やる夫を拾い読み
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やる夫がオカマのかたき討ちに巻きこまれるようです 第１章 やる夫 薔薇十字探偵社へ行く 第４話＿＿＿＿ ／ - ､‐ ､ ＼ / -| (・|・) |- ､ U / `-●‐ ′ ＼ ヽ i 二 __| 二 U i i そんな… 君が言ってるのって、あの先生のことかい？ _| ─ （__ ─ | ! （__） (_ | / | ヽ / / .ヽ ` ━━６━━━━┥ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ノ ― ／ U （ ●） （●）' （…先生？ 探偵さんじゃないのかお？？） | （__人__） | （誰のことなんだお…） ＼ ｀ ⌒´ ／ ／ ー‐ ' , ─── ､ ゝ／ ＿＿＿_＿_＿_＼ / | / ─ ､ ─ ､ｌ / | / ｌ l | |─| （・|＜ | Y⌒｀ ヽ＿ ノっ＿ ﾉ ヽ_ ､＿＿＿＿つ ｌ もちろんそうですよ？ 名案でしょ？ ＼ ＼－､-､_／ノ _ _ あの人なら、きっとどうにかしてくれますよ！ /｀ ー | ｌ |‐ ´ ｌ ｌ／／)､ /´ ＼／ `ー´ ＼ ｌ ) ヽ´ﾉ | ヽ |／＼／ __ ／ ├─┤ | ､ (＼ ＿＿＿＿＿ / ／´ /／ ヽ⌒ヽヽ ／ / , -| (・|∠ |-ヽ ＿ / ／ ` ー ●ｰ′ |＿ ｌ / 二二 | 二 / . | l ／⌒＼─ | ー ／ ダメダメダメ！ そんなのダメに決まってるよ！ | | / ￣￣￣/￣ あの人が引き受けてくれるわけないじゃないか！ | | | / /⌒ヽ | | /⌒ヽ⌒ヽ | ヽ＿ﾉ＼ ヽ` ー────┴ フ //＼ `━━━━６━━ ´─/⌒ヽ /⌒ヽ￣ ／ ヽ ヽ＿ﾉ ヽ__ノ ┐ / ┌───┐| |￣ // ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ／ ＼＼ ／ （○） （○） ＼ （い、いったいどんな人だお…？？？） | ∪ （__人__） | ＼ ｀⌒´ ／ , ── ､ ゝ／ ＿＿＿＿_ヽ / | / －､ －､! . | |─| ・|・ | …ダメですかぁ？ そりゃ、あの人は腰が重いし忙しいですけど… Y⌒ ー oｰ l でも、警察もヤクザもあてにならないんだったら、あの人しかいないでしょ？ ヽ_ , ─, ｌ ヽ､__（＿ /／ /＼／ヽ/ヽ , -────- ､ . ／ ／⌒ヽ⌒ヽヽ / , -| ／ （|）＼ | ＼ / ／U ヽ､ .l､__ ノ＼ヽ . / / ￣ ● ヽl …それは、たしかにそうだけど… ｉ / ￣￣ | ── | あの人なら、悪ガキの２人や3人くらい改心させられるだろうけどさ… |. l ￣￣ | ── ! |. ! ￣￣ | ⌒ヽ |. | ＿_|＿＿＿ノ ヽ | ／￣￣ ／ >━━━━━━,-､━━く ／ ／ '､フ ヽ ヽ -──- 、 ／＿＿＿＿＿ ＼〟 |/⌒ヽ ⌒ヽヽ | ヽ | / | ヽ |─| ｌ / ー ヘ ー ′ ´＾V そうさ！ あの人にみっちりこってりしぼってもらうんだ！ ｌ ＼ ／ _丿 ヤクザや警察に頼むより、よっぽど効果があるってもんだよ！ . ＼ ` ー ´ ／ . >ー── く ／ |／＼／ ＼ ｌ l | ｌ ヽ、| | ノ |ー───j ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ／ ＼＼ みっちりこってりしぼってもらうって…説教してもらうってことですかお？ ／ （○） （○） ＼ そんなことで、効き目があるんですかお？？ | ∪ （__人__） | ＼ ｀⌒´ ／ , ─── ､ ゝ／ ＿＿＿_＿_＿_＼ / | / ─ ､ ─ ､ｌ / | / ｌ l | |─| （・|＜ | Y⌒｀ ヽ＿ ノっ＿ ﾉ 大丈夫ですよ！ そんじょそこらの小言おやじとはケタが違いますって！ ヽ_ ､＿＿＿＿つ ｌ やつらに地獄を見せてやれることは保障します！ ＼ ＼－､-､_／ノ _ _ /｀ ー | ｌ |‐ ´ ｌ ｌ／／)､ /´ ＼／ `ー´ ＼ ｌ ) ヽ´ﾉ | ヽ |／＼／ __ ／ ＿＿＿_ ／ ＼ ／─ ─ ＼ ／（●） （●） . ＼ …ほんとですかお？ お任せして大丈夫ですかお？ | （__人__） u | ⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／ '､＿ ＼ ） ＼ ＼ ／ ／| |＼ ヽ ／ | .,,ｰ''''''''''''''丶､ ∠＿＿＿＿、 ` 、 !〆＼, ノ ￢.ﾐ !． ._| ミ||０~ ）.! . } .-､ （ ＼__人.＿..ノ三''Yﾞ/ ） 大丈夫ですとも！ なんてったってあの人は…！ | .lﾞ （ C＿_..イ~ﾞﾉ ソ .|.,ゝ,...∩＼＼.L レﾟ__ ノ￣ .| --,,）/ .＞n--''" ,ﾄ-､､ .! ⌒'）,! /（ .ﾚ~＼ ／ （ ＼. ヽ`'".ヘｖ.ﾍ ﾞ ヽ ﾞz' ＿＿＿＿ ／ ＼〟 i──────┐ ヽ | ⌒ヽ ⌒ヽ＼ | | 知識の量も気難しさも日本一！ | ＞|・ |─-|＿ / 鬼のような…いや閻魔大王のようなご面相！ j ーｃ ─ ′ ヽ ⊂＿＿＿_ ／! _ﾉ ＿(＼ ＼ ＼ ＿＿／ ／ （─ ヽ､ ` ─_──イ- ､ ヽ二＿ノ ＼／|/＼ ／ ＼ ＼ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ |_ | | ｀'| ﾉ,.､ ゝ､._＿ ／ー ､,__､,.__ ｀＼ /＿,,._/_,ｼﾞ＝､＼ ＼ / - ､,_ ヽ､_ :》､＼ l / ｨ‐ ､_｀'‐ ､,_ヾ゛＼ ｀ヽ/´＼ / / | ＼＿ ｀ ‐ ､_> ヽ_／〉 / | 〉､＿／ヽ７＼_i／__＼_li∠、 ｀'＞|iﾍ/'`Y´`|i //T/,-‐｀ﾆ _‐､>'"＼ ／／ヽ∧_ハ.ｲ｀ﾒ‐|./ﾊ'､＿＿ 〉ﾉ!丶､ ＼ ｶﾞｵｵｵｵｰ！ ,..､/.／ ,.<ゝｨ;;/ `゛‐ｲﾉ｣|ﾍ――‐ ｲ!ヽ ｀丶＼ ／ゝへヽ_.／ 〉YV'y‐|`vﾍ ＼ヽ-t‐'" ,|i ｀i | / ｀'ー‐'/r'v‐i'ヾ_,ﾄｲY'＼_ ￣７＼／ | / ﾄ‐''´ ヽ､_ ∠ｰf_ﾊ.,l､.ト|´＼ﾉ ソ! |ﾄ､ ＼l＼ !| / `''‐'゛ ￣||i｀ヽ ‐| /｀l／ |.| ヽ ＼＼V |l ／ ｀ヽ/ | | ヽ ヽ＼＼ ＿ 〉く ／ // ヽ ヽ ＼_＼｀ ‐ 、 |ヽ/ ,ｲ _// ＼ ＼_/ ＼＼ ＼ | | / | / ＼ ＼＿`ー ､_ ＼ ＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ V O 。 ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ＼ ／＼ ／ （○） （○） ＼ | ∪ （__人__） | お、鬼？ 閻魔大王…？ ＼ ｀⌒´ ／ , ─── ､ ゝ／ ＿＿＿_＿_＿_＼ / | / ─ ､ ─ ､ｌ / | / ｌ l 相手が人間どころか悪霊だろうが妖怪変化だろうがお構いなし！ | |─| （・|＜ | あの人にはてんで歯が立ちません！ Y⌒｀ ヽ＿ ノっ＿ ﾉ ヽ_ ､＿＿＿＿つ ｌ ＼ ＼－､-､_／ノ _ _ /｀ ー | ｌ |‐ ´ ｌ ｌ／／)､ /´ ＼／ `ー´ ＼ ｌ ) ヽ´ﾉ | ヽ |／＼／ __ ／ ├─┤ | ､ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ／/ _,.-'"::／:::::::::／､:::::=三::::::::三ミ::: /r'ﾞ /／r''"::::::::::::;／:::::ヾ;::::三ﾐ::::三ミﾐﾐ::: /::::::/:/::::::::,r'''''''":::::::::::::::::::::ヾ､:::::::ミﾐ:::::::::: /:::::::::/:::/:::::::_,,､-::::::::‐‐''"⌒ﾞ'''-ミ::::::::::::/:::: j::j:::::::::;ノ/:::::::::::::::::::::::::＿＿:::::::i::::::::::::::;::::::::::: l::iﾞi::::/::/::::::;r'''''''''''''''";;;;;;;::::;:;:｀ヾ;::::::::::/:::/::::::: |:l::V::/:::::::/;/;;;r----- ､_;;;;;;;;;;;ヾ::::::／:::/:::::::::: |::|::l::{:::::r'ﾞ:i;;;r', ' ﾞブ;シ::::／::::/;i::::::::::: j::::!::l;:i::::{::i:|;;r' ○ ,.-'";;/::::／::::／V!::::::::::: /::ﾉ:::ﾉ:}::::ﾚj;;;;!::... __,／;;／::／:::::／:::l､:i|:::::::::::: ｷﾞｬｰｽ！ l:/:::;ノ:;ノ//;;/,.-‐'";;;;;／:::::;'ﾞ:::::／::_r;>´ﾞi;|::::::::::: j::l:::/:/／/;;;;;;;;;_,,r''"::::::::::::::::／__:rﾞYﾞlヽﾄ､!i!:::::::::: ,/:::／::::/:{;;;;;r''"::::::::::::::::::::::／rﾆv‐Yiヾ!:Vｸﾐi;!:::::::: /:::::::::::::::`:::::::::::::::::::::_,,.-''" __r‐ﾞi､|ヽ,|ヽ,,/::::ミﾐ|::::::::: /:::::::::::::::::::::::::___,､-'ﾆ､__r:v'ﾞi､.|､Vﾄ､ヽ,.／::::::ﾄ､_)|:::::::: /::::::_,,､-'ニv=v‐v〈｀ﾄ､.|､l;ﾊ|ヽ!`' ﾄ|,ヽ,／::::::､ﾄヽj:/::::::::: /／´ﾞヽ,l, |;､ lヽ|ヽ|ヽﾄi`'`'｀' ､ﾄ､ﾄ､,／:::::::::ﾄ､l,`'ｸ:::/::::ﾉ ´ ヽ,! ヽ!ヽ!`' ､ﾄ!ヽﾞy'::::::,､ﾄ､ﾞ!`Y/:::::::／ ﾞi,`;／,､ ﾄ|ヽjﾞし'":::::／ ＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ V O 。 ＿＿＿_ ／ u ＼ ／ ＼ ／＼ ／ し （○） （○） ＼ | ∪ （__人__） J | あ、悪霊？ 妖怪変化？！ ＼ u ｀⌒´ ／ .,,ｰ''''''''''''''丶､ ∠＿＿＿＿、 ` 、 !〆＼, ノ ￢.ﾐ !． ._| ミ||０~ ）.! . } 憑き物落としの拝み屋、その名も中禅寺秋彦！ .-､ （ ＼__人.＿..ノ三''Yﾞ/ ） あの人に呪いの言葉を投げかけられれば | .lﾞ （ C＿_..イ~ﾞﾉ ソ 政治家だろうがヤクザだろうが座りションベンしますよ！ .|.,ゝ,...∩＼＼.L レﾟ__ ノ￣ .| --,,）/ .＞n--''" ,ﾄ-､､ .! ⌒'）,! /（ .ﾚ~＼ ／ （ ＼. ヽ`'".ヘｖ.ﾍ ﾞ ヽ ﾞz' ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ヽ.＼ ＼ ノ ﾉ ィ ー-|-― ＼ `'＜_￣ ｀ {. （ /-─:ｧ ＿Ｌ_， ,＞ ､_ ヽ､ ＼ヽ. ∠.__ |´ レ´￣） . / .／ ＼＼| ,ｲ ,.ィ ヽヽ ＜ ゝ-´｀ ´ |,ｲ , ,〃ゝ.ﾆ'_ｰ＜.丿.ﾄ、 l l ヽ｀ ー-|-― ヽ |,ｲ __ /{ |/l,ｲﾊV｢iヘヽ∧ﾍ.ト､ l l ﾄﾉ ＿Ｌ_， | l. ｆ´ _{{u〉 o ﾚ, Vrヘ＼ ソ〉、j ﾙ' |´ レ´￣） ヽヽ. ヽ.（ iひ‐'＾uく<::::) o ヽ.`くr' /ﾄ{｛ ゝ-´｀ ´ ヽ.＼ l |‐||. v (＾ソ ）‘ｰ'ひ‐ﾍ. Vｿ.ﾊ.ヽ. ー-|-― ─-;＞､ヽ.Lﾆ!Lrェｪﾐｭ' Ｊ,.ィＴﾞ｢ﾌ,ﾊ Ｖ ＼ヽ. ＿Ｌ_， ::／:::::::::::｀7⌒TｌTｴヽ`く_」⊥Lﾚ }Tヽ.＼ ヽ.＼ |´ レ´￣） :{::::::::::::::::ノ | ヽl_.Ll>､ヽ⊥」ﾉ .く. ゝ ＼ヽ ゝ-´｀ ´ :ヽ::::::::::::イ _,.>､ v -‐ヽ i- ijv ）＼. ヽ.＼ ー-|-― ｰ-ゝ､:_:::ﾚi く: :/ ｀ｰ ､_ u } l rく´{. トゝ ＼ヽ ＿Ｌ_， -─‐-..二ﾆ''.Y＼ _7rﾍ`く l:::`:-ゝ.._ |´ レ´￣） :::::::::::::j::/ : : l l:::::::;＞:': :ﾉ::| ＼＼|:::::::::::::::::￣ ゝ-´｀ ´ :::::::::::::ソ: : : :ヽ`'く : :／:::::::Vヽ!＼ヽ､:::::::::::::: ⌒） ´ ＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ V O 。 ＿＿＿__ ／ノ ヽ､_＼ ／（ ○）}lil{（○）＼ ／ （__人__） ＼ | ヽ |!!il|!|!l| / | …憑き物落とし？！ 呪いの言葉って？！ ＼ |ｪｪｪｪ| ／ ＿＿__ ：／ ＼： ：／ _ノ iiiii ＼. ＼ ／ （○） （○） ＼ ： | （__人__） |： な、なんだおなんだお？！ ＼ ｀ ⌒´ ／ いったいなんなんだお、その人は？！ / ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ ：| ＼| .i ｲ | |＼ ／ 人 .＼! | ＼___／ ＼__/： | / | / -──- 、 ／＿＿＿＿＿ ＼〟 ＿＿＿＿_ |/⌒ヽ ⌒ヽヽ | ヽ ／ － ､－､ ＼ | / | ヽ |─| ｌ 「どうです！ すんごいでしょう！」 / , -| ／・|・＼|- ､ヽ / ー ヘ ー ′ ´＾V / / U ` －●- ′ ヽi. ｌ ＼ ／ _丿 | / 二 | 二 | . ＼ ` ー ´ ／ . 「…もう。 のび太くんったら、おどかしすぎだよ」 | | ─ |__ ─ ! >ー── く ヽ ヽ __) /. . ／ |／＼／ ＼ ＼ ヽ _) / ｌ l | ｌ l━━６━━━━┥ ヽ、| . | .ノ | / ＼ | |ー───j _＿＿＿ ／ _ノ ヽ_＼ ／ ∩ｌ＾ｌ^ｌnnｌ^ｌ^|＼ ／ 。ヽ ∥ ﾉ ＼ やる夫は、オカルトはダメなんですお！ | ／ 人 ｌ | 勘弁してくださいおー！ ＼ ／ /|ii!i!|＼ ＼／ . | /. |;;;;;;| ＼ | ｀ｰ´ ＿＿＿＿＿ ／ - ､ － 、 ＼ /／|／・|・ ＼|- ､ ＼ / `-● － ′ ＼ ヽ j 二二 | 二二 ヽ i …すいません、そんなおかしな人じゃないんですよ。 （＿── | ── | | うちの探偵の知り合いで、上野の本屋の先生なんです。 | |￣￣￣￣￣￣ヽ ! _!_ _ヽ ヽ －､－､ ! ! （ ) （__ ）＼＼＿（＿＿＿/ / /￣/ ＼ ━━━６━━━━/ / ＿＿__ ：／ ＼： ：／ _ノ iiiii ＼. ＼ ／ （○） （○） ＼ ： | （__人__） |： ＼ ｀ ⌒´ ／ …ほ、本屋の先生ですかお？ / ⌒ /⌒Y⌒ヽ ヽ 怖くないですかお？？ ：| ＼| .i ｲ | |＼ ／ 人 .＼! | ＼___／ ＼__/： | / | / , --───- ､ ／ / ⌒ヽ./⌒ヽ＼ / ∪ , -{ / ﾊヽ } ､ ヽ / ／ ゝ _ ノ, ‐ヽ-' ＼ヽ / ‐┼──- ゝ ノ - ‐一!|‐ ええ大丈夫ですよ。 | l.､, -一 | ｰ─- ｌL_ とっても、常識的な人ですから。 | ／ ＼.／ | ｰ-.／ ! ､ ' l. ／＼＿ | ＿／ /＼ ヽ Ｘ ￣￣ ／ （…もっとも…） /､二二二二二二二二 く / ／ ( 〒)＼ ヽ ! / / } ! , ─── ､ ／ ＼ / ヽ ヽ ｌ’＼|─‐ U ､ ヽ l ノ ＼ ｌ （のび太くんがいま言ってたことは、ウソじゃないんだ…） ●´ ── ヽ | ﾉ ── ヽ l （それどころか…） . （ ── l / ` ー､── ､ | / ` ｰ,-､━━━━━━ヽ .ヽﾌ ｀ヽ |::::::::::::::::::::::::: ｌ. |:::::::::::::::::::::::::::. ::{ } {:::::::::::::::::::::::::::､ ::} } |:::::::::::::::::::::::::::ヽ､, .:} , |. . {::::::::::.i::::::::::::::::::::::ゝ､ :ノ、 / ! |:::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::‘ｰ-‐==＝ニ=:､__,,ノ ﾉ |:::::::i::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::ー､ `'''ﾞ´ / . |:::::ｌ::::::::::::::::::::::: ::::::::::i￣´ / . {::::i:::::::::::::::::::::: ' / }::i:::::::::::::::::::::: / !人:::::::::::::::::::. / /::::... ...::::::::::: ,/ . ／/:::::::::::::::＼:::::::: ,/ ／ /:::::::::::::::::::::::＼__::::.. .: ／ . ／ /:::::::::::::::::::::::::::::: `'ｰ-‐ーー----;:"´ . ／ ,/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::;;″ /'ヽ / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i' /'"´ ＼ （誇張でさえない、ありのままの真実なんだけれどね…） ＿＿＿_ ／ u ＼ ／ ／ ＼＼ ／ し （○） （○） ＼ か、カズドラさん？ | ∪ （__人__） J | 黙っちゃって、どうしたんですかお？ ＼ u ｀⌒´ ／ , --───- ､ ／ / ⌒ヽ./⌒ヽ＼ / ∪ , -{ / ﾊヽ } ､ ヽ / ／ ゝ _ ノ, ‐ヽ-' ＼ヽ / ‐┼──- ゝ ノ - ‐一!|‐ …あ、ああ… なんでもないです。 | l.､, -一 | ｰ─- ｌL_ きっと大丈夫ですよ… | ／ ＼.／ | ｰ-.／ ! ､ ' l. ／＼＿ | ＿／ /＼ ヽ Ｘ ￣￣ ／ /､二二二二二二二二 く （怒らせなければ、だけどね…） / ／ ( 〒)＼ ヽ ! / / } ! -──- 、 ／＿＿＿＿＿ ＼〟 ＿＿＿＿_ |/⌒ヽ ⌒ヽヽ | ヽ ／ － ､－､ ＼ | / | ヽ |─| ｌ / , -| ／・|・＼|- ､ヽ / ー ヘ ー ′ ´＾V 「そうです！ きっと大丈夫ですとも！」 / / U ` －●- ′ ヽi. ｌ ＼ ／ _丿 | / 二 | 二 | . ＼ ` ー ´ ／ . | | ─ |__ ─ ! >ー── く ヽ ヽ __) /. . ／ |／＼／ ＼ （…もう、のび太くんはお気楽だなぁ…） ＼ ヽ _) / ｌ l | ｌ l━━６━━━━┥ ヽ、| . | .ノ | / ＼ | |ー───j ＿＿＿_ ／ u ＼ ／ ／ ＼＼ ／ し （○） （○） ＼ だ、大丈夫って言われても… | ∪ （__人__） J | そんなオカルトな人に、いったい何をさせるつもりなんですかお？ ＼ u ｀⌒´ ／ , ── ､ ゝ／＿＿＿＿＿＼ ./ | / , ─ ､ ─ ､ｌ | | ｌ ．|． ｌ Y⌒￣ｌ | ｌ ヽ_ ` ー‐ ﾍー ´ｌ 何をって… 決まってるじゃないですか、そんなの。 ヽ､ ３ ﾉ わかりませんかぁ？ >─∩─､ ´ /l／/ ﾚヽ ヽ ｌ ｌ ヽ _ ノヽ | | | ＼__ ﾉ ＿＿＿_ ／ ノ ヽ＼ ／ （○）}liil{（○） ／ （__人__） ヽ | |!!il|l| | そ、そんなのって言われてもわかりませんお！！ ＼ lｪｪｪl ／ 呪いでもかけさせるつもりですかお？！ / ヽ しヽ ﾄ､ﾉ | __ | !___ノ´ ヽ__丿 , -──- ､ ゝ／ ＿＿＿＿＿_＼ / | ／ － ､ － ヽ! | | / | |. . ヽ |─| ‘|‘ | /⌒｀ ` ー ﾍ ー l だから、そうじゃないですってば。 ( ＼ ヽ_ ／⌒ｰ──つ 法に訴えることも、脅すこともできなくっても… (ヽ ヽ/ ） ＼ ヽ ＿＿／／ ( )' ﾉ /` ──く ` ｰ､ ` ┬´ ＼／ ＼/ヽ ＼.＿|_ノ |_| | | | ﾌﾞｽ… ∫ ;′ ∫ ,;′ ﾌﾞｽ…',. -――-ﾞ､ ;' ｼﾞｼﾞｼﾞ… ; / へ ｀>､'; ∫ _;'___{. ,>-／､／=;´イヽ;'＿ /三三j='rｰ､＼_>､)_℡, >;;〉三'`、ｼﾞｼﾞ… 「『謝罪』させることは、できるかもしれないでしょう？」 /三三└'ﾞｰ:;‐;;‐;;'`ｰ;;ヾ'｀"´三'三;`、 囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮 囮災炎災炎炙災炒炎災灸災炭囮 ◎┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴◎ .. ＿＿＿_ ／ ― -＼ . . ／U （●） （●） ／ （__人__） ＼ | ｀ ⌒´ | …しゃ、謝罪、ですかお？？？ . ＼ ／ . ノ ＼ ／´ ヽ , ── ､ ゝ／＿＿＿＿__ヽ | | / －､ －､| |__|─| ・|・ | （ ` － o－ | …ええそうです。 連中が心から罪を悔いて謝ってくれれば、 ＼ __＿っ ﾉ 姪御さんの気持ちも、少しは慰められるんじゃないでしょうかね？ /ヽ､__─､- ´ /＾＼／＼/ヽ | | | | もちろんそれだけで、心の傷がふさがることはないでしょうけど。 ／￣￣￣＼ ／ ＼ / ー ─ ヽ | （●） （●） | …うーん… ＼ ∩（__人/777／ ／ （丶＿//// ＼ , ─── ､ ゝ／_＿_＿_＿_＿_＼ / | / / ⌒ ヽ ⌒ヽｌ l |─| ‘|‘ | Y⌒ ` ー oー ヽ …まとめると、僕がやることはまず櫻井の消息を突き止めること。 ヽ_ ＿＿＿ ﾉ そして、暴行犯たちを特定することになります。 ＼ ＼ __ ／ ／ ,-｀ ｰ── ＜ ／ __ｌ／ｌ ,-､-く ヽ / /／￣ ヽﾉﾉノ | , ┴‐ ､ヽ ＿＿ ／ | ＿＿__ ／ ＼ . ／ ＼ . ／ ― ー ＼ | （●） （●） | …はい… . ＼ （__人__） ／ . ノ ｀ ⌒´ ＼ ／´ ヽ , ─── ､ ゝ／_＿_＿_＿_＿_＼ / | / / ⌒ ヽ ⌒ヽｌ l |─| ‘|‘ | Y⌒ ` ー oー ヽ その後の事は、犯人を特定できてからまたあらためて考えましょう。 ヽ_ ＿＿＿ ﾉ さきほどの中禅寺さんに頼むにしろ、他の手段を考えるにしろ… ＼ ＼ __ ／ ／ ,-｀ ｰ── ＜ ／ __ｌ／ｌ ,-､-く ヽ / /／￣ ヽﾉﾉノ | そんなもんで、どうでしょうかね？ , ┴‐ ､ヽ ＿＿ ／ | ＿＿__ ／ ＼ . ／ ＼ . ／ ― ー ＼ | （●） （●） | （……やる夫は……） . ＼ （__人__） ／ . ノ ｀ ⌒´ ＼ ／´ ヽ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ＿ ゝ─‐'-ﾞ ､ / _ - ─ ´: : : : : : : : : : : : ｀:<_ ＼ ＿－ニ ／ : : : :/ ,､: : : : : : : : : : :.＼､=､ ／ /: : : : :/: /|.!: ﾄ. : :､: : . : ヽ＼ ／: : /: /: :/: , ｲ / l .l: :!ヽ__:ヽ: : :ヽi:､: :.!:＼ /: ／7.:.,' .:,' イ !/ l ヾ、 ヽヽ',:l : : : lｰ {､: : >ｧｯ.､_ / ´ / .:.l .:.l :/ !' l ヽ:ﾍ!: : : :l /ﾉ `ﾄ Y,<, ヽ l.:.:.:l .:.:!:l ヽ:|: : : :|' .} ﾍ !｀ / | |:.:.:,l:.:.ﾊ′ _ !: : /l:.ﾉ ヽ l l: :ハ:lYi z=≡ ミ=z.､ |: :ｲ!l:ﾉ ,┤ } ∨ ﾍ Y xx ' xx |:/ﾉ!′ / ヽ、 | 丶 ｰ' , <|'-､ l ＼ |ヽ r-7ー┬-‐T７´／ ＼ l ＼ヽ / (´ i´ /´／ _ ﾍ j / / ＼ ! ./／ _ - ´ ┴､/ / ト- ＿ ｀Y _ - ´ ／¨! / （…早苗の気持ちが、それで済むんなら…） ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ＼ ／ ─ ─ .＼ | .（●） （●） | 益田さん、カズドラさん。 ＼ （__人__） ,／ …どうかそれで、よろしくお願いしますお。 ノ ｀ ⌒´ ＼ ／´ ヽ ／ ＿＿＿＿ヽ | | /, －､, -､ｌ | _| -| ･|< || , ―-､ (6 ＿ｰ っ-´､} | -⊂) ＼ ヽ_ ￣￣ﾉﾉ はいっ！ お願いされましょう！ |￣￣|／ （_ ∧￣ / ､ ＼ ヽ ｀ ,.| ￣ | | ｀－ ´ | | ＿| .| （t ） . ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ＼ ／∪ ─ ─ ＼ …ありがとうございますお。 お任せしますお。 | .（ー） （ー） | （正直、まだ若干不安だけどお…） ＼ （__人__） ,／ ノ ｀ ⌒´ ＼ ／´ ヽ ＿＿＿＿ ／ ＿＿＿＿ヽ | | /, －､, -､ｌ | _| -| ･|< || , ―-､ (6 ＿ｰ っ-´､} お任せしてください！正面からじゃだめなら横からでも下からでも、 | -⊂) ＼ ヽ_ ￣￣ﾉﾉ とにかくやれることは全部やってみましょうよ！ |￣￣|／ （_ ∧￣ / ､ ＼ ヽ ｀ ,.| ￣ | | ｀－ ´ | | ＿| .| （t ） ＿＿__ ／ ＼ . ／ ＼ . ／ ― ー ＼ …それは、そのとおりですお… | （●） （●） | お手数おかけしますお。 . ＼ （__人__） ／ . ノ ｀ ⌒´ ＼ ／´ ヽ ＿＿＿＿＿ ／´ ｀＼ ゝ/ _＿＿＿＿＿＿＿_ヽ / | ヘ､ ノ⌒ | | | ／ ￣｀ヽ / ￣｀ヽｌ l | ｌ ｌｊ | lｊ l ヽ |＿| | | 手数だなんてとんでもない！ 許せないじゃないですか！ /⌒` ヽ ｌ ﾉ､ あんなやつらが、のうのうと大手を振って歩いてるだなんて！ | ) ｀ ー─ ´ っー ´ ｌ ヽ__ ／⌒＼＿＿＿_つ ﾉ ＼ （ _＿＿＿＿_ ノ ／ >ー───､─ ´ / ＼ ／ ＼/ ＼ ｌ l |／＼ ├─┤ |､ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─＼ ／ （●） （●） ＼ | （__人__） | …益田さん？ ＼ ｀ ⌒´ ,／ ノ ー‐ ＼ ／、 ＼ /．ﾉ─ ､ ヽ ●- ´ ＼ ヽ __| 二二 i i （__ ── | ! …んっ？ のび太くん…？？？ ( _ ! / ＼ / / _ ６━━━━━━、 （ ）`| ＼ ヽ , ─── ､ ゝ／＿＿＿＿＿_＼ /U | ／/ ⌒ヽ ⌒ヽｌ | |─ | ・|＜ | Y ⌒ ` ー oーヽ､ あ、すんません。赤の他人が言うのもなんですけど… ヽ_ ＿ |│ 僕だって、あいつらを許せないですよ… ヽ ´ ｀／ ＼ >ｰ── く ｀＼ ヽ ／ ＼ ／＼ｌ ￣|￣ ﾉ / | ├‐┴－´ .. ＿＿＿_ ／ ― -＼ . . ／ （●） （●） ／ （__人__） ＼ 赤の他人だなんて、とんでもないですお。 | ｀ ⌒´ | …わかってくれて、ありがとうございますお。 . ＼ ／ . ノ ＼ ／´ ヽ , -────- ､ . ／ ／⌒ヽ⌒ヽヽ / , -| ／ （|）＼ | ＼ / ／U ヽ､ .l､__ ノ＼ヽ . / / ￣ ● ヽl …うん、許せない。 許せないね… ｉ / ￣￣ | ── | （けど、なんでだろう… いやな予感がする…） |. l ￣￣ | ── ! |. ! ￣￣ | ⌒ヽ |. | ＿_|＿＿＿ノ ヽ | ／￣￣ ／ >━━━━━━,-､━━く ／ ／ '､フ ヽ ヽ | ＼ ／ ＿＿＿＿_ ／ ヽ∟ ／＾ ＼ ＿ /＿＿＿＿＿＿__ ヽ （_／ ヽ |ノ─ ､／─ ､ヽ | ヽ （_＼／ .| ,| ＼ |・ | | j ヽ `－ﾉ . || 二 | |￣ ⌒ヽ′ / / わかりますとも！ 許せるもんですか！ ／ /ー C ` ─ ´. ﾉ / / 思い知らせてやれるまで断固戦いましょう！ ! ⊂──´⌒ヽ ﾉ／（ / ﾉﾉ ＼ ＼_(⌒⌒＿） ／! ヽ､／ ` ,┬─_－ ´/ ヽ ／ / |／ ＼／ く （（ /＼ ＼ ヽ /, ─ ､/ ＼ /＼ . ( l l j ＼ ＿＿_ ／ ヽ ＿＿＿_ ／u ＼ ／ ＼, ､／ ＼ ／ （ ●） （● ） ＼ …そのとおりですお！ | '" （__人__）"' u | やる夫も、あきらめずに断固戦いますお！！ ＼ ` ⌒ ´ ／ ／ゝ "` ィ ｀ヽ. ＼＼ /＿＿＿＿＿_＿＿_ ヽ ｌ/⌒＼ｌ ｌ／ ⌒ヽ | | | V |＿| ﾉ | ≫|≪ | l/⌒ヽ （⌒ヽ#ー∧ ー＃♯ | そうですとも！ あんな… あんなっ！！ ＼ ＿＿＿＿＿ ／⌒ヽ _ノ ヽ | | | | l | /⌒ヽ⌒ヽ ﾉ ﾉ ⊂二二二二二´／ ,ー──´ﾉ､ /| ／ ＼／ ヽ , ─ 、 （_l_l_l_ ｊ ヽ ⊂ノ , ──- ､ | |／ ＿＿＿＿__ヽ ／＾)､ | | | ノ ⌒ヽ⌒ヽ| /⊃ヽ_） | | |─| ＞|＜ |／ _ノ あんな う ら や ま し い こ と をするなんてー！！ |＿_|⌒ `ー o ー| ／ | |､ /⌒ｰ──つ／ | |ヘ ヽ､(二)ノ<／ | ＼／＼／／ / / ﾉ Ｌ＿＿＿_ ⌒ ＼ ／ ＼ ／ （○） （○）＼ ／ （__人__） ＼ | |::::::| | そのとーりですっ…！！ ＼ l;;;;;;l ／l!| ! ／ `ｰ' ＼ |i ／ ヽ !l ヽi （ 丶- 、 しＥ |そ ドンッ！！ `ー､＿ﾉ ∑ l､Ｅ ﾉ < ﾚY^Ｖ^ヽ ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ＼ ／ （○） （○） ＼ ／ ∪ （__人__） ＼ | |::::::| | …お？？？ ＼ l;;;;;;l ／ ／ `ｰ' ＼ ／ ヽ （ 丶- 、 しＥ | `ー､＿ﾉ l､Ｅ ﾉ ＿＿＿ ゝ／＿＿＿＿_＼ / | / －､ －､l (＼ |___|─| (・|・) | > ⊂) （ ` － o－ヽ そーでしょ？ うらやましいじゃないですかぁ！ （_ ／＼ヽ /⌒──┘ﾉ １８歳ですよ！ 未成年ですよ？ メイドですよ？！ ＼ ＼ヽ`＿─_´／ ／) ＼ ノ＼／＼/￣￣|| |三! ）） （（ | l──┴─－´ | | ＼＼ /＿＿＿＿＿_＿＿_ ヽ ｌ/⌒＼ｌ ｌ／ ⌒ヽ | | | V |＿| ﾉ | ≫|≪ | l/⌒ヽ それを夜中の納屋に連れこんでズブリだなんて！！ （⌒ヽ#ー∧ ー＃♯ | しかもとっかえひっかえズッコンバッコン！ ＼ ＿＿＿＿＿ ／⌒ヽ _ノ いったいなんてエロ小説ですか、それって！！ ヽ | | | | l | /⌒ヽ⌒ヽ ﾉ ﾉ ⊂二二二二二´／ ,ー──´ﾉ､ /| ／ ＼／ ヽ ＿＿＿＿＿ ／－､ －､ ＼ / | ・ | ・ | ､ ＼ / ／ `-●－′ ＼ ヽ ＿＿＿_ |/ ── | ── ヽ | ／ ＼ |. ── | ── | | ／⌒ ⌒ ＼ | ──（__ ── | l. ／（ ・ ） （ ・ ） ＼ ヽ _ｌ / / | （__ | ＼ ｰ / / ＼ _ｌ ／ l━━（ｔ）━━━━┥ ／ ｰ ＼ | ＼ ／ ＿＿＿＿_ ／ ヽ∟ ／＾ ＼ ＿ /＿＿＿＿＿＿__ ヽ （_／ ヽ |ノ─ ､／─ ､ヽ | ヽ （_＼／ .| ,| ＼ |・ | | j ヽ `－ﾉ しかも、訴えても手が出せない？！ 名家のおぼっちゃんだから？！ . || 二 | |￣ ⌒ヽ′ / / まるっきりヤリ得じゃないですか！！ ／ /ー C ` ─ ＼) _ﾉ / / ! ⊂──´⌒ヽ ﾉ／（ / ﾉﾉ そんなの認められませんよ！ ずるすぎますよ！ ＼ ＼_(⌒⌒＿） ／! ヽ､／ ぼくだって、そんな状況だったら大喜びでタネまきしますよ！！ ` ,┬─_－ ´/ ヽ ／ / |／ ＼／ く （（ /＼ ＼ ヽ /, ─ ､/ ＼ /＼ . ( l l j ＼ ＿＿_ ／ ヽ ゝ ───- ､ ／ ＿＿＿＿＿ヽ / | ノ ─ ､－ ､| ! __|─| //|ヾ | そんなパラダイスを… この世の桃源郷、漢のロマンを… （ U － o-U l 実現してるやつがいるなんて、許せないですよぉ…！！ | /⌒ヽ__U＿__）／) ヽ､ヽ ＿＿_ /ノ（⊃ ） ／＾＼／＼ﾉ＼／￣／ ＿＿＿＿_＿_ .. ／ ＼ . / ,,,,,,, ﾉ ヽ,,,,, ＼ / '''""" """' ＼ ヽ ＿＿＿_ |/ -=・= ‐=・=- ヽ | ／ ＼ |. "''''" | "''''" | .| ／─ ─ ＼ | ﾉ | l ／ -=・= ‐=・=- ＼ ヽ ^-^ / / | （__人__） | ＼ -==＝=- / / ＼ ｀ ⌒´ _／ l━━（ｔ）━━━━┥ ノ ＼ ( な の い `ヽ _> く . ぞ き / （ し み る (. `; .た を ) / ° rー' `------ーt, | ゜ 。 __.._ . 。 ＼ /`ー─' なんでこんな差別が生じるんだ！ 庶民にはメイドを輪姦する権利もないのか？！ .{川cj ~ 格差社会の弊害だ！ 陰謀だ！ 絶望した！！ :=- i T´ . ° /´~⌒ヽ. ゜ -=: =- ﾚ'r.;_r-'´`ーvwn,、 ｒ'~`r---'~ )、 (!||||||||!) -=: `-└─￢´r~ニゝ'^y'.つ `ー└-.._`; , ─────‐ ､ / l | | ( ( | | __/⌒ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿l＿__ | └ヽ＿ﾉ-, ────- ､-/⌒ヽ┬─' |ﾆ （（ | ／/⌒ ⌒ヽ ヽ＿ノ│ | / | ．|． |─ ､ | | l | /／ ｰ● ー ´ ヽ| | | | l 二 | 二 | | ヽ＿＿＿＿＿＿ ﾉ ）） | ─ | ─/⌒ヽ | | ヽ | | | | | | ヽ￣￣￣￣￣￣￣ | | | >━━,-､━━━━ | | / ヽﾌ ＼ | ＼＼ | | | / ／ . ＼＼＼ .| | | / ／ ＼＼ | | /'! ／ ＼＼.. | | ./ ! ／／ ＼ |＼ | //| |＿＿＿ ＼ | ＼ | .// .l＿ ／ ＿＿＿＿| |＼＼／＼// ／ ／ ＼ ＿＿__| ＼／＼/ ／ ／ ＿＿＿＿＿＿＿ ＼ ＼ ／ ￣￣ ＿＿ ／ ＼ ＼ __lV ､＿ ￣￣￣￣￣― "" ／ ――― / / , > へ´ ｀ ､￣￣ ／ ―― / /／/ Y l＼ ＼ く ―――――― / ／./ ! ＼ |￣ ＼ / ／ // ／! .! l＼ ＼l !￣￣￣￣￣￣ /／ ..// ／ ...! l l ＼ | ＼ / //／／ | .l l ｌ ＼ | ＼ / / / ／ ｌ ∥ｌ ＼ | ＼＼ ./ / /／ l .i ｀ ＼＼ _ ＿＿＿_ ,,-´ ＿ _` ヽ、 ／ ／ ／|＼＼ ＼ ＼ . / ,,,－|／ /|ヽ ` |- ､ ヽ. . ＼ / ／ ヽ ＿ | ＿./ ＼ヽ ごめんなさいほんとごめんなさい .ﾄ ＼ | / ● || あのひとはああいう病気なんです ヽ､i / .∠ ＼ | | ／ | ヽ | なにとぞどうか勘弁してやってください / y'_／ ＼ | | / ／ | ＼ | .ゝ-+-::i⌒ヽ ＼＿ | | / ／ | ＼ / .__／::| l | | / ＼ | / | ＼ / / /:| | i | . / ＼ヽ ／￣＼＿|__／ヽ ／ i ::| | ) . | | ヽ━━━━━┯イ ´ /i ::し// . | | i＼ ＼ （T） ﾉ ﾉ ::| (（ . | | | _＼ ＼ ＿ ／ ／ | | ＼ ＼（ ）／| ＿＿＿_ ／ ＼ ／ ─ ─ ＼ ／ -=・=- -=・=- ＼ …ほんとうに、ほんっとうに… | （__人__） U | 大丈夫なのかお…？？？ ＼ ｀ ⌒´ ／ -──- 、 ／＿＿＿＿＿ ＼〟ｹﾛｯ ＿＿＿＿_ |/⌒ヽ ⌒ヽヽ | ヽ ／ － ､－､ ＼ | / | ヽ |─| ｌ / , -| ／・|・＼|- ､ヽ / ー ヘ ー ′ ´＾V 「大丈夫ですとも！これくらい、いつものことです！」 / / U ` －●- ′ ヽi. ｌ ＼ ／ _丿 | / 二 | 二 | . ＼ ` ー ´ ／ . | | ─ |__ ─ ! >ー── く 「…いや、きみのことじゃないと思うよ」 ヽ ヽ __) /. . ／ |／＼／ ＼ ＼ ヽ _) / ｌ l | ｌ l━━６━━━━┥ ヽ、| . | .ノ | / ＼ | |ー───j ／|| ／ ::::|| ／:::::::::::||＿＿＿＿ |:::::::::::::::|| || |:::::::::::::::|| || |:::::::::::::::|| || |:::::::::::::::||￣￣＼ || |:::::::::::::::|| ノ ヽ_＼ …それではどうか、よろしくお願いしますお。 |:::::::::::::::||●) (●) ＼ ご連絡お待ちしていますお… |:::::::::::::::|| (_人_) | |:::::::::::::::||_＿＿ ／ |::::::::::::::(___＿＿ノ´|| |::::::::::::::(_ノ ／ . . . || |:::::::::::::::||／ || |:::::::::::::::|| || ＼:::::::::::||￣￣￣￣ ＼ ::::|| ＼|| -──- 、 ＿＿＿＿＿ ／＿＿＿＿＿ ＼〟 ／/⌒ヽ ⌒ヽ ｀＼ |/⌒ヽ ⌒ヽヽ | ヽ / | ＾ |＾ |- 、 ヽ | / | ヽ |─| ｌ /／ `ー ●ー′ ＼ ヽ 「はい、数日中にはご連絡差し上げます！」 / ー ヘ ー ′ ´＾V / ─ | ─ ヽ ｉ ｌ ＼ ／ _丿 i 二 | 二 | | . ＼ ` ー ´ ／ .l ＼ | ／ ｌ ! 「どうぞお待ちになっててください、それでは！」 >ー── く ヽ ＼ | ／ / / ／ |／＼／ ＼ ヽ ￣￣￣ / / ｌ l | ｌ >━━６━━━━━く ヽ、| | ノ / く ／ ヽ |ー───j l （⌒（⌒） ／ ＜…ﾊﾞﾀﾝ ＿＿＿＿_ , ──- ､ ／ － ､－､ ＼ ／＿＿__ ヽ〟 / , -| ／・|・＼|- ､ヽ | ⌒＼ | ヽ / / ` －●- ′ ヽi. |・ |.─|_ | 「…いっちゃったね。 ああ、どうしよう…」 | / 二 | 二 |. ｄ ､__ノ ヽ ! | | ─ |__ ─ ! (__ _ﾉ / 「なんだいカズドラさん、いまごろになって」 ヽ ヽ __) / (__ ヽ／ ＼ ヽ _) / ` ,-──l､ l━━６━━━━┥ /|/＼／ ＼ | / ＼ | | | | ＿＿＿＿＿_ ／ / ⌒ヽ ⌒ヽヽ / , ┤ ／･|・＼ |､ ＼ / ／ ` ー ● ｰ ′＼ヽ l / ── | ── ヽ …だって心配じゃないか。見つかるかどうかもわからないし。 | / ── | ── | うまく見つかっても、そのあとどうなるかもわからないし… l | ── | ー─ ｌ l | | / ヽ ヽ ／￣￣￣＼ / >━━━━━Ｏ━━━く / ／ ヽ ヽ ,,───- ､, ／＿＿＿_＿__ ヽ､ |/─､ ─､＼ | | | >|・) |─ | ./ うーん… たしかにそうですけど。 |､＿ i､ ＿ ! '⌒i でも、もう引き受けちゃったんですから。 やるだけやってみますよ！ | ＾ _' ＼└──- ﾉ `┬－－イ__ / |￣∧￣ // ヽ | | ￣ ￣ | | ＿＿＿＿_ ／ － ､－､ ＼ / , -| ／・|・＼|- ､ヽ / / U ` －●- ′ ヽi. | / 二 | 二 | まったく、君はどこまでもお気楽だなぁ… | | ─ |__ ─ ! 本屋の先生にだって、まだ話もしてないんだよ？ ヽ ヽ __) / ＼ ヽ _) / l━━６━━━━┥ | / ＼ | , ─── ､ ゝ／＿＿＿＿＿_＼ / | ／/ ⌒ヽ ⌒ヽｌ | |─ | ・|＜ | Y ⌒ ` ー oーヽ､ ヽ_ ┌───┘ｌ | うん、それも心配ですけど。 ヽ ＼ /／ ＼ いざってときは怒られちゃえばいいんですしね！ >ｰ── く ｀＼ ヽ ／ ＼ ／＼ｌ ￣|￣ ﾉ / | ├‐┴－´ , -────- ､ . ／ ／⌒ヽ⌒ヽヽ / , -| ／ （|）＼ | ＼ / ／U ヽ､ .l､__ ノ＼ヽ . / / ￣ ● ヽl …んもう。それよりもなによりもさ… ｉ / ￣￣ | ── | うちのぼっちゃんにバレたら、どうなることか… |. l ￣￣ | ── ! |. ! ￣￣ | ⌒ヽ |. | ＿_|＿＿＿ノ ヽ | ／￣￣ ／ >━━━━━━,-､━━く ／ ／ '､フ ヽ ヽ , ──── ､ ゝ／ ＿＿＿＿＿__ヽ i | / /⌒ ヽ/⌒ヽ | ＿| ＿| ・|・ |__ …なんだカズドラさん、そんなこと心配してたんですかぁ？ , ─i ､ ヽ ＿_ o__ ﾉ ヽ そっちはきっと大丈夫ですよ。 ! `-､ | ! ＼ ヽ､ ──┘ ノ ／ ＼ ＼二二へ二ヽ／ ＼ | | | | ＿＿＿＿ . ／ /⌒ヽ⌒ヽ ､ / , -|／ ・|＜ |､＼ / ／ ｀ー ●ｰ ′ ヽ ｌ / 三. | 三 | んもう、またお気楽に都合のいいことばっかり言って！ | l ／⌒＼＿|＿／＾l ｌ だれがぼっちゃんをなだめると思ってるんだい！！ l | l , ─ ､－ ､ ｌ / ヽ ｌ ヽ ＿＿＿）__ ／ / 〉━━━O━━━´⌒ヽ / ／ ヽ ｌ l , ─── ､ ／＿＿＿＿＿ ヽ〟 ｌﾉ⌒ヽ ⌒ヽ＼| ヽ | ミ|・ |─| l / ーc ー ′ '⌒Y いや、これだけは、ちゃーんと根拠があるんですよ！ . l⊂._＿_ ／⌒ヽ _ノ だって、うちの探偵は… ヽ. ヽ､ _＿__ ノ ／ ｀ ー── イ､ /|／＼／ ヽ / | ｌ | / | | | , ,.._＿,..-､__,,..,,＿ |`:､ ゝ:: ::: ::..`:､＿,,.へ`ヽ. };; ヽ ,..,_/.:.にニ=-─ー;:-'`Y' `:､__,/~~） l;;;, `:､ y`ー--'`ー-=-'~:::.ヽ.::::;／`' /`' __,., ヽ.;;,, `';;;, `ー'"`-'" ,,,,..... ＞'`-'─'''~ ﾄ `;;;;,, ;;;;;;,, ;;;;;;;r-,,..--'"~,,;;;,,, /.::: ∫ _,,.. l;;;;,__ ;;;;;;,, ;;;;;;/ ''''';;/.:::: l r',／ ∧(,..-ニヽ.''';;;;,, ;;;;/ ;;;;|:::::: /// ヽヽ.`:、 ゝヘ'';;;;, ;;;;/ ;;;;;|:::: ,／／ 「ご存知、『薔薇十字探偵』じゃないですか！」 ＼,..ﾍ `ゝ ヽ;;: ;;/ '';;l-'",／ ＼ゝ ﾍ__ } ;く ,;;;;;, /''／ 「…はあ？」 `ヽゝ＜ ﾚ ヽ ,,;;;;;;;／'〆 `ゝ_ `ヽ`ー-`,.,＿__,,-''＿,ゝ `ー-,,.._../ `y. ..:::`ー--..,,＿ ﾍ.: / `ー‐-‐''~￣~￣ /.: / /.: / 「正真正銘、とびっきりの『いい男』なんですから！ きっと、わかってくれますよ！！」 ／^ｰ--‐'´⌒ヽ、 _/ l｀ｰ-'ヽ_______ _,.-'‐‐‐‐‐-‐-- ､......::j 'ｰ､ ｀ｰ ､ ,.'´ ....... ヽ、:::: ヽ ヽ､ _,.-‐､/:. .:::::::::::／⌒ヽ、＼:._ ゝ. { r'‐､_r-' {:::::......_,.-‐‐‐-､く .::} l !:::.. l:. ﾉ __j' .....:.::::_Lr'｀´..:.:..... ＼ｰ‐､i' r' l/｀ｰ-､_ l'´⌒ヽ、 .く ／｀⌒フ´/ .:/::::::r‐､_r､_:::::::.､ ヽ、! { / rゝ /::. _,- > _/ ｀ヽ,r' .:.:::::i' i' :/ﾆ7二ニヽ､⌒)､! y' ,ﾉ i':. ...:'^⌒)':::::; '´ (_ { j .:.::r' .:} :y' {-ｧ^ｰゝr'ｰﾍヽ| / ,ｲ ,!:::::::.:.. O ）::'´ r' ｀} (、 ::{ rﾍ ﾚ'ヽi'｀ｰくﾚ' .:::}_/／::l/:l:::::;:..。゜ i':::.. __ ﾉ ヽ .:ゝ､__ .::ヽﾄ､ヽ! ヽ､/( .::／／ /l::l:／ _r‐‐'´￣r' _r' ト- .:.::{´ ヽ‐-l ヽヽ、___l/_ノ__.::／ｰ' ..::/'::/ ／:::::. l‐' ヽ、 r' .:::ヽ ＼ヽ‐く｀ｰ-､__￣｀ｰ--‐‐‐フ ' ｀}::::. j /ヽｰ-! .:::ヽ、 ｀ヽ､ ＼ ｀￣｀ｰ--‐'7 ノ:::: O ,ノ ○ ゜ 。 ／ r'^へ、 ヽ:::ヽ、 ｀ヽﾆヽ、 __,ノ _／::::. ゜ r' く_ :::::l :::.｀ヽ、｀ｰ-ﾆ=ｰ--､二ゝ-く´_<______／::::: -‐‐r'‐-､ }｀ｰ-::j ｀￣´:::::::::｀ｰ--､_,.-‐'" ::::::: ノ i 。 く ＼ :::､_______________r' ______r':: i' ○ ヽ、 ｀) .::ヽ、 _r':::::::::::::::::::. ﾉ ゜ j .::::ヽ、 ::::::::::｀ｰ---‐' /:::::: ｰ-r' ゜ { ::::::::｀r--、__,. ／ ノ ｀ヽ､___ ヽ、 く_____r､_______r'´ ｀ｰ‐ヾ、 __,. -‐'´ o ｀ｰ-‐--‐‐'´ 「…んもう。 怒られたって、ぼくは知らないからね？」 「やる夫がオカマのかたき討ちに巻きこまれるようです」 第1章 「やる夫 薔薇十字探偵社へ行く」 おわり これにて第1章は終了です。ご観覧ありがとうございました。 第2章「やる夫 薔薇十字探偵に会う」 に続きます。 投下は来週を予定しています。 どうかぬるくお付き合いください。 . もしかして榎さんはあの人なのか！？ｗｗ 乙どもです～ 榎さんバレバレですね＾＾； ただ、彼の配役は正直迷ったんですが… 誰と迷った何を迷ったのか、いずれ幕間ででも書ければいいなあ。 おつどもっす～ ど～んな奇天烈ぶりを見せてくれるのか期待してますよ！！ マァ、イイ男だからしょうがないな、ウンｗｗｗ 乙どもっす～ だいぶ斜め上に奇想天外になってますが… どうか広い心で見てやってください＾＾； >>164 乙どもっす～ 『薔薇』十字探偵ですから＾＾ 原作知らないけど楽しめました 榎さんあの人なのかｗｗｗ でも映画のキャスティングてきに考えてあってるかもしれんねｗｗ 次回楽しみにしています！ 乙どもっす～ >>167 ありがとうございます！ 是非原作も読んで、めくるめく小説体験を…w >>168 バレた＾＾； 苗字が一緒のあの人ですw 【 幕 間 】 . ～マスカマダ・カマスカスの前髪～ . ＿＿＿ / ＿＿＿_ヽ |/ ''' ヽ l ||-（ ）-（ ） 明るく楽しい一人鍋のあり方を模索中です。 | ‘‘ l >>1太郎です。いかがお過ごしですか。 | ＿＿＿ヽ ／ ＼ LLl ＼ ヽ ／ ＿＿＿＿＿ ～へ | |ヽ > | っ ＿（ｿ）ーｉｉ入 | (X./｀ u ノニニヽ 今回は、また言い訳を投下させてもらいます。 <y＿ ／´ ￣￣｀l 作中の配役についてつらつらと… ″~ ､ゝ/ ∠ | 7 / ） ﾉ /⌒ | ＿＿＿＿＿ ～へ | |ヽ > | っ （ｿ）ーｉｉ入 | /｀ u ノニニヽ 京極作品、ならびにそのキャラクターは自分も思い入れが強いのでよくわかるんですが… <y＿ ／´ ￣￣｀l 「こんなの○○じゃない！！」って思いを、きっと誰かにさせているように思えてなりません。 ~ ､ゝ/ ∠ | 7 / ） ﾉ /⌒ | ＿＿_ (X.)-Ｙ)' なので、先回りして弁解しておこうという魂胆です。 Ｌ. /7ヽ 卑屈なやつと笑って見てやってください。 ″ｙ'/ 今回は↓この人についての言い訳を。 , ──── ､ ゝ／ ＿＿＿＿＿__ヽ i | / /⌒ ヽ/⌒ヽ | ＿| ＿| ・|・ |__ , ─i ､ ヽ ＿_ o__ ﾉ ヽ ! `-､ | ! ＼ ヽ､ ──┘ ノ ／ ＼ ＼二二へ二ヽ／ ＼ | | | | 最初に言ってしまうと、当初は別のキャラクターをあてる予定でした。 ＿＿＿ / ＿＿＿_ヽ |/ ''' ヽ l ||-（ ）-（ ） 誰を当てるつもりだったのかというと… | ‘‘ l 益田氏の外見的特長を並べれば、予測はつくと思われます。 | ＿＿＿ヽ ／ ＼ LLl ＼ ヽ ／ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ○吊り気味の眼 ...┃ ┃. .....┃ ┃ ○眉も細く唇も薄く鼻も顎も尖っている . .┃ ┃ ......┃ ┃ ○前髪を伸ばしている ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ＿＿＿ / ＿＿＿_ヽ |/ ''' ヽ l ||-（ ）-（ ） これと実際の配役をつきあわせて考えれば… | ‘‘ l …もう、お分かりですよね？ | ＿＿＿ヽ ／ ＼ LLl ＼ ヽ ／ . ､＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ､＞ .| ＞＿＿＿＿＿＿＿＿ .| ￣ .|./＿ ＿＼ | | | / ヽ／ ヽ | | . | | ・ | ・ | V⌒ｉ ＿ |.＼ 人＿_ノ 6 | ＼￣ ○ / . ＼ 厂 ／ ＿＿＿＿_／ ￣￣, -/へ／＼/｀- ､ ／./ ./o i. ＼ …そう、この人でした。 . 特にこのあたりが、イメージにピッタリでしたね。 ↓ ↓ ↓ ↓ ＼ ／:＼ ／ヽ ／| !,:::::::..＼|:::::::::..＼|:::::::..＼＿／::,! !,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,! !,:::::::_;;;;;;＿__;;;;＿＿＿;;;;;;:::::| !,:::｢ ／.＿|乂Ｘ／ ヽ |::::| ｣:::| | | ・ i f´./ | |::::j 、 r⌒i | ￣| | / /. |f┐| | f´'i ヽ＿__|,,⊥＿_ノ j´`'／ ヽ／ `ー´ く／ ∠＿＿＿＿＿＿＿＿＿二} ` ､_ ＿,,,一'′ ￣￣￣￣ …ただ、やはりAAの少なさから抜擢は断念。 . ＿＿_ (X.)-Ｙ)' 結局、AAが豊富なのび太の採用とあいなりました。 Ｌ. /7 相棒のカズドラとの相性も併せて、個人的には満足していますが… ″ｙ'/ ＿Ｍ＿＿＿＿＿ ＿＿----─/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ／￣￣￣／ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ //:::::::/￣￣ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |||￣￣ ＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ||| || /:::::::::::::|||::::::::::::::::::::::::::::::::| ゝ──⊂⊃ ＿＿∩､ ＼:::::::::::|||:::::::::::::::::::::::::::::::::| 「こんなの、わたしの龍ちゃんじゃない！」 ∪ ￣￣￣じ::::::::::||::::::::::::::::::::::::::::::::::| っていう人もいるかもしれないので、今のうちに謝っておきます。 じ::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| /:::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ＼:::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| どうも、すみませんでした。 |::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| .|:::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ＿＿＿ / ＿＿＿_ヽ |/ ''' ヽ l ||-（ ）-（ ） ただ、マストラ=のびドラコンビの配役には、自分は大変救われました。 | ‘‘ l 二人をからませるだけで勝手に話が出来ていくんですから。 | ＿＿＿ヽ ／ ＼ LLl ＼ ヽ ／ ＿＿_ (X.)-Ｙ)' 今後もいろいろとお腹立ちの部分が出てくるとは思いますが… Ｌ. /7 プレッシャーに弱い毛根を持つ>>1太郎のために、ぬるく見てやってもらえると幸いです。 ″ｙ'/ 【 幕間 終わり 】 次回投下は、今週金曜日予定です。 のびドラは確かにいいコンビだと思います のび太とドラのコンビはいい味だしてるしd(≧∀＜**)Good!! 次回も楽しみに待ってます。 そういってもらえると救われます；； 今後ともぬるくお付き合いください～
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スネちゃまェ……。
[ 2017/08/28 15:28 ]
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