やる夫がバシレウスになるようです 序章 やる夫で学んでない後期ローマ・初期ビザンツ史


11 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 18:46:34.90 ID:z06T4mso
 



    ここに始まるは遥かなる恋と戦いの詩。

    偉大な帝国とうるわしきビザンティオンの詩。

    そして一人の皇帝とその后妃達の詩。

    この詩を詠い終えられるよう、精霊よ、我に力を与え給え!








21 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 18:48:30.06 ID:z06T4mso



 
           「やる夫がバシレウスになるようです・序章」  
 




31 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 18:50:57.40 ID:z06T4mso
みなさん、こんにちは。
本作の語り部を務めさせていただく高翌良みゆきです。

本作のやる夫さんは、長い歴史を誇り、数多くの皇帝が即位した
ビザンツ(東ローマ)帝国史の中でも、ひときわドラマチックな人生を送った
皇帝にして救国の英雄になるようです。
ちなみにバシレウスというのは皇帝の称号です。
この称号の詳しい説明は別の機会にお話させて頂きたいと思います。

本編に入る前にまず、日本ではまだまだ馴染みの薄いビザンツ帝国の歴史について
簡単にご説明したいと思います。

                                ,、
                                 | `ヽ、
                         ,r‐--}`ヽレ‐-、.`ヽ、
.    \                 /    ,|   }`ヽ、.`ヽ、`ヽ、
.     \                 /   / //|  | /|  `ヽ、`ヽ `ヽ、
         \          //  / // .l  l/| |、   ヽ ヽ  `i
          \         / /  / //| /|   | l| ヽ     ヽ ヽ   |
           \     l  |   / /,.. -、 l   | ,..-、 ヽ     ヽ ',  |
            \-、    ! / l //r`::r ヽ、.l lr:::ヽヽヽ   i ヽ .l |
                r'{ヽ ',__  ヽ{ ト| l l.:::ノ i__,/ ゝ l:::::::r' 〉 ト、 ', ∨ |
                {ニi//`ヽ、 l 、i. ___,ノ '、  `ー ,' / |) ) } | ヽ′
             y /     ` <  |` 、_ ー `ー‐'_,/  |'´ | ,/ | ||
                >'       ,/ /ヽ,.-、_>-‐ <)   l  レ'  | ||
                \   ,/  /   ,//::/ /::/   /     | }{
                \ /  ,.-‐'   ,∠ f=======┐   |( ヽ
                  { { i、___ / /|     ||    |   i   l ゙゙゙゙
             __... -‐ヽヽ|′/l/⌒,ネ    ||    |  |  l
      ,.-‐ ´        / ///:::://ー┬-r、i´|`レ)_|,  |   ',
     /,..-‐ァ'´    _,. '´/ // ,/::::/77:::::::| lヽ、_ノl )ヽ  |   ヽ
.     〃´ //  / /  /   ,|::::/:/::l:::::::ノ|  \__,/ノ /  |   ヽ
      / ,イ  / /  /  /::レ'::/::::|/|::|    \__,.<      |     ',
.      l i |  |/  /  //::::::/::::::::::::l:::|       ヽ     |    }


41 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 18:53:45.98 ID:z06T4mso
正確に言えば、ビザンツ帝国なる国家やビザンツ人という民族は歴史上には存在しません。
後世の我々がビザンツ人と呼ぶ人々は自らの国家を「ローマ帝国」、自らを「ローマ人」と称していました。
このことからも分かるように彼らのルーツはローマ帝国にあります。

さて、地中海世界に大帝国を築いたローマは1世紀から2世紀にかけて
五賢帝と呼ばれる皇帝たちの下、最盛期を迎えました。
ですが五賢帝時代末期から始まった蛮族の侵入や東の大国ササン朝ペルシャの勃興
を受け圧迫され、また相次ぐ反乱と軍人皇帝乱立により政情不安定に陥りました。
260年にはローマ皇帝ウァレリアヌスがササン朝ペルシャの捕虜になるという事件が
起こるなど、帝国は存亡の危機を迎えます。



             /     /        `ヽ、
               /‐       //     l      `ヽ
          , ‐´   / ,/ /     l      、   ヽ
        / ,  ,  /  / /l     l ハ      ヽ   ヽ
        / /   /  / /'´7/    l / -Lll       ヽ l  ヽ
       / /  /  /  /  / l l   l /  l. l ト、      V.   l
     l /l   /  / / _,/、」│   l/  ヽl l `     ヽ   l
      l/ l  l   l / 〃、フ:、∧  l  ニ=ミl、ヽ     ヽ  l
         l   l    ハ〈/:::::::::ll ヽ l  ´,、/`:、ヽヽ     l l
       l ∧   l ∧ l:、: :d l _〉l  l:: :::::::::〉,l l   、 l l
       ヽ Nゝ、  |l l  `─' ラ´F   l: : ´,、/N、 l   l  リ
        ヽ ヽl`l\`ト、_ ,ノ '  l   ` ‐' ' / ハ. ト   l ll
               ll  `l,、    。 ヽ、_  _ノ// l N  イlノ l
                l  〃 ` ‐、_      ̄ ィフ'  W l/l l l
            l  l 丶  ヾ >,‐ ´  レ/   ハ   ヽl l
              l  / l_,_ ,〉, ノ  /'   ノミ、l   ll l
    _    ,、    l / /川   /  /´   /´´  ヽ  ヽ l
   (_r‐、- l. ト 、. l / l 川   /‐-y´´  //´       ヽ ヽヽ
 , -、. l l 丶`´ヽヽl /l 川  / // /´/´          l  ヽl
.(_, -‐-`_   /〃、/ l 川 l  〃l / 〃         l   ヽ



51 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 18:57:33.47 ID:z06T4mso
混迷する帝国を救うため、大改革を行ったのがディオクレティアヌス帝です。
彼は広大なローマ帝国領を東西に分け、東と西それぞれをさらに正帝、副帝二人が
統治する「テトラルキア(四分割統治)」システムを確立しました。

また彼はキリスト教徒を帝国の不安分子と見なし、大迫害を行っています。


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    .l::/:::::::::l::::/........./....  /............../........./........  ハ:::::|:::::: :|          
    l::i::::::::::::|:::|:::::::/.:::::/:::::::::::::::/.:::::::/::::::::/::::/ .|i ...| 、: .|         
   ./::l::::::::::::::l::|:::::/.::::/::::::::::::::;/..::::;/ /::::::::/,::::/ i.l:::::|:::::|::::|       
  /,:'|:::i:::::::/i|:::::l:::::/:::::::::::;≠‐-:Z._  /.:::://:::/ ,!::|:::::|:::::|:: l 
 ノ   |::l::::/.斤l::::|::;イ:::::::/_.|/ -、`メ::/ /::/-''7::::|::::|:::::|ヘ:l                  
    |::ト::ヽ,弋l:::|/:|::::;イ 攵;:cリ ̄`//  /,ィ-ァ/:::::|::::|:::::| |:!    僕たちが何とかしなければ
    .i:| l:::l.:\,l::::::|::/:|    ̄      /'゙ー゙イ;':::::::l|:::l|::::|  ヾ   確実にローマは崩壊してしまうのです。
     l|.ノ::|::::l:::|i::::|/:::|          /、  /:::::::/.|::l.|:: l
    ,ィ''〈 |::::j:::l !:::::::::|            ヽ./:::::::/ jノ.l::/      キリスト教徒には困ったものです。
   /,.;:;:;:;//jメ ヽ:::::|          -‐.T:::::/    j/
  /{,.;.;.;.;.;.;゙ヽ, \.ヽ;::ト、   `ー-- -‐ ,:イ l::::/
/,.;:;:;l,.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ,  \N. ` 、  ー /|/ .|::/
;:;:;:;:;:;:;:l,.;.;.;.;.;.;.;.;.;.ヽ.  ヾ、 /、゙ ー '     |/
:;:;:;:;:;:;:;:;l,.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:ヽ、  \__. ヽ、::,\
;.;.;.;.;.;.;.;.;.l:;.;.;.;.;.;.;.;.;.;:;:;:;\   /-、{;:;:;:,.ヽ、
ディオクレティアヌス (在位:284-305)



6以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/10/09(木) 19:00:34.72 ID:AsYmsxAo
ロマサガ3かと思ったら東ローマ帝国か・・・
とりあえず支援


71 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:01:21.69 ID:z06T4mso
しかし、ディオクレティアヌスのすぐ後皇帝となったコンスタンティヌスは
帝国をまとめ上げる道具としてキリスト教を利用しようと目論み、
キリスト教を公認します(ミラノ勅令)。
さらに、帝国の首都をビザンティオン(現イスタンブール)に遷都。
コンスタンティノープルと改称しました。


                 _,..:.:-:.:―:-:....、
                ,.r:':./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::`丶、
             /:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
                /:.:.:.:/:.:.:.:,r:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト:.:.:.:.:.\
           /:.:.:.:.!:.:.:./:.:/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:!:.ヽ:.ヽ:.:.;ヽ
           /:.:.:.:.:l:.:.:/:./l:.://:,:イ:.:/l:.:.:.:ハ:.jl:.:.:i:.:l:.、ヽ
            /:.:.:.:.:.:l:.:.:l:/:.レ_/'´/シ !:.ツ′.V ';.:.l.:.!:.:l:.:',          
         /:.ィ:.:.:.:.:i:.:.:':.:.:.:!__```¬ ' ´  , --l:.、/:/:l:.:l           
         ´ l;';.:.:.:.',:.:.:.:.<7:::::::`ヽ     _ レ/:':ノ!/           キリスト教徒を排斥するのは時代の流れにそぐわない。
               ';l:.:f ';.:.:.:.:.l::::::::r'′    r'::::::lヽ// '´/'            むしろ帝国支配のために利用すべき。
             Vヽ ',:.:.:.:lー- '     l::::::メ /:;'!               中枢も、豊かな東部へと移した方がいい。
              ヾl、',:.:.:.!        ` ´ /::/
                ';ハ:.:ト,、   -    ノ;.:.;'
                 >:〈/丶、 _ -v' ´V l:,'
                / ヾ、  _ヽヽ、   l;'
              イヽ   ヽ'´ `',  `l:ヽ、
              l:.:.ヽ\   _ヽ___',  リr ´_二ュ _
             ,':.:.:.:.:ヽ .Y´,........---..ミ二y::´::::::::::::::;'
                 ,':.:.:.:.:.:.:.〉Y::::::::::::::::::::::;':::::::;'::::::::::::r 、'
                /:.:.:.:.:.:.:.l:.;'-、::::::::::::::::::;'::::::;':::::::::::::/  7
            /:.:.:.:.:.:/Y 〈::::::::::::::::::;'::::::;'::::::::::::ヽ.._ノ!
              l:.:.r:.:.:.:.:.:.:.l  f:::::::::::::::::;'::::::;':::::::::::::::::;':.:.:.!
                    コンスタンティヌス1世 (在位:306-337)



81 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:04:59.99 ID:z06T4mso
しかし彼らの努力も、運命の時計の針をわずかに遅らせたに過ぎませんでした。
395年、皇帝テオドシウス1世は死の床で二人の子に帝国東西をそれぞれ分割させます。
これ以降、ローマは再び統一されることなく完全に東西分裂しました。
一般的に東ローマという場合、これ以降の東帝国を指します。



          rー ── } : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`丶、
          | : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.丶
          | : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : : : : : : : :: : \
          |/ : : : ,' : : : : : |\: : : : : : : : : : : : ヽ: : :: : : : : : : : :ヽ
.          /: : : : : : !: : /: : : |  \´:  ̄`ヽ、: : : :丶 : │ : : : : : : ',
       /: : : : : : : :..|⌒ト : : │   \: : : : : \: : : : \:|: : : : : : : |
      /: : : : : :./:/: :.:|: :∧: : : l    __.\: ヽ : : : : : : : : \:.:.: : : : :.|
.     /: : : / : : : V: : : :レ'-ヘ: : :.',    ィ灯テ外ミ: : : : : : : : : : \: : : : l
    /: :./!: : : : : |: : : :小Y心\:.ヽ   {iー'::::::jヾ: : : : : : ::\ : :ヽー :l
    |/ │: : : :/|:.: :.:.{ハ Vi::ハ \|    Vヘ::::イ:}ハ: \: : : : }\: ',: :l
         |: : : :.ハ: : : |{ ヘ ヽ:リ、__{ァ   ゝ辷ン ∧: :}ヽ /|: : ヽ} :|
        ヽ: : l  ヽ: :.l人: :', ´ ノ , \    ''' / / ∨ ∨:.l: : : : : |
            \{   \リ:.:`弋   。 ` ー一 ' / '´: : :∠,:│: : : :│
                /: : :.:/フ>  __   イ: : : : : :/..:.: 八 : : : │
           /:./^}/ / { { : : ∠: : :/  ̄ ̄\ ̄ \: :ヽ : : |
     _,, -='´_/ ´ 二)   ヽ: : /: :./       \//∧: : \|
     ´ `>: :/(7      、`)   /: : : /           ∨/∧: : : l\
      / : : ///\  xヘ \ /.: : : ; イ          V//,|: : : :\:\
       ヽ:////// >く )Yー'{/|: /V           |//,|: : : : : :\:ヽ


>>6
支援感謝です。


9以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/10/09(木) 19:05:43.49 ID:Wscwk5Mo
ふむふむ。
続けて続けて


111 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:07:52.99 ID:z06T4mso
東西に分かれた帝国はそれぞれまったく別の歴史を辿りました。
西ローマは5世紀から本格化するゲルマン諸民族の侵入による被害を
ダイレクトに被ることとなります。
(参照http://www.geocities.jp/womb_archi/hkk/memo/img001.jpg

476年、西ローマ最後の皇帝ロムルス・アウグストゥルスはゲルマン傭兵隊長
オドアケルにより退位させられます。
これにより西ローマ帝国は滅亡します。


                  _______
    _                | ローマ劫掠中 |
   `))               | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        ジ
       .( )             ∧               ジ ャ
 .     ( )          <⌒>     (⌒ ⌒)    ャ |
" ウーウー.( .人         /⌒\  \( ,,  ⌒)// | ン"
"    人/  ヽ  ______]皿皿[-∧( ⌒ ,,  ,, )  ン"
"   ( ( )( )  )三三三∧_/\_|,,|「|,,,! (  ,,   )   !!!"
  __| ̄田 ̄田 / ̄ ̄Π . ∩  |'|「|'''|「(    )
" /__,.|==/\=ハ, ̄ ̄|「|ガシャーン .|「| | *   +"
/_.| ロ ロ 「 ̄ ̄ ̄ | | 田 |「|∑田 田 |「|[[ *
"|ll.|ロ ロ,/| l⌒l.l⌒l.| |    |「|        |「|ミミミミミミ ++*:"
   λワー  ∧     λワー   λワー
  λワー   | |  λワー    λワー





121 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:11:48.42 ID:z06T4mso
一方東ローマは、447年にゲルマン諸民族の大移動の引き金を引いたフン族が
首都コンスタンティノープル付近まで侵入するなどけっして安寧な状勢では
なかったものの、エジプトやシリアなどの豊かな領土を有していたこともあり
何とかもちこたえることができました。
危機を乗り切った東ローマは、しだいに国力を回復させます。

527年、一人の皇帝が即位しました。彼の名はユスティニアヌス。
バルカン半島の貧民の子であった彼ですが、叔父が皇帝となったことにより
彼の運命と世界史は大きく変わることになります。


               /    //  /‐───- 、   \
              /r‐─‐ァーf/    /-────-、 \\ ヽ
               / ∨三/'¨7   /   / /      \厶 ハ ',
.              /  \/__,/   /  ,イ l  |       il V∧ハ
            /  _//〉‐/    /\/ |i |l | 丶    i|  l ト、 ',
             ,′ f⌒∨ /    /ハ {\! |l !{   \  i|  | トく l
            / ハ.  V    /ィfテミ、 ヽ八 ヽ    ヽ_|  l |/ |
             l l 〈_∧   ',   ハ{_f::j:リヾ    ヽ∧>七 j  ! |_  |
             | l   _ム _ ゝへ| V;之_        _ ヽハ ,' /  | \|
             | l  >'´     ヽ           ィ≡气 / /  l\/!
             | l  |   -ー―一ヘ   , 、__  ヽ    〃:/|   ∧ |
          j八 |       __}  {  `ア    ,ムイ /  ,イ__j│
         ,r≦三ヘ   ̄    ト、 ` ー'  ,. イl│ Ⅳ  / | jlリ
        /  /  ハ   _,  --‐〈. >‐r<  /l│ 〃  / j /
          // /   | ハ     , イ1  /   ヽ./ ∧/   / /'
.        〆 /    い \ -<  }}/ ̄ ̄`ヽ>ーイ 、 /
      〈  /     ∨ 代\   ハ、 , -―‐- 丶 //丁fヽ
      ∧/       ∨   `三彡' \    __ ∨´  |│ l
      l |        \==彳│  \/  ` |   |│ l
      l |          `ー‐ ´ |    \    l|   |│ l
  ユスティニアヌス1世 (在位:527-565)

>>10
歴史系はパー速が多いという印象があったので
こちらで立てたのですが・・・


13以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/10/09(木) 19:14:30.70 ID:1WQvzGEo
観客が少ないんだよね・・・
さるさんないからこっちのがやるだけなら向いてるけど


141 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:14:31.57 ID:z06T4mso
ユスティニアヌスはゲルマン民族によって占拠された西ローマ領を征服し
かつての大ローマ帝国を再生するという野望を抱いていました。
皇帝に即位した彼は、将軍ベリサリウスを起用し、東の大国ササン朝ペルシャとの
戦争を終結させることに成功しました。


        __ ... -‐ 、
    , -.::''.:::::::::::::::::::::..`ー-.、
   /::::::/:::::::;::::::,:::::::::::::::::::::..ヽ.
  イ/::/:::::::;ィ::::/::::::::::::::::::::::::::::.ヽ,
   /::::i::::/.l::/l::ハ:::::,i::::ヽ:::::::i:::::::l
  /;ィ::{:/ー、l/_.!' |:::ハ:;∧:::::l:::::::l
 / |::| テ''ッ、` 丶ー- 、 i;:::|::::::/            暴徒鎮圧に、ペルシャ遠征か
   .|::l    ,   'テ''z、 l:::リ::::::i             まったく人使いが荒いな。
   .|/|   /   r.Kヽf''i/'lノリ
     ハ   `    | .| l .| |ノ
     ,小. - 、   .| .l/././、
 _,,ィ'´.H. ゙..   ,, -'"  ,/   ゙̄'ー、
''´ /  { '  `''r'´    /    / ヽ
 /   ヽ、 ,ィl   イ /     /   ヽ
./  .,ィ^i }_/_/l    |/     ,     i
'.‐'" ヾ{;:::;}::;;/|.   l.    /     |
      将軍ベリサリウス



151 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:19:37.94 ID:z06T4mso
その後ベリサリオスは北アフリカ(現チュニジア)、イタリア遠征を命じられます。
当時北アフリカにはヴァンダル族が、イタリアには東ゴート族がそれぞれ王国を築いていました。

                            _,`,ヽヽ, '.., ' '´ヾ:::::::::::::::``ヽ、ヾ、, 'ソ,゙==二',」
                         , ',´`,'ミ,','シ:::,'....,',丶:::::ヽ::::::::..........'i:::ヽゞ、丶 ローマ帝国を再興するわよ。
                        く、,' ,' }`、,':::,'::::,',´ヾ、,::::::::,ヽ:::::::::::,',...ヽ,'>` ',               北アフリカとイタリアの蛮族を
                          ,',' 7, ',:::::l |:l \ヾ、、ヽヽ`,ゝ、,:::::::::}` 、_; _            ささっとやっつけてきなさい!
                          ,',' ´,´ |::::::|::::::',`,==ミ ``ヾ`イ゚:::::リレ|::::::ト...`丶 _ 、ゝ
                         ´//::::/ |::::ト::::::::',ヾ゚::::i    ヾ=〃|::::::l ',::::::l |
                          `,:::::|..:::l:::::|ヽ:::::ゝ` ´ r`ー ヘ  /::::::/ |::::|..|
  , 、          ' `i            ヽ'ヽ、ソ::::ヾ `ヽ、 ゝ、 / ,/:::::/:::::::|:l.:.|/
  ヽ  \、_  , ' ,'  i``ゝヽー―  、    ヽヘ ヾ:::::::ヽ::::::::`> 二, ' !/::::::::/| /,ソ
   ヽ、    ̄ヽ/´` l´ヽ  ヽヽ    `ヽー--ヾゝ, ´ `r l ト、!}` i i r」|i::::::/ リ
     `/`ー  `'  /  |   l l       ヽヽ、\` ,'|´// l´`` lr´ ̄'``y「l` l l`ヽ
    ,/,丿,'゙ ; ´ フ'´ー-'/   | |         ヽ、  `゚'゚'`゚   ,',     l、,|、| l  ',_ _ , 、
  r' ´  / , ,_ _ノ\  /    | |    ,、      ヽ, '''r`' ゙'  ,','  ┌_ _┐ `/  /  \
  `─ー´i  |´l  ヽ、 ̄    //'ー- ' ``-´`ヽ、_ ,','´     ;;    ´  ` 〈'  /    人ゝ
      ,l/ ハ ヽ   `ー ―'´'´            ,',;        ;;.        ,´/    , '  ` ヽ、
      〈/ ヽ'                      ;;',      ,' ;;:        / ヘ、  /      ヽ,


>>13
なるほど。とりあえず今回はこちらに投下しますね。



161 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:20:43.40 ID:z06T4mso
                  _,ィ'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.``丶、
                /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、
              ,.イ´:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
              r'´.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.,イ:.,イ:../i:.:.l:.:.:ヽ:.:ヽ:.:.:.:.:.ヽ、
             /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!/ !:./.|:./ |:./ !:.:..ハ:.:.,|:.:.:.:.ト-、ゝ
            ,イ.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:/ !ナ-、_レ'  |ノ レ'ヽ:.ノ!:.!
              !:.:.:r‐i:.:.il:.:.:..!  こヒr`i`´  _ュ=-.,リ .リ
            |,イ !i^)レ'l:.:.:./    ´    l´ヒr /:.:.ノ
            ! !:ヤヽ、.ヽ/  u       ヽ  l:.:./ ペルシャ戦線から戻ってきた途端、その命令かよ。
              k.l,`-ァi           '´  /∨     
               k_N.l     r'´ ̄`ア  /
              _,イj  ヽ     ヽ-―┘./
            /´r'´\   \.    `´ /
        _,.ィ=''7´;;;;;;;|   \   `ー-ェ-‐'´
    _,.ィ='''´;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;!    \   ノ \
-‐'''"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;:;:;:;:;:;:;:;:!    /トュ  ヤ Zト、
;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:く;:;:;:;:;:;:;:;:;:;!  /\ヽ! ノ _,,>!.ヾ.、
;:;:;:;:ヾ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\:;:;:;:;:;:;:;ト、/ `ー-、>--'''7 ト、|;:;:;:〉;\
:;:;:;:;:;:;:!;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/;:;:;:;:;:;:;:;:!    ヽ、_,__ノ |;:;:;:;く:;:;:;:;:;:\
;:;:;:;:;:;:;:!;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:!       ! ' .! |;:;:;:;:;:ヽ;:;:;:;:;:;:;:ヽ
:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\;:;:;:;:;:;:;:;:!.    |   | |:;:;:;:;:;:;:〉:;:;:;:;:;:;:;:li
;:;:;:;:;:;:;:;:|:;:;:/i:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\:;:;:;:;:;:;!   |.  | |;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;:;:;:!.|



17以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/10/09(木) 19:20:56.06 ID:S1YCRLwo
避難所の案内からきました。支援。


181 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:24:49.89 ID:z06T4mso
ベリサリウスと彼の後任ナルセスなど将軍たちの活躍により上記のゲルマン諸国家征服は果たされ
東ローマはかつてのローマ帝国領の多くを回復します。

              _, -‐--....、
           /..:::::::::::::::::::::::::::.ヽ
              / .:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
          /..:.:.:.:.::::/:::;i:::::,|:::::l:::::;::::::.ヽ
          l::::::l::::::/l::/ |::/{::/|::;/l::}:;::;::i
          l/i::l:::N`|メ、_|ム|/.,j/レ|::|::ト!
          f^i:::l ''ZTー   ィ'Zト.|::|::レ'^ヽ、
     ,...-',,⌒ゞミ、l::|.      l   l::!Y::::::::::::::.ヽ、        
    /::/..::::::::::::..ヽl_      〉   /v':::::::::::ノ::_;;:::::j,ト、
   /:::::::::::::::::::..`ー-、:l、  f===r  ,ヘ:::::;::::::/ ̄ ゙''ヘュ_ノ      
   /:::::::::::::::::::::::::::::::;;_ヾ;:、L_,,リ /:>:l/:::/
  ./:::i|:::::::::::::::::::::::::::::::..`''ヾ、ー_-イ, 〉<.|/ _ノ⌒ ー - ,,,__  _
  }:::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..゙ヾ!、!;::|:|,r‐'゙           //   ヽ
 「::::ヾ|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ヽf     ヽ        l /    l
../::::::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,,-''',ニ,-'"      \___        /
/:::::::::::..ヽ;::i:::::::::::::::::::::::::::::::::/ ./ l          \X=-、,,__/
:::::::::::::::::..ヽl;:::::::::::::::::::::::::::::::| |  ノ     ` 、      ヽ ,ヘ./
:::::::::::::::::::::..ヽ、:::::::::::::::::::::::::::| l i´       ` 、    ノ ヾ|
:::::::::::::::::::::::::::..`ヽ;::::::::::::::::::::| | |    、     `'rイ  ,ノ
::::::::::::::::::::::::::::::::.::..\∩:::::::::| l\      `=、..__,ノ   ̄
:::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::i\∩:/  | ヽ、_    ノ
::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::|  \:!`ー、  ,,=''::::`、'‐-'゙
:::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::l  l ヽ_;;ァ'~ヽ;::::::::::.ヽ
::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::|  | i    ヽ;::::::::::..\


                  /`:ー=、二 ..ー...、
              「 ̄ ̄ ̄:.`ヽ:..:..:...:.\:.:.:.:.:.\
             __j\:...:ヽ:.ヽ:...:...:..:ヽ:...:.:.ヽ、-、:ハ
              }:..:\ヽ:..:.l:...ヽ:.、:ヽ:..l:.l:.ヽ:.レ\ヽ!
              ハ:...トヘト:...:l、:.,.lLA:A:.ト:|:...:ト|_:.:イ:丶ヽ
           ,小:.ヽ:ヽ ヽ:|ヘ:.「l「_⊥.!_:.:...l|:__:/:.:.:.lハ:|
            /:...:.ト:./´:ヽ  | ーチィて::ル'l...:.!⌒}l:..:.小 }
          l:l!:.|:..l:.ヽ:ト,≧、 ´ ヾ:斗:|:....|_ノ:|:./::.|:.l
          lハ{ヽト.:ト.代:z〉    ´  !:|..:..|:.:...|/:.:.:.:|:..l
          |! __rヘヽハ´ ` _._-ノ ノイ:...:!:.l...!:.:.:.:.:.| l..l
              | 〈、ヽヘ }ー-.ト...      /...:.l:.:l...|:.|:.:|:.:.| l:..l
           {⌒ヽ.〉  :ム:}:.`7ヲ´/....:.l|:.l...:|:.|:.:|:.:.| l...l
           「ニヽ〉  //ー':/ー_/...::/ !:.!...:ト- L:_!_|:l
         /マ }_,二 /イ: : : : /二/..:.:,:トj!:|!...:|: : ://ハ.l:...l
       r‐くヽ ヽ_´r 爪::|: : : :/ /....:.:/ト/|..l.!..:.! ///_`ハ l:...l
       /  丶三_7 jl: l::! : : l /./:.:.イ:|': ハ:.l,〉:.V∠ _ {:ハl....l
        /    ‐ ´/ ハ:l::l: : :レ':.イ:.,/,.|:|: : : >Vヽ:ヽ  |: : l l:...l
      ノ     /   { ハl::l: :丁ム// L|:/'/`{  ̄ /┬ ´ l...:l
      j       / /ハ.  ヽ、: |ノリ{{/: /.'/   /  /:.:.:.|   l....l
             将軍ナルセス



191 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:27:49.73 ID:z06T4mso
またユスティニアヌスは法学者トリボニアヌスらに『ローマ法大全』の編集を命じています。
さらに帝都コンスタンティノープルに現在もなお残っている聖ソフィア大聖堂を建設。
完成した大聖堂を見た彼は「ソロモンよ、余は汝を超えり」と叫んだといわれます。
ローマの栄光は再び甦ったかに見えました。


/'   /::::::::::::::::/:/   |::::::::!:::::::::!ヽ::::::::::::::ヽ、::::::::| |::::::::::|\:::::!:::::::::|、`
ゝ   |::::::::::::::://~‐--、_ v::::::| |::::::::! \:::::::::::::! !::::::|~~|::::::/ ̄ヽ:::|::::::::|\、/
/~/ ´|::::::::::::::!/     ~Y、::!、.!:::::::!   \:::::::! !::::/  |:::/  |::::|::::::::::|、 ヽ
::::ゝ、_.|:::::::::::::|  /´~ ̄`ヽ、! \::ヽ   \:| !/ ̄~|/ヽ  |::!:::::::::|ヽ/´ヽヽ    ソロモンよ!私は帰ってきた!!
/ /、|::::::::::::| イ、 /〇。:::::::1\  \ヽ    イO。::::::::::! \ .|イ:::::::::|〃ヽ       ・・・じゃなくてあなたを超えたわ!
 /:/ ∧::::::::::| \ !:::::::::::::::!           |::::::::::::::::/ |/ | |:::::::::| ヽ ヽ
./:::/ /::|\::::::|     ヽ:::::'!            ::::::::::´ !  |:::::::::|、  !  !     このユスティニアヌスに不可能はないのよ!
::::/ /::::||!::::\::|   ヽ~ ̄´      ,      ~ ̄~`    /!:::::::/ }
::/  !:::::ヽ|:::::::::\       ,--――――--、        /!::::::://
ヽ  !:::::::::::::!:::::从、      |/´:::::::::::::::::`\|       /-/::::/
::::ヽ!::::::::::::::::!、:::::::ヽ      |        |      ノ/::::::/
. |::::!:::::ヽ:::::::::\::::::::\     ヽ       /     / /::::/
 |:::ヽ::::::ヽ::::::::::\::::::::::\    \     /    ////::/
  |::::\::::::\:::::::::::\::::::::::"''‐    、_      -'"



201 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:31:04.59 ID:z06T4mso
しかし、その栄華は長続きしませんでした。
華やかな栄光の陰では遠征や建築事業により財政が逼迫、国力も急速に低下します。
またスラブ人やアヴァール人といった蛮族がバルカン半島に侵入し始めたことで
ユスティニアヌスの死後、再び帝国は混迷の道をたどります。


 ::::::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::::::::/    //  /‐───- 、  \:::::::::::::::::::: ..::::: . ..::::::::::::
 :::::::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::::/x-─‐ァヘf/    /-────-、 \\ヽ:::::::::::::::::::: ..::::: . ..::::::
 ::::::::::::::::::::::。:::::::::::::.:゜/∧-―ン´7    /  / /      ヽ、厶. ヽヘ::::。::::::::::::::::: ゜.:::::
 :::゜::::::::::::::::::::::::::::::.:::::/  \/_,〃   〃 ,{ l  | 、     ヘ ヘ Vハ:::::::::::::::::::: ..::::: . .
 :::::::::::::::::::::::::::::::゜.:::::/  _//〉‐/.   `八、/ | l  ! 丶    |  l ト、 ',::::::::::::::::。::::::::::::
 ::::::::。::::::::::::::::::::::::::,'  f⌒∨ /    /ハ {\!. |l {   \   |  | トく l:::::::::::::::::...... ....::
 : :::::::::.....:☆彡::::::: / ハ.  V   ,ィfテ女 ヽ八 ヽ   ヽ_ !  l |/ |:::::::::::::::::::: ..::::: .
 ::::::::::::::::::::::::::::::::::l l 〈_∧   {   lハ{_f::j:リヾ ` ヽ{`> 爪 l  ! |_  |::::。:::::::::::::::::゜.::
 ::::::::::::::::゜:::::::::::::::| l   _ム _ゝへ | V;之_        _ ヽハ ,' /  | \|<ローマ帝国に栄光あれ!
 :::::::::。:::::::::::::::::::::| l  > '´    ヽ            ィ=气 ル /  l\/!::::::::::::::::::.:::::::::::
 ::::::::::::::::::::::::::::::::::| l  { ー- ―― ヘ   , 、   ヽ   〃/i  ∧. |:::::::::::::::::: ..::::: .:
 :::::::::::::::::::::::::::::::::j八 1 、    __}  {  ¨ア    ,ムイ /  ,イ_」 |::::::::::::::::゜:::::..:::::
 :::::::::::::::::::::::::::::,r≦三ヘ   ̄    ト、 ` ー   ,. イ   lV  / | l リ:::::::::::::::::: ::::: . ..:
 ::::::::::::::::::::::::::/  /  ハ   _... --‐〈. >‐r<  /  | j/,/' / j!〃::: ..::::: . ..::::::::::::::::
 :::::::::::::::::::::::// /   | ハ     , イl    f  ヽ   ∧/〃 / /':::::::::::::::::: ..::::: . ..:::::::
. :::::::::::::::::::::〆 /    い \ -<  }}/ ̄ ̄`ヽ>‐メイ、 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:.... .... ..:.... .... ..... .... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ......
:.... . ∧∧   ∧∧  ∧∧   ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. .
... ..:(   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ無茶しやがって… ..........
....  i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
..   三  |   三  |   三  |   三 |  ... ............. ........... . .....
...  ∪ ∪   ∪ ∪   ∪ ∪  ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
  三三  三三  三三   三三
 三三  三三  三三   三三


21以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/10/09(木) 19:34:01.05 ID:AsYmsxAo
ユスティニアヌスがハルヒか・・・ってもう死にやがった


221 ◆MwGEcqIDcI2008/10/09(木) 19:36:48.86 ID:z06T4mso
さてユスティニアヌス治下までの帝国は分裂したとはいえ、古代ローマ帝国の面影を
色濃く残していましたが、彼の治世中から徐々にローマ的要素は失われ
次第に帝国は別の国家へと変容してゆくことになります。
彼の死後の混乱はそうした変貌に拍車をかけました。

混迷する帝国が生まれ変わろうとする最中、本作のやる夫さんは登場することになります。
やる夫さんは帝国をどう変えていくのでしょうか?

序章(やる夫で学んでない後期ローマ・初期ビザンツ史)はこれでおしまいです。
それでは本編のはじまりはじまり・・・。



        r-、
           rー―― !: : `´ ̄`. .' . 、
         ,!: : : : : : :!: i : i、: : : : : : : :ヽ、
         /: : : : : / /|: | : l:!ヽ : : : : ヽ : :ヽ
       / : : : : : ,': ,' .! l: : !| l: i、: : : ヽi : ',
        / : : : ,: : ,!-!‐ !,l: : l:! !‐!- 、 : : ヽ : !
.      ,': i: : : i: : :l :l  lノ!: : !! |/ ヽ : : i: ',: |
      l : |: : : !: : :N  _! : リ ' _ ヽ: :|: :V
       |: /!: : :|: : l. ,´== `r‐{. ==ミ!i: :h: !
      l/ !: : i、:i'{ ''''   ノ ,.ヽ  ''''ノ,ハ:l,ハ,!
        ヽ: l ヽ!:`iー‐‐' r‐┐`''''",!,! :i' :|:i
         ヽ! ,|: |:i`'ー- `_‐',., イ: !': : !: :!:!
      r 、     /|: :!|: : |, '^'、 ,ハl:/: : :,! : ',|
     ヽ ヽ_r_v r! :ヾ―l,  V  /: : : ハ: :ヽ
        Y,. -{ Y!:',: :ヽ:.:.V´,フ、ヽ/ : : /:.:`i,: : :',
       l、/´)ハヽ'、 :ヽ:.ヾイ|.!|、! : :, ':.:.:./ ! : : ヽ
      / `ュ,ノ }i 〉ヽ :ヽ:ヾ|,|,!'l: :/:/:., '  !: : : : ヽ
        ト´、  ノ l':.:.:.:ヽ:}:.:.::.:.:.:|/:.:i//  l: : : : : : i
        !  `    !:.:.:.:.:lノ:.:.i:.:.:.:.:.:.,' /  l: : : : : : |


23以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/10/09(木) 19:37:38.42 ID:S1YCRLwo
正座して続きを待つです。


24以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/10/09(木) 19:38:42.91 ID:AsYmsxAo
学んでないwwwwww


25以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/10/09(木) 19:38:45.39 ID:Enm1pCIo
前置きなげえwwwwww


26以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/10/09(木) 19:39:03.30 ID:1WQvzGEo
wwktk


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