド…… ドドドドドドドドドド…… ドドドドドドドドドド…… -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ アハハ…… //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{⌒ ⌒ﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ○ ○ 从 |、i| ヽ|l⊃ ＿＿ ⊂⊃ |ﾉ│ /⌒ヽ__|ﾍ j /⌒i ! ＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│ . /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ | ｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{⌒ ⌒ﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ⑪ ⑪ 从 |、i| ヽ|l⊃ ＿＿ ⊂⊃ |ﾉ│ /⌒ヽ__|ﾍ j /⌒i ! ＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│ . /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ | ｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | ＿＿＿＿ / ＼ ､ ＼ ……朱鮪様？ / ＼） .＼ / ＼ ＼ ./. ＼ ＼ / U ＼ ＼ / ＼ ＼ ） ⊂⊃ ⊂⊃ ﾉ ノ / ＿＿__ ./ ／ ヽ ヽ＿／ （ .／ ヽ＿ ＿＿/／ ／ ￣￣￣￣ ＼ ⊂二￣ヽ、 /＼ ／ ＼ | ゝ、_） ⊂二￣ヽ、 | | ゝ、_） /''７＿__ __/￣/_＿_ /'''７'''７ /'''７'''７ / ＿__/ /__ ___ / / /i | / /i | ./ /＿__ . / / / / _ノ / i i__ _ノ / i i__ i＿＿＿/ /___/ ￣ /__,／ ゝ､__| /__,／ ゝ､__| /'''７'''７ /'''７-‐ '´￣￣｀ヽ､/'''７'''７ /'''７'''７ / /i | / ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼/i | / /i | _ノ / i i__ _ノ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ i__ _ノ / i i__ /__,／ ゝ､__| /__, 〃 {_{ノ ｀ヽﾘ| ｌ │ i|ゝ､__| /__,／ ゝ､__| ﾚ!小ｌ○ ○ 从 |、i| ヽ|l⊃ ､__/| ⊂⊃ |ﾉ│ /'''７'''７ /⌒ヽ__|ﾍ ゝ_/ ...j /⌒i !７'''７ /'''７'''７ / /i | ＼ /:::::| l＞､||.__ イァ/ /│ | / /i | _ノ / i i__ /:::::/| | ヾ|||三/::{ﾍ､__∧ | i i__ _ノ / i i__ /__,／ ゝ､__| ｀ヽ< | | ||'∨:::/ヾ:::彡' |ゝ､__| /__,／ ゝ､__| ,, - ,,= 、 , " / ヽ、 ./ ! ヽ ./__ ,, ,,,!, _ | ./i.!/ _ ﾉ !| ゛ '' ,、 ! ちょ……大丈夫かい？ ,! w''"_''、 .!-＝ァ.、! ッ 、! ' !.l!." ゛!"'l '"㍉, i.|/. !|ヽ、 '|゛''''' ﾂ `‐ メ./ !"l/- '' i __ __ _ U ,_／ﾉ .ヽ, .ゝ_ .ノ ./ .|" l 、 .イ .| , .ｯi! " ゛ '' " / iヽ. ,..‐ ､/:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:::..ヽ あははは…… ｲ:.:., ﾍ/:.,ヽ:.ヽ:.:ヾ,:.:ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼ ':.:.:.:.'.:.::.,ﾍi|／ヽ!ヾ! ＼:!-､:.:.:.:.:.:.::.:.:.＼ あーはっはっはっ…… ,'.:.:.:.: !:.:.i:| ヽ ヽ ,ヾ_.､:.:.:.:.:.:.:.::.:.::.:ヽ /:.:./:.: !:.:.|!!‐ ､ 〃￣ ヾ.:.:.:..:.ヽ:.::.:.:.ﾞ ':::.: ! :.: |.:.:ﾊ! ＿ , __＿_ ﾍﾊﾞ::.:.:.:'':.:.:.: ' //:.:.:.!:.:.:.|:.:.l〃￣ , ´ ＿ `'| |! !:.:.:.:.:|:.:.::.:. ! i/!:.:.: | :..:ﾊ:.:| v ´ ｀| |' ﾊ:.:.:. !::.:..:.: | . l! |:.:.:,ﾍ:.:.:.:ヾゝ ヽ. | j :.:.: l:.:.:.:.::.| |:.:.:l 1:.:.:.,:.:.ﾍ ＼ ___.ﾉ ｲ|:.:.:::. !:.:.:.:::.'' |:.::.! ',..::.|:.:.:::ヽ _ . ｲ::|:!:.:.:ﾊﾞ.:.::..: | ヾ| ﾊ:.|:.ヾﾊﾞ:. へ. ,. __ ,. ' |:.:!.!:.:,' .:.:.:.:..:. | , :.ヾ! :.:.ヽ::..:.::ハ !、:.ﾚ':.:.:..:.:.:.:.: | .':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!::::::::: ﾊ ＼ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:!:.:.:.:／ ` ‐-,､._ ::.:.::ヽ ':.:.:.:.:.:: '::::::::::::::／ ＿ /, - ― ' ｀ヽ.:.:.＼ 上司にも同僚にも部下にも持ちたくないけどw 奇遇だな、俺もだ。 やる夫っていうチートキャラがいなければ、皇帝の名前として残っていたかもしれん -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ なるほど…… //, '/:::: :::: ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{｀ヽ :::: ノﾘ| ｌ │ i| どうやら これまでみたいさ。 ﾚ!小ｌ⑪::::::::::: ⑪ 从 |、i| ヽ|l⊃ r‐‐v ⊂⊃ |ﾉ│ 援軍のあてもなく この窮地…… /⌒ヽ__|ﾍ ヽ ノ j /⌒i ! ＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│ まはや勝てる見込みはあるまい…… /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ ｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | -‐ '´￣￣｀ヽ､ だがこの朱鮪……！ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/::::::::::::::: ヽﾊ ､ ヽ 盗賊から身を起こし、 〃 {_{::::::::::::::::::::::::ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌ ヽ､:::::::ノ 从 |、i| まがりなりにも 至尊の位を左右するまでに ヽ|l ⑪;;;;;;;;;;;⑪ | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | 成り上がった自負がある……！ | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | ／:::::::::::;:::::::::::::／ ヽ;:::::i::::::::::::::;::.ヽ;:::::::::::.＼ た易くは死なん！ /:;ｲ::;::::::/:::::,ｲ::/ l::::|l::::l::::::::i::::::: l::::.ヽ::::::.ヽ // ﾚ'::::/i:::::/-H,_ .l:::l.|:::ﾄ;:::::::|:::::::l::::::: l:::::::::l この洛陽！ .i:l |::::iﾞ l::::ｌ |;!. ヽ､ .l:| .|::| lヽ::::l:::::::l:::::::|::::::::l |! .|:::l l:::| ＿ ,,;=‐‐''''|!‐l:;l､ |:::i:::ﾄ;::::::l::::::l:::::::::| わが墓標として .|:! .〉;! /ﾞb:::ﾞヾ.ヽ |;!. `|:::|/:.ヽ:::|::::::|:::::::::l ｌ!./::/l ﾞ ,!::ill::;!ﾞ' '' ,,ィ-==-､_ l:::::::::::.ヽ!:::::l::::::::::l 赤く染め上げてくれるっさ！ /ノ::::| わ!ｯﾘ ﾞ/O:;;;;:::::;iヾ l:::::::::::::l:::::::l:::::::::::| ,,ィ´;::::::::l ﾞ'=-''ﾞ l:::j:illii:;i::jﾞ. ' .l:::::::::::::l:::::::|::::::::::::ﾄ ヽ､＿＿,,,ィ''´::;;ィﾞ:::::::::{ ､ ,;iつ､;;;ﾂﾉ .l:::::/::::::|::::::l::::::::::::::l:ヽ ::::::;;=＝'''ﾞ_;;:''.:::::::::::::::;;:ゝ. r.x.__ __, ｀ﾞ''ｰ=''ﾞ l::::l|:::::::l::::::|:::::::::::::::::i:::.ヽ 二;;;;;;;ｪ=''.:::::::::::::::／.:::::::.ヽ l/ Y ,ｲ:::l.|:::::::|:::::::l:::::::::::::::::::i:::::::.＼ _,,ィ '´.::::::::::::::,,:::''.:::::::::::::::／ ＼ ゝ ,ノ ,／::i::::l |:i|:::l:::::::::l::::::::::::::::::::l::::::::::..ﾞｰ-,,, ::::::::::::::::;;::=:'':::;;;:=-'''´`'ﾞ .／:;ヽ. ￣ ,, ='''",ﾉ::;;:l::::| |:|,!:l､:::::::::l:::::::::::::::::::.ヾ､:::::::::::::;;;｀二＝=､ ラ''':::::_;;r'''￣ .| ／, ',.'.:::::`ｰ--r ''' ´ ,,='''´;:: ,"|:::|. |:l::|:|ヽ;:::::.ヽ;::::::::::::::::::::.ヽ`ｰ-ｪ､.. :::_;;=''::::l l { .i,/, ',ｨ'.::::::::::::;;ｧ''´.! ,,=''´.:; '' ,..:'';ｨ|:::| .|:|. l:l. ヽ;:::::.ヽ;::::::::::::::::::::::.＼::::::::.ヽ､_ '':::::::::::;;| ､ l ∨//:::::::::;;r＜ヽ .／.::::::／／::／ .|::::| .|:l l:l ヽ;::::::ヽ;::::::::::::::::::::::::..ヽ::::::::::::::ヽ :::;;:-:''::::l ヾ､._ .iﾞ/./::::::;r'´-.､ ｀''x''´.::::::／／:／ /|:::::| .|:l |:l ヽ::::::::.＼::::::::::::::::::::::..ヽ:::::::::::::: ":::::::::::::} ｀''i'-|:i l::::::/ﾞ⌒ヽ｀r'´.:::::::／.／::/ / l::::::| .|:l |:l ＼::::::::.＼::::::::::::::::::::..ヽ:::::::::: 呉漢殿、ここは慎重に攻めるべきでは？ 〃 i, たしかに朱鮪の手勢は減った…… r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈 ! :l ,ﾘ|} |. } だが王莽への反乱を旗揚げした当時の . {. | ′ | } 配下はまだ 朱鮪の手元に残っているようだ。 ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ< !∩|.}. '"旬ﾞ` ./''旬 ` f＾| 数は減っても、てこずるかもしれないぜ。 ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣ |l.| . ヽ.ヽ {:. ｌﾘ . }.iｰi ^ r' ,' !| ヽ. ｰ=＝=- / . ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ __/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼ , ´￣｀Y´ ￣｀ヽ ／ ＼ / ヽ フンッ！ ,' / , / , i | i ヽ | i ! ／ / ｲ ! | / / | |/ さっさと落として i | //∠／| / /／_|∠| /i/ 〉-､ |`‐ﾞ='-`| //-ﾞ='‐1‐v' 陛下に入城していただくのだっ！ !f｀i i| ｨ '〈!' ,|f ﾘ .ヽﾆ／ .! iﾆﾆﾆ'7 /ｧ' ﾚ | v－y //-‐ 1 / o |＼ ｀￣ .ｲ/ | d ,. -‐┴i ヽ- ' ! _, ―┴ｧ ‐┴' o |￣￣￣｢ / 突騎兵！ かかれッ！ ｀ ､'';;;;;,,,,,｀'''――― ､ ＿＿＿＿ ｀ ､'''';;;;;;;;;;;;;;;:::,,,,,,,,...｀ ､ ‐-､;;;;;;;;;;;;;;｀,,,､ ｌ ;;;;;;;;;;::''''''―-｀､、 ヽ シギャー！ ｀''‐､;;;;;;;;;;;;;｀ ､ .ｌ .;;;;;;; ヽ ヽ :::::ヽ , -‐,, '''',=-,＝‐―- ､ .ヽ ;;;;;;;.. ヽ;; ヽ ;;ヽ'':::ヽ ｌィ‐ｖｖｖ､｀ ´‐=‐-､ ／ ｌ..;;;; ;;i: .ヽ;;; ヽ; ;;;;;ヽ ;ヽ ヽii､;;;;;;´Ｗｖ､ ヽ｀‐'"´‐=､ ,、 〉 ;;i:: );;;;,, ヽ;;;;;;;;;ヽ .;ヽ ｀'ii､,;;;;;;;;;;;´v>‐,￣ﾆﾌフ l ヽ /; ;;;;;;;;i:: l''"ヽ;;i;;;; ト;;;;;;;;;ヽ ;l ,,‐ﾅ､;;;,‐ﾅ｀''‐-､‐=ﾄﾆ=-ト''ヽヽ＿, ､ ﾉ' ;;;;;/l;i::/ ヽ; ;. |ヽ;;;;;;;;;;;i ;l ｀''‐Til! / ﾄ' ;;lヽ､ヽl |‐‐, / / Yヽ;;;;/ レ ヽ'' | ヽ ;;;;;;i ;l Hi i:ﾀ /‐､| ﾄ-'l｀ヽﾆﾌ ! l ｲ /l ﾉ/ ヽl ヽ;;;;i ;l ﾄli ﾀ ∧;;;;lヽ;;ヽｸ､ﾆ=llll/.|./{ ./ | /l´ ヽ;i l ヽ_／ l;;;;| ヽ;ヽ‐ｸTl/ V .V ﾚ ﾄヽ ヽ l ヽ;l ｀ lｳ｀''Y ノ´ lヽﾉ ﾄｙ' ヽ | |};;l｀ヽl／ / ｀ｖ' l | /-l ﾄ､ | ／ ／ ﾉY ヽ !./ ノ｀)ﾉヽ ｀l .／ .／ | i;;;ﾄ ' ／┐j´/ ヽヽ' ／ .／|´｀l | ／ｿ/l |' .( ／ヽヽ' .／／lヽノ/ ノ/'Y Yノ ヽl／ | ヽ‐''" /ヽノ） .|/l /.| /´ |,､ｒ､| lミl／l |､,､,l ,､ l{|/ｔ-l.ﾄ .lﾄ |i |／lヽl,ノ l .l l | ／,-‐'''''‐- ､｀''‐､ ヽlヽl ヽノ ｖｖｖ レ" ヽ／￣フ´l,,ノ‐''" ｀'''－‐'' -‐ '´￣￣｀ヽ､ なーにが シギャーだにょろォオオオオ！ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ {_{ノ ｀ヽﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ⑪ ⑪ 从 |、i| ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ │ jl ／/ |ﾍ ゝ._） j ｜! ［］ l || ヽ ＼／ ﾄﾞﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟﾊﾟ | l＞,､ __, イァ │｜|| | | || ゝ / ,,,-彡＿,r''"￣ 「/￣/￣/;二"二"二((二(（三三Ｃ≡＝─ _,-| r'" 二 =＝i ﾆﾆ二/＼/ccccccc//＿ヽ ） ヽ <､、ﾞl -￣￣C＝] ﾉ;ヾ / ⊂ﾆﾆﾆ二二ソﾆﾆﾆｿﾉ／⌒ヽ＼ ,lﾞﾞ'l、 」ﾆﾆ二二〈ｰ;; ＼/二L＿」 j ／ l /;:: /{￣`)ﾉ ーーｰ ＼ / ｀ ､'';;;;;,,,,,｀'''――― ､ ＿＿＿＿ ｀ ､'''';;;;;;;;;;;;;;;:::,,,,,,,,...｀ ､ ‐-､;;;;;;;;;;;;;;｀,,,､ ｌ ;;;;;;;;;;::''''''―-｀､、 ヽ ギャオーーーン ｀''‐､;;;;;;;;;;;;;｀ ､ ビス .ｌ .;;;;;;; ヽ ヽ :::::ヽ , -‐,, '''',=-,＝‐―- ､ .ヽ ;;;;;;;.. ヽ;; ヽ ;;ヽ'':::ヽ ｌィ‐ｖｖｖ､｀ ´×‐=‐-､ ／ ｌ..;;;; ;;i: .ヽ;;; ヽ; ;;;;;ヽ ;ヽ ヽii､;;;;;;´Ｗｖ､ ヽ｀‐'"´‐=､ ,、 〉 ;;i:: );;;;,, ヽ;;;;;;;;;ヽ .;ヽ ｀'ii､,;;;;;;;;;;;´v>‐,￣●ﾆﾌフ l ヽ /; ;;;;;;;;i:: l''"ヽ;;i;;;; ト;;;;;;;;;ヽ ;l ,,‐ﾅ､;;;,‐ﾅ｀''‐-､‐=ﾄﾆ=-ト''ヽヽ＿, ､ ﾉ' ;;;;;/l;i::/ ヽ; ;. |ヽ;;;;;;;;;;;i ;l ｀''‐Til! / ﾄ' ;;lヽ､ヽl |‐‐, / / Yヽ;;;;/ レ ヽ'' | ヽ ;;;;;;i ;l Hi i:ﾀ /‐､| ﾄ-'l｀●ヽﾆﾌ ! l ｲ /l ﾉ/ ヽl ヽ;;;;i ;l ﾄli ﾀ ∧;;;;lヽ;;ヽｸ､ﾆ=llll/.|./{ ./ | /l´ ヽ;i l ヽ_／ l;;;;| ヽ;ヽ‐ｸTl/ V .V ﾚ ﾄヽ ヽ l ビス //＾7＼ //||//:::::::::＼.､ ./ ||:::::::::::::::::::::::::ヽ. 篭城戦において、 ,_,,----‐‐､,,_ ,/ /＼ :::::::::::::::::::::ヽ:､ ../ " ｀ヽ､ / / ＼ :::::::::::::::::::|:| 騎馬民族の機動力は ''"´＿＿＿ ＼ / / ＼ ::::::::::::::|:| '" /::／ ／ ヽ--､,,,,, ｀ヽ､ / / ヽ :::::::::::|:| 制限されるにょろ！ ﾉ /:://, '/ ヽﾊヽ, i / / | :::::::::::|:| / /::〃 {_{三三三三 ﾘ| i､ / /. | ::::::::::|:| 城壁に取り付くときは、 ヽ:::ﾚ!小ｌノ三三三｀ヽ 从 i. / / | :::::::::|:| ＼:|l ●三三● | i.､ / / | :::::::::|:| 馬で昇るわけには |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j ムi/ / | ::::::::// いかねーから…… | l＞,､ __, イァ／／/ / | ::::::// ／λ.|三-'//／／ / /＼ | ::::// そこを狙うッ！ | | ＼─／ / / / ＼ / ::// / | У / | 彡ミ、 λ / .／ / / / 彡ミ､| |＼ /／ / | ＼＿／ / / |::::::::| | ＼ / 〉 ＿ / / |::::::::ｖ | ＼ | （三7 ￣7≦彡ミ λ::::V ,ﾉ ＼ | ム:::/ |:ミ彡ミ / 从V / / | V / / | ＼＿,ノ ／ λ ,/ / | / / , -―-、,-―- 、 ！ まずい ／ / i ＼ ／ / // |l i ヽ、 ＼ 一旦退けッ！ // i i // |l | ヽ、ヽヽ /// l l{ｌ |ﾄ、ヽ、 i i /// / | /__ヾ、 ﾘヾ＿ヾ、! | | | ヽ{i| | ||/ r‐ｭヾ、_ヽｒ‐ｭヽ //-、l ヾ ｒ-ﾊ!￣￣ く r ￣￣ ｲi〉i// ヽヽ i ｒ＝＝=┐U |_/i/ ＼ゞ |, -‐‐-,,| ,ｲ|l | ',ilヽ、ヽ、__／U / | i | | l ト、 ー ／ || | ヾ|- ゝ┬イ-‐‐‐|/ ＿|::::::::::||::::::::::::::::|＿ ． ’ ’、 ′ ’ ． ・ ＿ / 、′・． ’ ； ’、 ’、′‘ ．・” /＿） ／| ／￣ /￣） /| , l / /＿） ／￣| （＿Ｔ （＿/ / |／/ ・ ’、′・ ’、．・”； ” ’ ’、′ ’、 (;;ﾉ;; (′‘ ・． ’、′”； _＿＿＿__ ’、′・ ( （´;^｀⌒)∴⌒｀．・ ” ； ’、′・ _.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ､ ’、 ’・ ､´⌒,;y'⌒(（´;;;;;ﾉ､"'人 ヽ ／.:/.:／ ヽ:.:.:i:.:.:.:.:.:.ヽ 遅いッ！ ､(⌒ ;;;:;´'从 ;' ;:;;) ;⌒ ;; :） )､ ヽ {:.:/:./ .、／ l:.:.j:.:.:.:.:.:.:. , , （ ´;`ヾ,;⌒)´从⌒ ;) ｀⌒ ）⌒:｀．・ ヽ ,[] ∨!/ |:./:.:|:.:.:.:.: ；゜+° ′、 :::::． ::: > ゞ､⌒）. ;;:::)::ﾉ |′ ● jｲ:.:.:.|__:.:.: ｀:::､ ﾉ ...;:;_) ...::ノ ソ ...::ノ IIIIII |! ､_､_, (_) |:.:.:.| }:.:. [二二二三三Iﾊ {_ﾉ |:.:.:.|ノ:.:.: 'ﾞ └─┤│(｀ ＝ -r-rム:.:.:|:.:.:.:.: ￣ ト､ | / | |:.:.∧:.:.:.: |:.:.:T7_/_,j .|:./ ヽ:.:. ,.-､ ,-, ,r-‐ァl i´ ヽヽ ／ Ｙ ! i ,z---- 、 ヽ.ヽ ゞ､ .l‐-! !- ､ ／;:;:rっ;:;:oi 突騎が攻めあぐねている…… r- ...､ ヽ｀く l l ヽ ／;:;:;:;:;:;;:::;.::::::l !o:ｒっ:ヽ.／ ｀'",. ｕ ヽ ／;r-y:;:;:とつ::o:l 何だかんだで彼らは目立つから、 !:n::.:.ｒﾁ :/ _｣_/ ヽ. .:ﾄ､ .:､ , ヽ／:;:く_,.ｲ::r‐ｧ::;､;:::/ l;:u::::,ﾝ :/ :V｀ ＼:弋~ゝ :l :l::. .:｀Ｚヽ:.:::.::.:.:::::::'J:/ 僕らはその影にかくれて VY:::l ;ｲ . ,:;ﾚ公 ｀r::=ﾐ V .:l:.: . .／:｛:r- ､:::.::::::/ V::o::'::l::l .:l.:ﾄzJ l孑ﾘ/ .::l:.;∠: : : :}::一'::.:::.0:l 攻撃すればいいかな？ ｀i;､::.:.Nヽ.:ﾄ｀¨ '＿_ ｀ｰ'/ ,.イ:こ) : : r':.:仁) . .:::.ｌ V::.::.:.こ) i＞､Ｙ__ﾉ_U,.,ムイヽl⊂⊃: :,!: :.: . .::::::.:ol -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼て む？ あそこの敵部隊、 //, '/ ヽﾊ ､ ヽそ 〃 {_{＼' ／| ｌ │ i| 別の方面から進入するつもりかいーーー？ ﾚ!小ｌ⑪ ⑪ 从 |、i| ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│ |ﾍ j. | , | | /⌒l,､ __, .イァト|/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | そうはいかねェーーー！ 矢の雨を降らせてくれるにょろー！ .|ヽ, '´￣￣｀ ｰ-､ 包丁一本～♪ 包丁二本～♪ .| ヽ 〃" ｀ヽ､ ＼ ＿＿＿＿_＿＿＿＿＿＿＿ ≡=iニニフ ＿＿ / | | ﾊ/ ＼ﾊﾍ 三 |＿＿＿＿| ／ |i│ | |ﾘ }_}ハ |＿＿＿＿＿／ |i｜ | | ○ ○l小N ≡=iニニフ ＿＿ |i｜|￣⊂⊃ ､_,､_, ⊂lｉ|ノ 包丁三本～♪ 包丁四本～♪ | i⌒ヽ j |_.／ ﾉi|__／⌒) ＿＿＿＿_＿＿＿＿＿＿＿ | ヽ ヽx＞､ __, イｌ |::::ヽ／. 三 |＿＿＿＿| ／ニフ ＿＿ | ∧__,ﾍ}::ﾍ三|:::::/ｌ| |',:::::ﾊ |＿＿＿＿＿／ | ヾ_:::ッﾘ :::∨:／ | | >'''´ ,.-､ ,-, ,r-‐ァl i´ ヽヽ ／ Ｙ ! i ,z---- 、 ヽ.ヽ ゞ､ .l‐-! !- ､ ／;:;:rっ;:;:oi ギャああ！ r- ...､ ヽ｀く l l ヽ ／;:;:;:;:;:;;:::;.::::::l !o:ｒっ:ヽ.／ ｀'",. ｕ ヽ ／;r-y:;:;:とつ::o:l 察知されたー！ !:n::.:.ｒﾁ :/ _｣_/ ヽ. .:ﾄ､ .:､ , ヽ／:;:く_,.ｲ::r‐ｧ::;､;:::/ l;:u::::,ﾝ :/ :V｀ ＼:弋~ゝ :l :l::. .:｀Ｚヽ:.:::.::.:.:::::::'J:/ VY:::l ;ｲ . ,:; ｀ V .:l:.: . .／:｛:r- ､:::.::::::/ V::o::'::l::l .:l.: ＞ ＜ / .::l:.;∠: : : :}::一'::.:::.0:l ｀i;､::.:.Nヽ.:ﾄ △ '/ ,.イ:こ) : : r':.:仁) . .:::.ｌ V::.::.:.こ) i＞､ _ ,.,ムイヽl⊂⊃: :,!: :.: . .::::::.:ol これまでは負けが多かった朱鮪だったが、土壇場に来て 底力を発揮したのか、 洛陽城の堅牢な造りも味方したのか… ＿＿ .・o':::::::::::::｀・ . /::0:::::::::::::::::::::／ヽ .i ヽ:::::::::::::::::::/ i { ゛ｰ-ｰ・´ ! ', ○ ○ 、 l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ﾉ /⌒ヽ ﾍ ゝ._） /⌒i ＼ ＼ ＞,､ __, イ / / . ＼ __.__ / |ヽ ＼ i::::::::::::::i / ノ ｝ , -―-、,-―- 、 ／ / i ＼ ／ / // |l i ヽ、 ＼ ＿＿＿＿ ハ } // i i // |l | ヽ、ヽヽ ￣｀＞: : : : : ∨: : ー‐ --yz 、 /// l l{ｌ |ﾄ、ヽ、 i i ／: : : : : : : :/: : : : : : : : : : 、: :＼ /// / | /__ヾ、 ﾘヾ＿ヾ、! | | | ／:_: : : : :/: : /: |: : : : : : : : : : :＼: : ヽ ヽ{i| | ||/ r‐ｭヾ、_ヽｒ‐ｭヽ //-、l / ／// : :/: : :/:/:!: : :.:.|、: : : : : : : ＼: :.', ヾ ｒ-ﾊ!￣￣ く r ￣￣ ｲi〉i// / // : :/: : :/_/:小:. :.:.|_ヽ＿＿: : : : ヽ: l ヽヽ i ｒ＝＝=┐U |_/i/ l/l : : !: : 7ﾞ/ノ l| Ｖ:.| ＼: : : :、 : : ｌ: | ＼ゞ |, -‐‐-,,| ,ｲ|l | |: :/|: :/:/ j| ヽ| ＼: : ＼: :!: ＼＿ ',ilヽ、ヽ、__／U / | i | |/ |;/l/x≡≡ |≡≡z．ハ: :.ヽl＼: : : :＼ | l ト、 ー ／ || | r┬z/:.:| ∠─-ﾍトr-く￣ヽ :＼ ヾ|- ゝ┬イ-‐‐‐|/ r「「l {: : :＼ △ ／///「 { ＼ヽ:.:＼ ＼ :＼ ＿|::::::::::||::::::::::::::::|＿ ○○○○ ／￣￣＼ ○ へ＿＿へ＼ ○ ／ （＼ ○ ／ ＼） ○ │ ＝＝ ＝＝ │ ○. ）＜● │ ●＞ ξ) ○ │ ／│ ＼ 丿 ○ │ ∠っ │ ○ ＼＿ ／ ○ │ （ へ ） │ ○ ＼ ／ ○ ＼＿＿＿／ ∠ ＞ 呉漢・賈復・馮異といった やる夫軍の知将・猛将をもってしても 攻略の糸口を見出せず、九月になっても、洛陽は落ちなかった。 /'‐- ､＼:::::::::::::::｀´::::::::::::｀|ﾐﾍ 馮異殿ッッ。 ,へ' :::､=‐ ﾐ､.＼::::::::::::::::::,... -､:＼ｌ ../r.V .:::::ゝ､○}ヾ}:::::::/''''´＿_--ヽ::ﾘ 何かいい策はないのかッッ。 ｜ｌﾉ '''""".::￣:: ）:::i'’´く○ ＞:::::i ／...::::::::::::::::::. ,. ､{::::ﾉ::::::: ｀￣ :::::::::|´i :::::::::::::::::::::::::::.ゝr' ヾ__)::::: ﾞﾞ'' 、::| ）} ::::::::::::::::::::::::::: ｀''´::::::::::::::::::::::::::::､ﾚ/ ::::::::::::::::::::::::::∠ﾐ_'ヽ.:::::::::::::::::::::::::::::ヽ プクー ::::::::::::::::::::::::::ヽ.,__,,,>i:: ::::::::::::::::::::::::::::l ; ,,,,::::::::::::::: '''''''ヾ;;:::: ::::::::::::::::::::::ﾉ ;;;,,''';;;;;;;;,,,::::::::::::::::::｀::::.. .:::::::::::::::::::ノ :.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./| '. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l.ヽ:.:.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧ セオリー通りに |:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: , ′ ｌ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:| ∨.:.:.ｌ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧ きっちり篭城されちゃうとねー |:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ／ / |:.:.:.:.:.:.:./:.:.| y'.:.:|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.∧ |:.:.:.:./.:.:.:.／/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／ ＼,′ !:.:.:.:.:.:/|:.:./,／ '.:.:| :.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.| 相手は覚悟もきまってるし、 |:.:.:/.:.:.／.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.／ /｀ ‐-‐'｜:.:.:./ |ｧ'´ |:.:| :.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.| |:.:.i.:.:./.:.:.: '.:.:.:.:.:.:.:／ ,/ |:.:.:/ ′ }.:.| :.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:| 付け入る隙がないんだよねー |:.:.|:./.: ｒﾍ|:.:.:.:.:.:/:.| 三三三三三 |:./ 三三三 ハ|:.:.:.:.|:.:.:.| :.:.:.:| |:.:.l〃.:{ |:.:.:.:./.:.:.| l.' ．i.:.:.i.:.:.:∧ :.:|ヽ :.:| |:.:./.:.:.:.＼|:.:.:/.:.:.:.:| ' |:.:.||:.:/ :.:.| '.:.:l |:./.:.:.:.:.:.:. !:./.:.:.:.:.:.'、 ,.ｰ--､ }.:.:|ﾚ′ ∨ Ｖ |/.:.:.:.:.:.:.:.:V '´ ￣｀ヽ.､ ´｀¨¨{. |_. '.:.:.:.| /.:.:.:.:.:.:.:.／ ﾍ ｀ . ＿＿. -r１ |:.:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.:.:.:.:, ' '. ＼ | _. -┴ー──┴┐ :.:.:.:.:./ | ＼ ｒ' | -──────i' ,. -───- ､ ／'´ ｀ヽ、 ｼ~ ／" ｀ヽ ヽ `'、 ﾄ、 この朱鮪を侮った奴ら…… //, '/ Ｕ ヽﾊ ､_Ｖヽ 〃 {_{｀ヽ ノ ﾘ| ｌ |、,i| この私の力量、とくと知ったかにょろ！ ﾚ!小ｌ⑪ ⑪ 从 | } i| ヽ|l⊃ r─ｫ ⊂⊃jﾉ}j| r‐‐-､＿_|ﾍ '､_ノ Ｕ／| ! | ｛ (｀ /:::::| l＞,､ __, イァ_i |｜ "ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ｧ|｜ ヽ< | | ヾ∨_:/ // ﾊ|｜ -‐ '´￣￣｀ヽ､ なのに……なのにどこで間違えたんだにょろ？ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ Ｕ ヽﾊ ､ ヽ 伯升を殺したとき、やる夫も一緒に片付けていれば！ 〃 {_{ Ｕ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| それとも 河北へやる夫を送るという案を、握りつぶせて ヽ|l ⑪ ⑪ | .|ﾉ│ いたならば……！ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | 更始帝が 私の意見に従ってさえくれたら……！ . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ いや、そもそも この朱鮪に、 //, '/::::::::::::::: ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{::::::::::::::::::::::::ﾘ| ｌ.│ i| 劉氏の血が流れてさえいたなら…… ﾚ!小ｌ ヽ､:::::::ノ 从 |、i| ヽ|l ⑪;;;;;;;;;;⑪ | .|ﾉ│ 畜生、口惜しい！ 畜生っ……！ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | この場合は天下が取れるじゃなくて、治めるといった方が正しいかと r､ ,.、 _ i | ィ'7// 皆！ちゅうもーく！ /::ヽ、 y ┴'-!ﾄ､ 突破口が開けるかもしれないってさ！ |:{_}::::Ｖ /／ !|、＼ |:(_):イ/ﾚ-､ﾍ|-､| i ｀> _,.. -───-､ ,.､-.( ｰ-'､): {/j‐､ ｨﾃiy j l/_,. -,.ﾆ､´::::::::(__）:::::(_):::} ヽﾆ'´丶 l:(j:ﾚl、'､__ﾞ'彳ﾚiｨ'´::__::::ゝｰ<::::::::::::(_)::(_):／ ｀ Y |::(ィ｀ ﾆァ ,「'^ニ_::(＿)::ヽ__ﾉ :::::::::::(_):／ | j／ﾚﾍ_j_／ /<:: (＿)::::::(⌒)::::::(_):/ | {__,.「i ￣! / ヽ:::::::::::::(￣) :::::::::/ ヽ_,.∠L∠.ゝｲ 7:::＼_,. ＼｀)::::￣::::(_):/ -ーー ,,_ r'" `ヽ,__ ヽ ∩／￣￣ ヽつ ん？ 誰の情報クマー？ ノ￣ヽ "ヽ/ " ノ ヽi | ＼＿)＼ .＼ ● ●|＼ ＼ ~ ) ＼ .＼_ ( _●_)＼_つ ￣ ＼＿つ-ー' 一人で出来ることなんて高が知れてるからな ,.-､ ,-, ,r-‐ァl i´ ヽヽ ／ Ｙ ! i ,z---- 、 ヽ.ヽ ゞ､ .l‐-! !- ､ ／;:;:rっ;:;:oi それはね、ええと…… r- ...､ ヽ｀く l l ヽ ／;:;:;:;:;:;;:::;.::::::l !o:ｒっ:ヽ.／ ｀'",. ｕ ヽ ／;r-y:;:;:とつ::o:l !:n::.:.ｒﾁ :/ _｣_/ ヽ. .:ﾄ､ .:､ , ヽ／:;:く_,.ｲ::r‐ｧ::;､;:::/ l;:u::::,ﾝ :/ :V｀ ＼:弋~ゝ :l :l::. .:｀Ｚヽ:.:::.::.:.:::::::'J:/ VY:::l ;ｲ . ,:;ﾚ公 ｀r::=ﾐ V .:l:.: . .／:｛:r- ､:::.::::::/ V::o::'::l::l .:l.:ﾄzJ l孑ﾘ/ .::l:.;∠: : : :}::一'::.:::.0:l ｀i;､::.:.Nヽ.:ﾄ｀¨ '＿_ ｀ｰ'/ ,.イ:こ) : : r':.:仁) . .:::.ｌ V::.::.:.こ) i＞､Ｙ__ﾉ_ ,Ｕ,ムイヽl⊂⊃: :,!: :.: . .::::::.:ol ヽ｡::.::.:.::ﾄ､,..､ Ｔ´,r'´ ｀ヽ: : : : : :｛:.:r'⌒) . .::.: ﾅ ＿ □□ ＿ ＿＿＿､､､ ／／＿ [][]／／ ,,-―''':::::::::::::::ヽヾヽ':::::/､ 誰 一 こ ／／ ＼＼ ／／ ／::::::::::::::::::::::::::::::i l | l i:::::::ミ だ 体 の ￣ ￣ ￣／ /:::::::::,,,-‐,／i/`'''￣￣￣ ｀i::;| あ 私 ―`―--^--､＿_ /:::::::::=ｿ / ヽ､ ／ ,,|/ っ は /f ）,fヽ,-､ ﾉ | 三 i <ニ`-, ノ /､-ﾆニ' 」'） ！！ i'/ /^~i f-iノ |三 彡 t￣ ｡` ｿ ﾊ_ﾞ'､￣｡,ﾌ | ） ,,, l'ノ j ﾉ::i⌒ヽ;;| ￣￣ / _ヽ､￣ ﾞi ） ` '' - ／ ﾉ::| ヽミ `＿,(＿ i＼_ `i ヽ､ ∧ ∧ ∧ ∧ ／／／ |:::| ( ミ / ＿＿ニ'＿＿｀i | Ｙ Ｙ Ｙ Ｙ Ｙ ,-" ,|:::ヽ ミ /-───―-`l | ／／ | | ／／ l::::::::l＼ ||||||||||||||||||||||/ | ／／ | / ＿＿__.|:::::::| ､ `ー-―――┴ / ＿＿,,..-'| /ﾞｰ､,-―'''ＸＸＸＸ `''l::,/| ｰ- ､＿＿￣＿,,-"､＿,-''XXXXX | /XX/ XXXXXXXXXX| | ＿, /ﾉXXXXXXXXXX| ∩＿＿＿∩ | ノ＼ ,＿ ヽて / ◎゛ ◎ | そ . だれだよ！ | ∪ ( _●_) ミ 彡､ |∪| | , ,. .＿＿ __//〃'´::::￣::¨::''‐､ ／:::;:L!{l;;;ﾊ::::､::::::::::::::::::::ヽ 失礼。私は堅鐔（けんたん） 〃::/_- ､ ! |ﾊ｢ヽド､::::::::::::::i というか、 . l::∠=ヽ_{∠_,ノ;三ゝ.j三ミ､::| 一緒に戦っている将軍なのですから l〈.､＝<, `ｰr'＝=; }三ミﾐ :| 覚えておいて下され。 . ｆ7ヽﾆﾟｲ ﾞヾﾟニ´ }::}ﾆヾ::| . l｣ / '''' ､ }::7´ |::| 〃 r'＾ー‐--'^ｰ ､ ﾉ::{ r'/:::| ﾞ{ ! 」二二二フ } ヾﾐT´::::::| ヽ、 ｰ- ' , ｉ.|､:::::ﾘ . _r'ｆ ｰ:----‐ ''´ ! ﾄ;ヾ'、 -‐ '7´| l | `ー' .／/.+ l ` ｰ- +./.+ |+ヽ、 ／／+ +/+ + + 堅鐔。 頴川郡の人。やる夫が河北にいた頃に、やる夫軍に加わっている。 ,.rrr;:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-、 //川::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀::､ 実は洛陽の東城を守っている者から、 巛 川ミﾍｨ､::::::､､::::::::::;;;;::::::::::ﾐ / |ﾘヾ`ｰ 〉 ''''' ﾐ 内通の約束をもらいましてな。 /二ﾆヽ :、z'ﾆ二>ぐ ﾐ ,,,, ﾐl 代豆ｺ , ∠豆７ | | |::::'''''ﾐ| 明日の明け方に、 （ ｀ ´ j ｀ ´ | lﾉ l:::::::::::ﾄ､ |` / 'ｰ--ﾍ、. ミﾞｰ':::::::::::::ヽ 東の門を開いてくれるとのことです。 ,;;;| ! l三三三! ! : |,ヽ:::::::::::ﾘ l||||!、 ー ' / l |::＼::::ﾘ !!!!-;`iー―--― ‐' / | |:::::::＼ﾘ ／:::::ヽヽ └- / !::::::::::::＼ ∩＿＿＿∩ /) そいつは 朗報クマー！ | ノ ヽ ( i ))) / ● ● | / / 門が開いたら、一緒に攻め入るクマー！ | ( _●_) |ﾉ / 彡､ |∪| ,/ ／＿＿ ヽノ /´ (＿＿＿） / こうして翌日の夜明け頃。 朱祐・堅鐔の二将軍は、 東門より洛陽城へ侵入した。 /:::::::::::::::::::::::::::::::::;､;ﾘ;ﾉ‐､ __,ﾉ . l::_ -‐r='ｧ''ﾌﾌﾉ|::l "ﾞヽ:::l ｰ_- ､ ） が た こ l=三三}∠ﾆヽ'__ｌ/}´, -､|;ﾘ ｀ヽ 丶､ -=ﾆ っ わ の ﾉ='":::::{′'ﾆﾆ6ｰ'’F'aﾃ〈 丶. ､＼ ,）！！ け . /:::ｌ"ﾍ::i' ｀_,. , 〔.｀ ﾊ ヽ＼丶⌒ヽ. 者 {::::::ヽ_{:{ / r'ニ‘ｰ--'-､.!::| ／.｀,ﾆﾆ= ､ヽ ﾉ-､ め ､ ＿ヽ:::__/｀ﾞ | ｀￣￣´|.l:::| y'／ , - ､ } } ⌒ヽ, -､/^ヽ｢｀ . ! r─-‐'´x x x/x/l.|. ヽ`ﾆ二_ー- '_ﾉ;ﾘ o ｡' {/ / ﾛ .ｲ ' `-～' rｭ `┴- x ､x_ x /ｘ/xl | ‐' ノ￣ﾉ `;ｰ- . _ ／>ゞこ °, -- ､ ⊂ヾ ,...---......、 ￣ ¨T''┴‐- ､, -＜._,∠x_ｘ x x x／∠､ }./ﾞｽﾞ三'ノ . , ':::::::::::::::::::::::::＼ -‐, ､ ｰ_- ⊥ x x＿ ヽ x xヽ. x x ￣／／｀ヽ| 々 / / rう ､_j /::;:､::::::::::;;::::::::::::::::ヽ ←敵兵 . /x l ` ‐x.､_ ￣ l x ‐- -_ ニ､ ‐-ゝ x ｘ/／ x x xLノ / / ′ヽ-' ﾚ'-‐｀'^" ､´ﾞヽ::::::::::l . 〉 | | x x x /｀i ｰ-| ｘ x x x x￣ヽ>ニ.＿x ＿ ニ -‐ ﾉ ﾚ' / / ″| =- ,..__ヽ j::::::::::l / xヾ!x x x l x| x xノl x x x x x x ｀ ｰ-＼ヽ＼＼ -‐' ノ ／ ヾ) ノ| ﾉ ｀` 〉-､:/ x x /ｘ x x | xﾊ／x x＼ x x x x x x x x x ￣__.二. -_‐ｧ ,ｨ 〃 ,く l r`ｰ- ､ "６/ -= ＼x| x x x/.ノ/ ＼ x x _＞ｰ,､_ x x x x∠二 -‐ 'フ´ 〈ﾉ＿_／ l.ヽ└-二ﾉ ; ‐1､_ ヽ/j x ｘ ／x/ x x ﾞオ´x x x| x Tヽx x x x x x ,イx| r7,ﾆ .／ヽ.｀ｧｰ┬ / ヽ. y'./x , ｲx x/x x ／/ x x x x|x x| x ＼x x ヾﾆ′ニ¨>〈//, ─っ ﾉ 7 /´ ＿.／ l ｰ'／x.〈.x xlx ／x./.x x x x x|x x|.x x x`ヽx /／ 'イ´ `´ ‘ｰ' ij ﾞ ﾉ ｢￣ ／ ￣ | 堅鐔どの！ 雑魚にかまってるヒマはないクマー！ ∩＿＿＿∩ | ノ ＼ / ヽ 朱鮪さえ討ち取れば事は収まるクマ！ ─┼─ / ● ● |┼── ￣￣ __| ( _●_) ミ￣￣￣￣￣￣ , ” ' ‐ , ￣￣ ___彡､ |∪| ､｀ヽ, ___,, __ ,, - _―" ’>< ' ・,,;+`,’・`+,;/∧＿∧／ ─┼ ノ ,__ ヽノ j i~"" ＿ ― ＿: i+";:,`─┼,;";:,`";:,；",;:`*, ）） ｸﾞｴｴ ＿.＿＿ ＿ 丿 丿ヽ,, / / __,,, -- "" ─ "ー ・, ； ; - 、・ r=-,/⌒ ~ヽ~,丶 ─ ─┼─ / / ヽﾉ ﾉ,-~ __ ,, -- ∴∵ ； . , , i ｙ ﾉ' ﾉi j | ─ ───/ /─ / /,.____,, --''~~ ─┼ ,;:+",;:`;,,i,,___ノ /／ ＿＿＿＿ヽ勿 丿 ﾉ ＿＿＿ ＿ _ _ ,' ゝi -ﾆ 二l __∠ /／ 〃 ::::::::::::Yﾊヾヽ ＝二三l∠三三ミヽ /ﾊ ::::::::::::::|| lNﾊｊ お待ちくだされ！ ﾆ三/ ､＿_｀ヾミﾐ∨ {ヽ ｌ::::::::;;､｣ﾊj ﾘ ﾐミミｌ ヽ､__辷ｒヾミゝ ｀リ:ｒ彡三ﾐ// あそこに武器庫がある！ ﾐlミミ| ＼ ￣´ﾉ::'⌒ヾ:ニｔﾃ‐y′ ﾘミミl `ー‐'´ ﾄ､:￣〈 まずあれを無力化するべきでしょう！ jミミ| __ __ |::::Y´/ ｀lﾐミl ,r─－く:::（ ｀ Ｙ ｌ ^ー' // ,仁二￢ーﾆ‐-_イ |、 . / ｛⌒ヽ ￣`￢─--7 ﾄﾊ ::. ヽ二ﾆニ－ｰ---ﾉ 川l| :::. こ二￣ ,lリﾘ <武器庫> _/二二二ヽ＿＿＿_ |￣￣7 /,--─-､＿ _ ゝ＿ / 〃 〃 / | l （（＿（(二(ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ(O) (_ ヽ((二(二(○_,l l__lﾉ_＿＿ﾉl＿＿r(O l/￣￣/＿＿//￣￣￣￣￣ /ヽ￣ヽ ヽlr-ｭｌヽ￣＼ /＿＿＿＿＿/_＿＿＿＿＿/_＿l＿_|＿＿＿＿ﾍ_l＿_| {γ⌒ヾヽ○） ○） r ⌒ヾ}圭}￣ ∪ ｿﾉ}圭} { | ０ |ｒ´｀Ｙ´｀Ｙ´｀Ｙ´｀ | 〇 l}圭}＿＿＿＿ ノ }圭} ヾヽ_l,ノゝ 人 ,人 .,人 ﾉゝ__,ノ}圭/ゝ 人 ﾉゝ ノ圭/ ,ｒ'´'￣￣'￣￣￣｀l, [{lニニニニニニニl三三ii'l':::] 〈',',',l [ﾆlﾆ| ,'-lγ'＿＿＿,,,,,,...-‐''´~ ,...;--''i'''''~}￣￣￣￣,￣｀''＝==l￣~l[ニニ]￣''ー――＾l0_ l._l＿_l_＿l_＿l＿＿l＿＿l＿＿l＿＿l＿＿l＿＿l_＿l_＿l!,´ ヽy'o｀'i y'o｀'i y'o｀Yi y'o｀'i y'o｀'i y'o｀'iy'o｀i y'o｀Y/ |l ｀''''''´｀'''''''´ ｀'''''''´ ｀'''''''´ ｀''''''´｀'''''''´｀''''''´｀'''''''´ ∩＿＿＿∩ | ノ ヽ さすが洛陽城。最先端の武器が揃ってるクマーって、ん？ / ● ● | | ( _●_) ミ 彡､ |∪| ､｀＼ / ＿＿ ヽノ /´> ) (＿＿＿） / (_／ | / | ／＼ ＼ | / ) ) ∪ （ ＼ ＼＿) /＼ . /；；；＼ /；；；；；：＼ . /；；ア；：：：：.＼ /；；；；；：：：：. ＼ . /；；ヌ；：：： ＼ /；；；；；：：： ＼ . /；；ビ；：：：. ／￣￣￣ /；；；；；：： ／＋ . /；ス；：： ＋／ /´〉,､ |￣|rﾍ , '´￣￣｀ ｰ-､ /；；；：： ／ l､￣￣了〈_ノ<_/（＾ｰヵ L__」L/ ∧ /~7 ／） . ／! 〃" ｀ヽ､ .＼ /；；；： ／ 二ｺ ,| r三'_」 r--､ （/ /二~|/_/∠／ / / ﾊ/ ＼ﾊﾍ. /；；： ／ /＿＿」 _,,,ﾆｺ〈 〈〉 /￣ 」 ／^ヽ､ ／〉 |i │ ｌ |ﾘノ ｀ヽ}_}ハ ./＼：. ／ '´ （__,,,-ｰ'' ~~￣ ャｰ-､フ /´く／／> |i | 从 ○::::::::::::::○ｌ小N ./ ／＼. ／ `ｰ-､__,| '' |i （| ⊂⊃ ､_,､_, ⊂lｉ|ノ. /.／ ~ | i⌒ヽ j （_.ノ ﾉi|__／⌒) | ヽ ヽx＞､ __, イｌ |::::ヽ ／ ニョロフフフ…… 飛んで火に入る 夏の熊…… | ∧__,ﾍ}::ﾍ三|:::::/ｌ| |',:::::ﾊ | ヾ_:::ッﾘ :::∨:／ | | >'' ' ∩＿＿＿∩ | ノ Ｕ ヽ て ってお前は朱鮪！ / ◎ ◎ | そ なんでここにいるクマァ！ | ( _●_) ミ 彡､ |∪| ､｀＼ / ＿＿ ヽノ /´> ) (＿＿＿） / (_／ | / | ／＼ ＼ | / ) ) ∪ （ ＼ ＼＿) _.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ ／.:/.:／ ヽ:.:.:i:.:.:.:.:.:.ヽ 頭悪いのかいーーー？ {:.:/:./ l:.:.j:.:.:.:.:.:.:. ∨!/ ⌒ |:./:.:|:.:.:.:.: あれだけ派手に門の近くで戦ったら、 |′ ⑪ jｲ:.:.:.|__:.:.: |! r‐‐v (_) |:.:.:.| }:.:. 誰でも気付くにょろ！ ﾊヽ ノ |:.:.:.|ノ:.:.: (｀ ＝ -r-rム:.:.:|:.:.:.:.: ト､ | / | |:.:.∧:.:.:.: |:.:.:T7_/_,j .|:./ ヽ:.:. , ,. .＿＿ __//〃'´::::￣::¨::''‐､ ／:::;:L!{l;;;ﾊ::::､::::::::::::::::::::ヽ 〃::/_- ､ ! |ﾊ｢ヽド､::::::::::::::i （そういうことではない） . l::∠=ヽ_{∠_,ノ;三ゝ.j三ミ､::| l〈.､＝<, `ｰr'＝=; }三ミﾐ :| （なんで大将のお前がノコノコ出てくる？） . ｆ7ヽﾆﾟｲ ﾞヾﾟニ´ }::}ﾆヾ::| . l｣ / '''' ､ Ｕ }::7´ |::| 〃 r'＾ー‐--'^ｰ ､ ﾉ::{ r'/:::| ﾞ{ ! 」二二二フ } ヾﾐT´::::::| ヽ、 ｰ- ' , ｉ.|､:::::ﾘ . _r'ｆ ｰ:----‐ ''´ ! ﾄ;ヾ'、 -‐ '7´| l | `ー' .／/.+ l ` ｰ- +./.+ |+ヽ、 ／／+ +/+ + + |"￣￣ﾞﾞ`∩ |,ノ ヽ, ヽ こいつやべえ…… 色んな線が切れまくってるクマ…… |ー ー i | (_●_) Ｕ ﾐ | ヽノ ノ ｛ヽ,__ ）´ | ヽ / ∠二_ヽ l´＞,へ｀lト ,／ /:::.::|ﾗ ＼ -‐ '´￣￣｀ヽ､ 死ね！動脈切れろ！ ／ ./:.::.::.| | |／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ ／; /.::.:::.::| | //, '/ ヽﾊ ､ ヽ ./::::::':;.. i'::.:...::.::| |〃 {_{／三三 ＼ﾘ| ｌ │ i| ヒャッハー！ /'::;:::::::::::'::,l!.:::.:::.:..:l! ﾚ!小ｌ○ ○ 从 |、i| ;! '::;::::::::::::l:.:.:....:...:.l!.ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│ l. ''::;;／＼:.::.:..:.:.i!. ﾍ j ﾉiﾉ i |:.:.. ／ ＼:::.:.:.:!. ＞,､ __, イァ i i :!::::.／ . ＼::.::ﾞ:、 ／ | i i ﾞく ＼:.:.ﾞ:、 ('-') / i i . ` 、 ＼::ﾞ:.、ﾉ ~.ﾚ-r┐ ｀ﾞ ‐- .,,__ _,,.＞__ | .| ﾄ､ ￣〈￣ ｀-Lλ_ﾚ ￣｀ー‐---‐ こいつどんだけ戦上手なんだよｗｗｗｗｗｗｗｗ これが死兵の状況じゃなくて常時発揮できてたら・・・ |! ﾄヽヽ,＼__ __,、 f ,i !- ':´ ￣￣ヽ. ヾト ｨ',ｨ, ,.ィ__ __∠ ― 二 =､ ヾY,}:i:iK '｀ ｀てｲｰzｨ `斗ﾚ' ￢ .＜ヾﾄ､ Y}:}:j厶- - ､ `ｔ__ __ノ’ ,. --､ヽ.＼ヽ:Y!iv厂 --一- ｀`、 `^戈__,＞`ヘ くっ……！ __Z , ィ'´fiﾐ__Yiいヽ!:ﾘ√ィ彡r '´￣´￢丶ヽ、 X. i{ ', ＿__） ≦ 'ﾗ_{(･)}j川 kｿ个rイ〃 '/／ ＿ヽ ヽ. ﾍヾ } 消えるのはお前クマー！ ＿,)'/, z 彡rｼ ｿｿ:｀,ｿ:' ﾒ⌒i. j ‐､ヾi i,.ｨ_'ﾆ二ヽ, ヽ ｝:i / 勹/〃, -ｰ彳´ ;／¨:::`::く._ ヾ Yij{(･)>= ≧ヾ:ヽ:ヽ ヾ, `ﾐゞ--:r' 之. イ/ ／ , ﾞ ,' {::f⌒}::,':::::::::ヽ ,丶 `iヾ三ぐ￢ミド} }ヽト :} ゞﾐ(＾ 'ﾗｲ〃i;' ,' ,' :v'ヾ| ,ﾉ:::/⌒!:::/ ,.i ﾄヽヽ丶` ヾﾐ:ヾﾄ､ ヾヽミi} _,ﾒィ/;:イ ' / ;i: i! ヽ.. ｰ' ￢'Lｲ ji ,i ,i.l }: ヽ丶`｀ ヾ ヽ ＼:.ヽ:ﾄゝ __Z イｨ /i ,〃 /!i iト .,___ ヾ´ '’ ,八 ヽ }! ＼ヽ` ＼､ヾ :,ﾊ ﾍ, ブｲ〃/／i ,:/:, ﾊ1ｉ: ,＞'‐L/7'ｧ-ｧｧ'个 ､ ヽ ヾ c ヾ` ､`: ﾐﾄ､} ﾊ ﾒゝ 厶'〃// ,' ,.ｲ ,' / 'i:iﾊ.y' ｛_ ￣ ブZ j:j:ヽヽ__,ｨこつ ヾヽ、 ヽ. ＼ ヾﾄ､ﾍN ,ﾉiii/〃/ ,'/ ,' ,: ,' i:{,ﾊ! 7ｰ'´/り } :ﾄ､ ￣´ ヽ ＼ヽ`: ＼ヽ`＼ﾍﾍ! ,jﾊ/:〃/〃/〃,' ,' ,'iﾊ/`ﾄ､/__,_,_仄! .Ｎﾄ､＼ ヾﾐJヽﾄ､ヾ` ｀ ヾ`｀ヾ`｀ヾ`｀ヾし! , ｲ:〃/〃/〃/〃;ﾊli `'く,_l,｣jﾉ┘iﾄ :i: j: ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾミ三;く ,ﾉｨ〃/〃/〃/〃〃,':ヾ= ｰz i ､ﾄヾｉ: .:|:. ! i i:.i:. i:.ヾ＼ヾ＼ヾ＼ヾ＼ヾ＼ヾﾐ::(_ （注：朱祐） シャアスラーーーーー！ .|ヽ, '´￣￣｀ ｰ-､ .| ヽ 〃" ｀ヽ､ ＼ ＿＿＿＿_＿＿＿＿＿＿＿ ≡=iニニフ ＿＿ / | | ﾊ/ ＼ﾊﾍ 三 |＿＿＿＿| ／ |i│ | |ﾘ }_}ハ |＿＿＿＿＿／ |i｜ | | ○ ○l小N ≡=iニニフ ＿＿ |i｜|￣⊂⊃ ､_,､_, ⊂lｉ|ノ | i⌒ヽ j |_.／ ﾉi|__／⌒) ＿＿＿＿_＿＿＿＿＿＿＿ | ヽ ヽx＞､ __, イｌ |::::ヽ／. 三 |＿＿＿＿| ／ニフ ＿＿ | ∧__,ﾍ}::ﾍ三|:::::/ｌ| |',:::::ﾊ |＿＿＿＿＿／ | ヾ_:::ッﾘ :::∨:／ | | >'''´ __,,:::========:::,,__ ...‐''ﾞ . ｀ ´ ´､ ゝ ''‐... ..‐´ ﾞ ｀‐.. ／ ＼ .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;................. .......;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ .' ヽ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;...... ;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ / ﾞ: ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;; ﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;............ ;ﾞ ﾞ; .............;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞ ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ ﾞﾞﾞﾞi;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞﾞ;lﾞﾞﾞﾞﾞ ﾉi|lli; i . .;, ､ .,, ` ; ､ .; ´ ;,il||iγ /ﾞ||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(ﾞ ｀;;i|l|li||lｌｌ|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il ｀, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|liiﾞゝ ﾞﾞ´`´ﾞ-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lliﾞ/｀ﾞ ´ﾞ｀ﾞ⌒ゞ;iill|||lli|llii:;ﾞi|||||l||ilil||i|llii;|;_ﾞι´ﾟﾞ´ この戦いは明け方から昼間で続いたものの、結局朱鮪を討ち取るには至らなかった。 朱祐・堅鐔ともに無事に引き上げはしたのだが…… .ﾉ￣--┐ ／/ヽ＼ ノ ノ￣/ / ／ / ﾉ "´￣￣''''‐-...ノヽ ＼'" ノ / / 丶 | ,--'" ／ / ,ｨ ＼ ヽ-''" 7_／/ _／^ ､`､ ┌───┐ / ／ ● ､,.;j ヽ| └── / /. - =-{_●{ ,-、/ / |/ ,r' ／￣''''‐-..,● < " / ｛ i' i ＿ ｀ヽ ＼ ＼ ￣フ i' l r' ,..二''ｧ ,ﾉ n＼/ ／ 彡 l /''"´ 〈/ /ﾐ ｌl _ > . 彡 ;: | ! i {ミ ｌ| ＼ l 彡l ;. ｌ ｜ | !ミ |ｌ ﾄー-. !. ; |. | ,. -､,...､| :lﾐ ｌl |彡 ｌ ; l ｉ i | l ｌｌ iヾ 彡 l ;: ｌ ｜ { j { |ｌ { 彡|. ゝ ;:i' ｀''''ｰ‐-' 朱鮪も また、戦いの中で負傷した。 そして心の底で、自身の敗北を悟り始めていた。 -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ フフフ……これで終わりかにょろ…… //, '（ ;:;:;） ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ノ::::: ｀ヽﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ● （ ;:;:;:;:;ﾉ从 |、i| ヽ|l |｜､_,､_ |｜⊃ |ﾉ│ /⌒ヽ__|ﾍ |｜ ゝ._） |｜j /⌒i !. ＼ /:::::| l＞,､ _┃ イァ/ /│ . /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ | ｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | 一方、その頃のやる夫は、懐から河陽県に移っていた。 i､ i､ 河内郡 / ,‐ | ﾞi､ 丿<冀州>,i´ | │ ◎懐 ,lﾞ .,/ | 河東郡 lﾞ◎河陽 _,,,,,|,,,yｗ-rrt″ | |._,,,,,,,,---―ｰ''''''"⌒.√ ,,,--￢''''''''''''lﾞ ｒ'" ﾞ'-、 <エン州> ,r'ﾞ │ ,lﾞ 河南郡 !、 ,／ﾞ゛ lﾞ ,i´ く ,,,／゛ ,! | 洛陽 | ￢'''''''''''''''''''''''''"＾ ｛ | ◎（朱鮪） , lﾞ ,! | _,,､､_ "'''ﾞ'''"!ヽ､、 <司隷> / lﾞ .,i´ ﾞ`""""" ＼ (更始政権） ,ﾉ ＿,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,-l,, .|､ "、 ●長安 │ _,,-'''"｀ _,"'＾｀""lﾞ ,lﾞ ﾞ_ _,,,し--―''''" / ﾞ,-!､、 ‘‐ 、 _,,,,,―‐''"ﾞﾞ＾ _lﾞ _" `ヾ ._,,,,--ｰ'''"｀ lﾞ、 "、 <予州> ,-''"＾ 弘農郡 ■陸渾関 ﾞ'-、 .,,こ.,,,.,,,,,,,.,-----,,， （赤眉軍） |′ |、、 ﾟﾟﾟﾟﾟﾟﾟ~",,、 ｀'ヽ │ ｀… 、 ｀"ι、 "-､,,、 武関 ,,／ ‐、 " 、 ｀ﾞ、:､､ ■ _,,,,,､--------'"｀ ､,lﾞ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ノ ヽ､_＼ ／（ ○）}liil{（○）＼ 二ヶ月も経つのに…… ／ （__人__） ＼ | ヽ |!!il|!|!l| / | まだ洛陽は落ちないのかお？ ＼ |ｪｪｪｪ| ／ ＿＿ γ漢⊥ 敵将の朱鮪が、頑強に抵抗を続けている模様でして…… /_」ﾟДﾟ) 軍 (y) つ ∪／ ゝ し"し" ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ＼ ／ノ ＼ u. ＼ 朱鮪…… ／ （●） （●） ＼ | （__人__） u. | ＼ u.｀ ⌒´ ／ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 残念なものだお。 ／ ― ―＼ . ／ （ー） （ー）＼ 兄上と朱鮪。あの二人がもし、 ／ （__人__） ＼. | ｕ ｀ ⌒´ | 仲良しのままだったら…… ＼ ／ ノ ＼ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ヽ､_ ＼ ／（● ） （● ） ＼ …… ／:: （__人__） :::::U ＼ | ｌ^l^lｎ ⌒´ | ＼ヽ L ／ ゝ ﾉ ／ / ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 誰か、ものの判る将に伝えてくれお。 ／ ＼ ／ ＿ノ ヽ__＼ ／ （●） （● ＼ | ∪ （__人__） | ＼ ｀ ⌒´ ／ 朱鮪がその気なら……やる夫は朱鮪の降伏を認めるお…… やる夫の命を受け、洛陽城へ使者として向かったのは岑彭だった。 城壁の下から、岑彭は朱鮪に語りかけた。 ,, - ―- 、 ,. '" _,,. -…; ヽ 久しぶりだな朱鮪殿。 (i'"（(´ __ 〈 } |__ r=_ﾆﾆ`ヽｆﾊ } ヾ|! ┴’ }|ﾄi } |! ,,_ ｛' } 「´ｒ__ｧ ./ 彡ﾊ､ ヽ ‐' ／ "'ヽ ヽ__,.. ' ／ ヽ ／⌒` ￣ ` ヽ＼_ / i ヽ ＼ ,' } i ヽ { ｊ l } i ヽ ｊ ノ | } l ﾄ､ } / / l | .| ! ヽ | ノ j ' | { | } | l | ヽ | i | ＼ l /| { | l | | / | l ! | l / | -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ …… //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{⌒ ⌒ﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ○ ○ 从 |、i| ヽ|l⊃ ＿＿ ⊂⊃ |ﾉ│ /⌒ヽ__|ﾍ j /⌒i ! ＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│ . /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ | ｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | 〃 i, r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈 あんたに抜擢された恩、 ! :l ,ﾘ|} |. } . {. | ′ | } 劉伯升に命を頂いた恩、 ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ< !∩|.}. '"旬ﾞ` ./''旬 ` f＾| 返すとしたら 今しかないと思ってる。 ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣ |l.| . ヽ.ヽ {:. ｌﾘ 俺を信じて、降ってはくれないか？ . }.iｰi ^ r' ,' !| ヽ. ｰ=＝=- / . ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ __/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼ -‐ '´￣￣｀ヽ､ （今更な話にょろ） ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 岑彭どの、私は やる夫様の兄上を殺めた身。 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| その私が許されるわけがないにょろよ…… ヽ|l ー ー | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | 一度引き下がった岑彭は、やる夫に朱鮪の言葉を事細かに伝えた。 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ やる夫は、以前のやる夫とは別人になったんだお。 ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ 天下のために働くものは、個人的な恨みを棚上げ ／ （ー） （○） ＼. できるものだお。 | （__人__） U | ＼ ｀ ⌒´ ／ ／ ＼ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 黄河の流れに誓って、二言はないお。 ／ ノ ＾ヽ＼ 朱鮪が降ってくれたら官職も与えるし、 ／ （ー） （ー） ＼ 罰したりなんかしないお…… | （__人__） l ＼ ｀ ⌒´ ／ 〃 i, r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈 ! :l ,ﾘ|} |. } ……ってことだ。 . {. | ′ | } ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ< 朱鮪殿、頼む。降ってくれ。 !∩|.}. '"旬ﾞ` ./''旬 ` f＾| ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣ |l.| . ヽ.ヽ {:. ｌﾘ . }.iｰi ^ r' ,' !| ヽ. ｰ=＝=- / . ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ __/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼ -‐ '´￣￣｀ヽ､ （いいかげんウザいにょろ） ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ （降っても殺されるに決まってるっさ） 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| （もういい加減、追い返してしまうにょろ） ヽ|l ● ● | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | ,. -───- ､ （よーし……） ／'´ ｀ヽ、 ｼ~ ／" ｀ヽ ヽ `'、 ﾄ、 岑彭殿、お願いがあるっさ。 //, '/ ヽﾊ ､_Ｖヽ 〃 {_{｀ヽ ノ ﾘ| ｌ |、,i| ﾚ!小ｌ● ● 从 | } i| ヽ|l⊃ r─ｫ ⊂⊃jﾉ}j| r‐‐-､＿_|ﾍ '､_ノ ／| ! | ｛ (｀ /:::::| l＞,､ __, イァ_i |｜ "ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ｧ|｜ ヽ< | | ヾ∨_:/ // ﾊ|｜ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ i三i 〃ヾ､ 〃 ヾ､ 〃 ヾ､ 〃 ヾ､ 朱鮪は配下に命じ、城壁から岑彭の元まで縄を下ろした。 〃 i, なんだい このロープは？ r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈 ! :l ,ﾘ|} |. } 俺のイチモツより 少しばかり長いみたいだが…… . {. | ′ | } ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ< !∩|.}. '"旬ﾞ` ./''旬 ` f＾| ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣ |l.| . ヽ.ヽ {:. ｌﾘ . }.iｰi ^ r' ,' !| ヽ. ｰ=＝=- / . ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ __/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼ ,. -───- ､ あなたの真心を試させてもらうにょろ？ ／'´ ｀ヽ、 ｼ~ ／" ｀ヽ ヽ `'、 ﾄ、 本当に信じてよいならば、 //, '/ ヽﾊ ､_Ｖヽ 〃 {_{｀ヽ ノ ﾘ| ｌ |、,i| この縄を伝って、昇ってきてもらえるかいーー？ ﾚ!小ｌ● ● 从 | } i| ヽ|l⊃ r─ｫ ⊂⊃jﾉ}j| r‐‐-､＿_|ﾍ '､_ノ ／| ! | ｛ (｀ /:::::| l＞,､ __, イァ_i |｜ "ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ｧ|｜ ヽ< | | ヾ∨_:/ // ﾊ|｜ _ -───- _ , '´ ｀ヽ ／ ＼ / ヽ / __, ィ_,-ｧ__,, ,,､ , ､,,__ -ｧ-=彡ﾍ ヽ …… ' 「 ´ {ハi′ } l | | | | | ! | | | │ 〈 ! | |/ノ二__‐──ｧ ヽﾆニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ /⌒!| =彳ｏ｡ﾄ￣ヽ '´ !o_ｼ｀ヾ | i/ ヽ ! ! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | | | /ヽ! | |ヽ i ! ヽ { | ! |ﾉ / ヽ | _ ,､ ! , ′ ＼ ! '-ﾞ ‐ ﾞ レ' ｀! / ヽ ﾞ ￣ ￣ ｀ / | |＼ ー ─‐ , ′ ! | ＼ ／ | _ -‐┤ ﾞ､ ＼ ／ ! l |`ｰr─- _ _ -‐ '" / | ﾞ､ ヽ ＿___ '´ '│ ! | ﾞ''‐- ､,_ -‐ '´￣￣｀ヽ､ （縄を切られたら墜落死。そうでなくても弓の的） ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ （昇れるはずが ないっさ。さっさとあきらめて帰るにょろー） 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| ヽ|l ＞ ＜ | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| ヽ|l ＞ ○ | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | こんなやつ救う必要があるんかと思ってしまう。 たしかに討つタイミングを逸した感じはあるかもな ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ ﾄｲ _,r'´::::::::::::::::::::::::::｀'､. {::::::::rr-‐-‐'^i::::::::::::::i. これで、いいのかい？ ﾞl'´ﾞ《 __,,,ゝ:::r､:::::l ﾄ=r;､ ﾞ"rｨｧ‐ﾘﾒ }:::::} ﾞi`"l ￣ ｿ::::ヽ ﾞi. ゝ^ , /ヾヾヾ､ ヽ ﾞこ´ / ヽ､ ヽ､ ／__,∠､ ｀'-､ ｀ﾞｸ'ﾞ´ ｀ ﾞ'､ ヽ / 〉 ヽヽ ｨ ヽヽ _,,-'´::: ﾞi ／ ｀ } ／ ,-ｨ‐r'´´ / l __r'〈 ,ノ ／ ``｀l / l -‐ ´ ‐ '' ´ ／l::: l ｰ'´ l だが岑彭は、全く臆することなく縄にすがって登りはじめた。 .|:! .〉;! /ﾞb:::ﾞヾ.ヽ |;!. `|:::|/:.ヽ:::|::::::|:::::::::l ｌ!./::/l ﾞ ,!::ill::;!ﾞ' '' ,,ィ-==-､_ l:::::::::::.ヽ!:::::l::::::::::l /ノ::::| わ!ｯﾘ ﾞ/O:;;;;:::::;iヾ l:::::::::::::l:::::::l:::::::::::| ,,ィ´;::::::::l ﾞ'=-''ﾞ l:::j:illii:;i::jﾞ. ' .l:::::::::::::l:::::::|::::::::::::ﾄ ､＿＿,,,ィ''´::;;ィﾞ:::::::::{ ､ ,;iつ､;;;ﾂﾉ .l:::::/::::::|::::::l::::::::::::::l:ヽ 馬鹿な……！ -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{⌒ ⌒ﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌ○ ○ 从 |、i| ヽ|l⊃ ＿＿ ⊂⊃ |ﾉ│ /⌒ヽ__|ﾍ j /⌒i ! ＼ /:::::| l＞,､ __, イァ/ /│ . /:::::/| | ヾ:::|三/::{ﾍ､__∧ | ｀ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡' | -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| ヽ|l ○ ○ | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| ヽ|l ー ー | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | （負けたにょろ……） （やる夫を信じきれるわけではない。でも） （これほどのことをされて、反故にするわけにはいかないさ……） ＿＿＿＿ ＿＿＿＿ / ＼ ､ ＼ / ＼ ､ ＼ ど、どうされるのです朱鮪様？ / ＼） .＼ / ＼） .＼ / ＼ ＼ / ＼ ＼ ./. ＼ ./. ＼ ＼ / U ＼/ U ＼ ＼ / / ＼ ＼ ） ⊂⊃ ⊂⊃ ） ⊂⊃ ⊂⊃ ﾉ ノ / ＿＿__ / ＿＿__ ./ ／ ヽ ヽ＿／ ヽ ヽ＿／ （ .／ ヽ＿ ＿＿/ヽ＿ ＿＿/／ ／ ￣￣￣￣ ＼／ ￣￣￣￣ ＼ ⊂二￣ヽ、 /＼ ⊂二￣ヽ、 /＼ ／ ＼ | ゝ、_） ⊂二￣ヽ、 ゝ、_） ⊂二￣ヽ、 | | ゝ、_） ゝ、_） -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ お前たち…… //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| ヽ|l ● ● | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | ,. -───- ､ ／'´ ｀ヽ、 これから私は、少数の手勢と共に投降するっさ。 ｼ~ ／" ｀ヽ ヽ `'、 ﾄ、 //, '/ ヽﾊ ､_Ｖヽ もし私が戻ってこなかったら…… 〃 {_{｀ヽ ノ ﾘ| ｌ |、,i| ﾚ!小ｌ● ● 从 | } i| みんな、尹尊（本編には未登場の更始帝の将） ヽ|l⊃ r─ｫ ⊂⊃jﾉ}j| の下へ向かうにょろ…… r‐‐-､＿_|ﾍ '､_ノ ／| ! | ｛ (｀ /:::::| l＞,､ __, イァ_i |｜ "ヽ /:::::/| | ヾ:::|三/ / //ｧ|｜ ヽ< | | ヾ∨_:/ // ﾊ|｜ -‐ '´￣￣｀ヽ､ そう部下に言い残し、五日後、 ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 朱鮪は自らを縄で縛らせ、やる夫の元を訪れた。 〃 {_ ＿, ,＿ﾘ| ｌ │ i| ﾚ!小ｌー ー 从 |、i| ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／⌒ ⌒＼ ／（ ―） （―）＼ ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ | | ＼ ／ 現われた朱鮪に、やる夫は縄を解き、こう告げた。 ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ よく降伏してくれたお…… イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／⌒ ⌒＼ ／（ ―） （―）＼ ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ | | ＼ ／ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ 色々 やることも残ってるだろうから、 ／⌒ ⌒＼ ／（ ●） （●）＼ 一回、洛陽城へ帰っていいお！ ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼ | |r┬-| | ＼ `ー'´ ／ -‐ '´￣￣｀ヽ､ ／ ／" ｀ヽ ヽ ＼ …… //, '/ ヽﾊ ､ ヽ 〃 {_{ ﾘ| ｌ.│ i| ﾚ!小ｌノ ｀ヽ 从 |、i| ヽ|l ○ ○ | .|ﾉ│ |ﾍ⊃ ､_,､_,⊂⊃j | , | | /⌒l,､ __, イァト |/ | . | / /::|三/::/／ ヽ | | | l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | _......-───--......_ ..ィ::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶､ （負けた） ..イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ／:::::::::::::::::::::::::__:::::::__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ （劉やる夫…… わたしの完敗にょろ……） ,.':／::／::::::::::::／ ｀'´ ｀ヽ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. /:/:::::/:::/:::::::;.' ヽ:::::::::､::::::ヽヽ::::::::::. /:/:::::/:::::|:::__/_ ::::::::l:::::l:::|::|::::::::::::. ｌ:/ |::::|::|:::|::::/ ｀ヽ､ ';:::::l:::::::::|::|:::::::::::::. |′|::::|:Ⅳ|::/ ´￣￣｀'トL_::|::|::|::::::::::::::i ｌ:::l::l::::｢'l ィ行ﾐﾄ､ ';l:::/|;'|/:::::::::::::::| ﾊ:l:::ヽ| | ｢ | '〒ｈミ._､ |/::::::::l::::::::::::::::| j::::::::::::| | }ﾍ_り j ｀ﾄ>::::::::ﾊ:::::::::::::::| ;:::::::::::::ト! ￣´ , ら、_j､/ |::::::::j. l:::::::::::::::| /::/:::::::::|::l ､_ ｀ ミソ ;::::::::’ﾉ:::::::!:::::::| /::;.|:::|::::::|:::ヽ 「 ｀ヽ ,./::::::/::::::::::::|::::::::! /::/｜:|::::::|::::::::＼ ヽ _ノ イ/:::::::/:::::::::::::::::::::::| /::/ .|:::|:::::八:::::::::::｀ ._＿.. - ´ l,::::::::/::::::::::::::::!::::::::| /::/ V:::::j7７￣￣￣ ,| /:::::::/::::::::::::::::::l:::::::::| 数日後、朱鮪は その軍勢の全てを率いて降伏。 平狄将軍の地位と、扶溝侯の爵位を与えられている。 /:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ これ以降、朱鮪が戦場に出たという記録は残されていない。 i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ lr:l:.:.l::｢ -ｰ -､l::i:! だが『後漢書』によれば、後に九卿の一つ、少府にまで上りつめ、 ik:l::::i:.| | .l:::l `ｰ-､｣ ' i_ﾉ 子孫を後々にまで残したとある。 | `ｰ ￣ , ' ,,rへ､_ ｀ 〔´ ／l :ヽ､==ﾞ7'r'Yヽｰ､_ :‘,:|‘，＜'^__i__,〉，ヽ‘＼ ‘，＞'`7┷┿┷＜‘，;.ヽ /::::/:::::／:::::｀ｰﾗ:::::::::::,.ｨ:､＼ヽ. ,'::::;':::::/:::::::/:::::::{:_;.ィ:´ヽ._::::):::';:ﾊ その少府に任官されたのが何時のことかは明らかでは ;:::::;::::::;':::::::/:::::／:i::::i::l::ヽ::::l::::::::ｉ:::', ないが…… . ｉ:::::i::::::i::::::::l:::/l::::::l::::l:::l::::::i::::l:::::::l::::i .. l::::::l::::::l:::::::::i':::l::::::l::::ｌ:::i::::::l::::l::::::i::::;i 西暦五十九年以降、少府の任官者が判っていない . !:::::ｌ::::::ｌ:::::::::l::::l::::::i::::l:::ｌ:::::l:::ﾘ:::::i:ノｉl 年代があるため、その時期ではないかと推察される。 . l:::::!l::::::!:::::::::ト=‐_-_⊥⊥ --‐ ｽｨi::! l::::ｌ:ｌ:::::ｌ:::::::::::ﾋｫ::ｧ‐ミヽﾉ ,ｨｔﾁ_ﾉl::l l::::l::i:::::ｌ:::::::::::lヽー'´／ l｀¨ ｉ::l ｀ヽ＼:::l::::::::::::', ,. ､! /::ﾘ |.＼::::';:::､:::::ﾊ ｿ /::/l ／.i. h丶、:::ヽ::::', ヽイ ,':::/ ／ ', ヽh ｀ ＜:::::ﾞ､ ‐ "¨ ﾉ/-V ／ ＼ ＼ト.､ ｀ﾏ^、 ｀¨´./ヽ ／. 丶、ヽ- ニ/｀ﾞ ｰ ' ./i ｒ‐ ¨￣ ￣￣/／ヽ | / l . i i'⌒¨ ‐一'､ l ｉ l l ＼ ＼ ＼ ', .// ｌ l (（ つまり最低でも…… '´ /ニﾞヽ このときから三十四年は生きてたってことか……長生きなの？ li 从ハ)ｿ ゝ*,,・∀・) /:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ 朱鮪は生まれた年も判っていないが、 i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ 鄧禹や耿弇と同じように、この時点で lr:l:.:.l::｢ -ｰ -､l::i:! 二十代の若さだったのかもしれない。 ik:l::::i:.| | .l:::l `ｰ-､｣ ' i_ﾉ せっかちとも言える行動の早さ、 | `ｰ ￣ , ' 謀殺なども行うわりに王位を拒否するなど妙に潔癖な一面…… ,,rへ､_ ｀ 〔´ こういったところに「若さ」を感じられなくもないからな。 ／l :ヽ､==ﾞ7'r'Yヽｰ､_ :‘,:|‘，＜'^__i__,〉，ヽ‘＼ ‘，＞'`7┷┿┷＜‘，;.ヽ 〃 i, r' ｨ=ゝー-､-、､r=‐ヮｫ.〈 礼を言うぜ陛下。 ! :l ,ﾘ|} |. } . {. | ′ | } 朱鮪殿を、本当に殺さないでくれて…… ﾚ-､{∠ﾆ'＝=ｧ ､=＝ﾆゞ< !∩|.}. '"旬ﾞ` ./''旬 ` f＾| ｌ（( ﾞ′｀￣'" f::`￣ |l.| . ヽ.ヽ {:. ｌﾘ . }.iｰi ^ r' ,' !| ヽ. ｰ=＝=- / . ／} ＼ ｰ‐ ,ｲ __/ ∥ . ヽ､＿!__／:::|＼ ﾉ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾉ イ二二二二∞∞∞∞ 二二イ ／ ＼ …… ／ ＿ノ ヽ__＼ ／ （─） （─） ＼ | （__人__） | ＼ ,／ ノ ＼ 兄上…… | 三＿二 / ﾄ⊥-（(｀⌒)､_i | | 〉─_,. -‐='＼ '‐＜'´＼/´､ｦ _/､ | |,.ノ_, '´,.-ﾆ三-_＼ヽ 川 〉ﾚ'＞/ ﾉ 〈´／／´| ｀'t-t_ｩ=､i |:: :::,.-‐'''ﾉﾍ| . r´｀ヽ / ｀"""｀j/ | |くゞ'ﾌ/i/ . |〈:ヽ, Y ::::: ,. ┴:〉: |/ . ＼ヾ( l ヾ::::ﾉ |、 j .>,、l _,-ニ-ﾆ､, |)） ! >ﾆ<:| ､;;;;;;;;;;;;;,. /| | | !､ .| | ヽ| | ヽ＼ _,..:::::::. / .| ..|.| | :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |＿ ＿ ..| | | ＿;;;;;;;_￣￣ | ￣￣ :.ヽ‐'''!-‐''"´:::::::::::::::::￣￣｀~''‐-､_ ＼＿:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ 兄上も、降伏した岑彭を殺さなかった。 その岑彭が朱鮪を降伏させた…… だからこれでいい……これでいいんだお…… 第二十五章「義士報恩」終わり 第二十六章「更始最後」へ続く __ / / ｜｜ ｜｜ ＿＿＿＿ ＿ _,- .|＿＿＿__＿_!l'_ゝ | | | | .lﾞ￣: : : : │ ｜ ﾉ ｜ ﾚ' / ｜｜ ｜｜ |＿＿＿__ | ＿_| |_|_|- /￣￣￣ / r‐-----------┐ | | | | . ゝ-│: ｒ'" ｜ ｜ ｜ ／ ｜｜ ｜｜ | ,---, | ￣/ /￣ |,,,,,,,,,,,,,,､ .,,,,,,,,,,,,,,| | | | | . /'''''''": .`'''''''i ｜ ﾉ / / └┘ ｜｜ '-' .／ / __/ / │ │ | | | | .ハ .!,,,,,,,,,,: ,,,,,,,,/ .└┘ / / ／／ .,-ｰ' ／ ./＿_＿＿/ ,, / / | | | レ' / / : ,! ┌┐ ／ ／ ／／ `-ｰ' ｒ'" ,,/ | | |＿__／ ,i'": / └┘ ￣ `v '" .ｌ. ／ (さよならだ！） /:,.:.:.:.:.(ili!l).:,::,.(ili)ヽ i:,ｲ.:.:.:.i/__,:::::;.:;｣､l:ｊ:ｌ lr:l:.:.l::｢ -ｰ -､l::i:! ik:l::::i:.| | .l:::l `ｰ-､｣ ' i_ﾉ | `ｰ ￣ , ' ,,rへ､_ ｀ 〔´ ／l :ヽ､==ﾞ7'r'Yヽｰ､_ :‘,:|‘，＜'^__i__,〉，ヽ‘＼ ‘，＞'`7┷┿┷＜‘，;.ヽ (（ '´ /ニﾞヽ li 从ハ)ｿ ゝ*,,・∀・) 複雑な心境なのは間違いないけど。 初遭遇だったぜ。面白かった。 にょろにょろはこの話ではここで退場か 朱鮪生き残ったか。 でもあそこまで行くと、光武帝が許しても部下が独断で殺してしまうこともありそうだけどな。 そういうことやっちゃうのが約１名いるけど、さすがに光武帝が直々に許した奴に手は出せん。 どうなるかなんてわからんもんだなぁ 落ち着くところに落ち着いたというか。 誰ももう最新の武器戦車には突っ込まないのねというか。 洛陽も陥落して、次は・・・という意味で 次回のサブタイトルがアレですな 次回も楽しみに待っております 【やる夫の一族】 劉秀（りゅうしゅう）やる夫＝やる夫 後の光武帝、漢王朝の一族 陰麗華（いんれいか）＝長門有希（涼宮ハルヒの憂鬱） やる夫の妻、陰氏の娘 郭聖通（かくせいつう）＝姫（怪物王女） やる夫の妻、劉楊の姪 鄧晨（とうしん）＝桜田ジュン（ローゼンメイデン） やる夫の姉（劉元）の夫、南陽の大豪族 劉伯姫（りゅうはくき）＝柿崎めぐ（ローゼンメイデン） やる夫の妹、李通の妻 劉楊（りゅうよう）＝ドラキュラ（怪物くん） 冀州の元真定王 【やる夫の配下】 鄧禹（とうう）＝涼宮ハルヒ（涼宮ハルヒの憂鬱） 哈爾濱（北京五輪紹介パンフレット） 呉漢（ごかん）＝海馬瀬人（遊☆戯☆王） 賈復（かふく）＝烈海王（グラップラー刃牙） 耿弇（こうえん）＝赤木しげる（アカギ 闇に降り立った天才） 寇恂（こうじゅん）＝至郎田正影（魔人探偵脳噛ネウロ） 岑彭（しんほう）＝阿部高和（くそみそテクニック） 馮異（ふうい）＝泉こなた（らきすた） 朱祐（しゅゆう）＝クマー やる夫・伯升とは、幼なじみ 祭遵（さいじゅん）＝シモンちゃん (下妻市公式Webサイトより) 景丹（けいたん）＝星野仙一（野球解説者） 蓋延（こうえん）＝虹村億泰（ジョジョの奇妙な冒険） 銚期（ちょうき）＝松尾鯛雄（魁!!男塾） 耿純（こうじゅん）＝新城直衛 （皇国の守護者） 馬武（ばぶ）＝のまネコ 劉隆（りゅうりゅう）＝糸色望（さよなら絶望先生） 王梁（おうりょう）＝朝比奈みくる（涼宮ハルヒの憂鬱） 陳俊（ちんしゅん）＝ツベ（ねじ式） ☆ 堅鐔（けんたん）＝海原雄山（美味しんぼ） 王覇（おうは）＝坂田銀時(銀魂） 任光（じんこう）＝保坂（みなみけ） 李忠（りちゅう）＝伊頭鬼作（鬼作） 萬脩（ばんしゅう）＝宮藤芳佳（ストライクウィッチーズ） 邳彤（ひとう）＝ジャムおじさん（アンパンマン） 劉植（りゅうしょく）＝高田社長（ジャパネ○トたか○の社長） 朱浮（しゅふ）＝藤木茂(ちびまる子ちゃん) 龐萌（ほうぼう）＝ナギ（かんなぎ 彭寵（ほうちょう）＝伊藤誠（School Days） 北方の辺境、幽州漁陽の太守 耿況（こうきょう）＝黒沢（最強伝説 黒沢） 北方の辺境、幽州上谷郡の太守 劉玄（りゅうげん）＝野比のび太（ドラえもん） 更始帝、漢王朝の一族 來歙（らいきゅう）＝やらない夫 やる夫の親戚、南陽の豪族 李通（りつう）＝キバヤシ（ＭＭＲ） 南陽の大豪族、劉伯姫の夫 李松（りしょう）＝名前不明のやる夫派生キャラ 李軼、李通の従弟 王匡（おうきょう）＝流石兄弟 王鳳（おうほう）＝流石兄弟 王常（おうじょう）＝ラスカル（あらいぐまラスカル） 張卬（ちょうごう）＝アナゴさん（サザエさん） 陳牧（ちんぼく）＝やるえもん 申屠建（しんとけん）＝バックベアード （アメリカの妖怪の一種。水木しげるの創作） 劉終（りゅうしゅう）＝橋本崇載（将棋棋士） 春陵郷の一族 劉良（りゅうりょう）＝やる夫派生キャラ（名前不明） やる夫や伯升の叔父 趙萌（ちょうぼう）＝坪内地丹（かってに改蔵） 更始帝（劉玄）の義父 隗囂（かいごう）＝小岩井よつば（よつばと！） 西方（涼州）の大豪族 王遵（おうじゅん）＝マーク・パンサー（globeのラップの人）隗囂の配下 王元（おうげん）＝山下達郎（歌手） 隗囂の配下 ☆ 蘇茂（そも）＝富竹ジロウ（ひぐらしのなく頃に） 【南陽の豪族】 鄧奉（とうほう）＝オプーナ 鄧晨の甥 陰識（いんしょく）＝キョン（涼宮ハルヒの憂鬱） 陰麗華の兄 【赤眉軍】 樊崇（はんすう）＝日下部みさお（らきすた） 「赤眉の乱」の指導者 逢安（ほうあん）＝峰岸あやの（らきすた） 徐宣（じょせん）＝黒井ななこ（らきすた） 董憲（とうけん）＝柊つかさ（らきすた） 劉盆子（りゅうぼんし）＝天子（コードギアス 反逆のルルーシュ） 【成家勢力】 公孫述（こうそんじゅつ）＝できる夫 益州、蜀郡地方の実力者 劉嘉（りゅうか）＝セイバー（Fate） 漢王朝の一族、來歙の義弟 延岑（えんしん）＝でっていう 劉嘉の配下 劉永（りゅうえい）＝BUTCHさん（iphone行列で話題になった人）元・梁王の子 公孫述の妻＝銀（DARKER THAN BLACK 黒の契約者） 邳彤の妻早苗（仮）＝古河 早苗（CLANNAD） 『凌遅刑』店員＝竜宮レナ（ひぐらしのなく頃に） 【解説・進行役】 ブローノ・ブチャラティ（ジョジョの奇妙な冒険） ナランチャ・ギルガ（ジョジョの奇妙な冒険） 【ミニ幕間】 始皇帝＝大ちゃんの改造AA 中国を統一した始めての皇帝 高祖＝ちよちゃんのパパ（あずまんが大王） やる夫の先祖、漢の初代皇帝 劉元（りゅうげん）＝水銀橙（ローゼンメイデン） やる夫の姉 司馬遷（しばせん）＝夜神月（デスノート） 『史記』の作者 班昭（はんしょう）＝薔薇水晶（ローゼンメイデン） 中国史上初の女性歴史家 曹操（そうそう）＝ルルーシュ・ランペルージ（コードギアス 反逆のルルーシュ） 国淵（こくえん）＝ジェレミア・ゴットバルト（コードギアス 反逆のルルーシュ） 彭越（ほうえつ）＝タンノくん（南国少年パプワくん） 劉伯升（りゅうはくしょう）＝ディオ・ブランドー（ジョジョの奇妙な冒険）やる夫の兄、反乱軍のリーダー 樊嫺都（はんかんと）＝ヒカルの母（ヒカルの碁） やる夫の母 劉仲（りゅうちゅう）＝荒巻スカルチノフ やる夫の兄 鄧真紅（仮名）＝真紅（ローゼンメイデン） 劉元と鄧晨の娘 鄧雀（仮名）＝金糸雀（ローゼンメイデン） 劉元と鄧晨の娘 鄧翠（仮名）＝翠星石（ローゼンメイデン） 劉元と鄧晨の娘 來やらない子（仮名）＝やらない子 來歙の妹、劉嘉の妻 劉稷（りゅうしょく）＝ヴァニラ・アイス（クリーム）（ジョジョの奇妙な冒険） 春陵郷の一族 王莽（おうもう）＝一条三位（水戸黄門） 『新』王朝の皇帝 王邑（おうゆう）＝坂ノ上おじゃる丸（おじゃる丸） 『新』王朝の№2 王莽の従弟 荘尤（そうゆう）＝藤原左為 （ヒカルの碁） 『新』王朝の将軍 王匡（おうきょう）＝塔矢アキラ（ヒカルの碁） 王莽の親族 王尋（おうじん）＝岩倉具視 卿（歴史上の人物AA） 『新』王朝の大司徒 廉丹（れんたん）＝菊亭左大臣（水戸黄門） 『新』王朝の将軍 甄阜（しんふ）＝ハートマン軍曹(フルメタル･ジャケット）『新』王朝南陽の前隊大夫（太守） 梁丘賜（りょうきゅうし）＝サウザーの手下（北斗の拳） 『新』王朝南陽の屬正（都尉） 劉子輿（りゅうしよ）＝白ボン（ボンバーマンシリーズ） 自称皇族の血縁者 劉林（りゅうりん）＝高橋名人（ファミコン名人、ハドソン社員） 趙王の末裔 李育（りいく）＝ロードランナー（ロードランナー） 劉子輿政権の大司馬（軍事のトップ） 倪宏（げいこう）＝松永久秀（信長の野望シリーズ） 劉子輿政権の将軍 謝躬（しゃきゅう）＝ロールパンナ（それいけ!アンパンマン）更始帝が河北に派遣した将軍 劉崇（りゅうすう）＝骨川スネ夫（ドラえもん） ★ 朱鮪（しゅい）＝ちゅるやさん（にょろーん ちゅるやさん） 李軼（りいつ）＝いくお 李通の従兄弟 盗賊Ａ＝亀田興毅（プロボクサー） 盗賊Ｂ＝二岡智宏（プロ野球選手） 李季＝ナワヤ（ＭＭＲ） 巨無覇（きょむは）＝和田アキ子（芸能人） 身長2.3メートルにも及ぶ巨人 紳々（しんしん）＝島田伸助（芸能人） 新王朝の雑兵A 竜々（ろんろん）＝シャオロン（中日ドラゴンズキャラクター）新王朝の雑兵B ☆＝新しく登場した人物 ★＝今回で退場した人物
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